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2017年11月 2日 (木)

レイバー・ノーツ名古屋講演会

 準備過程にも意義がある
 今月17日に開催が予定されているアメリカの(労働)教育団体、通称「レイバー・ノーツ」のメンバーによる「名古屋講演会」に向けて準備会が開かれた。議題は、参加者募集の状況、当日の質疑の内容、タイムスケジュールと人の配置、宿泊など受け入れ態勢の確認、会計状況などであった。
 こうした集会の準備は、かつては何度も取り組んできたが、その都度感じたことは“費用がかさんで赤字になってもいいから、多くの人が来てほしい”に尽きた。そこには、そうした企画内容は、たびたびできるものではないから貴重な機会、是非見逃さないでほしい、というものと、あまりに少人数では講演者に“申し訳ない”という見栄のようなものも交じる。そして思うのである。まず参加者が多いか少ないかは、確かに運動である以上目標の大きな一つである。運動課題の広がりの目安でもあるからだ。
 もう一つは、準備過程での企画の意義の考察、意見交換、企画・宣伝、事務作業などの経験の積み重ねを経ることによる、資質の向上ということであろうと思う。
 今日は、当日の時間配分として講演者に40分程度の「アメリカの労働運動の現状、レイバー・ノーツの活動」についての講演を聞き、その後の質疑で「ここが聞きたい」こととは何かを出し合った。例えばアメリ労働組合の現状として「ナショナルセンターの役割、日本との違い」「日本の労働組合の多くは、『カンパニーユニオン』だが、アメリカではどうか」、労働組合の闘争課題は様々あるが、最近の取り組みを例に挙げるとどんなものか(最賃、労働時間、正規・非正規、男女差別等々)、市民運動との関係はどんなものか、レイバー・ノーツの役割、国際連帯をどう考えているか。レイバー・ノーツもかつては官僚的支配であったと聞くが、どう克服されたのか、政治では、大統領選挙ではどんな対応されたのか、サンダース候補の評価は?
 このように基本的には、アメリカの労働運動の現状から学ぶわけだから、質問が優先されるが、懇親会の席などでは逆に「愛知の状況」などを問われるかもしれない。特にトヨタ自動車に関しては関心が高いと思われるので、何らかの資料的なものを用意することが必要かもしれない。それについてはトヨタ自動車の研究者がおられるので対応してもらってはどうかという意見も。
 こうした意見を出し合う中で、会長がトヨタと中電が交互の場合が多い「連合愛知」のこと、お隣のユニオンみえの近況などの話もあって、集会の一参加者の場合と、それなりの苦労はするけれども準備過程に参画する場合とでは、吸収するものが格段に違うことは明らかである。これからを担う若い人には、ネットだけでなくこうした、顔合わせの会議に参加を勧めたい所以である。
 

 

 

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