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2018年6月22日 (金)

第54回ユニオン学校

  予定テーマと実際に隔たり
 今回のユニオン学校の予定されていたテーマは、講師に松元千枝さん(メディアで働く女性ネットワーク・代表世話人)を迎え、「底辺からの突き上げでアジアの労働者と連帯しよう」であった。
 この文言からすると、「底辺からの突き上げ」と「アジアの労働者と連帯しよう」がキーワードと思われた。私の解釈では「底辺からの突き上げ」とは、非正規雇用、労働法による権利、救済の枠外に置かれている未組織労働者が労働組合を組織する、加入するなどして現状を打破すること、或いはそうした行動を支援し連帯する運動を活性化することであろうと思う。
 その意味では松元さんが、自らの経験として新聞労連とその周辺で、メディアで働く女性ネットワークを組織化し、活動を続けている報告は参考事例といえた。ところがそこから先は、「ワークショップ」というか、オルグのための「OJTの組合版」のような行動学習に移っていった。それはそれでテーマとして行われれば効果的だったかもしれないが、もう一つの「アジアの労働者と連帯しよう」に結びつくことはなかった。
 元々、アジアの労働者と連帯するというテーマは、多国籍企業の労働諸条件の国ごとの格差問題、外国人労働者の雇用、労働条件、安全衛生、研修生問題など多岐にわたっており、2時間程度の枠内で語りつくせるものではない。
 ということであれば、主催者と講師の間に齟齬があったか、テーマが独り歩きしてしまったのかもしれない。
 労働運動の現場から離れた私であるから、話を聴いて、そこから何がしかのヒントが戴ければという気持ちで参加しているが、この日は述べた通りで収穫は少なかった。だが、日本労働弁護団発行で、アメリカの「レーバー・ノーツ」の活動家執筆、編集の「職場を変える秘密のレシピ47」という本を入手した。労働運動の現場で使う機会はないから買い控えていたが、「職場」を「地域」に変えて読み解けば、何かヒントが得られるかもしれない、そんな気持であった。まずは「完読」できるかどうかが問題ではあるが。
 追記:松元さんは、詳細はまだ固まっていないようだが、「レーバーノーツアジア」構想について語った。恐らくAPWSL(日本)もその中心を担うであろうし、日本での開催であれば、アメリカまではいけなかった若い活動家のみなさんには是非参加してもらいたい。

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