« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »

2017年11月30日 (木)

立憲民主党が行く(2)

 立憲民主党がスタート、体制づくりで地方組織の立ち上げを急ぐ
 立憲民主党が立ちあがって2か月ほどになる。その間に衆院総選挙があり、55議席という数字もさることながら、1000万票という得票数に、この党に対する有権者の期待が示されている。
 党として、枝野代表、福山幹事長、長妻代表代行、辻元国対委員長、近藤選対委員長といった役員も揃って、当面の国会活動と2019年の統一地方選挙、参院選挙に向けて、都道府県の地方組織の立ち上げに注力されている。
 総選挙の投開票日前夜の10月21日からこんにちまでの党活動を拾ってみた。
11月27日 立憲民主党 都道府県連、年内設立を確認(毎日)
  〃    立憲民主、(愛知)県連事務所を開所(読売)
11月26日 枝野氏、入党希望は「年内が期限」発言を撤回
11月26日 参院・愛知に候補者 来春までに政治塾開き公募(毎日)
11月25日 近親憎悪より「敵は自民党」 馬淵澄夫氏が野党3党に苦言
11月24日 立民・民進、地方議員「争奪戦」…希望は様子見(読売)
11月23日 民進党 立憲と希望双方に「いい顔」 募る埋没感
11月19日 名古屋市議東区補選 立憲、初の地方議員 国政氏が当選
11月16日 立憲 強まる独自路線 民進系の再結集に慎重
11月16日 11・16市民・宗教者緊急集会
10月31日 名古屋市議会東区補選 立憲、地方議会に初擁立 民進と合流せず
10月31日 立憲民主党 「統一地方選でも独自候補」赤松議員
10月30日 立憲民主党 党本部開き 東京・平河町に開設
       <10月22日衆議院総選挙、投開票>
10月21日 立憲民主党「東京大作戦ファイナル」に8000人~新宿南口を埋め尽くす

 

 枝野代表率いる「立憲民主丸」は、初航海に船出したばかりであるが、私は、立党の志がぶれることなく順調に推進し始めているものとみている。ただ、どこから狙い撃ちするかわからない「週刊パパラッチ」が徘徊しており、また、政治的“(こっちへ来い)オレオレ詐欺”がないとも言えないので、「立党精神」に揺るぎない、油断しないで努めてもらいたいと思うばかりだ。
 立憲民主・愛知は、他府県に先駆けて県連が立ち上がったが、未だ党員、サポーターへの呼びかけは部分的のようで、私にところへも、なにも来ていない。
 11月12日に、東京平河町の立憲民主党の本部を訪ねたが、「野党第1党」の事務所としては、こじんまりしていて、いっぱしの店舗を構える前の駆け出しの「屋台曳き」のようで、それはそれで“最初はこれでいい、身の丈に合ったものこそ、謙虚さそのものだ”と思った。関連した集会を紹介する。
                ◇
 「立憲民主党」は立ち上がったばかりで、政治理念の明確化や各県連・地域支部の結成など多くの課題が山積しています。就きましては、次のとおり「第13回リベラル政治懇話会」を開催します。 年末の折、ご多忙とは存じますが、ぜひご参加下さるようご案内致します。
         記
1、日 時 12月 23日土 15:30 ~ 17:30
2、会 場 名駅西「国鉄会館」 6F 会議室
3、講 演 高野 孟 氏 (ジャーナリスト) ※テーマ  「立憲民主党の理念と課題」(仮題) 
4、参加費 500円  (資料代)
5、その他 懇話会終了後、高野さんを囲んでの「懇親会」を予定しています。
       会場は、名駅周辺で、会費は4000円前後です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月28日 (火)

続・日本の危機

 危険要素は、日常的にも
23日のこの欄で「日本の危機とは-ものづくりだけでなない、無関心層こそ」と書いたが、それはもっぱら政治・経済・社会という観点からであった。新たに東レも加わって、ひょっとしてそれは産業界全体に潜在的にある氷山の一角かもしれないという、疑念と不安が伴った日本の危機をいっそう抱かせるものである。
この国の自然災害と行き違からくる外国との対立も心配の種であるが、日常的にも「危機」は潜んでいるのであり、大所高所ばかりではないことを自覚したいものだ。
 私が自動車会社に在職中の、もう20年以上も前のことになるが、職場では「危険予知運動(KY運動)」が取り組まれ、始業前に全員で「指差し呼唱」という“ヘルメットよし!”とか “服装よし!”といったようなことを唱える運動があった。それ自体は怪我をしない意識喚起としていいことではあったが、私には軍隊式の「集団統制」が想起されていつも不快感をかこって過ごしていた。
 “ちょっとアブナイ”という危機感は、多くの人が日常的に抱いている。家庭的には、失火が第1で、子どもの成長過程の全てであり、外出すれば交通事故、犯罪に巻き込まれる危険性に警戒したりする。病の予兆らしきものも悩ましいものである。(C500‐№003)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月26日 (日)

寂れる繊維問屋街

 №002 時代の流れというが
 12月3日に「シネマ散歩・緑の会」の2回目の映画鑑賞会(ミリオン座)が開かれますが、終えてからの「昼食会」の場所探しに名古屋・伏見界隈を歩きました。
 伏見といえば、もうすぐ開館の歌舞伎の「御園座」があり、集会でよく使われる白川公園と隣接する名古屋市科学館も近い。そしてもう一つが「繊維問屋街」です。その問屋街は今やその面影なし、といっていいほど寂れてしまっています。それは小売業者が激減したこと、即ち町のどこにでもありました「洋服屋さん」「衣料品店」が、ユニクロ、しまむら、ライトオンといった量販店に駆逐されて廃業となったからにほかなりません。
 問屋街の現状は、廃業後にオフィスビルが建ち、それに伴って飲食店の開店が続きましたが、名駅にオフィスビルが相次いで建設されて、その勢いもなくなってしまったようです。そうなれば当然にも飲食店に影響が出て閉店が続いているようです。今日は日曜日とあって、いっそう開店しているお店を探すのは大変でした。
 地元の商店街がシャッター通りとなり八百屋、魚屋、肉屋、和菓子屋、金物雑貨屋、本屋そして衣料品店がなくなって、町で人が歩く姿がめっきり少なくなりました。これでいいのでしょうか。(チャレンジ500)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月25日 (土)

