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2018年3月17日 (土)

鳩山友紀夫講演会(1)

 現状の「大国主義」を批判する
   リベラル政治懇話会(共同代表:石田芳弘元犬山市長・元衆院議員、大脇雅子元参院議員・弁護士、近藤昭一衆院議員・立憲民主党副代表・県連代表)主催、愛知リベラル・労組OB会後援の「鳩山友紀夫講演会」が開かれ約150人が参加した。
 鳩山さんは、元民主党の内閣総理大臣であることはよく知られている。その「短命内閣」の評価は分かれるところだが、その後についてはあまり知られていないし、私も知らなかった。またさほど関心を払っていたわけでもなかった。「過去の人」という印象すら持っていた。
 もし私が、「リベラル政治懇話会」に加わっていなかったら、そして近藤昭一さんを支援していなかったなら、また、立憲民主党に肩入れすることにならなかったなら、彼の話を聴くこの機会はなかったかもしれない。
 鳩山さんの話は多岐に亘っていて、テープでも起こさないと再現できないくらいなので、大雑把な報告しかできないが、それよりもやはり集会のタイトル「脱・大日本主義~『成熟の時代』の国のかたち」に惹かれた。
  悪しき安倍政権の長居によってこの国は荒れ果てようとしている。その安倍政権が「働き方改革関連法案」で「裁量労働制」についてその根拠となるデータが不正であると判明し、それによって除外に追い込まれ、また「働かせ改革」などと批判を受けて躓いた。外交でも朝鮮半島・南北会談、米朝会談という状況の中で“呆然と立ち尽くしている”様だ。そして今や1年余に亘って「モリ・カケ疑惑」に追いまくれられ、次第に投網が絞られるようにして「森友学園文書改ざん」事件に至って末期症状であれば、「この国のかたち」はどうなる、どうすべきか、という問題意識が問われる。そのヒントを鳩山さんは示してくれただろうか。
 さて鳩山さんの話は、そもそも「リベラルとは何か、リベラルと保守の違いは?」といったところから入った。彼は元自民党・田中派から政界入りし竹下派・経世会へて、武村正義氏らと新党さきがけ結成に参加、さらに旧民主党、民主党再編、総理大臣という道を歩んできただけに、「保守とリベラル」を体験した稀有な存在でもあろう。彼が言うには「保守は歴史を学ぶ。歴史から学び完全主義ではない」とし、「リベラルとは多様性の尊重、友愛が大事」そして「友愛」について孔子の「論語」を引き合いに持論を語った。
 そして現在的な「保守(安倍自民党)」は、「明治150年」というが、そこには「大国主義」ばかりがあって、明治の「負」の反省がない(日本人の習い性か)ばかりか、最近では何かと国連での「常任理事国」入りをいい、「強国日本」を目指していると指摘。それは、この国のかたちにはふさわしくない、ということだろう。
 関連して「原発」問題にも触れて、原発の維持、再稼働の背景には「核武装」への思惑があると明言、ここらあたりまでが「大日本主義(大国主義)」批判の論点であった。
 だがここまで書いて、「大日本主義」という論点の中身が希薄と思えてならない。
 トランプという得体知れない米大統領の登場によって、世界の情勢はどこでどう変転するのかわからないが「アメリカファースト=ナショナリズム」が「グローバリズム」にも変化を与えていることは確かだろう。
  そんな中で安倍・自民党政権が「戦後レジームからの脱却」と唱えながら、「日米安保条約・日米同盟」のもと、中・ロ・北を仮想敵国として、憲法改正を射程に置き、自衛隊の軍備強化・南西諸島への展開、原発再稼働と核兵器の潜在的保持、TPPによる経済的主導権、国連常任理事国入りなどが「大国主義」の中身であろうか。それは彼の最新著書「脱・大日本主義」を読み込むしかない。
  次は「これからの日本」というところに移っていくが、どうか書き記すべきか・・・。 
続く

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