« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »

2018年11月29日 (木)

リニアより災害に備えて安全な国土づくりを

第59回ユニオン学校
 主催者の首題は上記のものだが、講演者の小林収さん(リニアを問う愛知市民ネット)は、彼自身の問題意識からであろう首題は「民間企業の手による国家プロジェクトは、わが国に何をもたらすか」であった。
 最初に「ストップ・リニア訴訟とは」から入り、JR東海の事業申請→国交大臣の認可の経過。次に訴訟の争点について、鉄道事業法の特別法と位置づけられている「全国新幹線鉄道整備法(全幹法)」とリニアの関係の適法性。これだけの大事業に関わらず「民間事業」ということで、「環境影響評価法」が不十分で違反の可能性。大深度地下使用認可の取り消しなど。そして、核心部分でもある「建設主体が民間企業(JR東海)であることで生じている諸問題のいくつかが取り上げられた。①全額自己資金という建前で国政、地方議会でも本質的な議論がスルーされた。私企業ということで情報公開に壁。競争入札不要で随時契約。談合問題発生。全幹法から自治体が民間企業のために働かせられる事態に。大深度地下法で莫大の利益(一説にJR東海は5000億円の節約になるとか)、さらに東京と大阪間の総事業費は9兆円と見積もられているが、これまでの例からこの2倍から3倍に膨れ上がるだろうというのが大方の見方。JR東海がこれを自己資金で賄えるはずがない。国会で十分審議された形跡がないまま、2016年に安倍内閣は、3兆円の財政投融資を閣議決定している。追加の融資も焦げ付き税金で手当てされるという最悪の結果は的外れの指摘とは思えない。予想される巨大地震、高潮、洪水の災害を見据えるならば、その予防措置、減災措置に財政的手当てをすべきだ。
 質疑でも様々な観点から意見、質問が出た。「電磁波の問題」「利便性と所用時間」「テロ対策と待機時間」「リニア開通と新幹線の変化」「上海のリニアの例(計画は中途までで中止)」等々。私からは「リニアの使用電力量と浜岡原発再稼働の関連性」について、市民ネットなどでは一定の見解に達しているのかどうかを質問した。それは、ピースサイクルで中電本社訪問の時、担当者から「中電としては、リニア新幹線への電力供給にあたって原発がなくても可能である」との見解を得ていたからであった。
 私は、立憲民主党が結成されて以降、ここにエネルギーを集中している関係で、それまでかかわってきた幾つかの課題から疎遠になりつつあった。今日はそのうちの「ユニオン学校そのものとリニア新幹線問題」に、久しぶりに接したのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月26日 (月)

C&Lリンクス愛知・電子版 第18号

 立憲@あいち3区パートナーズのつどい、他
 昨日の集会の報告を中心に第18号を発信した。内容は1、立憲@あいち3区パートナーズのつどい。2、タウンミーティング・愛知。3、立憲民主党と関連のマスコミ等の情報<11月9日~26日> 4、新・ツネじじい通信NO.13~14<高橋恒美> 5、映画鑑賞記「華氏119」で、全8ページ。
 「パートナーズのつどい」は、第1回ということで手探りのようにして開催された。私はスタッフの一人として、発言は控え、もっぱら写真と発言記録に徹した。いずれ、運営会議で反省会が開かれるが、反省は多々あろうが「収穫」として何があったのか、私が気付かなかったことをぜひ聞きたいと思っている。
 「ワークショップ」では、10人ほどの多岐に亘る意見、質問が出され、近藤昭一衆院議員が一つ一丁寧に答えていった。議員として永き8期22年に及ぶ近藤さんではあるが、人々の関心、問題意識が多様であれば、そしてどんな課題にも文字通り「真摯」に答えるのは生易しいものではないと推察した。掛け合いの相手田中里佳名古屋市議が近藤さんに「実力が問われます」と投げかけたが、率直な発言だった。来る12月9日の「タウンミーティング・愛知」に長妻 昭政調会長がこの愛知3区にやってくるが、今日の状況を踏まえて、参加者からはもっと突っ込んだ発言が出るかもしれない。
 2019年の統一地方選挙、参院選挙に向けた基本政策を作り上げていく「タウンミーティング」では、最終的には党執行部で策定していくのであろうが、ここは「他人事(ひと)任せ」にはしない、パートナー自身が問われる場になるだろうし、そうありたいものだ。いくつかのグループに分かれて「分散会」形式になるだろうが、そのテーマはまだ決まっていない。東京のタウンミーティングでは、参加者100人が「健康・医療」「福祉」「子育て」「環境」「オリンピック・パラリンピック」「まちづくり」「雇用・産業」「人権・議会」の9つのテーマで議論したそうだ。
 この愛知では、参加者50人と仮定して、10人5テーマか、7人7テーマのようになるか、思い切って、4つくらいにテーマを絞り込むか。どっちにしても、私自身の関心事を準備しておかねばならない。
 12月は、1日に「山尾志桜里」講演会、9日にタウンミーティング・愛知がある。そして、2019年の統一地方選挙と参院選挙の候補者を決定しなければならない時期でもある。選挙に関しては、候補者探しそのものと国民民主党との兼ね合いもあって容易でないかもしれないが、ここで停滞していては立憲民主党(愛知)の先行きに光明が射し込まないことになりかねない。県連挙げて取り組んでもらいたい。そしてすっきり2019年を迎えたいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月25日 (日)

