2019年10月18日 (金)

市民と野党の本気の共闘について

   中山 均新潟市議(緑の党共同代表)講演会
   「みんなが主人公の政治をつくる市民アクション@愛知3区」と「市民と野党をつなぐ会@愛知 」の共催で、「市民と野党の本気の共闘」についての講演会があり、50人余りが参加した。
 講演は中山 均新潟市議(西区・4期)で、彼は、学生時代から市民活動、さまざまな社会活動に参加。市会議員となってからは幅広い分野で市政に取り組み、全国の市民派議員と連携し、原発問題や避難者支援、平和問題などに取り組み、超党派の自治体議員連盟で共同代表や幹事を務める。「緑の党 グリーンズジャパン」共同代表。
 この日の講演は去る7月の参院選挙・新潟選挙区における、自民党有力候補を打ち破った「打越さく良選挙(無所属・立憲民主党)の、主として「市民と野党の共闘」の内実を「本気の共闘-信頼関係の構築」という視点から語った。ちなみに中山さんは、選対の事務局次長であったが、野党各党と時には連合新潟と市民グループの“結びめ”の重要な役割を担った。
 話は、参院選挙に至るまでの「前史」即ち、一般的に「保守基盤」といわれ農漁村、“裏日本”とさえ言われる県の一つ新潟で、どのような経過があったのか、そして2015年の安保法制の闘いを契機とする「野党共闘」による一連の衆院選挙、さらに知事選挙などで積み上げてきたその到達点が、7月の参院選挙、打越さく良さん当選であった。
 この講演で私が注目したことの一つは、市民と野党を共闘の“結びめ”となる人・団体の存在である。今回の選挙では「市民連合」と中山均さんということなるが、この愛知ではどうであろうか。私の記憶では、1999年と2007年の知事選挙で、共産党との“結びめ”となった人物をその成否は別にして挙げることができる。
 次に、労働団体「連合」との関係である。いうまでもなく「連合」は、共産党と明確に一線を画している。野党が共闘して自公と対決するには、共産党を外すわけにいかないが、それでは「連合」がいい顔をしない(同席しない)、場合によっては与党に組みしかねない。それをどう「調整」するか、中山さんらはそれをさばいたのである。
 とはいえ、それを愛知に置き換えた場合、成立するだろうか。「市民と野党の共闘」を追求していく限り、ついて回る課題である。「連合愛知」をトヨタ労連と中電労組が牛耳っている限り、立憲民主党と国民民主党の合流はかなり難しいといえる。もっと言えば、愛知における衆参両選挙での「野党共闘」は、「選挙に行こう」「与党候補を落選させよう」というレベルにとどまるのではないか。それでも「野党共闘」を進めていこうとするなら、知事選挙、名古屋市長選挙で、有力な「市民派候補」を擁立して各党に支援・共闘を呼び掛ける、ここから積み上げていくことが一つの道ではなかろうか。
   次の衆院選挙で与党候補に対抗する「野党統一候補」も「政党の論理」を超えなければならない。現在の選挙制度のもとでは、たとえ小選挙区で党自前の候補者を降ろしたいと思っても、比例区に集票できる保証というか戦略が立てられない限り「政党の論理」は越えられないだろう。あるいは現在与党が占めている選挙区一つ、二つを「市民派無所属」が受け持つ、候補者を擁立する戦略が必要であろう。そしてあいちトリエンナーレでの河村市長の言動で“化けの皮”がはがれた。2021年の名古屋市長選挙はいい機会でなかろうか。

 

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2019年9月19日 (木)

