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2018年11月19日 (月)

日産・ゴーン会長の逮捕!

 背景に何かがあるのか
 衝撃的なニュースとして報じられている日産自動車のカルロス・ゴーン会長の逮捕の容疑は、有価証券報告書に自らの役員報酬を約50億円過少に記載した金融商品取引法違反容疑である。報道によれば、有価証券報告書の虚偽記載は粉飾決算に適用されることが多く、役員報酬の過少申告への適用は異例とのこと。また日産は、ゴーン会長らの不正行為について内部通報があり、数か月間にわたって内部調査を行っていたことを明らかにし、ケリー役員もこうした不正行為に深く関与していたという。そして東京地検特捜部は、内部の人間と「司法取引」したうえでの捜索、ゴーン氏逮捕であったという情報もある。
 これらから私が感じていることは、カルロス・ゴーンという人物は、それほどまでに私腹を肥やすことに執着する人間だったのか?様々な問題があれ日産をV字回復させ、グループとして業界世界第2位に押し上げた経営者は、そのカリスマ性なり「栄誉」と引き換えに、際限なき蓄財に勤しんでいたとは考えにくく、経営の全権力を掌握して傲慢になり一人マネーゲームを楽しんでいた、みたいにも思うのだが、金持ちの蓄財心理は理解しがたい。
   「不正行為について内部通報があり、数カ月間にわたって内部調査を行っていた」これは?ひょっとして、日産内部に会社経営のトップに外国人を戴くのは、“日本人としてどうも・・・”なんて言うナショナリズムが底流にあった、なんてことはないだろうねえ。それなりに会社が順調であって、地位も給与も安定的であれば、危険を冒して反旗を翻すだけの人間が今どきいるとは思えない・・・。
 ルノー、日産、三菱の株価の下落は当然の成り行きかもしれないが、自動車販売そのものに影響が出るだろうか?
  ユーザーは、排気量で選ぶ、モデルで選ぶ、燃費で選ぶ、価格で選ぶなどが要素であるが、メーカーで選ぶ場合は、購入時、購入後のサービス、対応の評価で決まるのではないか。とすれば、ゴーン氏の逮捕と購入の動機とはあまり関係がない(ゴーンの蓄財分を値引きせよ!はあるかも)ように思う。
 では、製造現場ではどうであろうか。私が現役なら・・・2交代制勤務、残業、休日出勤、リストラ、コストダウンなど、労働強化に耐えながら(協力して)の上で利益を生み出してきた。その気持ちが踏み躙られたという感覚がある一方、“上のことなど関係ない、こんなことでベア、ボーナスが減らされないかそっちが気になる”という一般組合員の声に同調し、その矛先を労働組合に向けたことだろう。組合は、経営権に関することは会社側の問題として逃げるかもしれないが、経営に関して株主が監視の役割を持つとすれば、「労使協調」をうたい、経営と労働を両輪とするなら、労働組合ももう一方の監視役であるはずだ。ゴーンの報酬10億円について黙認してきたのか?
 それにしても、ドイツのフォルクスワーゲンが排ガスデータ改ざんで摘発されたときにも感じたのだが、「某国を脅かすグローバル企業が狙われていないか?」そんなことはないよね。

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