2017年11月14日 (火)

ピースサイクル2017全国会議(3)

 

2018年のピースサイクルの企画
 全国会議の2日目は、「持続可能なピースサイクル運動に向けて、33年目のピースサイクル運動の課題は何か」であり、前段は私たちを取り巻く「情勢」とその「課題」についてであった。
1)「戦争する国」NO!戦争法廃止、改憲阻止のために総選挙での経験を踏まえ、改憲発議をさせない闘い、国民投票で勝ち抜ける闘いのために3000万署名運動に積極的に関わっていく、としている。この3000万人署名については、これまでのような集会や仲間内での署名ではとても集約出来るものではなく、「戸別訪問」が外せないとし、その有効な方法の例なども出された。
2)脱原発・エネルギー政策の転換をめざす運動を継続させる。再稼働を認めない運動、フクイチ被害者救済、子どもを守る運動、電力の「地産地消」運動など。
3)沖縄県民と連携し、新基地は作らせない闘い、オスプレイ反対運動の全国化に努力。高江と辺野古の新基地はいらない。脱原発運動と連携させた全国運動に参加。
4)反貧困・排外主義反対と結合された平和運動の構築をめざす闘いへ参加。「北朝鮮・中国脅威論」を煽った排外主義の政策・運動、ヘイトスピーチ、軍隊慰安婦問題などがそれだ。
 以上、現在の課題が網羅されているが、これらの諸課題は、地域の状況に沿った「協働・共闘」が欠かせない。また「ピースサイクル」のカラーを出していく工夫も求められる。
 そしてさらにピースサイクルとしての具体的な取り組みも提起されているが、「参加者拡大のための工夫をし、若い世代が参加する取り組みを通じて持続可能なピースサイク運動をめざす」ことが第一義としてある。
 そして、あえて愛知の事情から問題提起するなら、7月の「本走」は、参加者の多少はあるとしても、それなりにつなぐことはできるだろう。現実的にはそれが精一杯といえなくもない。その他の諸課題は、ピースサイクルとして体現しなくても地域の運動に参加することで「大儀」を果たすことはできる。これが現状だ。だからそこからもう一歩踏み出すとしたら、「組織的な運営」を創り出すことではないだろうか。組織的な運営とは、例えばピースサイクル全国事務局が機能しているそのものが地域・地区にも存在する言うことである。人がいて、必要最小限の資金を用意し、協議の場を設け、情報発信の手段と回路(配信先)を持つことだといえよう。
 こうした考え、方法論は極めて原則的な手段であるから、「ピースサイクル運動」の趣旨や運営方法として最善かどうかは現状と照合するしかない、と会議の中で考えていた。そこで各地からの意見、経験談などから、実現性の高いものを拾ってみた。7つほど上げてみたがここでは省略する。
 最後に2018年の取り組み関する具体的な事項として「リーフレット(全国マップ)」の作成を1月末として、12月15日までに意見と変更を連絡する。「国会ピースサイクル」を5月18日に行う。「沖縄」「長崎「六ヶ所」のピースサイクルと広島の到着集会は2018年も実施する。分担金はこれまで通り。新たな幟の作成(どんな運動にも共用できる仕様のもの)を担当者と共に確認。ピースサイクル冬用のTシャツの見本を大分が担当。伊方原発(四国電力)反対全国集会(1月20日開催予定)に結集を。全国ネットの事務局は引き続き首都圏5ネットで担う。2018年の全国会議は11月17日(土)、18日(日)に開催する、などを確認して終えた。

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2017年11月13日 (月)

ピースサイクル2017全国会議(2)