安保法から4年の集会とデモ

   狼煙(のろし)を上げ続けよう!
   この日の午後私は、第2名古屋日赤病院(昭和区・八事)にいた。
   とはいっても、診察に来たのでもなく、どなたかの病気見舞いに来たわけでもない。病院のロビーで絵画の展示、知人のHさんの個展があったので覗いたのだった。
   観終えて、夕刻の集会までに時間があったので、地下鉄の一駅を歩いた。「八事駅」の近くには中京大学があるが、その前を通りながら、“もし自分が大学に行っていたら、どんな学生生活を送っていただろうか”と思ってみたものの、すぐに打ち消した。私に学問は似合わない、勉強が好きなタイプではないとこの歳になって結論を出しているからだ。ただ「ゼミ」には興味を持ったかもしれない、内容はともかく。
   軽く夕食をとって午後6時、名古屋・栄、久屋大通公園の久屋広場で開かれた「戦争法は廃止!日韓の『憎しみより友好を!』安倍政権の改憲NO!」の「9・19集会・デモ」に参加した。
   前日、共同代表の中谷雄二弁護士から「・・・明日は、2015年9月19日に強行成立させられた戦争法(安保法制)の成立から4周年です。愛知でも安保法制違憲訴訟が闘われていますが、是非、集会に集まり、戦争法廃止の声をデモで訴えましょう!・・・」というメールが流れたようだが、この日参集したのは主催者発表で400人余り、ひところに較べ半減以下だった。それは気にはなったが、少数であれ、継続的に安保法そしてアベ政治を「認めない、許さない、見過ごさない!」の狼煙を上げ続けることが大事なのだと思う。時来たらば人々は動き出す。そこにこそ受け継がれた狼煙の価値があるといえるのではないか。狼煙を消してはならない。
   集会は、共同行動共同代表の長峯信彦さん(愛知大学教授)の主催者挨拶、スピーチは、安倍改憲の現段階などを愛敬浩二さん( 名古屋大学院教授 )、日韓問題に関して高橋 信さん(名古屋三菱朝鮮勤労女子挺身隊訴訟)が行い、締めの挨拶に共同行動共同代表の中谷雄二さんが行った。
   暑さは和らぎ、心地よいほどのデモで、久しぶりに声を張り上げることができた。
   「秋の闘い」の初日、この日1万3千歩をカウントした。

 

 

 

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2019年8月10日 (土)

参院選2019を振り返る

 地域の市民運動・政治活動の場合
 去る7日に「市民と野党をつなぐ会愛知全体会議」が開かれ、参院選の取り組みの、いわば総括会議は開かれ、その報告書が夜遅く届いていた。それはその日の午後の立憲民主党愛知3区総支部の反省会の後になった。
 報告書は経過、小選挙区の各区のからの活動報告、今後について、まとめについてなど丁寧なものであった。私はこの運動の「呼びかけられる側」の政党に居たので、この運動には参加してこなかった。しかし3年前に「あいちキャラバン」を提起して19日間愛知県下を「野党の共闘」「選挙に行こう」「落選運動」で駆け巡ったことを考えると、その経験を生かすことを伝える意味では、末席にでもいたほうが良かったかな、と思わないでもなかった。
 例えば、この運動では東三河の14区、15区が空白のままであった。「あいちキャラバン」では逆に、豊橋を中心とした運動は尾張・名古屋を超えるものを展開した。この人たち、グループはこの運動に参加していなかったということになる。
 そのように考えると、この運動の中心メンバーに「あいちキャラバン」運動に参加していた人も多くおられ、その人たちから「あいちキャラバン」運動の経験が切り出されてもよかったのではないか、だがそれが全く見られなかったということは、前回の「あいちキャラバン」の運動とは全く立ち位置が違う、運動の在り方が違うということであったのかなと思われ、やはり関心を寄せても見守るだけ、それでよかったのかなと思わないでもない。
 報告書のまとめでは、「市民連合@愛知と共催して、愛知県連レベルではなく山本太郎を含む立憲野党本部から呼んで、衆院選に向けた野党共闘をどうつくるかの公開討論シンポを早々に企画しよう。」と書かれていた。
 この一文を読んだ時私は、この運動の主体は何だろう、この運動が「功を奏した形」とはどんなものだろう、この運動が持続していくには何が必要だろうか。そのように考え、では「政党の側」は、このような地域の「市民的政治運動(無党派市民の政治活動)」とどう向き合うのか、どう議論を交わしていけばいいのか、どう共に歩むことができるのか、最終的にめざすものは何かを共有できるのか、などが思い浮かんだ。
 さらに「山本太郎を含む立憲野党」と言い切っているが、「令和新選組、山本太郎」の評価をしたうえでのことなのだろうか、これは立憲民主党の中でも議論の最中ではないかと思うので、チェックを入れたのだった。
 

 