3区・立憲パートナーが一堂に会する

 熟議とまではいかないが・・・
 今日の午後、愛知3区の立憲パートナーが初めて一堂に会した。「立憲@愛知3区パートナーズのつどい」がそれであるが、スタッフを入れて50人ほどが参加した。
 初めての試みであり、運営の面でも想定通りとはいかなかったし、テーマに挙げていた憲法、原発も必ずしも「議論」という段階にまで至らなかったといえるだろう。その意味では、反省点は多くあったといえそうだが、何より「まずはやってみた」ことで、党拡大の一歩を踏み出したといえるだろう。
 プログラムは、田中里佳名古屋市議(天白区)と近藤昭一衆院議員の掛け合いによる「立憲民主党とは」そして「立憲パートナーズとは」で始まり、もっぱら近藤議員の政界入りとその後の歩みを踏まえ、立憲民主党結党時のリアルな話に及んだ。それから1年以上たった今日、立憲民主党が結党時の熱狂的な支持を維持し、勢いを増しているかどうかについては、まさに立憲民主党の「政策」が、どれほど与党との違いを際立たせ、有権者、支持層に受け入れられているかの評価そのものといえるだろう。現状は、緩やかでも右肩上がりとは言えないだろうから、今日の集会が、そのあたりの問題点に迫り切れたどうか、という評価も一方にあったといえるだろう。
 会場は、田中市議と近藤衆院議員を頂点として円形に椅子を並べてのフリートーキングというスタイルであったが10人余りが発言し、それを一括して近藤議員が答えるというものであった。質問、意見の要項を、ホワイトボードに書き留めて、どんな発言だったかわかる仕組みがよくて、近藤議員から一通りの応答があったが、2弾、3弾の質疑がないので「議論」するという段階にまではいかなかった。しかし、原発基本法、生活の中の経済、自衛隊・専守防衛、リベラル、ジェンダー、日本の国造り、入管法、外交・北方4島、日本が売られる(堤未果著)など多岐に亘って問題が提起された。
 また憲法がテーマになっていたが、そこへの言及がないということで、「専守防衛というが、現実の自衛隊を見れば、無理ではないか、どんどん強化されている」「日米地位協定の抜本的改定が必要だ」といった意見も出された。この問題は、憲法9条の問題だけでなく、日米安保条約・地位協定、領土問題、外交など、全面的な展開が欠かせないが、現時点では「専守防衛」で一括りして、「安保法制」は廃止するというのが立憲民主党の方針といっていいのではないか。
 いずれ運営会議で、総括的な話がされようが、次回につなげるようなものを引き出したいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月23日 (金)

消費税増税の議論のゆくえ

 年金生活者、低所得者は見ているぞ
 2019年10月から消費税が8%から10%に引き上げられる。そのことと2019年4月の統一地方選挙と7月に予定されている参院選挙が絡んで、「税制のあるべき姿」の論議より、「政局優先」が気になる。
 11月22日、安倍総理は「2020年夏の東京オリンピック・パラリンピック前までの9カ月間、クレジットカードなどを使ってキャッシュレス決済した際に5%のポイント還元の実施を検討する考えを表明した」という。前回の増税前の「駆け込み需要」そして、増税後の消費の落ち込みの二の舞を踏まないためだという。
 増税であれ、減税であれ、「摂られることに変わりがない」から、税の仕組みと税の使い道がはっきりしていて、より高収入層には高く、低所得者には低いという「累進課税」等、「税制のあるべき姿」の熟議があってしかるべきである。
 とはいえ、私もその一人だが、「税金のこと、経済のことはよくわからん」というのが本当のところ。現代社会においては「税金なんてない方がいいにきまっとる」とは思わないが、税金の総額と「衣食住+医療」という最低限の保障のバランスがとれるようにするのが政治であろう。加えて教育費や幾らかは豊かさを実感出来る所得補償は政治の要である。それが崩れるのが「不正」は論外であり「不公平税制」と「歳出費の不均衡」ではないかと思う。
 安倍総理の言動は、賛成できないがわかりやすい、という人もいるらしい。そんなことでお茶を濁されては困るので、与党は政権の責務として、野党も対案を出すなりして、まず正常な国会論議を進めるべきだ。ちなみに立憲民主党は「総合合算制度や給付付き税額控除など」の提言をしていくという。
 どちらにしても年金生活者、低所得者は、国会の審議のことはわからないにしても、じっと見ていることは確かだ。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月22日 (木)

こんな日もありました

 ボーとして生きているわけではないですが
 今日1日を振り返って記録してみた。
  目覚めは7時から7時半頃だったが、スマホニュースを見てから起床すると8時半頃から9時近くになる。起床後にすぐパソコンを開いてメールを点検し、続けて今日はぽつり、ぽつりと届く「喪中葉書」の「返信葉書」の原型を作った。師走に入ったらコメントを入れて順次投函していく。10時半ころに昨夜の鍋料理の残りに玉子を落として昼食を兼ねた朝食を摂り、薬飲。新聞2紙を念入りに読む。12時35分のバスで緑警察署へ、届けられた忘れ物を取りに行く。その足で隣接の区役所へ高額医療費の支給の手続きに行く。その帰りにスーパーマーケットに寄って食材の買い物をして帰宅したのが午後3時過ぎ。パソコンをチェックして洗濯物を取り込んで収納し夕食の支度にとりかかる。今日は「筑前煮」と味噌汁。まずまずの出来。
 夕食後の片づけは任せて、テレビの前へ。木曜日はニュース、「英雄たちの選択」が定番。夕刊を読んでパソコンに向かい、20日~22日の立憲民主党関連の記事を拾い集めて保存。入浴後、25時30分頃就寝。1日が終わった。
 こうしてみれば“ボーとして”生きているわけでもないのでチコちゃんには怒られないとは思うが、今一つ得られたものがないという心残りがないとは言えない。もっとも“得たい物とは何か”が必ずしも明確ではないから、チコちゃんから“マンゼンとやってんじゃねーよ” といわれるかもしれない。
 今年もあと1か月と1週間を残すのみ。年末の5日から1週間は、ほぼ家事に専念することになるから、この1か月で予定している作業を終えねばならない。風邪で発熱などせず順調にいけば、「ミニ詩集」がネックだが、何とかこなしきれそう。そんな見通しが立った今日であった。

|

2018年11月19日 (月)

日産・ゴーン会長の逮捕!

