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2018年9月11日 (火)

自民党の総裁選について

 つぶやいてみたものの・・・
 自民党の総裁選?と聞かれ、木枯し紋次郎の「あっしにゃぁ関わりのねぇこって・・・」を気取ってみたところで、漫画にもならない。さりとてこのまま安倍再選を見せつけられるのは何とも口惜しいだけでなく、安倍打倒の“厭戦気分”にさせられそうで気を引き締めている。
 今や「戦前」の領域に入りつつある、という発言を聞くが、安保法をはじめとする「戦争法」が成立して、いよいよ「平和憲法」の改悪をもって、「戦前」の体制が仕上がるという言説に、どれほどの人が実感しているだろうか。
 私の歳では「戦前」が想像できない。青年期の学習での「戦争前夜の認識」というものを列挙してみると、「外交の行き詰まりと国家的危機の喧伝」「軍部の台頭と軍備の増強」「軍国主義と思想統制」「皇国史観と愛国教育」「軍事予算の膨張と国民皆兵制」「戦争法と総動員法など法的な軍事国家体制の成立」「物資の不足と国民生活のひっ迫」「人道的基本権利と娯楽のはく奪」「報道機関の体制内化」「反体制活動家と知識人の拘束・逮捕」・・・。
 これでもまだ足りないだろうか。そしてこれらを現状と照合してみると、“そこまでは・・・”と思いつつ、そのかけらみたいなものが見え隠れし、いつしかそのピースが寄り集まり、想像だにしてなかった「帝国」が出来上がる、ということなのであろうか。
 現実に戻って、自民党の総裁選の「意義」については7月26日の日刊スポーツ「政界地獄耳」のコラムが次のように書いていた、という記事によると、《総裁選を権力闘争の場でしかないと思っていないか。総裁選は党内の多様な政策や価値観、首相とは違うリーダーシップのあり方を示し、その人材が多様で豊富なこと、議論を尽くすスタイルに意味がある。次世代リーダーのお披露目でもある。》とあった。
 なるほど。そうなるとやはり、石破茂元防衛相が安倍の対抗馬として立候補しているが、岸田文雄前外務大臣・党政調会長の辞退、野田聖子総務大臣が立候補できない現状、小泉進次郎筆頭副幹事長の沈黙は、まさにこの総裁選が単なる「権力闘争」ないしは「安倍総統閣下の儀式」に過ぎないということか。
 ツイッターに出て来そうな、「石破さんがんばって、安倍さんやめて!」みたいな声も、思わず“そう、そう”と思ってしまう。思うだけでは何も変わらず、行動を起こさねば、と分かっていても。

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