チャレンジ500の試み

 「的確で簡潔で魅力」ある文章
 今日は午後から、詳細は省くが「労働負担研名古屋集会」があったが欠席した。この時期は、「公私」の「私」が連なり、優先順位も高いことが多い。CGSUも協力することになっていた「労働負担研名古屋集会」ではあるが、日ごろの縁が薄い私にとっては、優先順位は高くなかった。
 朝一番でメールの返信を送った後、ふと思いついて、後日のブログの模様替えと共に「短文」の試みをしてみようと思った。どうしても長くなる文章は、それはそれで理由がないわけではないが、「的確で簡潔で魅力」ある文章の大敵は「冗長」なものであるからだ。
 そこで500字前後の文章ではどうだろうかと考え、私自身の「チャレンジ500」として試みに書いてみた。

 №001「シネマ散歩・緑の会」は2018年がスタート
 地域の同級生を含む同年代7~8人で、「史跡めぐりハイキング」を5年ほど続けてきました。それは、地元に「桶狭間の合戦場」の史跡があって、2010年がその合戦から450年ということで地域挙げてのイベントがきっかけでした。独自の企画で清須城、小牧山城、岐阜城、安土城の城めぐりと、合戦当時の「信長進軍路」を歩きました。
 5年を経て多くの人が古希を超え歩くのがちょっと辛くになって来ました。そこで趣向を変えて映画鑑賞と食事会・茶話会をセットにした「シネマ散歩・緑の会」を発足させることにしました。正式には新年からですが、これまで試行的に映画「関ケ原」を鑑賞し、来る12月3日には、好評で再上映される「この世界の片隅に」を鑑賞します。今回は片渕須直監督のトークイベント付です。
 また嬉しいことに、映画「不都合な真実2」を観てきました。地球温暖化問題に対して今までの認識を新たにしました・・・というメールを送ってくれた人もいます。「アメリカのアル・ゴア元副大統領」のドキュメンタリー映画です。
 既に準備号も出しましたが、映画鑑賞案内やあらすじ、スタッフ、キャストなどの掲載の会報も出しています。新企画のスタートの2018年はもうすぐです。(チャレンジ500)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月23日 (木)

日本の危機とは

 ものづくりだけでなない、無関心層こそ
 またしても三菱マテリアルの子会社三菱電線工業(東京)、三菱電線と三菱伸銅(同)が、検査データを改竄していたと報道されている。これまでの日産自動車の完成車の「無資格検査問題」、神戸製鋼所の「データ偽装問題」はつい最近の問題・事件であった。こうした日本の産業界の不祥事(金儲け主義、安全性・品質の軽視)は、今始まったことではない。自動車業界においては、日産に続いて「スバル」も。タカタの「エアバックの欠陥」、三菱自動車の「燃費不正問題・リコール隠し」も記憶に新しい。リコール問題は業界全体に亘って日常茶飯事だ。
 他に電気業界では松下電器(現:パナソニック)の「石油温風暖房機」、パロマの「ガス湯沸し器」の欠陥。東洋ゴムの「免震偽装」、欠陥(手抜き)マンション、食品偽装・・・・・・。
 こうした未熟で技術的な欠陥、利益第1の意図的な手抜き、アフターケアの怠慢が蔓延しているわけだが、とりわけ怖いのは「技術的欠陥原発、経年劣化原発、政治的再稼働原発」である。そしてなお怖いのは、その過ち、危機を活かそうとしない政治の在り方だ。
 「日本のお家芸、ものづくり」の崩壊の兆しは大いに憂慮すべきことである。一方政治的欠陥、危機といえば立憲主義・平和憲法に逆行する「アベ政治」そのものであるが、「アベ政治」は、いわば氷山の一角で、「安倍一強」をならしめる自公などの与党とその基盤を支える「日本会議」のような右翼的政治集団の“増殖”についてであろうか。「右翼的政治集団」とは言ってもその実態を把握しているわけではないが、潜水艦が浮上したように、折々に散見されるのは、その兆候と見るからだ。
 加えて「平和ボケ」と揶揄される「層」の広がりであろうか。“なんであの安倍に、自民党に投票するのか”という見方もできるが、この人たちは少なくとも自分の意思を投票することで示した。問題は投票すらしなかった「層」のことであるが、これを「層」といってあまりに一括りし過ぎる感もするが、私から見ると「他人任せ、関係ない」「投票しても何も変わらない」としたり顔で言う人は案外少なくない気がするのだ。
 政権を握る側は、そうした「層」を白紙委任されたものとみなす傾向がある。だから投票率を上げる努力、制度改革には消極的ではないのか、ここに「日本の危機」の一つが横たわっている気がするのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月20日 (月)