 背景に何かがあるのか
 衝撃的なニュースとして報じられている日産自動車のカルロス・ゴーン会長の逮捕の容疑は、有価証券報告書に自らの役員報酬を約50億円過少に記載した金融商品取引法違反容疑である。報道によれば、有価証券報告書の虚偽記載は粉飾決算に適用されることが多く、役員報酬の過少申告への適用は異例とのこと。また日産は、ゴーン会長らの不正行為について内部通報があり、数か月間にわたって内部調査を行っていたことを明らかにし、ケリー役員もこうした不正行為に深く関与していたという。そして東京地検特捜部は、内部の人間と「司法取引」したうえでの捜索、ゴーン氏逮捕であったという情報もある。
 これらから私が感じていることは、カルロス・ゴーンという人物は、それほどまでに私腹を肥やすことに執着する人間だったのか?様々な問題があれ日産をV字回復させ、グループとして業界世界第2位に押し上げた経営者は、そのカリスマ性なり「栄誉」と引き換えに、際限なき蓄財に勤しんでいたとは考えにくく、経営の全権力を掌握して傲慢になり一人マネーゲームを楽しんでいた、みたいにも思うのだが、金持ちの蓄財心理は理解しがたい。
   「不正行為について内部通報があり、数カ月間にわたって内部調査を行っていた」これは?ひょっとして、日産内部に会社経営のトップに外国人を戴くのは、“日本人としてどうも・・・”なんて言うナショナリズムが底流にあった、なんてことはないだろうねえ。それなりに会社が順調であって、地位も給与も安定的であれば、危険を冒して反旗を翻すだけの人間が今どきいるとは思えない・・・。
 ルノー、日産、三菱の株価の下落は当然の成り行きかもしれないが、自動車販売そのものに影響が出るだろうか?
  ユーザーは、排気量で選ぶ、モデルで選ぶ、燃費で選ぶ、価格で選ぶなどが要素であるが、メーカーで選ぶ場合は、購入時、購入後のサービス、対応の評価で決まるのではないか。とすれば、ゴーン氏の逮捕と購入の動機とはあまり関係がない(ゴーンの蓄財分を値引きせよ!はあるかも)ように思う。
 では、製造現場ではどうであろうか。私が現役なら・・・2交代制勤務、残業、休日出勤、リストラ、コストダウンなど、労働強化に耐えながら(協力して)の上で利益を生み出してきた。その気持ちが踏み躙られたという感覚がある一方、“上のことなど関係ない、こんなことでベア、ボーナスが減らされないかそっちが気になる”という一般組合員の声に同調し、その矛先を労働組合に向けたことだろう。組合は、経営権に関することは会社側の問題として逃げるかもしれないが、経営に関して株主が監視の役割を持つとすれば、「労使協調」をうたい、経営と労働を両輪とするなら、労働組合ももう一方の監視役であるはずだ。ゴーンの報酬10億円について黙認してきたのか?
 それにしても、ドイツのフォルクスワーゲンが排ガスデータ改ざんで摘発されたときにも感じたのだが、「某国を脅かすグローバル企業が狙われていないか?」そんなことはないよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月18日 (日)

ピースサイクル2018全国会議・第2日

 会議再開
 ピースサイクル2019の全国会議の二日目が、午前9時から再開された。
 議題は、「33年目のピースサイクル運動の総括と2019年の課題」(1)改憲阻止!戦争法廃止!アベ政権退陣を求める闘い。(2)原発no! 東電の責任追求と再稼働反対の運動。(3)高江&辺野古の新米軍基地&八重山の自衛隊基地建設阻止!オスプレイ反対運動へ。(4)14回目の国会ピースサイクル。(5)オキナワ・ヒロシマ・ナガサキ・六ケ所ピースサイクル。(6)各地域での2018年の取り組み、反省から<これは第1日目に報告と議論は済み>(7)持続可能なピースサイクル運動に向けて、34年目のピースサイクルの課題は何か。(8)ピースサイクル2019~具体的な取り組み。(9)財政について、であった。
 最初にほぼ例年通りのこの9項目の議題を、休憩を挟んでわずか3時間でまとめるのは雑駁にならないか、という気がしないでもないが、多くは具体的な運動の取り組みを決めるというものではなく、課題の認識、情勢を共有することが主である。ではあったが、今年の場合、例年以上に議論が活発であったような気がした。それについては、もう少し検討を加えることとし、私のメモにアンダーラインが引かれたものを少し。
 まず沖縄県知事選挙で玉城デニー氏が当選したことは、現地入りした仲間もいて喜ばしく、「私たちに計り知れない勇気と希望を提供してくれた」とする一方、“もし負けていたら、私たちは壊滅的な打撃を受けたかもしれない”と言う感想には、私も“決して大げさではない” デニー当選で“救われた”のは、本土の私たちだったと同感したのだった。
 また、日本原燃六ヶ所の最処理工場の稼働が23回延期され、それもこれまでの半年とか1年ではなく、「3年間延期」というのは、完全に行き詰っている証左。今年のピースサイクル一行が申し入れのために面談を求めたにも関わらず、日本原燃は初めてこれを拒否した。これは何を意味するのか、“担当職員でさえ、延期した理由を説明できないほど行き詰まっている(破たんしている)のではないか。地元の運動団体に対しても同じ対応と聞いている”と。関連していえば、各電力会社の核廃棄物が参院選挙再処理できないで、再稼働すればどんどん積み上げっていて、六ヶ所での受け入れも限界に近づいている。電力会社は敷地内に「乾式貯蔵」で対応しようとしているが、乾式だから「安全」というわけではない、ということであれば、浜岡原発の再稼働を目指す中部電力に質問してみる価値があると思ったのだった。
 議論は、ピースサイクルの現状とこれからについても、例年にない意見が交わされた。それは、首都圏での「金官行動」「国会前行動」などで、「ピースサイクル」としてのデモに取り組んでいるという積極的な意見と縮小傾向に悩む地方の実態がより明らかになって、“さあ、どうする”という議論なのである。明確な結論はない。それは結局各地方が独自に対処し結論を出すほかないからである。愛知としての現状と、2019年の取り組みなどについては、事前にメールで流していたので、それに沿って議論に参加した。(更なる内容は、報告・資料集で加筆する)
 ともかく「ピースサイクル2019」は、参院選挙を取り組みながら、進めていくことになった。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月17日 (土)

