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2019年8月24日 (土)

参院選後の政治を展望する・1

 高野 孟講演会(1)
 この日、ほぼ同じ時間帯で、「表現の不自由展・その後」の再開をもとめる8.24 集会&デモ i n 名古屋が、愛知芸術文化センター東隣の栄公園にて集会とデモが開かれた。主催は「表現の不自由展・その後」の再開をもとめる愛知県民の会で、高野 孟講演会に遅れて参加した人の話で200人ほどの参加だったという。
 この愛知芸文センターが、「表現の不自由展・その後」の展示会場であったから、栄公園での集会となった。
 私は午後4時20分頃、第21回リベラル政治懇話会「参院選後の政治を展望する-高野 孟講演会」の会場にに到着し、頼まれて受付の手伝いをした。
 高野さんの話の概要は①参院選挙-改憲派が3分の2を割る。②安部政治=安倍の改憲戦略の曖昧、八方ふさがり、本気度が試される9月の人事。③野党の自民一強対抗策。③リベラル政党とは、といったところだったと思う。
 一方私の関心は、①参院選の結果・総括、②立憲民主党のこれから。③野党統一について、だった。

 

 高野さんの話の3分の2は、憲法問題と安倍政治につてで、まず参院選で、単純ではないが改憲勢力が3分の2を喪失した、にも拘らずマスコミは、東京新聞を除いて「与党勝利」と書いた。この「単純ではないが」は、一つは、「反安倍改憲」の野党の側にも「改憲」に加わる議員もいれば、「立憲民主党」も一切改憲しないとは言っていない。
 次に公明党の立場についてであるが、元々「加憲」であり9条の改憲には慎重であることは知られてはいるが、安倍の9条の書き込みについては創価学会から“造反”が出ている。例えば沖縄の辺野古新基地建設は、地元は一貫して反対の立場で、県民投票、知事選にもそれが表れている。また先の参院選挙、東京選挙区で「れいわ」から立候補した野原善正氏は「沖縄創価学会壮年部所属」である。東京は公明党の山口那津男代表の選挙区であり、山口は約81万票の得票であったが、落選したものの野原は約21万票を獲得して注目された。「れいわ」の票もあるであろうが、学会員の多くが山口でなく野原に入れた、「崩れかけた平和の党、公明党」への反発であろうと高野さんは指摘した。
 次に自民党の内部についてである。詳しくは書けないが、端的に言えば、元々の自民党の改憲草案がありながら、安倍の一存で変えられていくことへの不満がある、ということのようだ。例えば安倍は「9条の一項、二項をそのままにして第3項としてそこに自衛隊を明記する」などは、二項の「戦力は保持しない」「交戦権を認めない」が生きており、めざす改正案と違う、などである。
 さて安倍政治はいつまで続くのか。まず安倍の「八方塞がり」は続くとして高野さんはそれを図解で示したが、実に11項目あった。「安倍流のエセ改憲は既に頓挫」「トランプ大接待も貿易押しつけがバレて台無し」「アベノミクス失敗+消費増税」「北方2島返還交渉の大失敗」「日朝首脳会議実現のメドなし」「フクシマ原発事故から8年」「辺野古基地建設行詰り」「年金不足2000万円」・・・に加えて「日韓関係」が最悪の事態に至っているとした。そして秋の自民党役員人事、内閣改造に「やる気満々」か「お疲れ気味」かの兆候が見られるとした。この高野さんの「永田町の裏を読む」をもって注目してみよう。 (続く)

 

 

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