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2017年10月31日 (火)

C&Lリンクス愛知第79号

 衆議院総選挙を特集する
 必ずしも「部外者」という認識は持っていなかったが、だからといって「当事者感」を強く持っていたわけでもない。だから、選挙=政治(まつりごと)が終わって“祭りの後の寂しさ、むなしさ”が残照としてあるわけではない。
 とはいえ「有権者」の一人であり、もの書きの端くれでもあると、それなりに自覚する以上“終わった、終わった、次は何にしましょ”と、さらりと過去へ脱ぎ捨てていく気にはなれない。
 幾つか記事になる“種(ネタ)”がそろい、その気になったら編集発行するという個人誌「C&Lリンクス愛知」第79号の執筆編集を終えた。今日、明日中には印刷の予定である。前号が10月7日発行であったから、たまたまの月刊ということになる。これも政治が動いたからであり、そこに“私”がいたからである。
 前号の78号は「衆院選挙2017・秋の陣」の、選挙が始まる前までの考察、今号は告示後の経過と考察を書き、「立憲民主党」の今後に期待するとして「立憲民主党が行く」の前書きを書いた。以下が目次。
 巻頭詩「平和 Ⅱ」/齢七十路の、おもらし記・10~十代の活躍を目の当たりにして~/巻頭詩点描 /「 立憲民主党」が行く(1)/参議院選挙2017・秋の陣、全経過/「ツネじじい通信」/総選挙の風景から-山尾志桜里さんの場合 /資料「レイバーノーツ名古屋講演会」/投稿・映画「パターソン」 鑑賞記。全20頁。
 「立憲民主党が行く(1)」の前書きとして、以下のように記した。こうなるとまたしばらくこの“世界”と付き合うことになってしまうが・・・。
「総選挙は終わった。仕掛けられた安倍の“謀略”選挙であったが、結果は残念なものとなった。昨年の参院選挙での負けから“では、次の衆院選挙で巻き返しだ”と、市民運動サイドでも取り組みが進んでいた。しかし、『希望の党』が立ち上がって、あろうことか民進党がその対応を誤った。結果として、希望の党へ合流、枝野幸男呼びかけの立憲民主党の結成、無所属で立候補という3つに分裂しての選挙戦となった。そのことは『野党共闘』を難しくしてしまったが、その意義は引き継がれるべきものである。率直に言えば、新たな理念、政策、組織方針を立て、立憲民主党がその中軸となっていくこを望むものである。微力ながら、ブログ、メールで『立憲民主党が行く』と題してわが意見などを述べていく予定だ。」
 

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2017年10月28日 (土)

私のささやかな危機管理

 セキュリティーソフトのインストール
 わがパソコンのセキュリティーソフトは、ウィルバスターであるが、その有効期限が10月31日と迫っていた。4~5日前から市販のものをインストールしようと試みてきたが、何度繰り返しても、次のステップに進まないのである。そしてそれを阻害しているソフトを探し出すところに行き着き、なんとそれがウィルバスターそのものであることが分かった。そこでアンインストールを何とか済ませたが、前回はそのまますんなりインストール出来たという思い込みが支配していて、“そんなはずはない”と、同じ動作を繰り返すばかりだったのだ。
 日一日と期限が迫る中少し焦り始めて、問い合わせ先の電話番号を調べ、明日になったら電話して聞いてみようかな、それともパソコン教室に出向いて教えてもらおうかなと、“次善の策”を考え始めていた。
 昨日の朝も失敗したが、かなりいいところまで行っているなと感じながら、しかしまたまた行き詰まって中断した。ため息をつきながら、コーヒーを飲んで気を取り直し“これが最後の挑戦だ、だめなら、パソコン教室に行くしかない”と決めて取り掛かった。何度も挑戦して失敗してきたので、選択すべきところでの失敗はしないで最終ステップまで進むことができた。できた!と思った瞬間、今度はパスワード入力のところでストップ、3年前のパスワードなど覚えているはずもなく、どこかにメモしたとしても、引っ越しがあってパソコン外のメモなど見当たるはずもない。当然新しいパスワードを登録すればいいわけだが、これすらスムーズにいかなくて苛立つばかりであった。
 とにかくインストールが完了して、確認もできたので大いに安堵した。たかがこんなことではあるが、なんだか妙に達成感を抱いたのだった。
 メカに弱い、“老域”に入っている(加齢)、そんなことが4日間悩ませ、時間を取らせる素因であろうが、ひょっとしたらこの現象はパソコンに関することだけでなく、生活領域、活動領域、対人関係でも形を変えて表出しているのではないかと考えられないこともない。
 他人に関わることなく、自分のテリトリーで、自分の思うがままにふるまえれば、こんな悩みはないかもしれないが現実はそうはいかない。
 “今、何をすべきか”が今日の始まりで、“明日すべきことは何か、明日中に片付けよう”が今日の終わりでありたい。そして私の居場所はどこかいつも確かめておきたい。これも併せてインストールしておこう。