ピースサイクル2018全国会議・第1日

 各地区の報告と講演
 全国会議の第1日目は、午後1時から東京・飯田橋の会場で「ピースサイクル2018」を総括する会議が開かれて、九州の長崎、大分、関西・中部の大阪、愛知、長野、新潟、首都圏の東京、神奈川、埼玉、千葉、三多摩からの20人弱が参加して、事前アンケートの集約結果と各地の実走報告を出し合った。詳細は省くが、私のメモによれば、
1)長崎は「ナガサキ行動」として特化されて2年目、首都圏から5人が参加するなどして8月7日に九電・玄海原発で申し入れをした。翌日は佐世保発で長崎まで走り、翌日の9日「長崎原爆に日」に参加。長崎市から空港までのシャトルバスで自転車持ち込みを拒否されるというトラブルもあったという。
2)豪雨災害を受けた広島。広島はピースサイクルの到着地なので、広島発の自転車隊は近年なくなっているとのこと。それを含めて明日の議論で「ヒロシマ」が取り上げられた。岩国基地強化でオスプレイが頻繁に飛行とのこと。
3)大阪は、ピースサイクル発祥の地である。今年も大阪から6人が広島へ。またスタート集会も7月21日に開催され、ゲストに菱山南帆子さん(許すな!憲法改悪市民連絡会事務局次長~嵐を呼ぶ少女・・・)ほか、賑やかに。
4)長野は長野市・松代発新潟県妙高市・柏崎市へ、ここで新潟ピースと合流し、東電柏崎刈羽原発で申し入れ。今年は親子が参加したという。
5)新潟は、7月29日の宿泊地柏崎で、拉致問題の蓮池透さんと交流したとのこと。蓮池さんは、「告発~日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由」の著者という、もう一つの顔を持った人と紹介された。(その他は割愛する)
 愛知からは、東海地区では航空自衛隊浜松基地、小牧基地、岐阜基地の共通点があり、陸自豊川は浜松+岡崎、小牧基地は、名古屋+岐阜、岐阜基地は(愛知)+岐阜といった共同の申し入れをしている。今年は、豊川海軍工廠平和公園が完成し公開されたので全員で見学した。28日は小牧基地、県営名古屋空港、三菱重工のある一帯の外周道路を街宣車と共に1周したという報告と、日進市議会では議員20人中8人が女性議員であること、そのうちの無所属議員4人からピースサイクルへの応援を戴いていることを報告した。
 沖縄ピースサイクル、六ヶ所行動については、別のところで報告したい。
  夜の部の講演会は、ひなん生活を守る会代表・福島原発被害東京原告団団長の鴨下裕也さんを迎えて2時間のお話と40分ほどの質疑を行った。当時鴨下さんは福島県いわき市に在住していた。
  話は、福島第1原発事故発生から、家族や教え子たちの避難と住宅問題(避難住宅から3月31日で追い出されたなど)、放射線測量、汚染・除染問題、補償の問題まで多岐に亘った。特に被ばくについて、大人と子供とではその影響が大きく違うことなど、改めて知らされた感じがしたのだった。若干の資料を戴いたので、読み返してみたい。(報告書ではもう少し詳しく書くつもり)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月16日 (金)

