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2018年3月 6日 (火)

3・1朝鮮独立運動99周年の集会(4)

 

アジア・朝鮮半島の平和は、日本の平和
 日本(人)はどうあるべきか、と考える時、それは康さんの講演の内実を獲得するということであり、客観的な視点を持つことと同時に当事者意識をきちんと持つことであると思う。
 先にも書いたように朝鮮半島の事情は、日本にとって歴史的にも密接な関係がある。豊臣秀吉の「朝鮮出兵」や、江戸時代の「朝鮮通信使」の時代まで遡らなくても、帝国日本の「植民地支配」や「強制連行・強制労働」「軍隊慰安婦」「朝鮮女子勤労挺身隊」問題は現在的な課題である。
 そうであれば、まずそのような歴史的課題の外交的解決・歴史認識にこそ全力を挙げ、次に「朝鮮戦争の休戦状態」を解消し「平和条約」が締結されるような日本としての外交努力をすることではないかと思う。
 もっとも、康さんが指摘しているように日米安保条約・地位協定があり、沖縄を中心とした日本列島に広大無数の米軍基地・関連施設があって、米軍の前進基地化している状況の下では、共和国だけでなく中国でさえ警戒心を解くことは難しいだろう。軍事同盟ともいえる「日米安保条約」を「日米平和友好条約」に変えていく道筋を立て、日朝国交正常化、人的交流を盛んにして「北朝鮮の脅威」という“売り言葉”は控えるべきだ。
 現実の安倍・自民党政権は、沖縄・高江ヘリパッド、辺野古新基地建設等々在日米軍の強化を容認(求め)、自衛隊の軍備強化策は「専守防衛」という枠すら取っ払ってしまっている。つまり“衣の下の鎧”を益々固めている状況では、進展は望めないのではないか。付け加えれば、現在進行中の「南北会談」に水を差してはならない。
 結論としてはまずは、米韓、日米韓軍事演習の規模縮小から中止へ。2005年の「六か国共同声明」(中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本国、大韓民国、ロシア連邦及びアメリカ合衆国)をもとに話し合いの場を設ける(再開)ことが現実的ではないかと思う。
 また私たち民衆レベルでも、こうした機会をとらえ、すっかり“刷り込まれている”認識を改め、現状を知ることによって、それこそ「未来志向」を草の根レベルで進めていく必要がある。そして、政治改革に結び付けていきたいものである。 完

 追記:康さんのレジュメの最後に「鳩山政権はなぜ普天間基地の撤去に挫折したのか?⇒朝鮮戦争の停戦体制を維持した状況では困難」とあった。その鳩山友紀夫(由紀夫)さんが3月17日名古屋に来られる。
・日 時:3月17日(土)午後2時~
・会 場:アビタン(全労済愛知会館)2F大ホール
金山駅南・沢上方面へ徒歩3分右側 TEL:052‐681‐7741
・テーマ:「脱・大日本主義」~「成熟時代」の国のかたち~
・参加費:500円
・主 催:リベラル政治懇話会<共同代表:石田芳弘、大脇雅子、近藤昭一>

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