 特別講演 元・公安調査庁職員のお話
 第1日目の前半で各地の報告、衆院総選挙の報告を終え、夕食後の後半は、特別講演「元・公安調査庁職員のお話」ということで、ミカイール西道弘さん(日本人ムスリム、元・公安調査官)が、1時間余り話をされた。
 話を聴く前に気がかりだったのが、公安調査官という立場上の「守秘義務」についてであった。どうやらこれは杞憂のようであった。2017年7月のサンデー毎日には、青木理氏のインタビュー記事「ベテラン元公安調査官が明かした“謀略工作”の真実」で、実名告発しており、同年9月の週刊金曜日のインタビュー記事でも「日本の情報機関の情報は米国に提供されていた可能性がある」と題する記事が2ページに亘って掲載されていたからだ。本人曰く“今のところ告訴、訴追はされていない”とのことだった。
 実は、西さんの話の声が小さく、一番遠距離に居た私は殆ど聞き取れなかったので、内容は殆どメモできなかった。ただ公安調査庁は、警察の公安組織とどういう関係にあるのか知りたかったので質問したところ、全く別組織であり、法務局の外局に当たるのだという。従って警察のような「逮捕権、調査権」は持っていないのだそうだ。
 そもそもこの官庁は1952年に施行された、いわゆる「破防法」に該当する団体の調査が始まりだという。私など県警の公安刑事をイメージしていたので、いきおい「特高警察」に近いものを持っていた。しかし実態は共産党の監視・調査、オーム真理教などが主でそれも「私立探偵」か「行動調査会社」の類かと思えてしまうもののようだった。
 しかし、私はまだそれを信じていない、というよりこの先、「共謀罪」「盗聴法」などの法整備が進んでいるので、改めて「公安調査庁」が見直され、強化されるのではないかと思っている。また例えば週刊金曜日の記事には(公安調査庁は)・・・一応情報機関の世界では「北朝鮮情報では光るものがある」という評価をされているらしいのである。とすれば「テロ対策」という領域での職務・活動範囲は広いから、これまで「盲腸官庁」といわれリストラの対象にすらなっていたらしいが、急浮上することもないとは言えない。いやあっても公にされない可能性がある。何せ「秘密警察」かもしれないのだから。
 どこかで「公安調査員に逮捕権、調査権付与」という法改正の記事が載ったときそれは、その始まりであろう。
(続く)

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ピースサイクル2017全国会議(1)

 各地の取り組み、衆院総選挙報告
 ピースサイクル運動の2017年の取り組みの総括と2018年の取り組みを話し合う、全国会議が東京で開かれ、大分、広島、大阪、愛知、新潟、長野、神奈川、東京、埼玉、千葉そしてタンポポ舎からの参加で開かれた。
 1日目の前半は、各地の「本走(本番のリレー)」の取り組みの報告と「集結地」の取り組み、「台湾ピース」と先の衆議院総選挙の状況報告などを出し合った。
 まず、各地の取り組みでメモした主なものだけを拾い上げると、大阪では、「本走」以外に「しまなみピースサイクル」を実施したところ、自転車好きが集まったとのこと。(愛知では“ミニピース”といって、取り組んだ時期があった)一方本走で中学生が転倒して骨折事故が起きたことが報告された。治療費などは保険で対応するなど適切に対応したとのことだったが、全国事務局への報告はなかった。7月に1件の骨折事故があり、これは今までなかった状況であり各地区への「注意喚起」になったと思う。
 昨年の段階で実施すら危ぶまれた「長崎ピースサイクル」は、「集結地の取り組み」と称する、全国からの参加を呼びかける「特化」された取り組みによって実施され、その結果8月9日(長崎原爆の日)には、全国最大規模の「自転車13台」で走り抜いたとのこと。他県からの参加あり、ということで地元は奮起したのであろう。
 この「集結地の取り組み」には、終着地の「広島到着集会」と6月の「沖縄ピースサイクル」8月の「六ヶ所ピースサイクル」がある。「台湾ピースサイクル」特別企画である。
 広島の8月6日は、ここ数年程前から「ヒロシマ祈りの場・原爆ドーム」前が「在特会(10数人とのと)」などの右翼系団体に占有占拠され空白地帯ができ、それを県警が取り囲むという異様な事態となっているとのこと。つまりピースサイクル隊も、一般市民もドームに近寄れないというのである。
 沖縄ピースサイクルは、昨年とほぼ同様の取り組みがなされた一方、「六ヶ所ピースサイクル」では、参加者の減少が目立ったという。首都圏からのツアー参加、函館からの参加がなかったからだろう。茨城県・東海村から津軽海峡を望む大間経由青森県庁まで(途中車移動もあるが)を走り抜くのは容易ではないが、最後の「六ヶ所村、日本原燃、青森県庁」訪問と、核燃関係の視察訪問などの三日間だけの参加も意義深いものがある。
 尚、特別企画の2回目の「台湾ピースサイクル」の報告もあり、主に南部地域を走って、昨年よりさらに充実したものとなったこと、2年後の2019年に3回目を実施するとし、それで台湾本島を一周することになるということだった。
 愛知からは、ちょっと寂しくも感じたが実態であるから、MLと文書報告した以上の特段の報告はないとした。
                  ◇
 多分32年目のピースサイクルにおいては初めてではないかと思ったが、部分的ではなく、衆議院総選挙の各地の状況を出し合った。事務局からは新潟と愛知が最初に指名された。新潟は、東電柏崎刈羽原発の地であり泉田知事の退任と自民党からの立候補という話題性からであった。結果は、全6区中自民党は、泉田を含む2名、立憲民主1名、無所属3名の当選となった。かつての田中角栄の圧倒的保守基盤だった新潟であったが、「原発」を機にこのように変化してきたといえる。
 愛知の報告の詳細は省くが①全15区中自民8名、非自民系7名(前回と同じ)であり、立憲民主は1,3,5区で公認3名中2名当選、1名比例復活、②連合愛知は7区を除く14区で立憲、希望、民進党系無所属候補を支援。③7区の山尾志桜里の選挙運動について。④「市民連合」「市民と野党をつなぐ会」の運動。⑤社民党唯一の候補の6区について、⑥民進党の代表に参院愛知選挙区選出の大塚耕平が就任したことと、県議3名が立憲民主党に入党したこと、などを報告した。
 共同代表の吉野信次氏の千葉の状況も詳しく報告されたが、市民連合の奮闘にも拘わらず、4区の野田佳彦(無所属)以外の12区で自民党が議席を奪った。比例復活は立憲民主が3名、希望が2名であった。
 神奈川、長野、大阪、大分からも報告があったが、広島の報告の中で、隣県の山口県は「国会議員から地方議員まで安倍一色、アベ一族占められている」には、思わずため息が出た。
 ここでは何がしかの決定とか確認はされないが、「立憲主義の政党が、大きくなっていくことが期待される」といったようなことは了解されたと思う。また、「社民党」に心寄せる人が意外にいると知った。
 こういう話題もあろうかと私は、ブログに連載した「衆議院総選挙2017・秋の陣」の告示前までの「C&Lリンクス愛知・第78号」と、告示後から投開票日までの報告の第79号を持参したのだった。ブログはそこそこ読まれているようだった。
 この日の会議終了後の懇親会でも、総選挙の話は続き、部屋に戻ってからもさらに続いて日付が変わってしまった。
(続く)