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参院選2019を振り返る

 地域の市民運動・政治活動の場合
 去る7日に「市民と野党をつなぐ会愛知全体会議」が開かれ、参院選の取り組みの、いわば総括会議は開かれ、その報告書が夜遅く届いていた。それはその日の午後の立憲民主党愛知3区総支部の反省会の後になった。
 報告書は経過、小選挙区の各区のからの活動報告、今後について、まとめについてなど丁寧なものであった。私はこの運動の「呼びかけられる側」の政党に居たので、この運動には参加してこなかった。しかし3年前に「あいちキャラバン」を提起して19日間愛知県下を「野党の共闘」「選挙に行こう」「落選運動」で駆け巡ったことを考えると、その経験を生かすことを伝える意味では、末席にでもいたほうが良かったかな、と思わないでもなかった。
 例えば、この運動では東三河の14区、15区が空白のままであった。「あいちキャラバン」では逆に、豊橋を中心とした運動は尾張・名古屋を超えるものを展開した。この人たち、グループはこの運動に参加していなかったということになる。
 そのように考えると、この運動の中心メンバーに「あいちキャラバン」運動に参加していた人も多くおられ、その人たちから「あいちキャラバン」運動の経験が切り出されてもよかったのではないか、だがそれが全く見られなかったということは、前回の「あいちキャラバン」の運動とは全く立ち位置が違う、運動の在り方が違うということであったのかなと思われ、やはり関心を寄せても見守るだけ、それでよかったのかなと思わないでもない。
 報告書のまとめでは、「市民連合@愛知と共催して、愛知県連レベルではなく山本太郎を含む立憲野党本部から呼んで、衆院選に向けた野党共闘をどうつくるかの公開討論シンポを早々に企画しよう。」と書かれていた。
 この一文を読んだ時私は、この運動の主体は何だろう、この運動が「功を奏した形」とはどんなものだろう、この運動が持続していくには何が必要だろうか。そのように考え、では「政党の側」は、このような地域の「市民的政治運動(無党派市民の政治活動)」とどう向き合うのか、どう議論を交わしていけばいいのか、どう共に歩むことができるのか、最終的にめざすものは何かを共有できるのか、などが思い浮かんだ。
 さらに「山本太郎を含む立憲野党」と言い切っているが、「令和新選組、山本太郎」の評価をしたうえでのことなのだろうか、これは立憲民主党の中でも議論の最中ではないかと思うので、チェックを入れたのだった。

 

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2019年5月19日 (日)

5・19集会・デモ

 500人余の参加であったが
   集会名称が簡略されているが、主催者が「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実委員会」といえば「安保法廃止、安倍内閣打倒」の集会と分かる。
 この日、「あなたの力で政治を変えよう」「今の暮らしに満足ですか?」「選挙に行こう!改憲賛成議員にNOを!」「兵器の爆買いダメ!暮らしに予算を!」「諦めないで、行動しましょう」がスローガンだった。
 車上からのスピーチは、「改憲問題・選挙に向けて」を愛敬浩二さん(名大学院法学部教授・市民連合愛知)と、「消費税とくらし」について、消費税10%増税に反対する業者の代表として塗装業の杉本 洋さん、「沖縄からの報告」を知念和子さん(命どぅ宝あいちの会)が熱っぽく訴えた。
   締めの挨拶は中谷雄二弁護士(共同行動共同代表)であった。中谷弁護士は、安倍内閣の「戦争のできる国づくり」は、2012年から始まった秘密保護法など法律が出来れば、それで戦争ができるというものではない。「国家、軍事が機密化される」「国民が監視される、スパイが放たれる」「異議を唱える、反対派を弾圧する」ことがあってこそ。それは過去に行われたことだ。
   それらの法律、事案、事件が私たちの身近で起こっている。「大垣警察市民監視違憲訴訟」然り、「名古屋市白龍町マンション反対市民逮捕」「関西生コン・組合弾圧事件」などがそれだ。
   集会参加者は500人と発表されたが、これは常連のいわば「コア」の人たち(私も?)といっていいだろう。広がりを欠いているといえるが、”ピースハートぎふ”のような陣形をつくるのは、愛知では難しいのか、そうした方向性は目指していないのか、どちらにしても、このままでは参院選の展望が霞みかねないのが心配。
 なお立憲民主党の近藤昭一議員も顔を見せていたが、スピーチする機会がなくて、開会後暫くして帰られた。
 またデモ行進は、いつものコースが「ホコ天」で通れなくなり、20分程度の短縮コースとなった。