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2017年10月26日 (木)

ピースサイクル報告集できる

 後継者に伝えたいと思うのだが
 ピースサイクル運動が続いて今年で32年、愛知の場合は29年であるが、その報告書の完成を急いでいたが、今日印刷とセット作業を終えた。全24頁。
 ピースサイクル2017年を振り返り、2018年に向けてのスタートとなる全国会議は、11月11日~12日に東京で開かれる。それまでにはまだ2週間あると言うものの日程がたて込んでいて、“その気”になった時に一気呵成で取り組まないと後が大変。
 項目的には毎年ほぼ同じで、今年も、街宣車から訴えたこと/広島平和宣言2017全文/長崎平和宣言2017全文/ピースサイクル2017・愛知-豊橋から小牧基地までのルポ・タイムスケジュール/豊田市長への支援要請と申し入れ/日進市長へ、ピースサイクル愛知からの申し入れ&日進市長からの広島・長崎両市長宛ての、非核・平和へのメッセージ/名古屋市長への、要請と要望について/愛知県知事への、要請と要望について/中部電力への申し入れ/陸自豊川駐屯地司令への申し入れ/空自小牧基地司令への申し入れと要望/沖縄県知事宛て、沖縄へのメッセージ、/青森県知事への愛知からの要請/六ヶ所村村長への愛知からの要請/日本原燃社長への愛知からの要請/六ヶ所ピースサイクル参加の仲間への、愛知からの応援メッセージ/ピースサイクル2017フォト集 以上である。
 そして、全国会議が終わった後に、会議の報告と一緒に、自治体からの回答文書、愛知の走行キ記録などの「資料集」の作成を予定している。24~28ページになる予定だ。
 こうしてみんなで汗をかいた記録をまとめて全国の仲間と共有し、保存し、地域の後継者に伝えたいと思うのだが、現実は、その後継者たる“次世代”が育っていないのは、何とも寂しい限りだ。

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2017年10月24日 (火)

立憲民主党が行く(1)

