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2018年6月 4日 (月)

シンポ「女たちの考える憲法」(2)

 片山さつき議員の姿勢が議論を真摯なものにした
 主催者はこれまで出張型のミニシンポジウムというべき、~憲法!誰の都合で変えるの?~「井戸端けんぽう」を県内4か所で開催してきた。内容は省くが、第1回・常滑市「戦争をホントに防ぐの、どっちの意見?」~新春「偏見」バトル~、第2回・名古屋市瑞穂区「皆さんの体験聞かせて」~高齢者たちと一緒に戦争を考える~、第3回・半田市「誰のために変えるの?」~主権者教育と憲法と~、第4回・犬山市「憲法と近代民主主義政治」~城下町で考える~ であった。
 それらの4か所の報告の概要を示して、国会の議論だけでなく、“地域性や、多様な考えを誰にもはばかることなくいえる場所づくりで、生の声を拾いあげた『井戸端けんぽう』”そうした巷間の声を国会議員に知ってもらったうえで、憲法問題についての今を与党の立場、野党の立場、地方議員の立場から語ってもらう。そして参加者との質疑は、事前の質問用紙を集約して、それぞれ指名パネリストに問いかける、それがこのシンポの狙いのようであった。
 コーディネーターの谷岡さんは、この集会の趣旨を外さず、核心的ポイントを掴むのがうまく、その上自らの意見を織り込むという技は一流であろう。「愛知万博検討会議」を主導した時のあの強い印象が甦ったものだ。コメンテーターの大脇さんのコメントは、実に真摯で的確なものだった。かつての参院議員としての見識、現弁護士として賢察は最上で、ご高齢を全く感じさせなかった。
 余談だが、私は、メモを取るのに夢中で、A4紙4枚に書き込んでいたが、後で読み返しても自分でさえ読めない字が連なっていたのはいつもの通りで遺憾だった。それでも10のうち二つ三つは、記憶を呼び戻す効果はあるのである。
 さて、ここからはシンポジウムというよりパネルディスカッションといった方がいい議論が展開していくのであるが、やはり片山さんを軸に進行していった。
 片山参院議員・・・埼玉県出身(59)。東大法学部卒・1982年大蔵省入省(同期に佐川宣寿前国税庁長官ら)、2005年衆院1期(静岡)、2010年参院比例、現在2期目(自民党・二階派)。党政調会長代理。「南京事件はなかった」発言あり。女性の地位向上に関心が高い。日本会議、神道政治連盟等に所属。
 片山さんは最初に「一国の首相、選ばれた総理大臣に、安倍(敬称なし)は失礼ではないか」といきなりパンチを繰り出した。私が見たところ、この手の先制は「けんか慣れしている者」の常套手段。相手を威嚇すると同時に自らを奮い立たせる効果があると思ってのことだろう。もう一つ、片山さんは第一人称に終始“われわれ”を使っていた。“私たち”であろうと、どちらでも構わないのだが、私には、自民党を代表しているという自我意識の強さと“戦闘モード”に入ったとの印象を受けたのだった。それはそれで、次の言葉「お花畑で政治はできない」さらに、どこの場面だったかは忘れたが「皆さんは、自民党の憲法改正草案は読んでいないでしょうが」という挑発的な言葉もあって、それは正面から受けて立つという姿勢であろうから、この場にとっては歓迎すべきものでもあった。
 と前置きが長くなったが、実際のデスカッションのメモは取り切れていないというのが正直なところだ。
(続く)

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