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2020年2月29日 (土)

新型肺炎特集

 C&Lリンクス愛知電子版第83号
 電子版の発行について、2月中に4号の発信を予定していて、今日の今日まで第83号を「新型肺炎特集」として企画していたが、情報が多くてまとめきれなかった。そこへ「ツネじい通信」第70号が届いたものだから引用が主であるが、一気に編集作業が進んだ。
 内容は、1)新型肺炎特集 新型コロナウィルス ブログから 2)「ツネじい通信」 NO70 2020/2/29  ご乱心!アベの殿様、全国いっせい休校 3)新型コロナウイルス対策で総理の全小中高の臨時休校要請受け文科省への要請事項を協議 4)新型肺炎・コロナウイルス 臨時休校要請、首相「独断」に腹心の影 菅氏ら置き去り 5)新型コロナ“神対応”連発で支持率爆上げの台湾 IQ180の38歳天才大臣の対策に世界が注目 6)あとがき
   あとがきでは、●私事、家庭のことを除けば、私の関心は「立憲パートナーズ」の一員であることから、「政治」に関心が向けられていることは確だが個別の政治課題を挙げれば、「憲法・安保・自衛隊」「オキナワ・フクシマ・ヒロシマ・ナガサキ」そして「気候変動・地球温暖化」加えて「人口・食糧問題」などとなるが、そこに「新型コロナウィルス(新型肺炎)」が加わった。それで引用ばかりであるが「特集」を組んだ●スーパーマーケットではインスタント食品の棚が品薄になっていた。米も山積みが少なくなっていた。買いだめに走る人が多いということだろう●わが家では、孫との接触はできるだけ避けることにした。これは双方向の問題であるからだ●それで私自身は、「高齢・持病持ち」であるから、食材の買い物以外の外出は控えめだが、「自粛」という風潮には若干の抵抗がある。両にらみである。(2月29日)
   さて3月はどんな展開になるのだろうか。

 

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2020年2月28日 (金)

映画「1917 命をかけた伝令」を観る

 第1次世界大戦をリアルに、ワンカット撮影で
 映画の撮影に「ワンカット撮影」というのがあるとは知らなかった。実際は「ワンカット撮影」ではないのだが、全体が継ぎ目なくつながる「長回し」のシーンにみえる。これがこの映画の見どころの一つであった。
   イギリスとフランスが主体の連合軍とドイツが戦った第1次世界大戦。1917年4月6日、その西部戦線の前線の連合軍・英軍の大隊1600人は、総攻撃の準備を進めていた。しかし、それは退却と見せかけたドイツ軍の仕掛けた罠で、そのまま突撃すれば、大隊はドイツ軍の猛反撃にあって全滅されかねない。そこで、作戦中止の伝令を前線に送ろうとするのだが、当時の通信手段は電線での電話(伝書鳩もあったが信頼性に欠けた)であったが、ドイツ軍に電話線は全部切断されていた。そこで二人の若い兵が「伝令」として前線に送られる。時間は翌朝までである。
   スコフィールド上等兵とブレイク上等兵の二人は、将軍の伝令をもって出発する、幾つもの困難を超えて。最初は味方の延々と続く塹壕の中を走り抜ける。それをカメラは追い続ける。撤退した後のドイツ軍の塹壕、廃村、ドイツ軍の狙撃兵の潜む廃墟の町、激流にのまれながら、ようやく大隊のいる森に到着、しかし、前線司令官が見つからない、探し求めるスコフィールド(ブレイクは途中で命を落とす)だが、第1次突撃隊が塹壕から飛び出していく、果たして作戦を止められるのか・・・画面が変わることなく、兵士の行動をカメラは追い続けていくから、まるで見ている側はその若い兵士になったように引き込まれていく。それが「ワンカット撮影」の特徴なのだという。
   当時の映画としては「西部戦線異状なし」が有名であるが、私もビデオカセット購入して何度か見たものだが、この映画は、戦争の全体を捉えるものでないから、逆に戦争の前線の様子がリアリティ―である。塹壕の中の様子がこれほどまで長くリアルに描かれた映画を観たことがない。戦死した兵士ら多数が川の淀み浮かぶ中をかき分けて進むシーンも忠実に表現されていた、というように、戦争映画「プライベートライアン」も臨場感があったが、「1917」は、自分も戦場にいるような錯覚すら覚えさせるので、戦争の悲惨さがより身近に感じられた、そんな映画であった。

 

 

 

 

 

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2020年2月26日 (水)

新型コロナウィルスの影響

 市民運動が中止となるケースも
 メールによれば少なくとも以下の3つの集会が中止または延期となった。
①2月28日(金)第11期沖縄意見広告運動 全国キャラバン in あいち(中止)
②2月29日(土)沖縄高江への愛知県警機動隊派遣違法訴訟の会 (延期)
③3月01日(日)韓国併合110年 日韓基本条約体制を超えて!!(延期)
 以上は、直近ということで主催者が選択、決断したようだが、この先にもいくつか集会が予定されている。政府の意向に沿うとすれば、ここ2週間ほどが「自粛期間」となる。3月10日辺りまでだが、状況がさらに悪化すれば、その限りではない。
 経験的に言えば、主催者はいわゆる「活動家」であり、日ごろから会議、街頭宣伝、面会活動の機会があるから、常に感染のリスクを負っている。インフルエンザのように症状がはっきり出ている場合は、交代して自宅療養も考えるであろうが、発症まで2週間の潜伏もあり、症状が出ない場合もある今回は、判断基準がないに等しいから、よほど慎重に対処しなければならない。
 折角時間をかけて準備してきたものであっても、機会を改めても開催することができるものなら延期することを勧めたい。重要かつ延期は難しい場合は、最善の「防御対策」講じて開催を決断することもあり得るが、マスクとアルコール消毒が用意できたとしても、「完全防御」は難しいだろう。例えば100人規模の集会であるなら演壇と客席の距離をとり、その2倍3倍のキャパを用意し、人と人の接触を避ける方法もあるが、なかなか難しい対応であろう。
 もう一つは、私を含めて、昨今の集会・デモの参加者は「高齢者」が多い現実も見逃せない。“恐れることはない”と本人は意気込んでも家族の心配は「杞憂」として切り捨てることができるか。
 かくいう私はそれに該当する一人である。先の東京での「立憲フェス」参加と「河津桜」には随分反対された。それでも計画変更しなかったから私は“恐れる(心配する)ことはない”派だったのであるが。
 前述の①②③について私は、③を除いて欠席の可能性が高かった。3月の予定についても慎重に対処したい。

 

 

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2020年2月24日 (月)