映画「華氏119」を観る

 見ておきたい、アメリカの今を知る
 去る11月6日に観たこの映画では、「大統領選さなかの2016年7月、マイケル・ムーアは『大統領選でトランプが勝利する5つの理由』というエッセイを書き、変人扱いを受けながらもその予測を的中させた。彼がトランプ大統領を取材するうちに、『トランプは‘悪の天才’。感心するほどの狡猾さでトランプを笑っている私たちでさえ彼の術中にはめられている』という驚愕の事実が分かってきた。どんなスキャンダルが起こっても大統領の座から降りなくて済むように、アメリカの国民はもちろん、ジャーナリストやメディア、憲法や司法システム、さらには他国の政治や国民すら利用して仕組んでいるというのだ。ムーアはすべてに歯止めをかけようと、本作でトランプ・ファミリーが崩壊必至のネタを大暴露し、トランプを当選させたアメリカ社会に鋭く切り込みを入れ、この暗黒時代をどう抜け出すかを示す。」という解説がなされている。
 マイケル・ムーア監督が、この映画で何を訴えたいかは、もう言うまでもないだろう。
 ドナルド・トランプがアメリカの大統領に選出されてから2年、世界は変わった。アメリカは地球環境保護についてパリ協定から離脱し、さらにカナダ・メキシコとの間に結ばれた北米自由貿易協定の再交渉を要求、国内では移民入国を規制し、国民医療についてオバマケアを撤廃、学校や宗教施設で相次ぐ銃乱射事件についても施設に銃を持ち込んだらよかったなどの発言を繰り返してきた。
 11月6日のアメリカの中間選挙で、上院はほぼ現状の共和党が過半数を、下院で民主党が過半数を回復した。しかしトランプは「大勝利」と叫んた。どこまで本気なのか、単なる強がりなのかはわからない。けれどトランプは、この先2年の任期を全うし、さらに次の大統領選をも視野に入れているというから、ここで挫けたり、方針転換はできないと思っていることだろう。対外的に自国第1主義、国内では「分断」も厭わない「強権政治」ということになれば、それは「ファシズム?」なのか。
 記者のインタビュー「トランプ氏をできるだけ早く引きずり降ろさないと、いつか引き返せなくなるときが来るか?」の質問に答えてムーア監督は「それはまた起こりうるのです。以前のようなファシズムではないでしょう。『笑顔のファシズム』(バートラム・グロス著)という本を読みました。書かれているのは、21世紀のファシズムは強制収容所やかぎ十字がもたらすのではなく、テレビ番組に出てくる笑顔が作り出すのだ、ということでした。テレビのプロパガンダやメディアの人間が取り上げることで、人々は取り込まれるのです。トランプ氏のもとで起きているのはそういうことです」と。
 ムーア監督の目線は、トランプ大統領誕生の背景を掘り起こす。「マイケル・ムーアがトランプ政権に批判的なのはもちろんですが、ヒラリー・クリントン大統領候補にも、またオバマ大統領にも厳しい。ビル・クリントン大統領から後、民主党が共和党にどんどん寄っていき、希望を失ったアメリカ国民が選挙に行かなくなった結果としてトランプ大統領が生まれたという構図です。」(映画愛-藤原帰一)
 私たち日本人の目からは、どんな風に受け止めればいいのか。
 ある場面では、ヒトラーの演説映像にトランプ大統領の声をかぶせるなど、ナチス・ドイツと今の米国を比べる場面が出て来る。ムーア監督は、アメリカもヒトラーと同じ道を歩んでいるのではない、皮肉に過ぎないといっています。一方私にはトランプの饒舌と安倍の冗舌が重なります。といっても実は「饒舌と冗舌」の意味は同じだ。だがトランプ大統領は「自分(たち)さえよければいいという、大統領の権限を振りかざして演説をしまくる、その饒舌」、一方安倍首相の場合は「肝心なことは何も話さず、冗談でしょ!違うでしょ!いい加減にして!の、冗舌」
 蛇足に過ぎた。映画の展開が早いので、まずは観てもらうことが先決だ。そして、アメリカという国の実態に少しでも近づいてみる、アメリカ的「民主主義」をもう一度考えてみる。その上で、トランプ率いるアメリカはどこに行くのか、アメリカに振り回される世界はどうなるのか。そして日本は、私たちは・・・を考えさせた映画だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月14日 (水)

間に合いました

 ピースサイクル2018愛知・報告書
 17日から始まるピースサイクル2018の全国会議に持参する愛知の報告書の作成を急いでいたが、昨日の夕刻に完成し間に合った。
 これで総括会議への実務作業が終わったので当日までにこの報告書を読み返し、会議での議論を想定して発言の準備の心得をする。これについては東京の仲間がかなり突っ込んだ問題提起を事前にしているので、それに応答することでかなり議論に参加できるのではないかと思っている。
 報告書は、A4サイズの全24頁。内容は、12日にこの欄で書いた。
 本来ならこの内容に加えて、参加者からの感想、提案などが盛り込まれて「次なるステージへ!」となればよいのだが、私の方からそうした雰囲気づくり、呼びかける努力に迫力を欠いているのが現実。率直に言えば、この運動の「愛知代表」のような立場にありながら、実際は他の幾つかの活動に関わることで、必ずしも専念しているわけではない。だから「最低限のこと」まではやり切るがそこまでで、つまりこの報告書もその範疇のものなのである。このような状況では主体的な運動は作れないと、毎年同じことを考え繰り返してきている・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月12日 (月)

ピースサイクル2018・愛知の報告書

 30年目の愛知の取り組み
 今週の17日、18日に東京でピースサイクル2018の全国総括会議が開催されるが、その愛知の報告書をまとめた。項目的には前年とさして変わりはなく、全24頁で明日の午後印刷・製本の予定である。
  内容は、表紙(写真6枚)/街宣車から訴えたこと/愛知の実走の記録/2019年のピースサイクル愛知の取り組みについて/広島平和宣/長崎平和宣言言/ノーベル平和賞 サーロー節子さんの演説全文/長崎での国連事務総長の演説/豊田市長への申し入れ/日進市長への申し入れ/萩野市長から広島・長崎両市長へのメッセージ/名古屋市・愛知県への要請と要望/中電・勝野社長への申し入れ/陸自豊川駐屯地司令へ申し入れ/空自小牧基地司令への申し入れ/六ヶ所ピースの仲間へ/三村青森県知事への要請/戸田六ヶ所村長への要請/工藤日本原燃社長への要請/参考・豊川海軍工廠平和公園/あとがき
 あとがきでは、このように書いた。
 「33年目を迎えたピースサイクル全国運動は、愛知では30年目になります。こうして報告集を編集していますと、改めてこの運動の魅力と意義深いものを感じます。私自身は40代の前半で、“生涯の活動域”の頂上に近い位置で取り組みを始めたように思います。サイクリングを楽しむ人は少なからずいると思われます。そうした人たちが何かのきっかけで平和運動にかかわりが持てたなら、きっとこの運動の良さに気がつくはずです。その意味では、かつての「ミニピースサイクル」の再現もきっかけの一つになるような気がします。とはいえ、それをまたリードしていくには、われら「第1世代」を継ぐ人たちの登場を待たねばなりません。“お~い、誰かいないか!”」
 そして各地区の考えを基にした2019年の取り組みについては「ピースサイクル2019・愛知は、これまで通り取り組む。地区での話し合いをさらに進めることを要請。」ということにした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月10日 (土)