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2017年11月10日 (金)

ピースサイクル全国会議へ

 愛知からの報告を携えて
 明日11日の午後から、12日の午前中にかけて、東京飯田橋でピースサイクル全国会議が開かれる。今年もまた、この東海ブロックからからは、私一人の参加となりそうだ。
 愛知からは「PC2017愛知の報告集」をもっていくが、他に「リンクス愛知・第78、79号」も持っていくことにした。議題の一部に総選挙に関するものがあるからだ。また地域の労働運動の一部も付随的に紹介するために「ACTION REPORT・第25号」も持っていく。「結」が手元にないからこれは外した。
 それにしても、例年なら11月の初めには届いていた「議案書」が、今年に限って今日になってようやくメールで届いた。プリントアウトして、電車の中で読むつもりだ。分担した原稿集約が遅れたか、総選挙の影響もあったかもしれない。
 また、上京を機に「東京巡り」をすることが常であったが、今年は、前後に予定があって諦めた。まだ足腰はそれほど弱っていないので、2度目の「高尾山」も計画していたが、断念やむなし。12日の午後の2~3時間をどうするか思案中。

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2017年10月26日 (木)

ピースサイクル報告集できる

 後継者に伝えたいと思うのだが
 ピースサイクル運動が続いて今年で32年、愛知の場合は29年であるが、その報告書の完成を急いでいたが、今日印刷とセット作業を終えた。全24頁。
 ピースサイクル2017年を振り返り、2018年に向けてのスタートとなる全国会議は、11月11日~12日に東京で開かれる。それまでにはまだ2週間あると言うものの日程がたて込んでいて、“その気”になった時に一気呵成で取り組まないと後が大変。
 項目的には毎年ほぼ同じで、今年も、街宣車から訴えたこと/広島平和宣言2017全文/長崎平和宣言2017全文/ピースサイクル2017・愛知-豊橋から小牧基地までのルポ・タイムスケジュール/豊田市長への支援要請と申し入れ/日進市長へ、ピースサイクル愛知からの申し入れ&日進市長からの広島・長崎両市長宛ての、非核・平和へのメッセージ/名古屋市長への、要請と要望について/愛知県知事への、要請と要望について/中部電力への申し入れ/陸自豊川駐屯地司令への申し入れ/空自小牧基地司令への申し入れと要望/沖縄県知事宛て、沖縄へのメッセージ、/青森県知事への愛知からの要請/六ヶ所村村長への愛知からの要請/日本原燃社長への愛知からの要請/六ヶ所ピースサイクル参加の仲間への、愛知からの応援メッセージ/ピースサイクル2017フォト集 以上である。
 そして、全国会議が終わった後に、会議の報告と一緒に、自治体からの回答文書、愛知の走行キ記録などの「資料集」の作成を予定している。24~28ページになる予定だ。
 こうしてみんなで汗をかいた記録をまとめて全国の仲間と共有し、保存し、地域の後継者に伝えたいと思うのだが、現実は、その後継者たる“次世代”が育っていないのは、何とも寂しい限りだ。