草取り 虫たち

ボーとして時を過ごす
 朝から、陽射しで温かくなったのでほぼ半年ぶりに、小庭の一角の畑予定地(1坪余)の雑草取りに取り掛かった。永く手を入れてこなかったので、雑草が芽を出し始め、一部は30センチほどにもなっていた。土そのものは柔らかいので、草は簡単に抜ける。それでも中腰または膝をついての作業姿勢は、普段使わない筋肉を使うからすぐに疲れる。
 いつものことながら私は“土いじり”をしたいとも、好きでもない。これも「家事」の一つとしてやっているにすぎない。とはいえ、初歩的な一通りの小道具は揃えた。
 草は、根っこから取り除くために掘り返していくと、1年前には見られなかった“ミミズ”が出てきた。土に対して何の改良もしていないし、まして肥料の一つも加えたことはないが、“ミミズ”が出てきたということは、“やせ地”であっても、少しずつ畑らしくなっていくものかなと勝手に思い込んだ。
 しゃがみこんで草を見ているとテントウムシに2匹、手にしてみようかなと思ったとたん、飛んで行ってしまった。“テントウムシって飛ぶんだ”なんてあほなことを思ったりした。日が昇り、上着一枚を脱ぐほどの温かさになってきた。縁に腰を下ろし、しばし日光にあたりながら、ボーとして時を過ごした。

 

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2020年2月22日 (土)

第15回3区総支部「立憲カフェ」

   「改憲」の最近の動き・・・
 まず、用意された資料をざっと目を通した。マスコミから拾った「最近の『改憲』の話題」(朝日、共同。J-キャスト)」「JIJI.COM」、自民党の改憲関連資料。参加者から「関ナマ」のチラシも。
 近藤昭一衆院議員から「新型コロナウィルス」に関連した動き、安倍首相と改憲に関することなどが語られてから意見交換が始まった。憲法の条項と発言者それぞれが関わる課題とを関連させた意見が出された。
 私は、あちこちに移っていく話題に“・・・つまり、それは現憲法の足らざるところを補強するということなのかな”と受け止めたり、憲法論議というより“・・・それって政策課題として語っているのかな”などと考えて、発言をメモする手も休みがちであった。
 安倍首相は「改憲マニアに過ぎない」「名を残したいだけじゃないの」というのは、かなり“普遍化?”しているが、一方で自民党としての「国と地方で憲法論議を進め、新たな国づくりに挑戦します」として、1、憲法に条文化して自衛隊を明記する。2、自然災害をうたいながら、集団的自衛権発動の根拠ともなる「緊急事態対応」の条文新設。3、参院選挙の合区問題を解消するための「合区解消・地方公共団体」に関連した条文の拡充。4、憲法9条と並んで安倍・自民党が目論む「教育充実」に関する条文の拡充、などについての、解説なり、立憲民主党としての見解、現状報告があってもよかったのではないか、と私は感じていたのだった。そのような進行を提起すればよかったが、私の基本的スタイルは「指名されないときは、聞く側に」なのである。
 終わりがけに、「立憲フェス」について発言を求められたので「C&Lリンクス愛知電子版・第82号」に書いた一部を話したが、あれを読んでいる人にはわかってもらえただろうが、果たしてその他の人はどうであったろうか。
 次回は5月頃とのことであるが、何か提案を考えた方がいいかもしれない。

 

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2020年2月19日 (水)

第2回立憲フェス参加記・3

   進化した第2回立憲フェス(3)
 会場中央に設えられたセンターステージに進行役の白沢みきさんと枝野代表が上がり、最初に枝野代表が演説、白沢さんの問いかけにも答え、後半の30分は質問票と会場からの質問に答えた。
 枝野代表の演説の概要は「全ての取り組みを政権交代への準備につなげる」と政権を担う決意を示し、更に「理念・政策をぶれることなく貫き、旗をより一層高く掲げる」と述べた。また口癖の「右でも左でもないまっすぐ」も語ったが、では「リベラルと保守」の違いについてどう説明したか、メモが取り切れなかったので、もう一度問い合わせしてみたい項目の一つであった。更に、では「野党間の合流問題」についてはどう語ったか。少なくとも政策をあいまいにして「野党結集を優先した政策変更」の合流はない。例えば質疑でも出されたが、国民民主党との「壁」にもなっている「原発ゼロ」については、「揺るぐことはない」ときっぱり。
 一方党内事情から言えることの一つ、立憲民主党の現在は「人がいない、金がない、組織(足)がない」とないものばかりであるが、人財の発掘は急務である。「ゆるやかなつながりを広める。有識者のネットワークを進める」も一つだが「ボトムアップ」の主体といえる「パートナーズ」について「活動方針書」では、「制度の定着と拡大を追求していく」とある。しかし「制度」ってなんだろう?多分前述の「パートナーズステーション」の模索もその一つなのであろう。だが「党の組織化、拡大」と「課題別プロジェクトチーム」などの活動が同時に進んでいかないと「制度の定着と拡大」も進まない。とするとやはり「(若い)リーダー」が欠かせない。そこにこそ「人財」が眠っているのではないだろうか。智恵と注力のしどころである。
 質疑では、「立憲民主党に対する若者の支持が低い・・・政治そのものへの関心が薄いこともある」「消費税について・・・政権を担うことになれば、上げることはない。下げることについては財源の見通しが立ってからの話」「シンクタンクを考えてはどうか・・・広く結集してもらうための財源がないのが現状」などであった。

 フェスもフィナーレを迎えた。
 福山幹事長が党大会の活動方針を、映像を使って説明した。私の手元にはホームページからダウンロードした「立憲民主党年間活動方針(2019年9月30日)」があったが、多くの人は持っていなかったようだ。方針書は配布されなかったけれども、一通りの説明があって拍手で承認された。前回の時も感じたが、「活動方針」の決定、承認の手続き、議論があまりにも簡略化されている。そもそも「組織運営」がなされていないのだから、望むべくもないが、「ボトムアップ」の「ボトムとは?」と混ぜ返したくなったものだ。と言いつつ私が思ったのは、結局「活動方針書」に何が書かれようとも、当たり前のことではあるが党員、党の運営関係者、パートナーズ自らが考え行動を起こすしかないということであった。
 締めくくりに枝野代表がマイクをとって、今年1年のすべての取り組みを政権交代のための準備へとつなげる決意と、有権者とのつながりを強化し、立憲が掲げる「ボトムアップ型の政治」を実践しようと、「全国の皆さんと対話するキャンペーンを実施する」とし、「支え合う安心」をつくり「豊かさの分かち合い」のための「責任ある充実した政府」を担う決意をし、来場者・中継の視聴者・国民・有権者に誓った。
 最後に、見出しの「進化した第2回立憲フェス」たる理由であるが、まず「フェス」という祭り的な要素より「ワンダーフェスティバル」といった風な設定をあげることができる。20のブース全てが、なにがしかのテーマを掲げていて、腰を落ち着けて複数のテーマには参加できないが、選択肢が増えたことで私も「参加」出来た。又役職者が積極的にブースの輪の中に入って意見を交わす光景が見られた。
 次に、簡略化されたといえども、一応「年間活動方針」の説明と承認を求めたことを上げておきたい。
 前回の時にも書いたが、やはり地方から参加する場合は、事前に獲得目標を掲げ、後日報告できるような打ち合わせを行った方がより効果的な参加となるのではないだろうか。 了。