 

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2019年2月18日 (月)

小野沢美希さん後援組織発足

  選挙に臨む態勢づくり急ピッチ
 3月29日の告示まで1か月余り。“2月が28日までしかないのは痛いなあ”は、おのざわみき選対にとって本音である。しかし時間は止まらない、歳月は人を待たない。告示日、投票日は動かない。
 昨日の午後、「おのざわみきと共に名古屋を変える仲間たち」の設立のつどいがあって、100人近くの支援者が集まった。割と広い会場ではあったが、車いすの仲間たちが大勢来ていて、会場はびっしりという感じであった。
 午後2時、司会進行の松井さんからまず選対本部長の斎藤県三さんが紹介された。斎藤さんは千種区選出の車椅子議員・斎藤亮人市議誕生のいきさつから起こして、「名古屋市議会に二人目で女性の車椅子議員」の誕生の意義を話された。続いて小野沢さんの立候補を強く促し、励ましてきた近藤昭一衆院議員は「女性議員を育てたい」と支援を訴えた。続いて市議会から県議会にまわる松本 守市会議員、そして斎藤亮人市会議員が紹介された。
 そしておのざわみき後援の軸の一つとなり障がい者団体「愛知障がいフォーラム(ADF)事務局長の辻 直哉さんからは、県の障がい者対策、各議員の取り組みの実際面、国の税金の使い方など現状を批判しつつ「誰もが、みんな障がい者になる」「住みやすい街づくりを」を訴え、小野沢さんの当選への支援を話された。
 第2部は、参議院愛知選挙区から立候補を予定されている立憲民主党・田島麻衣子さんの紹介とミニ講演があった。
 田島さんは、大学卒業後フィリピンを訪問した折、「スモーキーマウンテン(山となったゴミ捨て場)」の現場、貧しい子供たちの“切り裂く”ような目に出会い、忘れられず、一時期会計事務所に勤めた後、イギリス留学を経て、2006年に国連に就職、人道支援、子どもの貧困問題-ラオス、アルメニア、南アフリカなどで取り組んだ経験とそこでの問題意識をもって今回の立候補に至る考えなどを語った。子ども、子育て、高齢者問題などの国内問題に軸足を置きつつ、世界の子どもたち、貧困問題を取り上げるエキスパートとして立憲民主党の新しい“推進力”となる期待をにじませた。
 ここで小野沢美希さんが登場して、発症してから学校生活、親の後押し、長野から名古屋の大学へ、自立した生活体験、AUUへ就職、市議選への立候補誘い・政治への関心、障がい者の問題などで立候補に至る経緯を語った。この後の中村県議との対談でもっと詳しく“小野沢美希、人となり”が紹介されたのでここでは省く。
 この二人の約40分の対談で中村県議が用意した問いかけは、いわゆる市議選立候補に連なる「政策の内容」「立候補の決意表明」から離れて、生い立ち、家族・両親、学校生活を中心とした、小野沢さんを通した「障がい者を持つ親のあり方、教育方針」といったことに集中していた。そこでは、「健常者」にとっては“気がつかなかった、障がいを持つ人の、見開かれた世界”をみたのではなかったろうか。
 小野沢さんは、3歳の時の障がいがみつかったという。途方に暮れた両親はある決断をするが、“美希の笑顔を見て”考えを変え、普通に育て、自立の道を歩ませることに渾身の愛情を注いだようだ。いつでも、どこにでも立ちはだかるであろう美希さんの苦難に両親は、その都度“美希なら、どうするの?”と問いかけ、見守りながらも手を差しのべることもなく、自立して歩めと美希さんの背中を押し通してきたのだという。
 ためらいも強がりもそして淀みもにない語り口に私を含め多くの人が、障がいをものともしないそして若い「政治家の卵、小野沢美希」の可能性を想起させたのではないだろうか。
 ある参加者は“いやあ驚いた、大したもんだ”感心しきりだった。
 子どもの虐待ニュースが引きも切らない昨今、子どもたちを見守り、引き離すことよりも「親の監視と教育が先だ」といえるこの状況を考えるなら、小野沢美希さんが、議員として公の場で、障がいがある、ないにか関わらず、子どもも高齢者も「一人の人間として」生きていくことのできる社会に力を尽くしてもらう、そんな機会を持ってほしいと強く感じた今日の集まりであった。