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2017年9月30日 (土)

PCは、この衆院選挙にどう関わるか

  MLで投稿の活発化を期待する
 昨夜は、中学の同級生4人が来宅して、夜遅くまで雑談に加えて、政治の話もちょっぴり出された。“聞きたいことがある”と問われたのも初めてかな。
 「古希+3」という年齢と、日ごろ政治に関わることは少ない同級生たちではあるが、私の活動や政治的立場については熟知しているはずだから、28日のブログで書いた内容も、遠慮なく話すことができた。
 そして今日になって、ピースサイクル(PC)のメーリングリスト(ML)管理者から、同文の投稿を要請された。PCのMLは二つあって、一つはPC全国運動の事務局が管理するもの、もう一つは、有志が立ち上げたもので、今回は後者からのものである。そこで本文は少し手を加えたが、こんな前文を書いて送った。
  ピースサイクルMLのみなさまへ
  私(たち)は、衆議院解散総選挙そして民進党の解体、希望の党への「合流(被吸収)」と、状況が刻々と変化していく“奇妙な”状況の中にいる気がします。この“奇妙な”の意味は、世代的に言えば、あの想像上の暗い陰を伴った“戦争前夜”とはどんなものだったのかと、いま私(たち)が眼前で見ているものとが同質のものと解釈していいのか、それとも、少なくとも「平和憲法」を維持している現状は、戦前のそれとはまったく違うものだ、なぜなら、私(たち)は、言論の自由を奪われもしていないし、手放してもいない。“安倍打倒の闘いの中”にいるではありませんか。 
  この二つが私の中で時々交錯しますので“奇妙な”状況感を覚えるのです。そんな気持ちの中で去る28日深夜に以下の一文をブログにアップしました。先にピースサイクル事務局にも投稿したものですが、多少手を加えてこのML投稿します。みなさんは、どのように向かい合うお積りでしょうか。
  民進党・前原代表の言動に私も一瞬戸惑いましたが、「無党派市民」には、すぐバランスを取り戻せる“気楽さ”があります(私の場合)。それですぐに、それに関するブログを書きあげてアップしました。結論的には、今は「希望の党」に何かを期待する、しないという論考より、愛知3区の近藤昭一(民進)を当選させることが「安倍退陣」につながるという、単純なものです。

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2017年8月21日 (月)

六ヶ所ピースサイクル・要請書

 青森県知事、六ヶ所村長、日本原燃社長へ
 ピースサイクル2017の締めくくりとなる「六ヶ所ピースサイクル」は、去る18日に茨城県・東海村を出発して、いわき市・郡山市・福島市・仙台市・一関市・盛岡市・八戸市を経て、25日に六ヶ所村に到着する予定で、今朝は福島を出発しているはずだ。またもう一つのルート北海道からの「函館~フェリー~大間~関根浜」を経て六ヶ所で合流するチームは、25日の朝、函館を出発し大間で本隊と合流する予定である。
 26日からは、関東などからの「伴走・支援チーム」と地元のみなさんとが合流して、交流しながら「再処理工場など核施設抗議行動」「大間原子力発電所建設反対・現地視察」「六ヶ所村、日本原燃・青森県」それぞれへの申し入れ行動が取り組まれる。
 それに伴って、「六ヶ所村、日本原燃・青森県」への、全国各地からの申し入れ書、要請文の寄稿要請が発せられていた。そこで愛知としては、先に「六ヶ所ピースの仲間へ」のメッセージを送ったが、今日付で、「六ヶ所村長、日本原燃社長・青森県知事」へ要請文を責任者宛てに送った。
 文案は、昨年と大意は変わらないが、東海・愛知の状況と7月の核兵器禁止条約の採択にも触れた内容であった。その一部は、後日紹介したい。
 これをもって「PC2017」の一連の行動を終えることになる。今後は、11月の「全国総括会議&2018PC」に向けた報告書の作成に取り掛かり、その追加愛知版の作成は、「ピースサイクル2018」の出発になる予定だ。
 今後については、自身の役割を考えながら、少し時間をかけて構想を練りたい。