 

 

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2020年2月18日 (火)

第2回立憲フェス参加記・2

   進化した第2回立憲フェス(2)
   長妻昭議員司会の「立憲パートナーズと語る立憲の2020」では、パートナーズ出身のほんだまきこ朝霞市議会議員、うっちーさん(内田)と一ノ瀬ちこさんの二人のパートナーズがフロントステージに。いろいろトークされたが「励まし合いの大切さ」「・・・パートナーズで、つながっていない人が多い。個人情報の関係で公開できない・・・」「・・・パワーアップするには、若者が声を出せる雰囲気を・・・」「・・・もっと街に出ていく・・・」この程度のメモしか取れていいない。
 13時からの「ミニステージ」では、Aのステージ「ボトムアップの立憲経済ビジョン」「立憲国会パブリックビューイング、Bステージ「私たちの隣にあるジェンダーの問題」「気候危機に立ち上がる若者たち」といった課題が用意されていて、私は、「ボトムアップの立憲経済ビジョン」に行ってみたが、立ち見で聞いて理解できるようなものではなく(本格的な講義風)、早々に場所を移した。といっても、20のブースは同時進行であったから、今一度全ブースを見て回った。
 障がい者が日々の暮しで感じる「壁」をテーマにした「社会の“壁”を疑似体験してみよう」では、先の参院選挙に立候補した斉藤りえさんもおられた。「不妊・不育治療の環境改善を目指す当事者の会」のブースには、田島麻衣子参院議員がおられた。それで結局「地域パートナーズ・交流ひろば」を再度訪問して着席、今日の“成果”とすることとした。
 二つの設問があって、参加者がそれぞれの意見を書いて提出、掲示された。けれども、それは読み上げられだけで議論に発展していくことはなかった。30分足らずの時間では到底無理で、意見、提案は主催者が引き取り、今後の運営の参考にするようだった。
 設問の一つは「パートナーズステーション」が出来たら、どうする?どうしたい(A)、というもの。もう一つは、それのルールとして何があるか(B)、みたいなことだったと思う。それぞれ15~20くらいの意見が出された。その中に(A)で「立憲民主党の政策に対する評価の意見を出し合う」「本格的な政治、政策の話をしたい」「まずお互いが知りあうことからはじめたい。自己紹介として趣味の話をしてもいいのではないか」などであった。
 (B)では「対話を拒否しない」「立憲民主党に対する距離感に関わらず、参加しやすい雰囲気づくりを」などであった。
 私は(A)で「全国的課題について、各地域での取り組みの紹介、例えば“水道の民営化問題”など」「パートナーと党員との関係について、みなさんはどう受けとめておられるか」と書き、(B)では「本人の了解なしに引用、転載しないルール」「匿名での投稿の扱いをどうするか、検討すべきでは?」の2点を提起した。
 この「パートナーズステーション」は、パートナーズがつながるためのものであるが、現在は検討段階であり、実行に移すための「システム費用」の問題があること。また使い方にあたって「合意」が必要ということで、前述の設問があったのだと思う。
 終わりがけに、今後についての意見交換などのためにメールアドレスの登録を求められた。一瞬迷ったが、ここまで来て“さようなら”はないと思い記帳した。
 休憩を挟んで午後2時30分頃から「クロストーク」として「今、立憲民主党に求められるもの」をテーマに、進行役を辻元清美議員が行い、ジャーナリストでメディア・アクティビストとして知られる津田大介さん、気候ネットワーク国際ディレクターの平田仁子さん、情報公開クリアリングハウス理事長の三木由希子さんが登壇。
 津田さんは、かの「あいちトリエンナーレ」事件の顛末などを話し、他の二人は、それぞれの課題、立場から現状を語り、政治に欠かせない点などを語った。
 さて、今回のメーンエベントというべき「立憲LIVE スペシャル‼枝野60分対話」が始まった。 (続く)

 

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2020年2月17日 (月)

満開の河津桜を愛でる

 車窓からの楽しみを求めて
 前回の「立憲フェス」の翌日は、台風一過の「鎌倉・江の島」の予定であったが、列車の運行打ち切り、代行バスとなって「鎌倉」を断念、江の島のみを回ってきた。
 今回は、見ごろと伝えられた伊豆の「河津桜」と少し足をのばして「下田」までを目的地と定めたが、列車の乗車時間が2時間30分とあり、ゆっくり「車窓の旅」とした。ところが予期せぬことがいくつか起きた。
 まず東京神田のホテルを朝7時に出発して、東京駅発7時50分の「踊り子号」に乗る予定で、前日に切符を買い求めたのであるが、その時、うっかり9時00分発の切符を買ってしまった。当然現地着が1時間遅れとなった。だがそれは、急ぎの旅ではないのですぐに気持ちを切り替えた。問題は10時40分伊東着まではよかったのだが、そこでその先の伊豆急行線で「人身事故」とかで、12時14分まで留め置かれてしまったのだ。これで「下田」行は消えた。
 河津駅到着は午後1時30分頃だった。すぐに昼食をと「るるぶ」で下調べしておいた「伊豆海鮮 どんぶりや」へ行ってみれば行列ができていた。順番待ちの記名はしたものの、他の店を探しながら河津浜海岸の方へ歩いて行った。そこらあたりには店らしい店はなかったので、昼食はしばらくお預けにして、国道135号線から河津川に出て左岸の桜並木の東端から、いよいよ「桜見」である。うん?なんだこの人の多さは。桜を愛でるというよりも、押されるようにして、人を避けながら歩くだけになってしまった。
 それでも、時々は脇に寄って立ち止まり、人の頭越しに満開の「河津桜」を眺めた。そしてつくづくデジカメの失態を悔やんだ。携帯電話のカメラを向けてみたが、ズームが出来なくて1枚だけ撮ってすぐにあきらめた。途中、出店をのぞいて、お腹を満たそうと思ったが、席のない店ばかり。食べ歩きはマスクを外せずできないので、これもあきらめた。「館橋」「荒倉橋」「菜の花ロード」と歩き「桜の足湯」にたどり着いたが、清掃中で入れず。さらに上流へと進み、「来宮橋」「お花見ハイキングコース」そして「豊泉橋」で折り返した。
 風が相当に強く、左手は常に帽子を押さえていなければならなかった。川原に降りて食事しながら対岸の桜を眺めるカップル、家族連れもいたが、多くが外国の団体客のようで、とにかく堤防道路は人でごった返していた。考えてみればこの時期、ここだけの桜となれば、首都圏からも多く、「愛でる」なんて優雅さを求めるのは甘かった。
 お腹がすいた、適当なお店がみつからない。歩き疲れた。もう3時近くになっていた。桜並木から離れたところでようやく行列のない和食の店をみつけて入ってみたら「終わりです」と断られた。コンビニすら見つからずそのまま駅に向かった。足は重かった。
 おっ!5~6人ほど並んでいるが海鮮の店があるではないか。河津駅から西100メートルもない近場。地元の店で確かだ。20分ほど待ってようやく「鮪カンパチ丼」にありつけた。少し落ち着いた気分になって、お店の人と一言、二言、言葉を交わす。
 さて、腹は満たされ、手土産の「さくら饅頭」は買って帰ることにし、駅に行けば、何とまたここでも人があふれかえっていた。切符を買う行列も長い。見れば、座席指定の特急券は5時台まで、売り切れていた。それもあったが、午前中の「人身事故」の影響が残っているらしく、3時台4時台の特急もかなり遅れているようだった。私は、熱海経由で新幹線なので、とにかく4時43分発の各駅停車に座って乗ることができた。
帰路は、夕やみが迫っており「車窓からの眺め」はあきらめて、持参した浅田次郎の小説に没頭した。それにして新幹線の「こだま」は、何と遅いことか、どれだけ「のぞみ」に追い越されたか。名古屋駅についたのが、午後7時40分頃だったろうか。
   地下鉄の改札を出てバスターミナルに向かうエスカレーターの踊り場で、人が倒れていて、救急隊員が心臓マッサージと人工呼吸を施していた。今回の小さな「旅」の終わりに、たまたま遭遇した光景ではあったが。

