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2020年1月26日 (日)

出会いと別れ

 人の世の常とはいえ
   時間的に少し落ち着いてきた感じがしたので、戴いた年賀状を読み返している。その中から毎年気に留めておきたい文言を拾い出してメモするのであるが、それはまだ手を付けていない。
   その中で年賀状は来なかったが、Iさんの「遺族」から電話を戴いた。それはもう30年も前にさかのぼるが、地域でナショナルセンターの外にあった小さな組合、活動家集団で「名古屋労組連」を組織していたがその時、市民運動との出会い、交流もあって、独自のメーデー「赤と緑のメーデー」を創設した。「赤は労働運動、緑は市民運動」で「働く者」という意味では、「労働者」も「市民」も同じ、ということもあったが、大きな既成組織から“はじかれた”者の意気軒昂な発露の一面であったと思う。
   その発起人の一人であるIさんとは10年ほどの空白を経て「老兵たちのフォーラム(現水曜フォーラム)」立ち上げ4人組で再会した。そして数年の間学習、経験交流を続けてきたが、ある時からIさんは「老老介護」ということで身を引いていった。
   “・・・もう2年程前になりますが、亡くなりまして・・・、家族葬で営みまして、みなさまにはお知らせせず・・・”私は気になっていたから、5年ぶりくらいに年賀状を送ったことで今日の電話となった。
 Iさんのことを多く知っているわけではないが、Iさんは「大きな既成組織」でたくさんの仕事をされてきて、その組織から離れてからは、「既成組織から“はじかれた”者」の側になって地域労働運動に力を注いだのだった。私はそれがあって前述のような出会いであったのだった。また一人、名簿の上に「紫線」を引いた。

 

 

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