パソコンの未熟に悩む

 デジカメから写真が取れない
  2~3か月ほどになろうか、デジタルカメラからパソコンにデータが取れなくて悩んでいた。これまでSDメモリーカードをパソコンに挿入すれば、そのままデータのINDEX・一覧表が表示され、或いは新規のものはそのまま画面に出てきて指定してインポートすればそのまま保存されたと思う。ところがそれができなくなって、ひょっとしてSDカードが劣化したのか何らかの故障かもしれないと思案に暮れていた。上京した折に、仲間に事情を聞いてもらったところ、その場で手持ちのパソコンにSDカードを挿入して、正常であることが確認された。とすればパソコン本体の故障か?と問えば、それはわからないという。
  暫くしてから、いつものパソコン教室を訪ね、事情を話して指導員に相談したところ、その場で実演をして見せてくれた。原因というか状況は「ウィンドウズ10」が改良された結果、それをインストールしていないからだろうということになった。確かにパソコンを立ち上げるたびにそんなサインが出ていたが、やたらクリックしない方がいいといつも削除していた。
  教えて戴いたもの「エクスプローラー、PCをクリック、SD・・・」を忘れまいと、反すうし乍ら家に帰り、早速試みた。3~4回試みて、直近の写真を取り出すことに成功し、必要、使えそうなものをコピーして保存した。そうした手順をメモし、繰り返すことによって、どうにか写真の取り出しまではマスターしたが、未だ、以前のように全写真をそっくり保存する手順が分かっていない。いずれその方法も繰り返して試行すれば発見するだろうから、取りあえず当面の問題は解決した。年賀状に使いたい写真を撮る予定をしていたので一安心。
  それにしても、パソコン技術が一向に向上しないばかりか、ちょっとした変化にも対応できない未熟さには、冊子の編集に関わるものとして情けない限りだ。この問題は、パソコンを放り出さない限り付いて回る問題なので、早い時期にパソコン教室でマンツーマンの集中教育を受けるのも一案ではあるなと思ってはいるのだが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月18日 (土)

アメリカの労働運動を学ぶ

 レイバー・ノーツ名古屋講演会
 昨日、アメリカのNPO教育団体の通称「レイバー・ノーツ」のメンバーのお一人ジェーン・スロータさんが来日し、東京での講演(スクール)を終え、午後に来名した。この講演会を開催するにあたっては、この地域で活動する労働組合・ユニオン、労働団体、労働弁護団など13団体と個人からの62人が参加して意義深い講演会となった。
 スケジュールは大まかに3つのセクションで構成された。最初に名古屋駅で出迎えて、その足で「トヨタ産業技術記念館」を案内した。ここはAPWSL日本委員会の総会を東海市で開催した時も一行を案内して好評を得たところであった。トヨタの自動車関連と豊田織機のコーナーがあるが、特に織機の展示の方が充実した展示で、スロータさんもよかったと感想を述べたとのことであった。
 次に講演会開催前の1時間ほどを使って(実は90分余を予定していたのだが)実行委員を中心とした参加者の自己紹介を通して、職場と組合活動を知ってもらうことができた。この集会にどんな労働者や活動家が参加しているかという状況を知っていただくことで講演の方向性の参考になるのではないか、そんな設定からであった。
 午後6時30分から講演が始まった。スロータさんは、最初にレイバー・ノーツの活動の良かった(成果のあった)活動例と逆に悪い(うまくいかなかった)ニュース(報告)を紹介した。レイバー・ノーツは、運動には必ず正反両面があり、いいことづくめ、成果だけを強調していては「教育」にはならないという基本的な姿勢から、そんな話になったのだと思う。そのあとに「レイバー・ノーツ」のそもそもの話などでそこまで約1時間。15分の休憩を挟んで約90分は質疑に充てられた。この質問時間を多くとったことで、これまでほとんど馴染みのなかったアメリカの労働運動、レイバー・ノーツについてより身近に理解されたのではないかと思う。
 その内容については、私は終始受付と会計事務を担っていたので、メモを取り得なかったので、残念なことにここでは報告できない。だが、アンケート用紙5枚が集約され、「*レーバーノーツの知見がある人が集まるのは当然としても、『ゼロ』からの参加では違和感がある。その違和感がきっかけになってさらに「よく識っていこう」ということになるのかもしれない。(男、60歳以上)*少しなりともアメリカの労働運動の状況が分かりました。日産など日本企業もかなり反労働者的なことを(アメリカで)やっていることが分りました。このような機会を持っていただき感謝します。(男、60歳以上)*今日はUSA労働運動、勉強になりました。資料よく読みます。有意義な時間でした。(性別等不明)*やや長いですが質疑応答時間がたくさんあって、これくらい必要かなと思いました。アメリカの実体験がたくさん聞けて参考になりました。(女、30代)*日本の労組の取り組みと米国の労組の在り方は悩みまで同じですね。改めて15ドルの闘いは面白いですね。やはり共感を地域にどれだけ広げられるかですね。組合員が主人公、ですね。労組が無くてもストのような闘い、勉強になりました。(男。60歳以上)といった感想が寄せられた。(このまとめは近森代表)
 講演会終了後に私は欠席したが、懇親会の席も設けられ、20人の参加があったと聞く。そこでもさらに質疑が続いたとのことであった。
 私は、メモは取れなかったが事前に資料を読み込んでいたので、大まかなところでは理解したものと思っていて、機会があればと質問を一つ用意していた。それは、「アメリカでは時給15ドル獲得の闘いがあって、まだ一部ではあっても段階を踏んでそこまで勝ち取ったと思う。日本でも最低賃金の時給1000円というのが一つの目標値であるが、最近では1500円という声を聞くようになった。そこで、時給1000円~1500円という賃金は、非正規雇用が増大する現在、さらに格差が大きくなりつつあることを考えれば、必然的な要求であると考える一方、中小、零細企業にとっては、あまりに大きな負担で苦しいという経営者の声も聞いている。新自由主義、グローバル経済の荒波にさらされている企業が、下請け、孫請け、3次、4次、5次の下請けにコストカットを押し付ける実態が強まっており、経営破たんも考えられる。容易ならざる課題ではあるが、この問題についてレイバー・ノーツとしてどう考えておられるか」というもの。手を挙げようと思って立ち上がったところで、別の参加者から同じ趣旨の質問が出された。その答えはよくわからなかったが、否定も肯定もしないで、未だ歴史の浅いレイバー・ノーツにとって、そこまで問題を掘り下げていない・・・というように聞き取れたが、後日の総括の時に聞いてみようと思う。
 スロータさんと通訳のお二人は、今日の11時39分の新幹線で次の訪問地大阪に向かった。その前にお二人のリクエストで「名古屋の味噌煮込みうどんをぜひ食してみたい」ということだったので、代表と私の二人がお見送りがてら案内した。私にとってその時間がこの講演会でのスロータさんと対面して会話した唯一の機会であったのだった。最後になって何とか、1997年のレイバー・ノーツの大会に、日本から最初の訪問団に加わった一人であることなどの会話ができたのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月15日 (水)

