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2018年4月25日 (水)

政治・社会の“世代談議”

 岐阜の夜のこと
 ここ2~3年続いていて、久しぶりに岐阜のお二人と夜の酒席を楽しんだ。
 とはいっても、年に一度か二度程度の、政治・社会の問題、それぞれの活動、持論を肴にした“世代談議” といっていいかもしれない親交の場である。

 まだ陽が落ち切らない午後6時ころになって、Mさんが、“あのビルに行ったことがある?岐阜市が一望できるよ”といって案内してくれたのが、JR岐阜駅前にある「岐阜シティタワー43」であった。なるほど、43階にある展望室から、指し示された方を見れば、北東方向に岐阜城(金華山)とそれに連なる山脈(やまなみ)。長良川にかかる忠節橋、金華橋、長良橋が見えた。東方向に目を移すとその遠くが各務原・岐阜基地とか・・・、岐阜市からそのあたりは「濃尾平野」の北の縁(へり)になるから一帯は平地。織田信長が築いた岐阜城と小牧山城は、互いに見渡すことのできる位置関係といったことを含め、岐阜にとっては切っても切り離せられない「信長」の話が交わされた。
 人間、高い所から周辺を眼下に収めると、何とも言えないある種の“高揚感”みたいなものを持ちがちだ。戦国武将・信長も、岐阜城からそのようにして「天下布武」を思い描いたことだろう。私も日ごろの、ともすれば穴熊のようなパソコン生活、自己中心的な思考にちょっとだけでも、光が差し込んだような気がした。いい眺めでした。

 さて、あえて語らいを“世代談議”と名付けたのは、七〇代半ばから八〇歳手前の男三人で、話題に共通性を持っていたからであるが、どの話題になっても、「現役世代(団塊の世代以下?)」と「われらが年代」とが、意識するとしないとに関わらず、なにかと浮上し交差するからでもある。
  そこには“われわれの時代はこうだった、それに較べ今の状況は・・・”という古参の懐古趣味がはびこっているわけではない。むしろ我々が築いてきた運動の“成果・遺産”があるとすれば、今一度それを使いこなしなら、現役に伝え、活かし欲しい、そのためにはどんな方策があるのだろう、われわれはいま“何をなすべきか”というものだったと、私は感じたのだった。
  お互い遠慮なしの会話であり、批判も注釈もありだ。話題が過日の反安倍の「新宿の盛り上がり」に移った時だったと思うが、そこに集まった人の群れは、動員型でない、ネクタイのサラリーマン等も多くいたとの話で、私が「庶民(普通の人)の、政治意識はやっぱり高いんだとつくづく思った」とつぶやいた。すると“ええ!そんな風に(庶民、市民、有権者を)見ていたの?びっくりだね”と返された。
  私は、「枝野立つ!-立憲民主党のさらなる闘い」という本の読後感の中でも、枝野は「枝野立て!」に押されて踏み出し立ち上がったものであるが、その声を挙げた有権者の意識というか、政治感覚というか、政治的関心度について、“やっぱり無関心ばかりではないんだ”という感想を持っていたこととも先のつぶやきにつながっている。
  市民を信用していない、見下しているのか?との含意もある指摘かもしれないが、いいや私は「大衆迎合主義」ではない!といいたいところだが、その前に私は常々「2・6・2」又は「2・2・6」という分析を念頭に置いている。つまり「2割の意識層、改革派がいれば、2割の頑強な保守派がいる。あとの6割は流動的で、状況によってどちらへも動く」もっと言えば、「2割の意識層、改革派そして保守派」のうち、その半分の全体の1割、1割が「行動的」という分析である。但しその根拠はない。私が就職して7~8年経って労働組合運動にかかわり始めたころ、50歳前後の現場労働の先輩の“おっさん”から教えられたものだった。低俗的言えば、“どっちについたら得か損か、多くの人はそう見ている”だから「独りよがりになるな」そんな風に受け止めて来たのだった。
  その6割に依拠しなければ改革は進まない。だが、その6割全てとは言わないが、多くが「流動的」であるとの認識が私である。だから“つくづく思った”ことは、肯定的な気持ちから発したものだったのだが。

  もう一つ。私たちは今、「安倍退陣、安倍内閣総辞職」を政治目標にしているが、では「安倍のあとに誰が来るのか、石破か?」という話題で私は「安部のあとはもっと悪質になることもある。石破はアブナイ」といったところ、もう一人のTさんが同調して「安倍は○○だが、石破は確信犯だ」と指摘。やはりなと再認識したのだった。
 

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