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2018年7月 3日 (火)

ミニ詩集第16集「雨想」

 「薫風」のはずが梅雨になり
 “行き詰まる”ということは、何かを行えば、大なり小なりあり得ることだと思ってきた。そしてそれを乗り越えた時、自己満足だが達成感を得てまた前へ進もうという力を得ることは少なくない。がしかし、“期限切れ”という他力に前進を阻まれると、仕事の自己評価は結果如何に関わらず、遣り残し感が残って不満である。
 なんて最初から予防線を張る必要などないのだが、ミニ詩集の第16集「雨想(うそう)」は、そんな経過の中でようやく完成した。
 あとがきではこんな風に書いた。
 「●第十六号の当初発行予定は五月半ばでタイトルも『薫風』でした。しかし『C&Lリンクス愛知第八十二号』と、その『電子版』を発信することとなり、そのあとで、そのあとでの繰り返しでついに梅雨に入り、いや梅雨が明ける時期となってしまいました●というのは事実ですが実態としては、毎度つぶやいております『わが詩泉の枯渇』に他なりません●そこでインターネットから写真を拾い出し、それに詩心を織り込む試みを始めました。今号の詩の幾つかがそれです。ですが、それでは“モチーフ不在 ”の言葉遊びに過ぎません。でもそれはそれでいいとは思いますので、悩ましいところです●さて『雨想(うそう)』ですが、そんな言葉があり、使われているのか検索してみましたが判然としませんでした。でも構わないのです。『雨想』から何をイメージするか、というところから詩は始まると思っているからです●古今東西『雨』それ自体は、様々な分野のテーマとして扱われてきました。ですから私は難しいことは避けて『雨』をテーマにしたのではなく、単に雨(どき)に想うこと、という軽いノリからでした●それにしても『雨』の降る様子の日本語の表現は豊かだといわれていますが、昨今は、『豪雨、雷雨』のひと言がハバをきかせて、情緒も詩想も絵心もないような気がしますがどうでしょうか●六月二十三日の『沖縄慰霊の日』に朗読された、中学生の相良倫子さんの詩『生きる」の全文を別紙にて同封しました。ご一読ください。〈六月二九日 記〉」
 今回はやや長めの詩ばかりで随筆は採用しなかった。「あのとき―ある流木の回想」「座る場所」「薫風」「名残りの風景」「夢 幻から解き放つときは今」の六篇。6月30日付発行で60部作製。

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