12日の午後、東京にて

 立憲民主党本部と上野公園
 ピースサイクルの全国会議が午前中に終わったので、午後の予定を思案していたら、Kさんから“立憲民主党の本部へ行ってみたら?永田町の民進党の近くだよ”といわれ逡巡した。それでも地図を書いてくれたので、それをもって路線図とにらめっこ。
 “せっかくだから行ってみるか”と飯田橋から地下鉄へ。有楽町線に乗って防衛省のある市ヶ谷、麹町の次が「永田町」であった。地上に出ても右か左かわからない。「立憲民主党の本部はどこですか」を通りがかりの人に聞いても、多分からないと思い、もらった地図をもとに「最高裁判所はどっちの方にありますか」と聞いたら3人目の若い人が案内してくれた。
 “へぇ~、これが最高裁か、ごっつい、要塞みたいだな”とつぶやきながら周辺を探すが見つからない。地図をみながら2本目の筋の角に「中華(店)?」その奥の富士ビルの3Fか・・・、あった!看板もあったが小さくて半分が隣のビルに隠れていて全く目立たない。
 ともかく入ってみようと思った瞬間、“今日は日曜日だ、誰もいないかも。だが政治に土曜も、日曜もないはず・・・”と思いながら3階に上がってみると、部屋のドアが開いていて男性が一人、“上京したんで寄ってみたんですが”と声をかけると、“申し訳ない、もう出かけるところなんです”と。“では部屋をちょっと見せてください”と覗いてみたが、40~50㎡くらいの部屋が二つだけ。一つが会議、作業用の感じで、もう一つが執務室だが、役員も職員も一緒に机を並べていた。さっと見ただけなので多くは覚えていないが、選挙事務所より簡素であったといえようか。まだ入居したばかりであるし、ま、仮住まいでもあろうから、今はこんなものかも。促されて、住所と名前をノートに記入して辞去した。
 ついでに民進党にも寄ってみようと探してみたが、結局見つからなかった。近くまで来ていてもビルの真下の歩道だから、上を見上げても見つけられなかったかもしれない。警察官が立っていて詰所のようなものが見えたから、案外そのビルの一部が民進党の本部だったかもしれない。それにしても立看板も見つからず、“永田町辺りに、一般人がたびたび来るものではない。という前提でもあるのかな”と勘ぐったりして地下鉄駅に戻った。
 有楽町からJRに乗り換えて上野に出た。アメ横に行こうかとも思ったが、結局「国立西洋美術館」に行くことにした。「北斎とジャポニスム」という企画展に惹かれたためだった。
 絵画に特別の関心と興味があるわけではないが、江戸時代の浮世絵には幾らか興味を持っていて、それが西洋の芸術家たちに影響を与え、注目されていたと聞けば、この機会だから寄ってみる気になったのである。
 ガイドには「本展は西洋近代芸術の展開を“北斎とジャポニスム”という観点から編み直す、日本発・世界初の展覧会です。国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約220点と、北斎の錦絵約40点、版本約70点の計約110点(出品点数は予定、会期中展示替えあり)を比較しながら展示します。北斎という異文化との出会いによって生み出された西洋美術の傑作の数々を堪能しながら、西洋の芸術家の眼を通して北斎の新たな魅力も感じていただけることでしょう。」とあり、それ以上のコメントは私にはない。
 入館に当たってチケット購入に40人ほどの行列に並び(退館時にはその倍以上が並んでいた)、順路に従って前列で観ていくなら、どれだけかかるやらと、2列目から頭越しに、しかも飛ばし飛ばしに観ていった。モネやドガらの絵には見覚えがあるから足を止めて観て回るのだが、2時間近くも観て歩いたら、すっかり疲れてしまった。
 常設展示館の方も観て回ったが、なんだかこちらの方は人が少ないせいか、絵画だけでなく彫刻もゆったりして観ることができた。けれどもやっぱり私には絵画とは縁遠い関係だなと再認識したのだった。“足を運ぶだけでも、まだましかな・・・”と思いつつ。
 紅葉を見そびれたこともあって、暫く上野公園内を散策、桜並木の紅葉の下を歩き、どこかの美大の学生の作品展(展示即売かな)とか、大道芸をちょっと覗いて、空腹も感じ始めていたので引き上げることにした。
 予定では、もう一泊するはずであったが、明日来客の予定が入ったため、それもあきらめざるを得なかった。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月14日 (火)

ピースサイクル2017全国会議(3)

 