立憲あいち@パートナーズのつどい

 試行的な地域展開のはじまり
 11月25日の開催に向けて2回目の運営会議が開かれた。
 この日は、当日のプログラムについてその内容と進行などを話し合ったが、最初に「パートナーを主とした集まりなのか、新しい人を呼び込むためのものか」という意見が出された。これは結構大事な視点で、それによってプログラムの中で何を重点的に進めるかが規定されてくると思う。
 事務局の考えとして「パートナーの登録が始まってこれまで、お互い顔を合わせる、意見を交わす機会がなかった。また現在の登録者数からさらに広めて行くためにも、新しい人を呼び込む機会としたい、もって党のイメージアップ、浸透を図る初めての試みで、今後機会を増やして積み重ねていきたい」というようなことだった。
 次にプログラムの最初に近藤昭一議員から「立憲民主党とは、パートナーズとは」について話をすることとし、それは基本的なことと同時に次のプログラム「ワークショップ」につながる導入口としたい。あるいは女性との対談形式も望ましいので、どなたかに依頼してみることとした。問題は、適任者をみつけられるかどうかだ。党員(議員)、パートナー以外の人でもいいのでは?という意見もあり、私もそれはあっていいと思った。
 次に、いわゆる「ワークショップ」についてであるが、基本的には参加者全員が「体験」するものとして運営される。その時のテーマに沿ってお互いに学び創造し、問題・課題の解決やそれに向けてのトレーニングという手法である。しかし、参加者が自発的に作業や発言をおこなえる環境が整った場においては、「ファシリテーター」と呼ばれる人の存在が重要である。ファシリテーター自身は集団活動そのものに参加せず、あくまで中立的な立場から活動の支援を行う、いわば「調整役」「促進者」である。なかなか訓練されていないと果たせない難しい役割といえよう。
 今回については、ファシリテーターを配置するまでの状況ではないので、議員を中心にした「車座(円陣)式」の意見交換の場になりそうだ。ただそれは10人前後の車座ではなく、全員参加(50名前後?)であるから、実際は「ワークショップ風のもの」と解した方がいかもしれない。
 今回のテーマは「憲法」と「原発」となっているが、この二つの課題は、堀下げれば底なしのような展開となり、1時間、2時間で終わるはずもないものである。ではこれらテーマの基本的な問題意識は共有されているという前提の下で、政策論としてまた運動論というレベルで話を進めていくのか、ファシリテーターがいない中で、取りまとめていくのは大変な気がする。仮に「時間切れ」となっても、次につなげていく何かを残すことがポイントではないだろうか。
 さてこの集会について、私自身、参加呼びかけはしているものの「個別のオルグ」はしていない。運動の第1線から身を退いている現在、呼びかけの対象はごく少数であり、また愛知3区・緑区にどんな仲間(パートナー)がいるかも知り得ていないので、その方面に働きかけることもできない状況である。
 また予想される参加者は「国政報告会に来られる、そんな感じの人たちでしょうか?」と聞いてみたのも、私自身の発言をどう位置付けるかということからであった。運営に関わる人以外に多くの人が発言すれば私は発言を控えるべきだと思うし、かといって場が膠着するようであれば、なにがしかの発言はしたいとも思ってはいるのである。
 なお当面次のような日程が示された。
・11月25日(日)立憲あいち@パートナーズのつどい
・12月09日(日)草の根国政報告会兼立憲民主党タウンミーティング(長妻 昭氏来名)
         草の根国政報告会・天白区は12月8日(土) 昭和区は12月15日(土)
・01月06日(日)県連・地方選・参院選 躍進のつどい(政治資金パーティー)
・01月20日(日)近藤昭一新春のつどい
 ※12月01日(土) 第18回リベラル政治懇話会・山尾志桜里さん講演「安倍改憲政治を斬る !!」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月 8日 (木)

C&Lリンクス愛知・電子版第16号

11・3あいち1万人アクション
  11月2日の第15号に続いて第16号を出すことができた。全国的に取り組まれたと思われる「11・3行動」は、安倍内閣退陣、憲法改悪阻止の、秋の闘いの中軸に据えられたものと思って私も参加し、その報告をまとめたのである。
第16号の内容は、
1、11・3あいち1万人アクション
2、沖縄 野党5党・2会派 辺野古埋め立てへの申し入れ
3、立憲民主党と関連のマスコミ等の情報<11月1日~7日>
4、新・ツネじじい通信NO.11<高橋恒美>
5、私の映画鑑賞記 映画 「ほたるの川のまもりびと」
6、随想11“家族ぐるみ”の住民運動 境川流域下水道反対運動の場合
7、立憲パートナーズのつどいの案内(再)
  「11・3あいち行動」については、ピースサイクルの全国MLにも流したが、東京の取り組み「総がかり行動」と「沖縄の民意を踏みにじる工事再開許さない!官邸前行動」がメールで伝えられてきている。東京の場合は、
《沖縄の民意を踏みにじる工事再開許さない!11.3官邸前行動》
 11/3(土)辺野古ゲート前県民大行動(集会)に呼応して。
 日 時:11月3日(土)11:30~12:30
    ※終了後14時より「止めよう!改憲発議・国会前大行動」
 場 所:首相官邸前(国会議事堂前)
 主 催:辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会
《総がかり行動》
  11月3日(土)14:00~15:30(13:30~オープニング)
  「止めよう!改憲発議-この憲法で未来をつくる 11・3国会前大行動-」
  ウソだらけの安倍政治を変えよう!辺野古新基地建設を止めよう!
  会場:国会正門前を中心に
 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
 (略称;「総がかり行動実行委員会」)
 連絡先:戦争をさせない1000人委員会
     解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会
     戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター
 愛知では「1万人アクション」と銘打ったが、最大で1500人(+αは、第1部で帰った人数百人?)の参加にとどまった。(行楽)シーズンもあるかもしれないし、長きにわたる持続的な運動で“疲れ気味”もあるかもしれない。また、運動(ウェーブ)の作り方、例えばSNSの効果的な使い方、フレーズ(合言葉)、象徴的な動作(指2本のピースのような)、地域活動の積み重ねなどが考えられる。実際にも毎週に街宣、スタンディングなどが取り組まれてきている。
 テレビで見る限りであるが、アメリカの中間選挙の様子は、若者、女性が下院で民主党を押し上げたと伝えられている。トランプ大統領の政策、言動に触発され危機感が高まったということであろうが、あのエネルギーはどのようにして湧出するのであろうかと感慨をもって瞠ったものだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月 6日 (火)