  戦場(いくさば)に秋の風が吹く-立憲民主党のこれからに期待する
 昨今のNHKには、腹立たしいことが多いとは思うのだが、私は「大河ドラマ」を、2、3を除いて初回から見続けている。“まあ~”とあきれる向きもあろうが、歴史、それも日本史が好きな私にとっては、「思趣分離」つまり「思想」と「趣味」は、時には融合することもあるが、基本的には分けて考えているつもりなのだ。
 それで今回の選挙である。「選挙戦」という表現があるように、当選、落選、或いは、落選=引退もあって、落選組はいわば「討ち死に」又は「落ち武者」となる。ドラマで言えば、戦場(いくさば)には、破れたのぼり、折れた槍、巻き添え死の馬の死体と共に累々と屍が横たわっている。だが、ドラマでは勝ち組の大将が「手厚く葬ってやれ」というものの、その場面はほぼ出て来ない。多くは、地元の農民が、幾日かかけて近くの窪地辺りに葬ったことであろう。あの「桶狭間の合戦」では、地元に「七つ塚」といって、数百、数千かの死者が葬られた七つの「塚」があったという。その痕跡は今や一か所のみ、目立つことなく民家の横にささやかに残っているのみである。
 さて現在に戻ろう。総選挙が終わって「戦後処理」が始まるだろう。とりわけ「敵将安倍」を討ち取るどころか“返り討ち”にあってしまった野党(まるで関ヶ原の西軍)、とりわけ民進党を“裏切った”前原誠司とその一党、そして一緒に旗揚げした「希望の党」は、この先どう生き延びるのであろうか。
 民進党は、希望の党に合流(配下)、新党・立憲民主党に参加、独自の闘い、無所属で立候補するという3つに分裂したが、一部の無所属組と共に「民進党リベラル派=立憲民主党」が勝ち抜いて「再起」の主力をなしていく状況となりつつある。
  そこで一旦は分裂した本家・民進党に再結集して陣形を立て直すのか、戦場に高々と掲げた「立憲民主」の旗を、新たな夜明け(治世)の「錦旗」として、同志を募っていくのか注目されるが、この選挙は「立憲主義、平和主義、リベラル政治か否か」を問う選挙でもあったから、これに意気投合しなかった集団(軍団)に迎合することない。険しくとも「荒野」を切り開いて新たな拠点をつくり、与党の対抗集団を形成していくべきであろう。
 それで問題の一つは、民進党の蔵に眠っている「軍資金」である。その筋によれば「約100億円」ともいわれるが、その行方を巡ってみっともない、あきれる争奪戦が始まるかもしれない。それが露見した日には、「錦旗」が「襤褸の旗」になりかねない。「立憲民主党」は欲を出さず、足らざるところは自ら調達する先(党員、後援者)を考えて、それを人とカネの財産とすべきであろう。「100億円」のために、理念を抜きにした「再結集=野合」は避けるべきだ。
 また、離散した“生き残り”の扱いをどうするのか、ということもある。例えば、現行の選挙制度上では、立憲民主党や希望の党から「民進党」に移ることはできるようだ。だが希望の党から立憲民主党へは、選挙区での当選は認められるとしても、比例で当選、復活した候補者はできないということらしい。
 何度も言うが、資金のためだけで現存する民進党(本家)に再結集すれば、「100億円」はそれなりに落ち着くというものだが、それはやってはいけないことだ。では、立憲民主党→民進党に合流→立憲民主党に改名という道筋はあるのか。その場合、「比例組」はどうなるのか、法的手続きが分からない。
 いずれにしても「政治とカネ」にまつわる醜聞は、有権者が最も嫌うところ。ここでドジを踏んではならない。
  「衆院選2017・秋の陣」は13回(14回は他記事の転送)をもって終了する。この先「立憲民主党」が一段と創成されていくことであろうから、それに沿って「立憲民主党が行く」と題して考察していきたい。

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2017年10月23日 (月)

衆院選2017・秋の陣(13)