2018年のピースサイクルの企画
 全国会議の2日目は、「持続可能なピースサイクル運動に向けて、33年目のピースサイクル運動の課題は何か」であり、前段は私たちを取り巻く「情勢」とその「課題」についてであった。
1)「戦争する国」NO!戦争法廃止、改憲阻止のために総選挙での経験を踏まえ、改憲発議をさせない闘い、国民投票で勝ち抜ける闘いのために3000万署名運動に積極的に関わっていく、としている。この3000万人署名については、これまでのような集会や仲間内での署名ではとても集約出来るものではなく、「戸別訪問」が外せないとし、その有効な方法の例なども出された。
2)脱原発・エネルギー政策の転換をめざす運動を継続させる。再稼働を認めない運動、フクイチ被害者救済、子どもを守る運動、電力の「地産地消」運動など。
3)沖縄県民と連携し、新基地は作らせない闘い、オスプレイ反対運動の全国化に努力。高江と辺野古の新基地はいらない。脱原発運動と連携させた全国運動に参加。
4)反貧困・排外主義反対と結合された平和運動の構築をめざす闘いへ参加。「北朝鮮・中国脅威論」を煽った排外主義の政策・運動、ヘイトスピーチ、軍隊慰安婦問題などがそれだ。
 以上、現在の課題が網羅されているが、これらの諸課題は、地域の状況に沿った「協働・共闘」が欠かせない。また「ピースサイクル」のカラーを出していく工夫も求められる。
 そしてさらにピースサイクルとしての具体的な取り組みも提起されているが、「参加者拡大のための工夫をし、若い世代が参加する取り組みを通じて持続可能なピースサイク運動をめざす」ことが第一義としてある。
 そして、あえて愛知の事情から問題提起するなら、7月の「本走」は、参加者の多少はあるとしても、それなりにつなぐことはできるだろう。現実的にはそれが精一杯といえなくもない。その他の諸課題は、ピースサイクルとして体現しなくても地域の運動に参加することで「大儀」を果たすことはできる。これが現状だ。だからそこからもう一歩踏み出すとしたら、「組織的な運営」を創り出すことではないだろうか。組織的な運営とは、例えばピースサイクル全国事務局が機能しているそのものが地域・地区にも存在する言うことである。人がいて、必要最小限の資金を用意し、協議の場を設け、情報発信の手段と回路(配信先)を持つことだといえよう。
 こうした考え、方法論は極めて原則的な手段であるから、「ピースサイクル運動」の趣旨や運営方法として最善かどうかは現状と照合するしかない、と会議の中で考えていた。そこで各地からの意見、経験談などから、実現性の高いものを拾ってみた。7つほど上げてみたがここでは省略する。
 最後に2018年の取り組み関する具体的な事項として「リーフレット(全国マップ)」の作成を1月末として、12月15日までに意見と変更を連絡する。「国会ピースサイクル」を5月18日に行う。「沖縄」「長崎「六ヶ所」のピースサイクルと広島の到着集会は2018年も実施する。分担金はこれまで通り。新たな幟の作成(どんな運動にも共用できる仕様のもの)を担当者と共に確認。ピースサイクル冬用のTシャツの見本を大分が担当。伊方原発(四国電力)反対全国集会(1月20日開催予定)に結集を。全国ネットの事務局は引き続き首都圏5ネットで担う。2018年の全国会議は11月17日(土)、18日(日)に開催する、などを確認して終えた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月13日 (月)

ピースサイクル2017全国会議(2)

 特別講演 元・公安調査庁職員のお話
 第1日目の前半で各地の報告、衆院総選挙の報告を終え、夕食後の後半は、特別講演「元・公安調査庁職員のお話」ということで、ミカイール西道弘さん(日本人ムスリム、元・公安調査官)が、1時間余り話をされた。
 話を聴く前に気がかりだったのが、公安調査官という立場上の「守秘義務」についてであった。どうやらこれは杞憂のようであった。2017年7月のサンデー毎日には、青木理氏のインタビュー記事「ベテラン元公安調査官が明かした“謀略工作”の真実」で、実名告発しており、同年9月の週刊金曜日のインタビュー記事でも「日本の情報機関の情報は米国に提供されていた可能性がある」と題する記事が2ページに亘って掲載されていたからだ。本人曰く“今のところ告訴、訴追はされていない”とのことだった。
 実は、西さんの話の声が小さく、一番遠距離に居た私は殆ど聞き取れなかったので、内容は殆どメモできなかった。ただ公安調査庁は、警察の公安組織とどういう関係にあるのか知りたかったので質問したところ、全く別組織であり、法務局の外局に当たるのだという。従って警察のような「逮捕権、調査権」は持っていないのだそうだ。
 そもそもこの官庁は1952年に施行された、いわゆる「破防法」に該当する団体の調査が始まりだという。私など県警の公安刑事をイメージしていたので、いきおい「特高警察」に近いものを持っていた。しかし実態は共産党の監視・調査、オーム真理教などが主でそれも「私立探偵」か「行動調査会社」の類かと思えてしまうもののようだった。
 しかし、私はまだそれを信じていない、というよりこの先、「共謀罪」「盗聴法」などの法整備が進んでいるので、改めて「公安調査庁」が見直され、強化されるのではないかと思っている。また例えば週刊金曜日の記事には(公安調査庁は)・・・一応情報機関の世界では「北朝鮮情報では光るものがある」という評価をされているらしいのである。とすれば「テロ対策」という領域での職務・活動範囲は広いから、これまで「盲腸官庁」といわれリストラの対象にすらなっていたらしいが、急浮上することもないとは言えない。いやあっても公にされない可能性がある。何せ「秘密警察」かもしれないのだから。
 どこかで「公安調査員に逮捕権、調査権付与」という法改正の記事が載ったときそれは、その始まりであろう。
(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ピースサイクル2017全国会議(1)