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2020年2月16日 (日)

第2回立憲フェス参加記・1

 進化した第2回の立憲フェス(1)
 最初にこの第2回立憲フェスが、例の「新型コロナウィルス・新型肺炎」の感染、対策をめぐって開催するか否かの議論が重ねて行われたと、福山幹事長が冒頭で経過を報告した。前回の2018年9月30日は、台風第24号の接近で同じように開催が危ぶまれた。何がしかの“因縁”を感じた人もいたかもしれないが、前回と変わらぬ1200人ほどの参加で無事開催され、私の印象では、前回に較べて進化した第2回立憲フェスであったと思う。

 早朝に家を出て、10時30分頃に小雨の東京・高田馬場に着いて、まずは腹ごしらえをしていざ会場へ。11時の開場の前に既に20人ほどが列を作っていた。会場の設営にはいろいろ工夫されていたが、今日のメインであろう「立憲 LIVE スぺシャル !! 枝野60分対話」がセンターステージで行われることもあって、私は、その最前列に席を確保した。そして20の「出展ブース」を、カメラをもって回った。
 最初に足を止めたのが、「りっけん三重子の部屋」で、地域・県連レベルのブースがあるとは思わなかったので、“なんで三重子なんですか?”と問いかけた。すると「立憲三重(県)」のブースだったのである。他に多分千葉だったと思うが出していと思う。県連の活動レベルを知ったような気がした。では写真を一枚と思ったその時、私は思わず“しまった!”と声を挙げそうになった。何とデジカメにSDカードが入っていなかったのである。出掛けにバッテリーの点検をしたのに気がつかないなんて!大ショック。やむなく携帯電話を駆使しようとしたが、未熟ゆえこれも役立に立ったかどうか・・・。
 というまえがきが長くなったが、全体の経過は立憲民主党のホームページに写真付きで紹介されている。また、2月16日付の朝日新聞<立憲民主、3年目の「やる気」 党大会で政権交代を宣言>、中日新聞<枝野氏「理念・政策貫く」立民大会 野党結集優先を否定>に記事が掲載された。毎日新聞は無視のようだ。夜のテレビニュースでも一部で流された。
 さて、開会前に私がしばし話し込んだのは「地域パートナーズ・交流ひろば」であった。たまたまその係の一人が岐阜出身とのことだったので話が弾んだ。そこでは“多分岐阜もそうでしょうが、県連、総支部ができても、支部の結成が進んでいない気がする。地方議員が中心となって組織化を進めるべきだが、後援会活動が中心のようだ。やはりそこはパートナーズが動かないと進まないだろう”“選挙では県別、党の組織も県別、ではあっても市民運動は、課題にもよるが県境を超えるものが少なくない。市民運動レベルでの東海3県の連携が必要ではないですか?”“集会などでしばしばゲストの方が、若い人が少ないですねえ、と口にされるが、それは事実だけれども、その言葉、高齢者の私には、ちょっとやるせない。どう思います?”などといった話をした。相手からは“多治見の市会議員が来ておられますよ”と紹介を受けたがこれは辞退した。
 12時オープニング、予定外の福山幹事長の挨拶があった後、長妻昭氏が進めるトークセッション「立憲パートナーズと語る立憲の2020」が始まった。(続く)

 

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2020年2月15日 (土)

立憲フェス前夜、ではあるが

 河津桜も楽しみにしている
 立憲フェスに参加するにあたっては、C&Lリンクス愛知電子版・第81号(2月12日)のあとがきで、こんな風に書いていた。
●2月16日に開催される「立憲フェス」に参加を予定している。前回の第1回にも参加したが、この時は「党大会」の一つと思っての参加で、「立憲フェス」は“おまけ”程度に考えていて、全国交流の輪の中に入り切れたとは言えなかった。それもあって今回はやや躊躇した。交流の場に持ち寄るものがないに等しいからだ。持って帰るものもあるだろうか、という不安定さもある●私などより、若い世代、地方議員のみなさんに参加して戴き、地域の党勢拡大に役立たせてほしいというのが本音である。もっともこの愛知からどなたが参加するかは知らされていない●前回の例からすると、例えば「脱原発運動」という明確なテーマを持っていれば、経験交流の成果は期待できそうだ。その点でも私の居場所がなさそうだ。例えば宣伝活動、ミニコミ誌・通信の創意工夫といったテーマでもあれば、そこに参加したいと思っているが、今のところなんの情報の入ってきていない●新型コロナウィルス感染のおそれは無きにしも非ず、一応防御に留意して行く。
 第2回の今回のプログラムをよく理解していないが、前回のようなテーマごとのワークショップはなさそうだ。オープニングは、「12:10トークセッション」で「立憲パートナーズと語る立憲の2020」、「立憲、そしてパートナーズにとって『2020』は一体どんな年になる?長妻昭がパートナーズ出身の自治体議員、そしてパートナーズと語ります。」とある.その後は、例えば、Aのステージには「ボトムアップの立憲経済ビジョン」「立憲国会パブリックビューイング、Bステージには「私たちの隣にあるジェンダーの問題」「気候危機に立ち上がる若者たち」といった課題が用意されていて議論、意見交換がワンフロア―(全会場)で行われることのようだ。更に続いて、クロストーク「今、立憲民主党に求められるもの」ファイナルの締めは、「立憲 LIVE スぺシャル !! 枝野60分対話」がセンターステージ行われるようだ。
   いずれにしても、私の場合は、全体の概要をつかんで報告する<取材>のようなものになるだろう。
 翌日は、お天気次第だが、伊豆の「河津」へ行こうかなと思っている。一度は行って見て来たかった「河津桜」だが、満開までにはちょっと早いので5分咲くらいか。立憲民主党の現在は「何分咲き」だろうか。

 

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2020年2月13日 (木)