  一喜ありて、多憂する結果に
 深夜、選挙結果の大勢が判明したのを見届けて、午前2時に就寝した。
 選挙とその結果の検証は後日にするとして、選挙結果を一言で言うなら「一喜ありて、多憂する結果」といったところか。
 まず「一喜」は、全国的に立憲民主党が躍進したことであり、東海地区の立憲民主党の候補者が比例復活も含めて全員当選したことと、さらに7区の山尾志桜里の当選が嬉しい限りだ。
  3区の近藤昭一候補の場合、前回選挙で自民党の池田に約1万票差で勝利したが、今回は2万2千票差をつけた。共産党などとの「野党共闘」が反映されたといっていい。立憲民主党での今後のリーダーとして活躍と、野党の結集への尽力を期待したい。 
  7区の山尾志桜里候補の場合、いろいろ取りざたされたが、議員・政治家としての本来あるべき “ひたむきさ、一所懸命さ”と“明確な政治姿勢と有権者に寄り添う”といったようなことが、難しい選挙の中で受け入れられた。このことは、本人の評価と共に、私には支援者と有権者の意識の高さを見てしまう。
 また自民党を追い落とした愛知5区の赤松広隆候補、12区の大西健介候補の当選、三重県の無所属の岡田克也、中川正春両候補の当選もよかったと思っている。
 こうしてみると愛知では全15区で当選者は、自民党8人、非自民系7名(前回は9対6)と拮抗した。地域的には、尾張、東三河で自民党が強く、名古屋と西三河では非自民系(立憲民主と希望系)が強いことが分かる。
 ここまでが「一喜」であるが、「多憂」は、文字通り多くある。まず何といっても「改憲勢力の3分の2越え」と「安倍の続投」を挙げることができる。このことの展開は長くなるので省くが、選挙結果から安倍がさらに増長するのか、安倍不人気(安部来るな、進次郎来てくれ)で、少しはブレーキがかかるのか、党内の安部一強に変化が出てくるのか見ていきたい。希望の党について今は何とも・・・。
  安倍与党が存続することになれば、原発の再稼働は続くであろうし、沖縄の辺野古新基地建設は止まらない可能性がある。安倍は朝鮮半島の情勢の沈静化の努力することなく緊張化に手を貸し続ける可能性があり、(トランプの了解なしで)「北朝鮮」のトップ会談に踏み切るだけの度量が安倍にあるだろうか?消費税、格差、働き方、・・・。
 共産党が結果的に議席を減らしたが、前回に引き続いて「野党共闘」の要の存在は示したといえる。問題は立憲民主党にしても共産党との関係では濃淡があって、とりわけ「連合」と共産党(全労連)の確執は何ともし難いものだ。
  その意味では労働界に新たな胎動が出てくるか再編の動きがみられるか注視したい、というより、この「連合」は、何とかならないものか、と私は思ってしまう。
 「一喜多憂」であるが、「一喜」はしばらくの間だけ。「多憂」は永続的・・・、今朝の思い付きであった。

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2017年10月22日 (日)

衆院選2017・秋の陣(12)