 各地の取り組み、衆院総選挙報告
 ピースサイクル運動の2017年の取り組みの総括と2018年の取り組みを話し合う、全国会議が東京で開かれ、大分、広島、大阪、愛知、新潟、長野、神奈川、東京、埼玉、千葉そしてタンポポ舎からの参加で開かれた。
 1日目の前半は、各地の「本走(本番のリレー)」の取り組みの報告と「集結地」の取り組み、「台湾ピース」と先の衆議院総選挙の状況報告などを出し合った。
 まず、各地の取り組みでメモした主なものだけを拾い上げると、大阪では、「本走」以外に「しまなみピースサイクル」を実施したところ、自転車好きが集まったとのこと。(愛知では“ミニピース”といって、取り組んだ時期があった)一方本走で中学生が転倒して骨折事故が起きたことが報告された。治療費などは保険で対応するなど適切に対応したとのことだったが、全国事務局への報告はなかった。7月に1件の骨折事故があり、これは今までなかった状況であり各地区への「注意喚起」になったと思う。
 昨年の段階で実施すら危ぶまれた「長崎ピースサイクル」は、「集結地の取り組み」と称する、全国からの参加を呼びかける「特化」された取り組みによって実施され、その結果8月9日(長崎原爆の日)には、全国最大規模の「自転車13台」で走り抜いたとのこと。他県からの参加あり、ということで地元は奮起したのであろう。
 この「集結地の取り組み」には、終着地の「広島到着集会」と6月の「沖縄ピースサイクル」8月の「六ヶ所ピースサイクル」がある。「台湾ピースサイクル」特別企画である。
 広島の8月6日は、ここ数年程前から「ヒロシマ祈りの場・原爆ドーム」前が「在特会(10数人とのと)」などの右翼系団体に占有占拠され空白地帯ができ、それを県警が取り囲むという異様な事態となっているとのこと。つまりピースサイクル隊も、一般市民もドームに近寄れないというのである。
 沖縄ピースサイクルは、昨年とほぼ同様の取り組みがなされた一方、「六ヶ所ピースサイクル」では、参加者の減少が目立ったという。首都圏からのツアー参加、函館からの参加がなかったからだろう。茨城県・東海村から津軽海峡を望む大間経由青森県庁まで(途中車移動もあるが)を走り抜くのは容易ではないが、最後の「六ヶ所村、日本原燃、青森県庁」訪問と、核燃関係の視察訪問などの三日間だけの参加も意義深いものがある。
 尚、特別企画の2回目の「台湾ピースサイクル」の報告もあり、主に南部地域を走って、昨年よりさらに充実したものとなったこと、2年後の2019年に3回目を実施するとし、それで台湾本島を一周することになるということだった。
 愛知からは、ちょっと寂しくも感じたが実態であるから、MLと文書報告した以上の特段の報告はないとした。
                  ◇
 多分32年目のピースサイクルにおいては初めてではないかと思ったが、部分的ではなく、衆議院総選挙の各地の状況を出し合った。事務局からは新潟と愛知が最初に指名された。新潟は、東電柏崎刈羽原発の地であり泉田知事の退任と自民党からの立候補という話題性からであった。結果は、全6区中自民党は、泉田を含む2名、立憲民主1名、無所属3名の当選となった。かつての田中角栄の圧倒的保守基盤だった新潟であったが、「原発」を機にこのように変化してきたといえる。
 愛知の報告の詳細は省くが①全15区中自民8名、非自民系7名(前回と同じ)であり、立憲民主は1,3,5区で公認3名中2名当選、1名比例復活、②連合愛知は7区を除く14区で立憲、希望、民進党系無所属候補を支援。③7区の山尾志桜里の選挙運動について。④「市民連合」「市民と野党をつなぐ会」の運動。⑤社民党唯一の候補の6区について、⑥民進党の代表に参院愛知選挙区選出の大塚耕平が就任したことと、県議3名が立憲民主党に入党したこと、などを報告した。
 共同代表の吉野信次氏の千葉の状況も詳しく報告されたが、市民連合の奮闘にも拘わらず、4区の野田佳彦(無所属)以外の12区で自民党が議席を奪った。比例復活は立憲民主が3名、希望が2名であった。
 神奈川、長野、大阪、大分からも報告があったが、広島の報告の中で、隣県の山口県は「国会議員から地方議員まで安倍一色、アベ一族占められている」には、思わずため息が出た。
 ここでは何がしかの決定とか確認はされないが、「立憲主義の政党が、大きくなっていくことが期待される」といったようなことは了解されたと思う。また、「社民党」に心寄せる人が意外にいると知った。
 こういう話題もあろうかと私は、ブログに連載した「衆議院総選挙2017・秋の陣」の告示前までの「C&Lリンクス愛知・第78号」と、告示後から投開票日までの報告の第79号を持参したのだった。ブログはそこそこ読まれているようだった。
 この日の会議終了後の懇親会でも、総選挙の話は続き、部屋に戻ってからもさらに続いて日付が変わってしまった。
(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月10日 (金)

ピースサイクル全国会議へ

 愛知からの報告を携えて
 明日11日の午後から、12日の午前中にかけて、東京飯田橋でピースサイクル全国会議が開かれる。今年もまた、この東海ブロックからからは、私一人の参加となりそうだ。
 愛知からは「PC2017愛知の報告集」をもっていくが、他に「リンクス愛知・第78、79号」も持っていくことにした。議題の一部に総選挙に関するものがあるからだ。また地域の労働運動の一部も付随的に紹介するために「ACTION REPORT・第25号」も持っていく。「結」が手元にないからこれは外した。
 それにしても、例年なら11月の初めには届いていた「議案書」が、今年に限って今日になってようやくメールで届いた。プリントアウトして、電車の中で読むつもりだ。分担した原稿集約が遅れたか、総選挙の影響もあったかもしれない。
 また、上京を機に「東京巡り」をすることが常であったが、今年は、前後に予定があって諦めた。まだ足腰はそれほど弱っていないので、2度目の「高尾山」も計画していたが、断念やむなし。12日の午後の2~3時間をどうするか思案中。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 8日 (水)