ルードウィヒ・B

   手塚治虫の未完・絶筆の書
 毎月「3の日」は、3割引きの特売日を設けている事務用品店「栗田商会・鳴海店」へは、必要に応じて利用している。今日も「A4厚口用紙」など4点ほど買い求めた。事務用品は、ホームセンターでも値引きされているが、品物によっては選択している。
 少し得したかな?という〇〇性も働いて、次に近くの「古本屋」に寄ってみた。店外の「100円コーナー」のような並びで、真っ先に目に入ってきたのが、手塚治虫の漫画だった。最初に目にしたものはもっていたのでやり過ごし、次に目にしたのが「ルードウィヒ・B」で2冊並んでいた。同じ出版社であるが片や1989年8月10日初版、もう一方は1998年12月15日初版で、なんで同じ出版社で2度も出したのかは知らないが、装丁に違いはあるものの内容はもちろん一緒であった。パラパラとめくってみて読んだ記憶がないので、後者の方を買い求めた。
 帰宅して書棚を点検してみたら、何と前者のものが並んでいるではないか。以前に買い求めたそれは1989年初版の第6刷・1993年で、その違いは解説者の違いだけであった。前者が漫画家の萩尾望都(はぎおもと)、後者は加賀乙彦(かがおとひこ)であった。
 ルードウィヒ・B、のBはベートーヴェーベンで、その生涯を描くつもりであった手塚治虫は、1989年2月9日にこの世を去ってしまい、本書は未完、絶筆となったのだった。
 熱い手塚ファンというわけではないが、蔵書はかなりある。いっとき集中して買い求めたので「読み残し」が幾らかあることは承知していたが、この20年余り手にすることがなかったということになる。500ページ余りを3時間ほどかけて一気に読み切った。本書初出は、「コミックトム」に、1987年6月号より、1989年2月号まで連載されたとあった。
 それにしても棚ざらしで「100円」というのは、ちょっと寂しさが募った。

 

 

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2020年2月12日 (水)

第80号、第81号「リンクス愛知」

 100号の到達へ少しずつ・・・
 MLで「今週の備忘録」といって、約1か月間の東海3県の地域活動が紹介されている。集会やデモの時などで配布されるチラシも手元に置いて、関心事とその優先順位を予定表にいれていくのであるが、現行の参加単位は週に1日から2日程度、稀に午後と夜間のWもあるが、その方が私にはありがたい。時々、午後映画(展覧会)その足で夜の集会・デモに参加ということもある。
 今月に入って見逃せない集会などが続いたが、その報告も兼ねた「C&Lリンクス愛知電子版」の第80号を9日に発信し、今日になって第81号を発信した。定期刊ではなく、材料が揃い構想が進めば着手する。紙版ではなく電子版なので印刷、発送が省かれるのでその点では機動的に対応が可能だ。
 第80号では1)命の「水」がアブナイ!水道民営化を考える映画と講演会。2)朝鮮半島情勢はどう動く?講演会-第22回リベラル政治懇話会- 3)立憲民主党と関連の、マスコミ等の情報<1月31日~2月7日> 4)「ツネじい通信」 NO66 2020/1/31 諸悪の根源は「日米安保条約」にあり。5)2月の予定 ポスティングに参加を、他、6)あとがき
 続いて第81号は、1)2020年、政権の選択肢になるために—枝野 幸男インタビュー— 2)政界異色対談 辻元清美氏×山崎拓氏 安倍政権ここが問題 3)「ツネじい通信」 NO67 2020/2/5 “脱米入亜”取るべき日本の進路 4)映画鑑賞記<i新聞記者> 5)4・19 望月衣塑子講演会(豊橋)案内 6)あとがき
 さて本誌は、「当面100号までの発行が目標」と考えているので、その後はどうするかを目下思案中である。現行の「立憲民主党と共に」は、その政治性、共感は維持するがタイトルからは外したいと思っている。それは私自身の「表現」がそうした領域だけに留まらない(留めたくない)という気持ちがあるからだ。加齢とともに、気力、知力、体力そして持続力は緩やかに後退するばかりであるが、逆に書きたい、書き残したいことは増えるばかりである。
 いまはその「わが投影」にピントを合わせることに腐心し始めている段階である。

 

 

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2020年2月 9日 (日)

水道民営化を考える岡崎集会(2)

 民営化は利権の対象に、「命の水」を守れ
 水道の民営化問題で私が関心を寄せるのは、「ライフライン」そのものであるから当然の成り行きだ。現在の生活の中で食料を除けば、電気もガスもないと困るけれども、当面の「燃料」は何とかなるが「水」は致命的だ。清浄な「井戸」を持たない限り、池か川、海水を浄水できる家庭用浄水器が必要であり、公共の上水道に頼り切っている以上、この問題は軽視できないのである。ということは、この問題は私個人の問題でないことは自明である。
 今回の岡崎集会に150人ほどが集まり、集会そのものは「盛会」であったとしても、地方議会議員、県、市の職員などの「関係者」が来場されていたかどうか聞き及んでいないが、そこにも先々の課題が見えてくる。
 世界的にみても日本の水道事業は、「国民皆水道」と言われ、その普及率は98%(2019年現在)だという。しかも蛇口からの水がそのまま飲めるのだ。私たちはこれを「当たり前」のように思っているフシがあるが、世界的に見れば数少ない事例だそうだ。改めて有難いことだと思わずにはいられない。
   そうであるならば、この現実を未来永劫持続させていくことが現世代の義務ではあるまいか。そのことに穴をあけ崩壊させる動きがあるとするなら、何としても阻止したい。その主体は市民と行政であり、議会である。この三者の関係は今後の運動でも密接なものがある。「3者連合」が欠かせない。
 ではそもそもなぜ「水道の民営化」「水道法の改正」などという動きが出てきたのか。詳しい説明は書ききれないので省くが、「公共事業」としての水道事業は、人口減などによる需要の低下、設備の老朽化に対する費用増などが財政悪化の自治体が担いきれないこと始まりといわれる。それを「民営化」によって財政的な改善をめざすということらしい。
 では民営化によってどんなメリット、デメリットがあるのか。メリットがあるとし民営化を推進する経済界からの提言を見ると「民間流の調達・購買戦略や外注管理が可能となりコストが削減できる」などという項目がある。本当だろうか?と疑問を挟み、むしろデメリットの方が圧倒的に多いとしたのが、尾林芳匡弁護士と全国各地の「水道民営化を考える会」の人たちだ。
 こうした水道の民営化を進めた外国の事例と結果について幾つか報告された。①フィリピン・マニラ市-水道料金が4~5倍に跳ね上がった。②アメリカ・アトランタ市バックヘッド地区-水道の蛇口から茶色の水が出た。③ボリビア・コチャバン市-雨水まで有料化されて暴動が起きた。④フランス・パリ市-料金高騰に加え不透明な経営実態が問題となり、再公営化。イギリス・ロンドン市でも民営化問題で日本の運動に学び阻止しているとのこと。
 中途半端で終わりになるが、2018年12月の水道法改正は、改善ならない、広域化で地域の実情に合わない、民営化で営利本位に変質しかねない、と尾林弁護士は語っている。そして「コンセッション(concession)」という英語の意味について尾林弁護士は、一般的に「譲歩、容認、譲与されたもの」と解されているが、「使用権などの」利権、特権という意味があるとして、まさに「民営化」とは、利権の対象物と化した姿、というのである。
 もう一つ、水道民営化を推し進める水道法の改正案に反対する意見書(新潟県議会2018年10月12日)の一部を紹介すると「・・・麻生副総理は2013年4月、米シンクタンクの講演で“日本の水道すべて民営化する”」と発言した。「・・・しかしながら、コンセッション方式の導入は、災害発生時おける応急体制や他の自治体への応援体制
の整備等が民間事業者に可能か、民間事業者による水道施設の更新事業や事業運営をモニタリングする人材や技術者をどう確保するのか、などの重大な懸念があり・・・」などと指摘した。
 とりあえず名古屋市に「水道民営化」の動きはないようだが、「指定管理者制度」等の民間委託が増えているので、警戒は怠れない。 完

