緑ネット編集ノートも終刊
「想秋の昴よ」いつかまた
昨日の30日、「緑ネット・終刊号」の印刷は、最終号ということで少し多めの200部を印刷して発送した。一区切りをつけて感慨深いものがあった。
これに関連して、今日付で、これも最終となる「緑ネット編集ノート・第16号」を発信したが、以下のような点に触れている。
・・・この先どうするかについては、「C&Lリンクス愛知」を復刊させるなど、既に一部について着手したが、さらに推敲を重ねたい。もっとも、地域の運動に関わる直接的な“義務感”を背負う積りはなく、世代をつなぐ「人類史が終焉を迎えない限り、私たちも時代の連鎖の一つの玉(ぎょく)であり」(「緑ネット」最終ページのあいさつ)の気持ちからのものだ。
また、この「緑ネット・終刊号」の巻頭詩「想秋の昴(そうしゅうのすばる)」については、いずれ「雑談の櫂」の「作詩のころ、こころ」で紹介するが、こんな風に書き添えている。
「想秋の意味は、『秋を想う』そのものであるが、『秋=とき』と読みかえることによって十年(とおとせ)の歳月に思いを馳せたものである。また、『昴』は牡牛座の七つからなる連星。そこから『つながる』という意味を見出したのは“幸運 ”であった、と書いている。つまり「惜別」の詩でもある。
話は全く変わるが、続いて「緑ネット編集ノート」で以下のことも書いた。即ち、
2008年の秋口に、名古屋からロシアへの友好親善訪問の企画があると聞いていて、関心をそそられている。私のような者でも随行が可能ならご一緒させて欲しいと思い、この10月から積み立てを始めた。
そして、ロシア関連の書物を読み始めた。その手始めが、このブログで紹介した小島襄著「日露戦争」(1900年文芸春秋)で、他に買っておきながら書棚に飾ってあった、松田道雄著「ドキュメント現代史・ロシア革命」(1972年平凡社)と、司馬遼太郎著「ロシアについて-北方の原型」(1986年文芸春秋)をとりあえず読もうと思っている。更に、毎日新聞の連載小説「斜陽に立つ」(古川 薫)と「許されざるもの」(辻原 登)を読んでいる。
この時期、なぜロシアに関心が行っているかというと、今は漠然としているのだが、一つは、安倍元首相流に言えば「戦後レジーム」は、日本の社会が、一方で平和憲法を基軸とし、他方「アメリカに追随」したという二つで構成されてきたと思われ、そこで、「戦後レジームからの脱却」をめざした日本ではなく、「戦後レジームを推進」するという対抗軸を立て、同時に「対米協調」「日米同盟」と「アジアシフト」を両立させる方途もあるのではないか、と考えるのだ。これは「第三の社会(制度)論」の考察に通ずると思っている。
となると、第一には朝鮮半島(韓国・共和国)、第二に中国との関係を考えることになる。そして次にどうしても「ではロシアは、どんなアジア政策を持っているのであろうか」という視点にたどり着く。そうなると、二十世紀初頭のロシアの南進政策を、もう一度見ておく必要がありそうな気がして、幕末から明治の時代の歴史に興味をもつ私にとっては、どうしても引き寄せられるわけだ。これに付加するならば、千島列島の領土問題の考察にも行きつくに違いないと思っている。
もう一つは、「第二次冷戦時代」または「世界3極時代もしくは5極時代」の到来を予感するからでもある。その分析というか、論理は未構築だから、単にアテズッポウに過ぎないが、とにかく、アメリカに較べ、私(たち)はあまりにロシアを知らな過ぎる、という自覚からことが発しているのは確かだ。
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