出ていくもの、やってくるもの

 活動誌の発送作業を終えて
 11月に入っても、先の選挙の“後始末”などいろいろあって、紅葉が見ごろだというのに“閉じこもり状態”が続いてきた。
 今日、ほぼ1日を費やして、執筆編集した「ピースサイクル2017・愛知の報告書」「C&Lリンクス愛知・第79号」「ACTION REPORT・25号」に加え、CGSUの「結・11号」と関連のチラシを同封した発送作業を終えた。定形外郵便60通ほどだった。
 宛先によって内容を4つに仕分けした。当然郵便料金も140円、205円、250円、400円となる・・・。こうした作業を随分長いこと続けてきたが、それほど苦痛を感じないのは、性格もあろうが、義務感と幾らか爽快感もあるからだろう。「爽快感」というよりどちらかといえば「達成感」かな。ミックスかもしれない。
 さて、こうしたものも「活動」の一つといえるだろうが、果たしてどれほど読んでいただけるだろうかと思うことしきりで、書き添えた一筆には『・・・同封しました冊子は、内容的には、相変わらず“字ばっかし”で、秋よろしく読書欲を誘うものではありません』と書き込んでしまう始末。そういう思いがあれば“紅葉が見ごろだというのに”という気持ちが湧いてくるのである。
 そしてついつぶやいてしまうのだが“退職して地域の無給専従を20年、ぼちぼちかな・・・”は、日々強まる傾向があって、それが加齢のせいか体調のせいか、運動への懐疑なのかは判然としないのである。
 これは、時々出る欠伸のような“つぶやき”であるが、それでも何らかの自前の処方箋が必要だと思う。今日をもって年内の大きな作業はほぼ終えので、今月の後半は、少し“解放”して「外出」を意識的にしてみるつもりだ。11日、12日のピースサイクル全国会議は、室内の議論ではあるが、新幹線から窓外風景を見て、東京の空気を吸い、人混みが途絶えない街を歩くのは悪くない。
 映画同好会「シネマ散歩・緑の会」が準備段階にあって、新年から新発足する予定なので、年内に映画2~3本は観ておきたい。
 そして12月に入れば、家事と共に「年賀状」に取り掛かる。とりあえず250枚を確保したが、住所録の点検なども同時作業となる。
 発送作業として出ていくものあれば、年賀状という、入ってくるものもあるから、よくできたものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 6日 (月)

CGSU活動誌「結」第11号発行

 多彩な労働運動の地域交流誌
 ユニオンと連帯する市民の会(CGSU)の活動誌は、年4回の発行であり、地域労働運動の交流と、地域社会運動史の発掘、学習的要素を盛り込んだ稀有な冊子である。
 CGSUの前身である「全トヨタ労働組合(ATU)サポート市民の会」の時は、「れいめい」という名で発行、私がその編集の任に当たっていたが、現在は、編集長持ち回りとなっている。
  ちなみに今号の内容を紹介すると、「労働者と地域社会の連携で共同をひろげよう!/ATU14回大会おめでとう!/新たな居場所/若者を追いつめるな!/東アジアの平和と歴史認識の共有を求めて~2017年夏南京上海の旅/私の中の魯迅/敗戦直後・半田地方の民主化運動/芦屋だより 2/市民と野党の共闘 衆議院選挙愛知一区の場合/本の紹介「愛知共産党の礎 中島平三遺稿集」/「平和は「退屈」ですか ~ 元ひめゆり学徒と若者たちの500日」/ 編集後記。
 この「結」とAPWSL愛知の「ACTION REPORT」は同時発行であり、今回は、9月のフィリピントヨタ労組(TMPCWA)を支援する愛知行動(本社申し入れ)の記事で、その写真は「結」の表紙を飾り、その内容の報告は「ACTION REPORT」でフォローするという“連携プレー”も行った。
 必ずしも厳密に“棲み分け”しているわけではないが、「結」が地域の運動を軸に展開し、「ACTION REPORT」は、その地域の時系列的な活動報告(Action Report)と、海外情報を拾い挙げているのである。
 ただ「ACTION REPORT」は、その名の通り、いわば「事後報告」であって、運動の提起、呼びかけは殆ど無いというのが実態。また、海外情報といってもAPWSL即ちアジア太平洋というエリアが主で、英、仏、独などヨーロッパの労働事情が手薄なのは残念極まりない。
 
そうした知識・情報を持つ研究者や語学に堪能な人がいれば、もっと先駆的な運動展開もできるかもしれないが、現状は報告と紹介記事のみの構成である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 4日 (土)

ACTION REPORT第25号

 編集を終え6日に発行
 アジア太平洋労働者連帯会議(APWSL)愛知発行の「ACTION REPORT・第25号」の執筆編集を終え、6日の印刷に何とか間に合った。
 今回の編集で行き詰まったのが「海外情報」収集の手薄で、最後までインターネットを探り歩いた。結局、フィリピン、ニュージーランド、韓国の情報を取りまとめたが、引用と紹介というレベルでしかない。
 結局それで以下のような内容となった。
 巻頭の詩「反戦平和の五・七・五」/前掲後記/フィリピントヨタ労組が来日、本社交渉へ/海外情報「アマートロン・フィリピン社」で532名解雇/海外情報「韓国慰安婦問題」/海外情報「ニュージーランドに労働党政権/投稿「日本の総選挙、ニュージーランドの場合」/ACTION REPORT VOL.25 <2017年07月~10月>
 本誌が「REPORT」に軸足を置いているから、当然にも「アジアと地域の労働運動を、APWSL愛知がレポートします」という、いわば「過去形」をなしているから、「展望」を語る機会は少ない、もしくはそのような編集指針を持っていない。これは現状に沿っているというものの、労働運動、働き方のグローバルな観点を欠いているから、言葉として「国際連帯」があっても、実態が伴っていないといえなくもない。
 もっとも、TMPCWA(フィリピントヨタ労組)を支援する運動では、関東地区に英語・タガログ語に通じていて、フィリピンの法律も勉強されている人がおられて、それがこの237名に及ぶTMPCWAの解雇撤回闘争を支えるというよりもむしろ指導的に担っているケースがあるにはある。本来こうあるべき姿といえるだろう。
 東京からの情報に接するたびに「隣の芝は青くみえる」の例えのごとく、うらやましく思ったりするが、多分、名古屋にだってそこそこの人、知恵、情報が埋もれているに違いないと思う。その発掘と取りまとめとその運用の“小さな努力の積み重ね”がなされていない、ということに尽きるだろう。
 ささやかな冊子の編集に携わるたびに出るため息ではある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 3日 (金)

