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2018年1月29日 (月)

映画「星めぐりの町」を観た  

 豆腐職人と震災孤児の心の交わり
 27日の午後に、映画「星めぐりの町」(監督黒土三男)を観た。映画の途中に東日本大震災の、恐ろしい津波が押し寄せる映像が流れるが、そのほか全編、愛知県豊田市がロケ地であった。豊田スタジアムははっきり分かったが、「松平郷」「名鉄・平戸橋駅」「下切町」「小原町の紙すき現場」が画面に出てくるのだった。
 ストーリーは、三河の山中で、京都で豆腐作り修行を積み、毎朝じっくりと手間と時間をかけて美味しい豆腐を作る島田勇作(小林稔侍)と、東日本大震災で津波により家族全員を一瞬で失った少年・政美を中心に進む。政美は津波で両親と妹を亡くし孤児となり、心に深い傷を負い、人を拒絶し閉じこもり、凶暴になることも。親類先をたらい回しされた挙句、最後の最後に勇作の亡き妻の遠縁にあたるということで、この豊田の里山にやってきたのであった。
 見どころは、島田勇作という豆腐職人のくらし(自然に根差した自給自足)と人間性、被災孤児の政美の閉ざされた心が少しずつ雪解けのように開いていく様子であろうか。
 最後のシーンで宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を勇作と政美が口ずさむ。政美の未来を暗示する一言が添えられ。
 もう少し深読みすると、かつて日本にもこんなくらし、風景、人情があったなあという、ノスタルジーも散りばめられた映画であった。(ミッドランドスクエアシネマ2で、2月9日まで)

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