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2018年11月 3日 (土)

全国と連動!1万人アクション

  盛りだくさんの集会で意気上がる
 11月3日は「文化の日」であるが、日本国憲法公布の日(1946年)である。施行は5月3日(憲法記念日)であり、なぜこの日に「全国行動」が取り組まれたか。言うまでもなく、安倍・自民党の憲法改悪の動きがいよいよ顕著になってきたからである。
 集会名は「9条改憲NO! 平和といのち くらし・人権を! 1万人あいちアクション」で会場は、名古屋栄・矢場公園。プログラムは正午からのプレ企画「みんなで語ろう・医療問題、貧困格差、子ども、女性」そして、午後1時から第1部「平和と暮らし人権を守る」が始まり、メインスピーチに、元裁判官・現弁護士の井戸謙一さんが駆け付けた。井戸さんは裁判官の時、北陸電力に志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転差し止めを命じた。この日も「原発神話」の崩壊を説き、原発再稼働はありえないと述べた。リレートークでは、「沖縄」「年金・暮らし」「朝鮮高校無償化問題」「原発」でそれぞれの代表がアピールした。
 第1部はここからデモに移り「サウンドデモ(大須方面)」と「ゆったりデモ(栄方面)」の2コースに分かれて出発。私は短めの「ゆったりデモ」に参加。ここまで参加者は1000人と発表された。
 午後4時からの第2部では、「憲法9条改悪NO!」をテーマにして始まった。1500人の参加とのことだった。
 2部でのメインスピーチは、慶応大学名誉教授・弁護士の小林 節さんで、「安保はとめられる!」を中心に話された。それは何かを読み解くというようなものではなく、安倍内閣の憲法改正発議、国民投票という流れを想定する中で、6月か7月の「衆参同時選挙」の可能性を前提に、安倍政権が意図するいっきに憲法改悪をもって、この国は崩壊の道に転げ落ちていくのか、野党が結束してこれに反転攻勢をかけ「逆転のチャンス」とするのか、自分もその先頭に立つという、まさに「檄」そのものであった。特に野党に対する注文は鋭かった。本気で政権交代をめざしているのか、「野党専業」「自分だけ、党だけ」に堕していないかなど。
 その中で、安倍首相を攻め立てる時、「憲法を守るべき議員が、首相が、憲法の改正を言い立てるのは間違っている」については、内閣として発議することに問題はない。また憲法改正はあり得ることで「護憲、護憲」で、安倍・自民党の憲法改正(改悪)案の攻勢に反論、対案の陣形が出来ていない。憲法9条を保持することは正しい。あえて変えなくても現憲法のもと「専守防衛」で国の安全保障は可能・・・。
 確かにこのあたりの憲法議論の機会はあまりなかった。私はまだ山尾志桜里議員(立憲民主党)の「立憲的改憲-憲法をリベラルに考える7つの対論」(ちくま新書)を読んでいないが、12月1日の「リベラル政治懇話会」で、彼女の話が聞けるので、それまでに読み切っておきたい。
 ということで、第1部の井戸憲一さんの話、第2部の小林 節さんの話、さらにまとめの挨拶の中谷雄二弁護士の、安保法関連・改憲にとどまらず、朝鮮女子勤労挺身隊のこと、また朝鮮人徴用工問題での韓国最高裁判決とそれらに関する日本政府、マスコミのバッシングについて「個人の請求権は消滅していない」との見解を外交的、法律的見地から説明をした。朝鮮人学校の無償化問題についても、それで善隣友好関係が成り立つのか、子どもたちへのしわ寄せだけだと糾弾するなど、熱のこもった話となった。加えて市民みなさんの熱いアピールなど、長時間の集会であったが濃密なものであった。
 午後5時過ぎからの「キャンドルデモ」は、シュプレヒコールと共に週末・連休の名古屋・栄の夜に彩を添えた。

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