文化の日の改称運動があるなんて

 復古主義はここまでも
 今朝の毎日新聞の社説 「文化の日の改称運動 復古主義と重なる危うさ」を読んで驚くとともに、敵は「深く静かに潜航」していたと気づかされた。
 敵とは、憲法改悪(明治憲法=帝国憲法へ回帰)を進める「右翼(右派)」総体である。そこには、安倍首相や安倍に追従する稲田朋美元防衛相をはじめ全ての政治家、学者・文化人、日本会議などの右翼団体を言う。そして「文化の日の改称運動」とは、戦前の11月3日は「明治節」と呼ばれる祝日だったので、「文化の日」を今一度明治天皇の誕生日に由来する「明治節」に復活させようというものである。
 私(たち)はこれまで、1945年を起点とする、先の大戦の反省、教訓をもって「平和憲法の下、平和国家の新生日本」をこのまま発展的に進んでいく道を最良としてきた。さらに「いろんな考えがあっていい」という「多様性」を重んじるいわば「デモクラシー」の原点に立つことを心がけてきたと思う。そうした「許容」は、民主主義の熟度、民度に支えられるという一種の“危うさ”がないでもないと、薄々感じてはいたが、それはもっぱら「政治的、社会的」な観点からではなかったかと思う。
 しかし、安倍内閣の登場と「2020東京五輪」が重なることによって、「にっぽん、ニッポン、日本・・・」の大合唱と「挙国一致」「大和魂」「優秀選手の発掘」といった、スポーツの世界から、思想的コントロール(国家的支配の強化)の警戒を薄々感じてはいたが・・・。
 そして今回は、「文化の日」がターゲットになっていると知った。かつて11月23日の「勤労感謝の日」が、飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まった「新嘗祭(にいなめさい)」であったとか、或いは2月11日の「建国記念の日」が、廃止されたが『日本書紀』にある神武天皇が即位したとされる日「紀元節」といわれていること。このような祭日そのものが「復古」されかねない動き、天皇中心の明治憲法の復古を単に「懐古主義」と侮ってはいけない、事態は時々刻々、深く静かに潜航していることを改めて知らされたのであった。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2017年11月 2日 (木)

レイバー・ノーツ名古屋講演会

 準備過程にも意義がある
 今月17日に開催が予定されているアメリカの(労働)教育団体、通称「レイバー・ノーツ」のメンバーによる「名古屋講演会」に向けて準備会が開かれた。議題は、参加者募集の状況、当日の質疑の内容、タイムスケジュールと人の配置、宿泊など受け入れ態勢の確認、会計状況などであった。
 こうした集会の準備は、かつては何度も取り組んできたが、その都度感じたことは“費用がかさんで赤字になってもいいから、多くの人が来てほしい”に尽きた。そこには、そうした企画内容は、たびたびできるものではないから貴重な機会、是非見逃さないでほしい、というものと、あまりに少人数では講演者に“申し訳ない”という見栄のようなものも交じる。そして思うのである。まず参加者が多いか少ないかは、確かに運動である以上目標の大きな一つである。運動課題の広がりの目安でもあるからだ。
 もう一つは、準備過程での企画の意義の考察、意見交換、企画・宣伝、事務作業などの経験の積み重ねを経ることによる、資質の向上ということであろうと思う。
 今日は、当日の時間配分として講演者に40分程度の「アメリカの労働運動の現状、レイバー・ノーツの活動」についての講演を聞き、その後の質疑で「ここが聞きたい」こととは何かを出し合った。例えばアメリ労働組合の現状として「ナショナルセンターの役割、日本との違い」「日本の労働組合の多くは、『カンパニーユニオン』だが、アメリカではどうか」、労働組合の闘争課題は様々あるが、最近の取り組みを例に挙げるとどんなものか(最賃、労働時間、正規・非正規、男女差別等々)、市民運動との関係はどんなものか、レイバー・ノーツの役割、国際連帯をどう考えているか。レイバー・ノーツもかつては官僚的支配であったと聞くが、どう克服されたのか、政治では、大統領選挙ではどんな対応されたのか、サンダース候補の評価は?
 このように基本的には、アメリカの労働運動の現状から学ぶわけだから、質問が優先されるが、懇親会の席などでは逆に「愛知の状況」などを問われるかもしれない。特にトヨタ自動車に関しては関心が高いと思われるので、何らかの資料的なものを用意することが必要かもしれない。それについてはトヨタ自動車の研究者がおられるので対応してもらってはどうかという意見も。
 こうした意見を出し合う中で、会長がトヨタと中電が交互の場合が多い「連合愛知」のこと、お隣のユニオンみえの近況などの話もあって、集会の一参加者の場合と、それなりの苦労はするけれども準備過程に参画する場合とでは、吸収するものが格段に違うことは明らかである。これからを担う若い人には、ネットだけでなくこうした、顔合わせの会議に参加を勧めたい所以である。
 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »