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2018年4月22日 (日)

枝野立つ!を読む

 ぶれない政治と枝野-福山のライン
 実質275頁の本「枝野立つ!-立憲民主党のさらなる闘い」を、3日間かけて6時間ほどで読み終えた。私としては、このような短期集中して本を読むことはさほど多くはない。
 帯には、初の評伝にして迫真の政治ドキュメント「土壇場の立憲民主党結成と衆院選大躍進の舞台裏――政治家を志した枝野幸男の少年時代、日本新党からの代議士デビュー、民主党政権での官房長官、そして野党第1党の代表となるまでの波乱の半生を描く」そして、「いま、この男が政治を変える」とある。
 枝野は1964年(昭和34年)生まれだから、私と二回りも違うし、枝野が1993年に日本新党でスタート(初当選)したころ私は、どちらかといえば未だ社会党支持の流れの中にいたので、日本新党や新党さきがけなどに関心をもってはいなかった。ただ、多分1980年代だったと思うが、未だ国会議員になっていない枝野を「いいセンスをしている」と評価する仲間がいたことは妙に覚えている。
 さてこの本はドキュメントであり、第1章 前原vs枝野 分裂の萌芽となる民進党代表選から、第5章 大躍進の衆院選、が前半であり、枝野を中心に、福山哲郎、辻元清美、長妻昭(と近藤昭一、赤松広隆が立憲民主党の立ち上げメンバー)と菅直人、小沢一郎、安住淳、本多平直の面々が登場し、いわば「濃い人脈」といえるだろう。
 ここで私が注目したのは、後半の政策面でより鮮明になるのだが、枝野の「ぶれない」が一貫していることと、幹事長に座った良く知らない福山哲郎についてである。枝野-福山が、熱い信頼関係と固い絆で結ばれていることを知り、福山の政策通、事務方作業に精通しているという力量を知らされた。先の京都府知事選挙で、立憲民主党は、自民、民進、公明、希望の各党と共に西脇隆俊氏を推薦したが、これを主導したのは福山で、「自民党と組むとは・・・」と一部で批判と落胆が伝えられた。(3月23日のブログでコメントあり)私は、この対応がグッドでもベターでもない選択ではあると思ったが、その意見に組みはしなかった。抽象的だが「京都府知事選挙の場合-風雨に曝される立憲民主党」と表現した。
 また、党の「まっとうな政治」というコピーは、福山の案であるとのことだった。
 もう一つは、「枝野立つ!」は、「枝野立て!」に押されてのものであるが、その声を挙げた有権者の意識というか、政治感覚というか、政治的関心度についてである。立憲民主党が立ち上がったことの有権者の反応がそれを示している。(だから、立憲民主党の躍進を、風やブームで終わらせてはならない)よく言われる選挙の低投票率は、「国民が政治から離れているのではなく、政治が国民から離れているからだ」という核心部分を枝野はしっかり把握している。これは党幹部だけの認識だけではなく、党員、パートナーも同じでなければならない。
 この後第2章小池百合子率いる希望の党との突然の合流劇、第3章“枝野立て”の声に押されて、第4章枝野、ついに立つ!立憲民主党結成、そして第5章に至るが、後半は次の機会に。 
続く

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