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2019年10月 8日 (火)

「表現の不自由展・その後」展示が再開

 状況は悪化しているのでは?
 8月1日から10月14日まで開催中の芸術祭「あいちトリエンナーレ」の、8月3日に突然展示が中止されていた企画展「表現の不自由展・その後」が、今日の午後再開された。
 この間、「表現の不自由展その後」の中止問題は、部分的ではあれマスコミで報じられるところとなり、このような「表現の自由の侵害」「公権力に介入」とりわけ河村市長の言動、菅官房長官の発言、文化庁の補助金交付をこの段になって中止するなど、その波紋はどんどん広がっていった。こうした状況、雰囲気について多くの人が感じているだろう「これはアベ政権の姿勢が如実に反映したもの」と。
 展示再開を求める運動が活発化し、大村知事も条件付きながら再開に動き始めていく過程で私は、その動きを注視し賛同もしてきたが特に行動しなかった。いつものように「優先順位」のこともあるが、何といっても今回もこれまでも「あいちトリエンナーレ」を実際に見ていない、このことがネックになっていた。
 今日の時点で少し変化を感じたのは、再開に反対する側が河村市長をはじめ「顔」を見せたこと、その主張が当初「平和の少女像」に向けられていたのが、今日の動きでは「焼いた昭和天皇の写真」だけを問題視していた。
 ここがいかにも河村らしいところである。「平和の少女像」については、「従軍慰安婦」問題だけにとどまらず、外交問題としての「日韓問題」というもう一つ大きなバックがあり、「南京虐殺はなかった」とうそぶいて非難の最中にあるだけにトーンを弱くしたのであろう。加えて、元号が変わり「天皇即位の礼」が近づき、国民の関心が皇室に向けられつつあると読んで、河村市長の掲げたプラカードにはなんと「日本国民に問う 陛下への侮辱を 許すのか!」とあったのである。
 私は改めてこの問題の出発点に戻ってみた。それは「C&Lリンクス愛知電子版・第53号」(8月5日付)で、「なぜこんなことが!あいちトリエンナーレ『表現の不自由展・その後』の展示中止に抗議する!この社会を憂う」の一文を読み返したのだった。
 芸術監督の津田大介さん。是枝裕和監督、上智大学元教授の田島泰彦氏(メディア法)の話、ジャーナリストの青木 理さんの話、早稲田大学名誉教授の戸波江二氏(憲法学)の話、大谷昭宏さんの「あいちトリエンナーレ慰安婦像問題」、「事実上の『検閲』」河村市長に発言撤回求める」マスコミ文化情報労組、これら各界からの意見、見解がまともであることに、その時は少し気が楽になったが、河村市長の言動を見て、改めて危機感を覚えたのだった。「大村知事リコール」ではなく、10月14日以降は「河村市長退陣!(やめろ)」の動きが出てくることを期待したい。(名古屋市長選は2021年4月)

 

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