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2017年8月 9日 (水)

72回目の長崎原爆忌

 ピースサイクルの仲間も参加
 10時前、この稿を書き始めたが、長崎に原爆が投下された午前11時2分までに書き終え、この地から黙祷をささげたいと思う。
 原爆忌のこの日の式典は、正式には「被爆72周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」という。沖縄でもそうであるが、あたりまえかもしれないが私には「祈念式典」を「記念式典」と表記しないところに何か深いものを感じるのである。例えば「記念」はワンポイント、一過性で、「祈念」は日常的、永続的というように。
 例年、11時2分に長崎の鐘やサイレンを鳴らし、式典会場のみならず、家庭、職場で原爆死没者の冥福と恒久平和の実現を祈り、1分間の黙祷が行われるとのこと。そのあと式典では、長崎市長が平和宣言、平和への誓いを行うのが通例とされている。ここでも、心にもない安倍の追悼の言葉よりも、田上市長の「長崎平和宣言」に注目したい。今年の場合やはり、国連で賛成122という圧倒的な数で採択された「核兵器禁止条約」への言及と、あまりに政治的過ぎるから控えられるであろうけれども「北朝鮮の核」とアメリカの「先制攻撃」の可能性。つまり、状況がどうであれ、どんな脅威が迫り、平和が脅かされようとも、絶対悪の「核の使用」は認めないという宣言である。そこには、「北朝鮮」の「軍事的な、核の脅しには核で応える」という反論も認められないという論理があり、日本政府の「北朝鮮の核の脅威論」は、「中国、ロシア、アメリカ」などにも向けられるべきものと考えるのである。

 さて、一昨日佐賀県玄海町を出発したピースサイクル「ナガサキ行動」は、「玄海エネルギーパーク」で申し入れ、伊万里を経由して佐世保に入ったと思われる。翌8日は、佐世保市を発って、川棚町・大村市を経由して長崎に到着し、その後、午後6時開始の「第21回 8・8平和を考える長崎集会」に参加することになっていたが、どうなったであろうか。
  そして今日は、早朝からの平和行動が予定されていて、午前7時半から「長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会」に参加し、9時から長崎原爆資料館で長崎市長への平和メッセージを手渡すことになっている。さらに10時からピースウィーク市民集会へ参加するとし、11時2分の黙祷を含めて、11時30分頃に「ナガサキ行動」を終えることになっている。「黙祷」の場所はどのあたりであろうか。市民集会のプログラムに入っているのだろうか。
  間もなく11時2分、この稿を書き込んで私の「追悼」としたい。

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2017年8月 6日 (日)

広島原爆忌(2)

 ヒロシマ行動2017
 私の中に「広島・長崎=原爆=反戦・反核」が根付いている根拠に、1960年代後半から70年代の20代の「好奇心=学習」で、「憲法・安保・自衛隊=核兵器」がある一方、40代半ばから取り組んだ「ピースサイクル運動」が根付かせたと思っている。
 2017ピースサイクルの予定では、7月19日に東京を発って、東海道、山陽道をリレーしたピースサイクルは昨夕、広島入りしたはずだ。そして「8・6ヒロシマ平和へのつどい2017~憲法破壊と腐敗の政治=安倍政権を根っこから打倒しよう!~」の取り組みがあって、6日の今日、午前7時から「市民による平和宣言2017」を朝日新聞に掲載した「ストップ改憲新聞意見広告」をチラシにしたカラー版を朝7時から原爆ドーム前で配布し、同45分から「グラウンド・ゼロのつどい(原爆ドーム前)」、8時15分から「追悼のダイ・イン(原爆ドーム前)」、同8時30分から「戦争させない!9条壊すな!核廃絶!8・6ヒロシマ・デモ(原爆ドーム前~中国電力本社)」さらに9時30分から10時30分まで「中国電力本社前・脱原発座り込み行動」と一連の行動が、「記念式典」と同時進行していく。この稿が書き終わるころ、「ヒロシマ行動2017」も、一段落することだろう。
 この日に思いをいたし心に刻み重ねて、1990年代のいつだったか、一連の行動に私も一度参加したが、近い将来、もう一度参加したいと思った今朝だった。