 

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2020年2月 8日 (土)

水道民営化を考える岡崎集会(1) 

   水は人権、公共財・・・商品ではない!
 水道民営化を考える映画と講演会が、岡崎市で開かれた。主催は「水道民営化を考える会岡崎」で、150人くらいが参加した。
映画は「どうする?日本の水道」であり、その解説記事を引用しておくと、
水がなければ私たちは生きていけません。
 水は人権であり、自治の基本です。
 日本の水道普及率は98%を超え、豊かな水源と高い技術力によって、世界有数の「飲める水道水」を誇っています。自治体が責任もって水道を運営することで、日本国憲法第25条の生存権のひとつである「公衆衛生」が保障されています。
 しかし、日本の水道は今、多くの課題を抱えています。人口減による自治体の財政難、老朽化した水道管などのインフラ、職員の高齢化・減少です。これら課題の解決策として、政府は水道事業の運営権を民間企業に売却するコンセッション方式を推奨しています。2018年12月の水道法改正にもこれを促進する内容が含まれています。「民間からの投資」は、本当に「苦難を乗り切る万能薬」なのでしょうか?
 世界では、パリ市やベルリン市など、水道再公営化を選ぶ自治体が増えています。英国では約40年間の民営化・官民連携は「失敗」と評価されました。世界に逆行するかのような日本の政策。果たして、私たちはどのような選択をすべきでしょうか? そもそも「蛇口の向こう側」を、私たちはどこまで知り、考えているでしょうか。
 全国でも率先してコンセッション方式導入を進める静岡県浜松市、宮城県での課題や市民の動き、専門家のお話や水道労働の現場から、「自治」をキーワードに私たちの「水の未来」を考えます。

   講演は、尾林芳匡(おばやしよしまさ)弁護士で東京弁護士会所属 。過労死等労災関係の事件を扱うほか、地方自治体の公務の民営化批判の講演執筆多数。 著書に『新自治体民営化と公共サービスの質』『PFI神話の崩壊』(共著)『水道の民営化・広域化を考える』(共著)など。
用意されたレジュメ「PFI法と水道民営化の問題点について」の見出しを紹介すれば、その全容が浮かんでこよう。
第1 水道の民営化を考える
1)水道とは 2)水道事業は地方公営企業 3)水道事業における民間的手法の導入に関する調査研究報告書 4)「公営企業の経営のあり方に関する研究会報告書」 5)経済界からの提言 6)世界で進む水ビジネスと再公営化 7)2018水道法改正(注:ここはかなり重点的な個所) 8)水道の民営化・広域化の事例 
第2 自治体アウトソーシングの経緯・あらまし・弊害
1)立法の経過 2)制度の相互関係 3)経済的な特徴
第3 PFIを考える PFI(Private Finance Initiative) P:民間 F:お金 I:仕様(方法)
1)関係法 2)問題点 3)事例 4)増加の鈍化と増加策としての相次ぐ法改正 5)公共サービス「産業化」の柱としてのPFI 6)PFI導入をめぐる問題 7)2018年PFI法改正
第4 公共施設等運営権(コンセッション)実施契約書の実際 
1)契約書全体の構成(浜松市の事例) 2)事業の質の担保 3)議会と民衆によるコントロールは困難 4)料金の決定 5)自治体と市民にとってメリットは乏しい
第5 提言
1)「地域の条件に応じた計画」の視点をつらぬく
2)「産業化」ではなく公共部門の維持継承こそ
3)国の技術的財政的支援は、「地域の条件に応じた計画」を支えるべき 以上。

 この水道民営化問題について私は「C&Lリンクス愛知電子版・第19号(2018年12月06日)」で ~命の「水」がアブナイ! 水道法改正案が成立!「民営」促進、水道事業の分岐点に~ と題する特集を組んだ。静岡では浜松市、岐阜では岐阜市、三重では四日市市そして愛知県は岡崎市がその対象自治体となっていて、いずれ名古屋市も提案さるかもしれないという危機感もあって参加したのだった。 (続く)

 

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2020年2月 7日 (金)

映画「i新聞記者」を観る

 記者、メディア、ジャーナリズム
 「ツネじい通信」第60号(12月5日)で紹介された映画「i新聞記者」。昨年暮れに上映が終わっていたので、もう観られないかなと思っていたら、名演小劇場にかかったので、昨日の講演会が始まる前にを観に出掛けた。
 ツネじいさんは「・・・森達也監督が新たにテーマに選んだのは、東京新聞社会部記者・望月衣塑子の姿を通して日本の報道の問題点、ジャーナリズムの地盤沈下、さらには日本が抱える同調圧力や忖度の実態だ。繰り返し流れる官邸記者会見で、冷遇されても咎められても敢然と立ち向かっていく望月記者の姿がなぜ目立ってしまうのか・・・」と投げかけた。
 新聞記者だったツネじいさんと私の受け止め方に多少の違いはあるとしても、安倍政権の荒廃・退廃そして怒りに加えて「記者、メディア、ジャーナリズム」への失望感は、そんなには違わないだろうと思う。
 そこのところに、東京新聞社会部・望月衣塑子記者の“新聞記者のあるべき姿”を見て、その頑張りに応援の声を掛けたくなる。しかしそれは“ほかのマスコミ、記者たちはどうなんだ”の裏返しでもある。
 私(たち)が新聞などマスコミに期待するのは、嘘、ごまかし、隠蔽、逃げを許さない「真実」の情報と、情報の重要度の目安の提示、正反両面の対比であろうと思う。場合によっては、「悪」への挑戦とその一部始終の報道である。
 このドキュメンタリー映画は、森達也監督のもと「望月衣塑子記者の姿を通じて日本社会が抱える同調圧力や忖度の正体を暴きだす」ことにあり、「この国のメディアはおかしい。ジャーナリズムが機能していない」ことを指摘し、だからといって右、左関係なく「メディアとジャーナリズムは、誰にとっても大切な存在であるはずだ」と位置付けられたといえるだろう。
 最後に森監督は「・・・だから観ながらあなたも考えてほしい。悩んでほしい。きっと最後には、あるべきメディアとジャーナリズムの姿が見えてくるはずだ」と。
 それにしても「アベ政治を許さない、内閣打倒」だから「野党は共闘」し、「野党は一つのかたまりなって政権交代」を、というけれども、その「映像」はぼんやりしたままである。観客(有権者)が退場しないために何とかしなくちゃ。

