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2020年5月29日 (金)

緊急事態宣言全面解除のあと

 「自分だけ」では、明日は拓けられない
 緊急事態宣言が全面的な解除となって、「3蜜」の代表的な「ライブハウス」なども解除されるという。最も警戒すべき東京も週明けの月曜日ということもあってか6月1日にほぼ全面解除となり、ステップ2も検討されているという。その一方で北海道は「第2波」に入っているといわれ、北九州市も「自粛要請」に戻す動きとのこと。
 愛知県も自主的な宣言も含め全面的な解除になるという。そうした判断には、新コロナが完全に抑え込まれて「終息」したいうことが根拠ではない。経済活動が耐えきれなくなりつつ事への配慮が大きいようだ。
 そうした根底にある「経済優先」が、「第2波」を招くことを危惧するが、杞憂であればよし、さもなければこの判断の甘さが指弾されよう。だがそのこともさることながら第2波は、第1波を超える感染被害が心配され、2度目の「10万円」支給も財布はからっぽであり難しかろう。
 私はすでに年金生活に入っているが、高いインフレがなく、現年金制度が維持されることを前提にすれば、「2000万円」の貯蓄はないが、4~5年は貯金を崩しながら暮しは成り立つ計算である。私の年金額から想定すれば、かなりの年金受給者が、私と同じかもっといい条件ではないかと思う、けれども実はここに問題があるのではないかと思うことがある。
 つまり現年金受給者は、未だにローンを引きずっている、病弱、難病を抱え通院、投薬が欠かせない。子どもたちへの支援が欠かせない、などの家計簿外の支出がなければ、直ちに暮しが成り立たなくなるというものでもないと思う。とすれば、アベ内閣の後手、後手、ちぐはぐ政策、アベマスクも、10万円も、表立って批判するというまでにはならない気がする。火の粉が降りかかってきている状態ではないと思ってしまうからだ。そのことは“私には何も心配がない”として、他者の苦しみ、困難さに目がいかない、意識が届かないことにならないか。
 安倍や閣僚の話、ワイドショーなどの情報を請け売りするような感覚を捨て、やはり自分の頭で考え、想像力を働かせたいものだと思う。一人でできないことは、協働することを考えねばと思うのである。

 

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