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2017年8月 5日 (土)

広島原爆忌(1)

  松井市長への平和メッセージ
 ピースサイクル東海道・山陽道のリレーは、今日の夕刻広島に到着し、「ヒロシマ行動2017」前夜の集いに合流したことだろう。
 ピースサイクル愛知としての松井広島市長宛の「平和メッセージ」は、日進市長からのものと共に、8月2日付で、広島ネットを通じて既に送り届けた。その内容は以下の通りである。

    ピースサイクル愛知からのメッセージ
  忌まわしくも忘れ難き「戦禍・戦災・被曝・敗戦」の、72年目の日本の夏がやってきました。
  戦争なき平和な社会の中で生きることとそのための努力を惜しまないこと、そして、かつてそのような渦中に巻き込まれて多くの人の命が奪われ、傷ついたことを忘れてはなりません。とりわけ広島、長崎の原爆の被災・被爆と、住民を巻き込み戦場と化した沖縄の悲惨な歴史を忘れてはなりません。繰り返してはなりません。
  私たちは、このような思いを込め、「非戦と平和」「全ての核の廃絶」を背負い、訴えて全国の仲間と共に、「ピースサイクル」運動を続けております。今年で32年目を迎えました。
  この自転車リレーの「平和のメッセンジャー」たちが7月19日に東京を発ち、神奈川県、静岡県を経て、26日から28日にかけて私たち愛知の仲間がつないで岐阜県にリレーし、8月5日には広島に到着し、この「平和メッセージ」をお届けします。
                                     ◇
  8月6日を迎えるにあたり私たちは、「原爆の日(原爆忌)」の記念式典で貴職が読み上げる「広島平和宣言」に注目しています。それは広島県民のみならず、広く私たち「被爆国日本、日本人」の、平和と核兵廃絶の希求、その決意を示すものであり、世界へ発信するものになるからです。
  そんな時、7月7日、ニューヨークの国連本部で行われていました核兵器禁止条約制定交渉会議で「核兵器禁止条約案」が、国連加盟国中120ヵ国以上の参加で賛成122という圧倒的な数で採択されました。ある意味では画期的であり、私たちの悲願の成就でもありました。しかしながら残念なことに、世界で唯一の被爆国であり、核保有国と非保有国の橋渡し役を求められていた日本はこの会議に不参加を表明してしまいました。
  報道によりますと、被爆者の代表として国連で演説を行った日本原水爆被害者団体協議会の藤森俊希事務局次長は「日本政府はこれまで唯一の戦争被爆国という枕言葉をよく使ってきたが、その唯一の戦争被爆国は私たち被爆者が期待することと全く逆のことをしており、賛同できるものではない・・・」と語りました。
  このような日本政府の態度に残念・遺憾を越えて“怒りすら”覚えます。それでも私たちは、ここで落胆し諦めるわけにはいきません。貴職が、加盟都市6,700を超えた平和首長会議の会長として「強い怒り(抗議)と更なる核廃絶の決意」を日本政府にぶっつけ、世界に示してほしいと願うものです。
                                    ◇
  さて私たちの求める「全ての核の廃絶」は、「核兵器」はもちろんですが、「原子力(核)発電」も含まれます。あの2011年3月11日の、東日本大震災、東京電力・福島第1原子力発電所の事故(震災・人災)から6年と4か月余が経とうとしていますが未だ収束(終息)の見通しは立っていません。いまさらに原発事故の深刻さに驚愕してしまいます。そしてそれは、広島、長崎の原爆・被曝が重なってしまうのです。
  世界から「核の脅威」から解き放たれるためには、核兵器に使われるプルトニウムを生み出す原発をなくすことが欠かせません。その意味からも原発を含めた「すべての核」の廃絶こそ、「原爆許すまじ」に繋がっていくものと確信しております。どうぞ、「原発ゼロ」に力をお貸しください。
  ピースサイクル全国運動は、「沖縄ピースサイクル」が、6月20日から23日の「沖縄慰霊の日」に向けて取り組まれました。また8月7日から佐賀県玄海町(九電・玄海原発)を出発し9日に到着する「ピースサイクル・ナガサキ行動」、そして8月18日からは「青森県・六ヶ所ピースサイクル」の取り組みがはじまることをお伝えいたします。
  最後に、貴職のますますのご活躍と、非核・平和への取り組みを期待しております。

                                2017年8月2日
                           ピースサイクル愛知

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