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2018年10月23日 (火)

映画「日日是好日」を観る

 シネマ散歩・緑の会 第7回鑑賞会
  居住地・緑区の有志の「シネマ散歩・緑の会」の第7回鑑賞会は、当初「あん」を予定していたが、前週の19日にテレビシアターで放映されたため急きょ変更して、樹木希林出演の「日日是好日」となった。結果としてこの秋私は、樹木希林の「万引き家族」「あん」「日日是好日」の3本を観たことになる。たまたまではあるが。
   原作は、森下典子の『日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(新潮文庫)であり、監督は大森立嗣。
  出演は、黒木 華、樹木希林、多部未華子、鶴田真由、鶴見辰吾、原田麻由、川村紗也、滝沢 恵、山下美月、郡山冬果、岡本智礼、他。茶道指導、支援は「表千家」で、主となる撮影場所の茶室は京都の「表千家不審庵」とあったが、映画の舞台は東京であるから、あくまで“お茶”を教える武田先生(樹木希林)の茶室という設定である。
 この映画の典子役の黒木華は、この作品に出演して、気づいたことは?と問われ、次のように答えている。
 ~この作品の中で典子は、茶道を通して「お茶をたてるときのお水とお湯の音が違う」ことに気づきます。
  普段生活しているとなかなか気づく時間や余裕がないですよね。お茶室にいると、静かな空間の中で、風の音や庭の水の音、お茶をたてている自分の音に気がつくんです。
  この作品では、和菓子や道具などで四季をあらわしているのですが、私は今までせわしなく生きてきて、日本にいながら四季を感じることがなかったなと実感しました。
  私は仕事で着物を着る機会が多いのですが、着物のように、日本にずっと伝わるものの良さを理解できていなかったんだなとも。
  茶道の着物は無地が多いのですが、その分襟で個性を出したりできるんですよね。
  樹木さんは「私は楽に着るの」とおっしゃって、ご自身のルールで本当にカッコよく着られていました。ルールの中で遊ぶのは、まずはルールを知らないとできないですよね。勉強不足を感じました。~
 また、~この作品は典子の20歳から44歳までが描かれていて、年月が経つに連れて武田先生も年を取っていきます。どんどん武田先生が小さく見えてくるんですよ。
  仕草やセリフにも遊び心を入れつつ、それでいてとても自然体で武田先生としていらっしゃる姿はすごいなと思いました。~
 武田先生のつぶやき、例えば“世の中にはすぐわかるものと、わからないものがある(後年になって気づかされる)”“これは形から入るもの、頭で考えないの”“(生きていて)本当にしたいことは何ですか”“毎日同じことができることは幸せなことだと・・・”
 茶道のことは全く知らない私には、そんな「四季と共に在る静寂な世界」は別世界であるが、武田先生のつぶやきに思い当たるところがあるなと思った。だがこの先、そんな「日日是好日」があるのだろうか、としばし考え込んだ。

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