 

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2020年2月 6日 (木)

朝鮮半島情勢はどう動く?講演会

   第22回リベラル政治懇話会
 副題に「朝米関係の本質と朝鮮の新デザイン」とあり、日朝、日韓関係に関心は持ってはいたが、予備知識、事前学習のなかった私にとってはちょっと難しいと感じた今日の講演会だった。
 講師は、在日本朝鮮社会科学者協会東海支部 顧問という肩書を持つ金宗鎮(キムジョンジン)さん。もう84歳になられたというが、姿勢もピンとして声に張りがあり、「闘士」のおもかげが残っている感じであった。
 レジュメには大きくは1、在日コリアンの状況、2、2020年朝鮮の対米戦略、3、朝鮮の外交資源、自主呉の理念、金正雲委員長の新デザイン、とあったが、お話は必ずしもレジュメに沿ったものでなく、彼の思うところが湧き出て来るような感じで、メモを吐露打ちした私の手は止まったままで終わってしまった。
 その話の前提になる資料として「2016年 朝鮮労働党第7回大会」「2019年4月 最高人民会議14‐1」「2019年7月5日 労働党中央委員会」をあげられた。
 メモが取れていないから、なんとなく感じたこと、印象に残ったことだけをメモすると、まず日ごろ私たちが日本のメディアから受け取る「朝鮮民主主義人民共和国」(朝鮮又は共和国又はDPRK)の情報を一度リセットすることからはじめねばならない。それは「朝鮮」は、「核をもて遊び、先軍政治を行い、国民のくらしより核開発、ミサイルに熱心な貧しい国。日本人や韓国人を拉致するというとんでもない国」という印象付けなどである。
 拉致問題は事実、核の保有、ミサイル発射も事実、干ばつ、洪水などで農業が打撃受け、食糧不足との情報もそんなには外れてはいないだろう。そうした事実関係について私たちは、前述のようにマスメディアと政府発表の情報しか知らない。“ではなぜみなさんは、朝鮮へ行ってみようとしないのですか?みんなで行きましょうよ”と金さんは言うのである。
 また朝鮮(DPRK)にとって「核兵器」は、本来不要なものである。しかしアメリカが、韓国(日本)に軍隊を駐留させ、核を持ち込み、頻繁に軍事演習をしている事実があり、それは(イラク、アフガニスタンの例をあげるまでもなく)いつ朝鮮に侵攻してくるか警戒せざるを得ないことなのだ。そこでワシントンまで届く核兵器の開発によって、辛うじて米軍の侵略を阻止しているのだ。もし「朝米平和条約」が結ばれ、朝鮮半島から米軍が撤退すれば「朝鮮戦争」終息する。侵略の恐れがなくなったら朝鮮は「核」を放棄する。「核」は必要ないのだ。今はそれらがなされない現状である以上、朝鮮は「独自の生きる道を選んだ」と金さんは言う。
 日本人の多くが、朝鮮の核保有を非難するが、では世界唯一の被爆国日本はなぜ、「核兵器禁止条約」に調印し批准しないのか、アメリカや中国などの核保有についてなぜ口をつぐむのか?
 ・・・日本と朝鮮との関係は、まず「国交回復こそ」がその第1歩である。安倍首相は「前提条件なしで金正恩委員長と会う」といっているが、日本側に「過去の清算」に対する誠意があってはじめて会談の道が開けると金さんは言う。
 隣人同士が相手のことを知らないでは「近所付き合い」も円滑に進まないだろう。「国交回復」「平和条約締結」が平和への道、と金さんは自信を持って語った。

 

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2020年2月 5日 (水)

新型コロナウイルスによる肺炎

 現在の政治、安倍内閣、野党に問う
 今日は、かつての囲碁仲間と久しぶりに碁を打った。2011年3月にアマ六段のKさんから3人が指導を受けたが、私は全く上達しなかったことが“性格に合わない”ものと判断、また地域活動の多忙が重なって、2年半ほどで退会した。先日Kさんに案内されて中部棋院に初めて訪ねた縁で、今回の対局となったのである。結果は・・・。
 囲碁もさることながら、いろいろなことが話題になり、先日の認知症講演会の様子も話になった。私からかいつまんで話をしたが、認知症になりやすい要素の大きなものに「パーキンソン病(約60%)」が挙げられたこと、もう一つは「糖尿病」もアブナイということで、私もその「予備軍」なのだ、ということも話をした。
   さて、それはそれとして「新型コロナウイルスによる肺炎拡大」に歯止めがかかっておらず、じわじわと忍び寄ってくる気がしないでもない。注意事項の一つに「できるだけ外出を控える」というのがあるが、毎日の買い物でスーパーマーケットに行くことは避けられない。月に1回程度の集会とデモ、重要な講演会は欠かしたくない。2か月に1回の「映画鑑賞会」も当面中止する予定はない・・・というように、「できるだけ外出を控える」だけでは済まされないので、マスクをする、手すり、つり革などには手袋をはめて対応、帰宅したら手洗い、洗顔、うがいは欠かさない・・・、いまのところ症状はないが、発熱、咳き込みが出たらためらわずに病院へ行く・・・。万全ではないだろうが、高齢であることで「予備軍」の私の出来ることはこれくらいだ。
   ところで、「新型コロナウイルスによる感染拡大」にからみ、自民党の伊吹文明氏が憲法を改正して「緊急事態条項」を新設すべきだとの発言があったが、今いうべきことか?それを。なんだかエラそうに、どさくさに紛れて、したり顔して。
   それより政府のすべきことは、即効的な対策は当然として、この種のウィルス感染の新たな発生、「豚コレラ(豚熱)」、熱帯性の病気の拡大予防など、調査、研究、予防策にもっと力を入れるべきで、アメリカらの兵器爆買いなど、防衛予算の拡大に熱を上げる安倍内閣の不信感は募るばかりである。
   福島原発の被災者救援、廃炉作業、核廃棄物の処理、汚染水対策なども後手、後手のようであり、さらにはこれからやって来るであろう「気候変動-地球温暖化―海面上昇」などに、政府はいったいどう対応しようとしているのか。
   あげればきりがないが、安倍内閣のもとでは不安は払拭できない、となれば、政権交代、となれば、上記内容の政策を野党は練り上げねばならない。選挙対策と同時に、野党横断の課題別プロジェクトチームを立ち上げて取り組むべきではないか。もうすでに発足して始まっている?そうならばいいのだが。

 

 

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2020年2月 4日 (火)