映画「ほたるの川のまもりびと」を観る

半世紀の「石木ダム」計画反対の住民の闘い
 場所は長崎県東彼杵郡(ひがしそのぎぐん)川棚町石木川。石木ダムは、佐世保市への水道水供給や、川棚川流域の洪水防止を目的に1975年、建設事業に着手した。県などは未買収の事業用地を取得するため2009年11月、土地収用法に基づき国土交通省九州地方整備局に事業認定を申請。13年9月に認められ、強制収用が可能になった。地権者(109人)らは、15年11月に国の事業認定の取り消しを求め提訴していたが、長崎地裁(武田瑞佳裁判長)は2018年7月9日、請求を棄却し、一部を却下する判決を言い渡した。原告側は控訴した。
 実に半世紀近くに及ぶ住民の闘いである。
 水没予定の川原(こうばる)地区に暮らす13世帯の一人初鹿氏は「ダムありきの計画であることを実感した。下流域の堤防整備や、川の流量を増やすのが先だ。佐世保市の水需要予測は実態と違っており、市には説明責任がある」と批判し、ある集会では地権者を代表し、炭谷猛さん(67)が「県は地域住民の言うことを聞かずに強硬な態度をとり続けている。抗議の声を中村法道知事に届けて見直しを求めたい」と発言している。また京都大名誉教授の今本博健さんは、給水量の過大予測や水害実態がないことなどを挙げ利水、治水両面でダム建設に疑念を呈した。
 こうした地域住民を巻き込んだ「家族ぐるみ」の闘い(住民運動)は、「三里塚闘争」や、この愛知での「設楽ダム建設反対」「境川流域下水道建設反対運動」「新幹線騒音訴訟」などが想起される。他にも全国で基地周辺の騒音訴訟、ごみ埋め立て、河口堰、高速道路建設、最近ではリニア中央新幹線等々、自然破壊、生活破壊、公権力がキーワードとなって、ほとんどが長い闘いとなっている。
 映画は、四季色とりどりの山間部、石木川流域、水没予定の里山「川原地区」の豊かな自然を背景としながら、ダム問題に揺れるこの小さな集落に暮らす人びとの描いたドキュメンタリー映画である。
 「ただ普通に暮らしたい」という住民たちのごくあたりまえの思いが、映像を通じてつづられていくが、過去幾つかの住民運動と一つ違うところは、「外部」からの支援を受けないで、集落全体での取り組みということであろうか。
 もちろん訴訟となれば、弁護士、傍聴支援などもあるが、現地での闘いではバリケードも座り込みも外からの応援はない。それが長き闘いを支えている根源の一つであることは確かだが、「都会人」からみると、そうしたスタイルに重きを置いて、なおかつ「それは石木ダムだけの問題ではない」「強引な手法行使は権力の常套手段」という認識を共有しようとする点で考えさせられる。もっともこの映画の全国上映で、その点は緩和されたとは思うが。
 実はこの映画を観た私は、そのあとすぐマイケル・ムーアの「華氏119」を観て、この映画の政治、社会性、民衆エネルギー、民主主義を強く感じたので、その対比にみる「難題」を抱え込んだ気がしたのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月 4日 (日)

名古屋市民ギャラリー

  同級生出品の「墨彩展」へ
 昨日の午前、「1万人アクション」に参加する前に、名古屋・栄の「名古屋市民ギャラリー栄」で、4日まで開催の「第16回 みどり墨彩展」に寄ってみた。
 一般的には「墨彩画」といってもあまり知られていないと思う。私も同級生が会員であったから、その存在と観る機会を得たのだった。
 墨だけで濃淡、ぼかしで描くのが水墨画で「山水画」とも言われたと思う。けれどその水墨画にも彩色したもの(着彩画)もあるから、「水墨画と水彩画」が合わさった感じのものといえないこともない。しかし、今日の展示会を見た限りでは、技法としては水墨画であろうが、観た感じでは水彩画に近いと思った。

 同級生のNさんへ「・・・招待葉書を忘れていて、会場が8階とばかり思い込んでいました。そこではほぼ全フロア―を使って有料の生け花展が開催されていて、他の展示室が見当たらず、そこで電話で会場を確認したのです。10時半ころでしたかね。7階の展示室では当初2人の来場者でしたが、私が帰るころは7~8人ほどでしたよ。あなたの、方広寺 左甚五郎作 龍、吉野町 上市、ネパール カーラバイラブ像の3点を拝見しました。方広寺 左甚五郎作 龍は、緑区民美術展に出されたもののようでしたが同じもの?墨彩画とは別のもの?カーラバイラブ像の元は、ネパールまで行ったわけではないと思うので、どんなふうにして?
  会場全体を観るとやはり風景画が多かったようです。薮野啓子さんの『三年坂』は、人など細緻に描かれ、本美幸子さんの『小駄良川』は、私がイメージした墨彩画に最も近いかな、そう思いました」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月 3日 (土)

