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2018年6月 2日 (土)

シンポ「女たちの考える憲法」(1)

 参考にしたい、考えたいことが盛り沢山
 「女性首長を実現する会愛知」という団体主催の、結成5周年を記念して開かれた「女たちの考える憲法」という集会が開かれた。約100人が参加した。
 まずパネリストを紹介する。山盛さちえさん(豊明市議)、山尾志桜里さん(衆院議員・立憲民主)、片山さつきさん(参院議員・自民)、大脇雅子さん(元参院議員・弁護士)、谷岡郁子さん(元参院議員・至学館学長)、総合司会は、高野史枝さん(フリーライター、主催者共同代表)という、稀なる組み合わせの顔ぶれであった。
 まずこの会を紹介しなければならない。規約の目的には「本団体の活動は愛知県、および県内の市町村に女性の首長を実現すること、および女性議員をふやすこと、並びに地域社会の発展を図ることを目的とする。」とある。
 ではどんな基本政策を掲げているのか。
まず基本中の基本中であろうか、「憲法・民主主義」を冒頭に掲げ、(1)平等、人権、平和を求め、憲法改悪に反対します。(2)市民が主体的に、政治、地域活動、教育、防災などすべての分野に参加し、市民の意見が反映される仕組みの実現をめざします、とした。以下項目だけ上げると「男女共同参画」「教育」「こころと身体の健康」「雇用・労働」「ワークライフバランス」「女性の貧困」「マイノリティ」「脱原発」の9項目。これがそのまま、女性首長候補の「選挙公約」の一部になるのだろう。
 こうした団体が主催し、上記のパネリストを見れば、与党の片山議員が、野党に取り囲まれている構図であり、それだけに参加した片山議員の勇気というか決断は、発言内容は別としてこの集会の意義を高め、成功させた要因でもあったろう。テレビ討論は別として、いわゆる選挙の際の「公開討論会」以外でこうした生の与野党の激論は滅多にないといっていい。
 そして、居並ぶ現、元の国会議員に交じって、6万8千人ほどの市の議員が、“憲法は読んだことはありません”と言いながら、国策と地方自治体の関係を国政・国会議員ににじり寄る発言も際立っていたように思った。
 この企画は、いろんな切り口を提供してくれた。今後の参考にしたいものが多々あったので、メモした限り順次追求していきたいと思っている。
 なお集会の内容に先立ち、若干気になったのが集会名「女たちの考える憲法」の「女たち」だった。憲法問題を考えるのに、女も男もあるものか、といいたいわけだが、主催者団体の企画だからだけのことなのか、憲法の条文の関心条項に違いが出るのか、男社会ともいえる国会だが、そこでの憲法問題で与野党の議論、対立に「女性の視点」からはどう映っているのか、そのコメントらしきものが出るのかどうか、それが私のもう一つの関心事であった。(続く)

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