立春-日本の四季

 「四季」も「士気」もあいまいになりがち
 立春・・・この日から立夏の5月6日までが暦の上では「春」だという。地球温暖化の影響であろう、日本の「四季感覚」も薄れがちで、「二十四節気」という言葉自体が日常的には「死語」になっていると思う。それでも私(たち)は気候に反応して、今日の天気、明日の空模様、週間天気予報、月間天気予想に目がいく、気に留める。それは農家なら農産物の苗の植え付け作業時期と関連するから重要な項目であろうが、私の場合は活動、家事では車は使わないので天気は日々気にしている。出先で雨に降られてはかなわないから怪しい時は折りたたみ傘を持って出かける。
 だがそうした自然界から受ける「季節感」もあるが、最近は何がしかの「病気」であろうか。冬の風邪-インフルエンザが気になり、だから予防接種を受ける。2月に入ればボツボツ「(スギ)花粉症」に対処しなければならない。目薬、点鼻薬、マスクは必須アイテム。これは6月頃まで続く。夏になれば猛暑で「熱中症」に備え、病原性大腸菌(O-157)による食中毒にも気をつけねばならない。暑さが和らぐ「秋」が来れば一安心だが、その期間は随分短くなってしまった。
   かくして気候と病気(健康被害)は、「老域」にある者にとって日々の暮らし即ち人生に大きな影響をもたらす。それはいいかえると、「時間」は誰にも等しくあるが、「老域」にある者にとって、青年、壮年層と同じ質、量で使い切ることではない気がする。なんだか水道の蛇口をいじくっているようで、勢いよく水を流す青年期と違って、今の私は「ジャ~、ではなく、ちょろちょろでもない」ところを探したりする。
   関心があるからといって、要請されたからといってあれもこれも取り込む「勢い」は、今は少なくなり、かといって課題一つに絞り込んで取り組む探求心、集中力もない。多くが中途半端なのである。
   日本の四季の変わり目がはっきりしなくなったように、私の活動の「士気」もあいまいになりつつあるのか、何がしたいのか、何が重点なのか、時々ため息をしてしまう昨今である。

 

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2020年2月 2日 (日)

認知症講演会

 “あなたも関係者”の意識を持って参加
 名古屋医師会主催の「認知症講演会」が開かれたので参加した。
 もう15年ほど前になろうか、「老いの風景~本当の今日が流れていく」の著者、渡辺哲雄氏の講演会に参加したことがあり、その時は「介護する人、される人」がテーマであった。
 「認知症」は、高齢者ばかりでなく、若年層にも起こりうるとされるが、ここでは「65歳以上の5人に1人が認知症-2020年で約600万人」(内閣府資料)という現状から、それは「2020年のがん患者数、推計90万人」と比較してみても、それがいかに「他人事(ひとごと)ではない、あなた自身もなり得る」というところから話は始まったのである。
 最初の講演は「認知症ってなに?」「アルツハイマー病」「レビー小体型認知症」「アルツハイマー病なら認知症になる?」「認知症になりにくい生活」「認知症の人を理解する」と続いていったが、パワーポイントと同じ紙面が配布されていて、全体としてわかりやすい話であった。その内容は省くが、話のまとめとして、
1、 認知症は誰でもなり得る身近な病態である
2、 認知症の原因は様々:代表はアルツハイマー病
3、 認知症予備能を増やす:運動や知的活動
4、 認知症に対する誤解や偏見を持たない
5、 認知症の人を理解する:不安→寄り添い
 とあった。つまり、出来るだけ認知症にならない意識と生活・行動、それを実践する、と同時に近親者が認知症の状態になった時の対応を説いたのである。その意味では、私は単身で参加したが、夫婦、親子、兄弟姉妹のペアで参加した方がもっと効果的であったかもしれないし、名古屋市全体での開催から、各区での開催があればもっと市民に「認知」されるのではないだろうか。
 私個人が関心を持ったのは、持病との関係で認知症と間違えられやすい病態の一つとして「薬剤性認知機能低下」が挙げられたことだった。毎日8種類の薬飲であるから、無関心ではいられない。もう一つはやはり「アルツハイマー病」についてである。認知症の原因の60%を占めるというのだから。
 第2部は、「音楽で認知症を予防しよう~音楽療法のススメ~」であり、多分これは「養護老人ホーム」なんかで行われているものであろう。いくつか実施指導を受けたが、これを持ち帰って1日1種類1回でも続けられれば上出来であろうと思った。
 この日は、緑の党グリーンズジャパン東海本部の定期総会が1日かけて開催されたが、私は午前中のみに参加してからこちらにやってきたのである。一方で政治、環境問題などを議論していて、「同じ仲間」である私は「認知症」の講演に耳を傾けていたのである・・・。

 

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2020年2月 1日 (土)

猿田佐世講演会in日進

 日米外交を考える、に300人余
 まず講演をされた猿田佐世さんのプロフィールから紹介すれば、生まれは1977年、東京であるが、多くを愛知県東郷町で育ち、高校での「管理教育」のもと「おかしいと思ったら声を上げる」ということを学んだことがこんにちの「原点」であるという。早大法学部卒、2002年弁護士登録。米コロンビア大学ロースクールに学ぶ。2009年米ニューヨーク州弁護士登録。立教大学講師・沖縄国際大学特別研究員。沖縄基地問題など日本政府が届けない声を米国に伝える活動で、立憲民主党の枝野代表らの訪米団一をコーディネイトするなどの活動も。現在は新外交イニシアティブ(ND)代表を務める。
 今日の約90分の話の流れは、1、安倍・トランプ外交をふりかえる 2、日米関係の現状と問題、3、問題を生み出す日米外交の仕組み 4、「米国」では今何が起きているか 5、私たちがなすべきこと-NDの取り組み例の紹介 というもであった。
 猿田さんは割と早口、というか、短い時間で全面展開していこうとしたからであろうが、語尾が聞き取りにくいこともあって、とてもメモが追いついていかなかった。後日断片的であれ、メモから内容を起こしてみたいが、私が受けた全体の印象をいえば、猿田さんの言う日本政府の「自発的対米従属論」即ち「日本外交の貧弱」であり、「アジア諸国への接点、連携を」、提言とした「ワシントンに野党事務所を置くべき」であった。また「ワシントン拡声器」という言葉を初めて聞いたが、これは2016年12月8日付毎日新聞「オピニオン」で記事になっていたが、見落としたか、その時は関心が希薄で忘れてしまったか。
 もう一つは、「日米安保」に関するトランプの発言の背景にあるもの、さらに沖縄に関する話が随所に織り込まれていて、現時点で「辺野古埋め立てはとめられる」などに共感を覚えたのだった。
 とかく外交問題は、高度の政治感覚、情報の入手と分析力、対案の用意などを求められる気がして、言い辛い、書き辛いので、こうした講演は私には不足がちな「栄養源」である。問題は栄養としたものをエネルギーに変え、どう使い切るかであるが、答えはない・・・。

 

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