全国と連動!1万人アクション

  盛りだくさんの集会で意気上がる
 11月3日は「文化の日」であるが、日本国憲法公布の日(1946年)である。施行は5月3日(憲法記念日)であり、なぜこの日に「全国行動」が取り組まれたか。言うまでもなく、安倍・自民党の憲法改悪の動きがいよいよ顕著になってきたからである。
 集会名は「9条改憲NO! 平和といのち くらし・人権を! 1万人あいちアクション」で会場は、名古屋栄・矢場公園。プログラムは正午からのプレ企画「みんなで語ろう・医療問題、貧困格差、子ども、女性」そして、午後1時から第1部「平和と暮らし人権を守る」が始まり、メインスピーチに、元裁判官・現弁護士の井戸謙一さんが駆け付けた。井戸さんは裁判官の時、北陸電力に志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転差し止めを命じた。この日も「原発神話」の崩壊を説き、原発再稼働はありえないと述べた。リレートークでは、「沖縄」「年金・暮らし」「朝鮮高校無償化問題」「原発」でそれぞれの代表がアピールした。
 第1部はここからデモに移り「サウンドデモ(大須方面)」と「ゆったりデモ(栄方面)」の2コースに分かれて出発。私は短めの「ゆったりデモ」に参加。ここまで参加者は1000人と発表された。
 午後4時からの第2部では、「憲法9条改悪NO!」をテーマにして始まった。1500人の参加とのことだった。
 2部でのメインスピーチは、慶応大学名誉教授・弁護士の小林 節さんで、「安保はとめられる!」を中心に話された。それは何かを読み解くというようなものではなく、安倍内閣の憲法改正発議、国民投票という流れを想定する中で、6月か7月の「衆参同時選挙」の可能性を前提に、安倍政権が意図するいっきに憲法改悪をもって、この国は崩壊の道に転げ落ちていくのか、野党が結束してこれに反転攻勢をかけ「逆転のチャンス」とするのか、自分もその先頭に立つという、まさに「檄」そのものであった。特に野党に対する注文は鋭かった。本気で政権交代をめざしているのか、「野党専業」「自分だけ、党だけ」に堕していないかなど。
 その中で、安倍首相を攻め立てる時、「憲法を守るべき議員が、首相が、憲法の改正を言い立てるのは間違っている」については、内閣として発議することに問題はない。また憲法改正はあり得ることで「護憲、護憲」で、安倍・自民党の憲法改正(改悪)案の攻勢に反論、対案の陣形が出来ていない。憲法9条を保持することは正しい。あえて変えなくても現憲法のもと「専守防衛」で国の安全保障は可能・・・。
 確かにこのあたりの憲法議論の機会はあまりなかった。私はまだ山尾志桜里議員(立憲民主党)の「立憲的改憲-憲法をリベラルに考える7つの対論」(ちくま新書)を読んでいないが、12月1日の「リベラル政治懇話会」で、彼女の話が聞けるので、それまでに読み切っておきたい。
 ということで、第1部の井戸憲一さんの話、第2部の小林 節さんの話、さらにまとめの挨拶の中谷雄二弁護士の、安保法関連・改憲にとどまらず、朝鮮女子勤労挺身隊のこと、また朝鮮人徴用工問題での韓国最高裁判決とそれらに関する日本政府、マスコミのバッシングについて「個人の請求権は消滅していない」との見解を外交的、法律的見地から説明をした。朝鮮人学校の無償化問題についても、それで善隣友好関係が成り立つのか、子どもたちへのしわ寄せだけだと糾弾するなど、熱のこもった話となった。加えて市民みなさんの熱いアピールなど、長時間の集会であったが濃密なものであった。
 午後5時過ぎからの「キャンドルデモ」は、シュプレヒコールと共に週末・連休の名古屋・栄の夜に彩を添えた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月 2日 (金)

C&Lリンクス愛知・電子版第15号

近藤議員の政治資金不記載の問題
 10月6日発行の第14号から少し間が空いたが、第15号を発信することができた。
 内容は1、近藤昭一事務所の政治資金収支報告書の問題。2、政治資金規正法の範囲はどこまでか 。3、『立憲@あいち3区パートナーズのつどい』の案内。4、立憲民主党と関連のマスコミ等の情報<10月6日~31日>5、新・ツネじじい通信NO.8~NO.10 6、映画鑑賞記 「1987、ある闘いの真実」で全11ページ。
 私は「政治資金規正法の範囲はどこまでか」という観点から見解を書き(10月22日のブログ)、以下のような「追記」で締めくくった。
 追 記
 関連したことで思い出したのが、自民党の工藤彰三議員の政治資金パーティー不記載が報じられた時、“近藤さんは大丈夫かな?まあ大丈夫だろう”と思っていたこと。それは会費制であっても親睦会のようなものまで「政治資金規正法」で網が被せられていることまで、私に認識がなかったからだ。
 もう一つは、近藤さんが党役員の三役クラス(副代表、選対委員長)となって、大いに立憲民主党をけん引するお一人となったのは好ましいと思いつつ、いざ選挙戦となった場合「選対委員長」として全国を飛び回らなくてはならないので、地元がお留守になりがちになる。私は、決して安泰とはいえない地盤と見ているので、その点が気がかりだった。
 そのことを考えれば、今回の件で近藤さんは一議員となり、国会やマスコミでの露出度は減るであろうが、地元及びこの東海地区の、立憲民主党の底上げと同時に新たな開拓にも精を出してほしいと思うのである。特に、青年層、女性層への浸透を戦略的に進めてほしい。来る11月25日の「立憲@あいち3区パートナーズのつどい」がそのスタートとなるだろうが、そこで幾つも課題が見えてこよう。そのようにして東海地区で伸長が図られれば、単に復帰だけでなく「政権交代」への道筋を広げることにもなると思うのである。(10月30日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »