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2019年4月26日 (金)

「結」第17号が届く

 惜しまれる「トヨタ研究」者の死去
 ついつい何度も、何度も書いてしまうのだが、「運動」と名のついたものに本格的に参加したのが1967年ころ。それは企業内労働組合活動であったが、目も足も「外」に向いていて、「70年安保・沖縄返還」「ベトナム反戦」「三里塚闘争」などに関心を抱いていた。
 1997年に退職してからは、それまでの「労働運動感覚」が急速に薄れていき随分焦った。“現場を持たない労働運動はだめだ”という意識が高まったが、「オルグ」になり切る基盤も環境もなくて、せめてもとの思いから2000年に「C&Lリンクス愛知」を編んで発信した。そして2008年「全トヨタ労働組合をサポートする市民の会」結成に参加し、支援という形ではあるが、地域労働運動にかかわっていた。
 それほど時間は経っていないと思うのだが、「全トヨタ労働組合をサポートする市民の会」の後継組織である「ユニオンと連帯する市民の会(CGSU)」の活動誌が「結」であり、今ではこの会の一会員というか「読者」というレベルのかかわりになってしまった。
 手にした第17号の目次を見て、執筆者7人のうち3人は私が役員を降りてから参加したメンバーであった。核になる人は不動で新しいメンバーが加わっていくことでこの組織は維持されているといえるだろう。
 記事の中に追悼を書かれたものがあった。杉山 直さん(三重短大准教授)と寺間誠治さん(前京都総評・全労連役員)のお二人であるが、杉山さんは「トヨタ研究」の第1人者といえる猿田正機さん(前中京大教授)と共にあった、将来を嘱望された若手の研究者であり、CGSU、地域ユニオンにも加わって、運営会議にも参加する現場主義の研究者であった。59歳での死去は、「トヨタ研究」がいよいよ佳境に入って、なにがしかの「集大成」が形になろうとした(個人的感想)この時期、いかにも惜しい「若い」死であった。

 

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