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2019年1月27日 (日)

辺野古への土砂投入を止める集会とデモ

阿部悦子さんの話を聞く
 沖縄県民の心、強い反対意志を踏みにじって強行されている辺野古での土砂投入について、これは本土の私たちの闘いでもあり、我慢できない、諦めないと「あきらめない  STOP!土砂投入 辺野古『美ら海』『命の海』をまもろう!」と阿部悦子さん(愛媛。瀬戸内海会議代表、「辺野古土砂搬出会議反対」全国協議会共同代表)を招いて集会とデモが取り組まれた。
 普天間基地の代替として新基地建設が強行されている沖縄県辺野古、大浦湾は、大規模のサンゴの群生、ジュゴン、ウミガメなどの貴重な生き物の豊かな海であるが、安倍政権は「沖縄に寄り添う」と言いながら土砂投入、埋め立てを強行している。
  主催はあいち沖縄会議で、命どぅ宝あいち/不戦へのネットワーク/名古屋YWCA / 東海民衆センター/日本聖公会中部教区沖縄プロジェクト/JUCON(沖縄のため日米市民ネットワーク)の団体が参加している。また辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会 /沖縄と連帯する会・ぎふ / 戦争をさせない 1000 人委員会あいち /安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実委員会 / 辺野古新基地反対コンサート in 名古屋 / 高江・辺野古…みんなの平和をまもれ!名屋アクション有志が協賛して開かれた。
 阿部さんは、辺野古の海への県外土砂投入は許さない!としてこの間の運動の経過から語り始めた。「土砂全協(辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会)」の歩みは2013年3月から始まった。2018年8月現在、埋め立て中止を求めて12県18団体が結集している。その経過は省くが、土砂採掘先は①岡山県・岡山市、②香川県・小豆島、③山口県・防府市、④福岡県・門司地区、⑤熊本県・天草地区、⑥長崎県・五島地区、⑦鹿児島県・佐多岬地区・奄美大島、となっている。一方この東海地区では、大浦湾の埋め立ての基礎部分となる「ケーソン(52m×22m×24m総重量7400トンもある鉄筋コンクリート製の巨大な箱)」が、三重県のJFEエンジニアリング(津市)でつくられるということであり、この日も「辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会」の柴田さんが駆け付けた。
 次に阿部さんが多くの時間を割いて話されたのは、県外から持ち込まれる土砂に混入する「特定外来種」の問題で、土砂とともに移動させる違反行為の追及であった。主なものに「アルゼンチンアリ、ヒアリ、セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモ」である。植物では「オオキンケイギク」が挙げられた。
 こうした事態に対して沖縄県では、2015年に議会が提案して「沖縄県寺社条例(公有水面埋立事業における埋立用材に係る外来生物の侵入防止に関する条例)」を策定した。問題は、本土では「セアカグモ」「ヒアリ」といえば、マスコミも自治体もこぞって大騒ぎするのに、こと沖縄・辺野古に関しては無視するがごとくである。搬出元の自治体は、搬出土砂の検査を徹底し、土砂の洗浄など防護対策をするか、何らかの措置で搬出を許可しないことだ。
 新基地建設阻止、辺野古埋め立て・土砂投入を中止させるあらゆる手段を講じていく、その一つとして紹介された阿部さんの話は意義あるものだった。
  集会後、名古屋・栄の繁華街をデモ行進した。折から愛知県知事選の真っ只中、榑松、大村両候補の街頭演説とも交差して、人の多い中をシュプレヒコールに声を張り上げた。

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2019年1月19日 (土)

安倍退陣!1・19市民集会

 季節、政治の厳寒期を乗り越えよう!
 今日は午後から、愛知県弁護士会主催の講演会「今を『戦前』にしないために~共謀罪・秘密保護法の危険性を考える~」があり、小樽商科大学名誉教授の荻野富士夫氏の講演、愛知県弁護士会秘密保護法・共謀罪法対策本部副本部長を務める中谷雄二弁護士の講演と、お二人の対談があり、私も参加を予定していた。夕方の5時からは、「安倍9条改憲をとめよう!辺野古の新基地は許さない!安倍退陣!1・19市民集会」もあって、半日がここに注力されるはずであった。
 結局午前中の家事・雑用が終えきれずに午後にずれ込んだため講演会はあきらめた。もっと執着すれば予定通り進むであろうが、早い話「私を待っている人はいない」から、土壇場でひっくりかえることに後ろめたさを感じなくなっているのである。気軽な個人的な行動は「動員型」ではない、ある種の意志の強さの反映であるが、逆に言えば「退くこともできる」安直性があだとなる。
 さて夕刻の5時開会の集会には20分前に会場入りして、演壇となる街宣車の真正面の会場前方に席を取った。風がなく、冷え込みも和らいでいる感じで、これは“高齢者”にはありがたい。
 主催者のスピーチでは、愛知大学教授の長峯信彦さんが「安倍改憲阻止」をベースに、改憲派の口癖「押しつけ憲法」について、歴史をさかのぼって事実経過を解説し、鈴木安蔵、森戸辰男らの「憲法研究会」の草案がこんにちの日本国憲法の原型であること。憲法は権力者を縛るものであるが、その権力者が憲法を変えるということほど危険なことはないとたとえ話「N峯さんと猪」でもって話された。
 いうまでもなく(いや言わねばならないが)、現日本国憲法、特に第9条は、世界に誇れる、世界で共有したい条項であり、日本の軍事力が世界の5位、年間軍事費(防衛費)5兆3千億円余は、文教費を遙かに超えており、憲法の望むところではないことは確かだ。
 演壇には多忙のため駆け付けられなかった立憲民主党の近藤昭一衆院議員の秘書である成川氏がメッセージを代読し、共産党の本村伸子衆院議員は、集会に間に合わず、デモの先頭で歩いた。
 集会参加者は、主催者から500人と発表された。厳寒期とはいえ、「名古屋」の集会としてはもっと士気を挙げたいものだ。

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2018年12月19日 (水)

9条改憲にNO! 12・19市民集会

 あの菱山南帆子さんもアピール
 2018年も押し迫り、寒さも“冬らしく”なった名古屋の夜、久屋大通公園・光の広場で反安保・改憲阻止の「3000万人署名を成功させ 9条改憲にNO! 12・19市民大集会」が開かれ500人が参加した。
 演壇の主催者挨拶は高橋 信さんで「臨時国会では想定通りとはいかなかったが、アベは必ず2020年東京五輪を名目に改憲発議を行う。警戒を緩めてはならない」とした。
 ゲストの三宅裕一郎さん(日本福祉大学教授・憲法学)は、2017年5月3日の安倍改憲発言「9条そのままに、第3項を加える案」をぶち上げ“現状と何も変わらない”といった。つまりそれは“名前を残したいだけ”だ。また(現実を超える)安保法制の中に課題があり、集団的自衛権行使も“フルペック”はまだで、自民党内には9条を変える必要があると考えている。「自衛隊」を憲法の中にどうしても書き込みたいのだ。そうなれば、①自衛隊の「専守防衛」がなくなり文字通り「軍事」が社会化するだろう。②自衛隊を明文化すれば、9条は死文化する。③同時に(それなりに認知されている自衛隊だから)改憲アレルギーが薄まることも。④さらに自衛隊を明記すれば、必然的に他の条文も変えねばならないことになる(例えば『軍法会議』の設置など)。
 そうした一事から万事を知って、憲法改悪阻止を市民に訴えていく必要性がある、というような話をされた。
 次に、今や“時の人”ともいえる菱山南帆子さん(八王子市在住、1989年生まれ、許すな!憲法改悪市民連絡会事務局次長、他)がマイクを取り、まず「怒っています!12月14日の沖縄・辺野古での土砂投入に!」「沖縄の心に寄り添う?うそでしょ、(土砂投入は)公開処刑のようなものではないか」「長いものには巻かれろ?いや、長いものを巻き返せ!」、本土のものはこうしたアベの蛮行に組みしてはならない。
 翻って、八王子の高尾山では、高速道路のトンネル工事案が持ち上がって、反対運動をすすめたが完成してしまった。自然が壊され、失われた。愛知では?三河湾が埋め立てられたら?つまり辺野古の問題は、本土の問題であり、私たちの問題なのです。
 次に防衛(軍事費)予算は、自衛艦いずもの空母化、F35戦闘機の105機の調達、イージスアショアの導入などで膨らむばかり、そのために福祉予算は削られ、切り捨てられていく。“私たちは、人殺し兵器のために働いているのではない!”
 ・・・今の若者たちに未来はあるのだろうか、人間らしい生き方ができるだろうか、“自分だけ、今だけ、金だけ”の社会で・・・。
 さて2019年の通常国会では、アベは本気で改憲をやってくる。安倍も必死だが(私たちは)改憲発議をさせてはならない。3000万人署名という草の根運動をもってすれば参院選で3分の1以上の見通しはある。
 “あのとき、やっていれば”という後悔はしない!したくない!参院選挙を戦おう!
 最後に共同代表の中谷弁護士が、秋の臨時国会における改正入管法、改正水道法、改正漁業法などの強行採決さらには辺野古野での土砂投入など安倍内閣の悪政を指弾。3000万人署名も1830万人を超え、この愛知では727400人あまりに達している。安倍のアメリカ追従政策は許されない。ともに闘い抜こう!
 名古屋の夜の繁華街・栄でのデモ行進へ。華やかに見えるイルミネーションに誰がどれだけ華やぎ、癒されるのであろうか。虚飾に充ちた安倍政治そのもののようにも見える。歩道の人たちと私たちの間には何がしかの距離感はあるかもしれないが、私には、こうした集会・デモ繰り返していることで、楽観はしていないがそれは随分小さくなって来ているように思える。もう一押し、二押しすれば、~「安普請」字であのかたを連想し~ 熊本 坂の上の風(毎日新聞万能川柳)で、安倍政治の土台から崩壊させることができるかもしれない。

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2018年9月19日 (水)

安保法成立から3年

 名古屋で、9・19集会とデモ
 恐らく全国各地で、この種の集会・デモが取り組まれていることだろう。あまり記憶したくないメモリアルデーであるが、そんなつぶやきには“オマエが忘れてなんとする!”という叱声が飛んできそうだ。
 会場は、名古屋・栄の久屋市民ひろば。舞台後方に色とりどりにライトアップされた名古屋テレビ塔が浮かぶ。
 以下、プログラムを掲げておくと、オープニングはフォークシンガーソングライターの板谷信彦さんが務めた。主催者挨拶は、共同行動共同代表の長峯信彦さん(愛大教授)、テーマごとの各スピーチでは、沖縄の現状報告を訴えを牛島達夫さん(愛知沖縄会議代表)、脱原発関連については、草地妙子さん(老朽原発訴訟原告共同代表)、労働運動・非正規雇用については、鶴丸周一郎さん(名古屋ふれあいユニオン)と続いた。
 そして後半のプログラムの最初は、ここ最近何度か名古屋に来て歌い続けている、シンガーソングライターの川口真由美さんが登場し、沖縄の辺野古新基地建設反対のたたかいを励まし、命の重み、平和を願う歌を披露、会場は手拍子、合唱で応えた。
 ここで、本村伸子衆院議員(共産党)と、近藤昭一衆院議員の秘書が紹介され、あいさつをした。
 この集会の趣旨、闘いの意義などについて一人目は、安保法制(戦争法)について、安保法制違憲訴訟の会あいちの下澤悦夫さん、続いて憲法問題、9条改憲などを本 秀紀さん(名大学院教授)、そして締めの挨拶として共同行動共同代表の中谷雄二弁護士が、安倍政治ストップ、憲法改悪ストップ、闘いの継続などを訴えて、デモに移った。
 集会参加者は、主催者発表で650人とされたが、デモの長さなどから、800人くらいではないかと私には思えた。いずれにしても、この日は朝半島情勢に関わる「南北首脳会談」があり、明日は自民党の総裁選挙、30日に沖縄県
 知事選挙と続き、会場で配られた「戦争法廃止!安倍内閣退陣!各地の当面のイベント予定表」を見れば、この9月はほぼ連日、なにがしかの集会、講演会、街宣活動が取り組まれる。
 個人的には、30日の「立憲フェス」の参加準備と、「C&Lリンクス愛知」の冊子、電子版の早期発行、発信が控えている。体調維持を最優先に注力する。

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