 第48回衆議院議員総選挙、その朝
 いつになく早くに目が覚めた。
 かすかだが雨音、風音がした。台風はどのあたりまで来ているのだろう。この台風が永田町を覆う暗雲を吹き飛ばし、腐臭を放つ悪政の汚水を洗い流してくれるだろうか。いや、“台風(かみかぜ)頼み”ではなく、多くの人がそれを願い、行動を起こしたであろうから、台風一過には「澄んだ秋の空」が広がるに違いない。
 安倍政治は終わってほしい!「秋雨前線」のようなじめじめした長雨とぬかるみの続く道は、ここまでにしてほしい。でも不幸にして、多くの人が現状を追認したらどうしよう。やっぱり次はどうしたらいいかを考えることにする。
 希望の党の人たちはどこへ行くのだろう。複雑な心境にいるに違いない。「これこそわが政治信条と合致!希望の党はきらめく希望の星」と思えたが、現実は・・・政治判断を誤ったか、或いはいまさら後戻りできないと腹をくくっていることかと心中を察するばかりである。
 共産党の人たちも複雑な心境の中にいるのかもしれない。「安部政権打倒に向けて野党協力に尽力、結果として身を削ることになった」としたら。根っからの反共主義者はともかく、色眼鏡なしで政治や人を見る目を持っている人なら一定の評価をするだろう。それでも、それがそれ以上でもそれ以下でもないとしたら、この党はこの先どう進路を取り続ければいいのだろうと、他人事(ひとごと)のように思ってしまう。今回の「野党共闘」の戦略は、まだ道半ばといったところで、次の参院選挙でもう一歩も二歩も「野党共闘」に尽力してほしいと願うのだが可能だろうか。
 社民党は、心情的には親近感がないわけではないが、政治的には「捲土重来を期する」期間が過ぎてしまったような気がする。暫く政界に動きをみて、例えば「立憲民主党」に合流する決断もあっていいのではないだろうか。
                ◇
 さて立憲民主党であるが、このまままっすぐ進んでほしいと願う。旧民主党、民進党に復帰することはあってはならないと考える。まっすぐというのは、「政策パンフレット」で示した政策をさらに練り上げ、現実、現場をしっかり踏まえながらも理想は高く掲げて進むということである。世代的にも若返ってほしいものである。
 「更なる熟慮が必要」が前提で書くが、例えばこんな風に考えたらどうだろう。憲法問題については、「護憲」を基本とするが「党が政権の座に就いた場合、党が理想とする政策に合致した改正は議論の対象とする」でいいのではないかと思う。自衛隊の問題は、現実的には「存在」を否定しきれないので、「憲法上の解釈は保留」とし、交戦権を保持しない「戦力」とみなす。そのうえで専守防衛に徹し、集団的自衛権の否定、実態としてのシビリアンコントロール、海外派兵はしない、できないとして禁止とし、防衛費は漸減、沿岸警備に重点を置き、災害救援、救難活動の強化に注力する。外交では、まず人材を惜しみなく投入して外交力を大いに高め、アジアに足場を置き、対米、対韓、対中、対ロとも、対等の関係を保持してほしいということである。そのうえで日米安保条約については、地位協定の全面的な改定作業から入り、沖縄の辺野古新基地建設は中止、在日米軍の順次撤退を進める。そして条約の解消、現代版の「平和条約」としていく。
 核兵器禁止条約加盟と全廃へのリーダーシップ、原子力発電所の廃炉促進、くらしと税制、教育の問題、労働環境・働き方・・・まだまだ続くのだが、“浅き夢の中”のようで、ここらあたりで中断。またとてもじゃないが網羅する能力はないし荷が重い。今日のところは、まず開票結果を待とうと思う。マスコミの予想が外れて、安倍退陣が現実化するのを待つばかりである。

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2017年10月21日 (土)

衆院選2017・秋の陣(11)

  労働運動の政治・選挙運動
  選挙運動も、電話での呼びかけなどのやるべきことはまだあるが、基本的には今日の午後8時で終わって、明日の審判を待つことになる。
  ここまで私は「衆院選2017・秋の陣」を書き連ねてきたが、書き残しが二つある。1つは「各党の公約の検証」もう一つは「労働運動における政治・選挙運動」である。
  実際は、10月16日の段階で「衆院選2017・秋の陣(6)」「考察:くらし、働き方、労働法(1)」を書き上げて、翌17日にはその(2)を途中まで書き進めていた。しかし、論点が定まらないから、いたずらに長文となってしまって、これはしばし“お蔵入り”と決め、選挙後に持ち越して熟成を待つしかないとした。しかし、課題は残ったままである。
  昨日、ユニオンと連帯する市民の会(CGSU)の例会があり、選挙に関する話題があって、一つは「衆院選2017・秋の陣(2)-愛知6区の場合」で書いた内容について再び話題になった。ある発言として“共産党としては、仮に1区から6区に移った平山良平氏(社民)に一本化しても、到底勝てないという判断もあったのではないか”があった。一つの見方ではある。それに対して“ここは勝ち負けよりも、野党共闘という、次につなげるということの方が大切ではないか”という意見が出て、概ねこちらの意見に落ち着いた。
  次に、「ユニオン学校」の12月のテーマと講師を決める議題の時、選挙が終わった後だから「総選挙を振り返る」というのはどうか、という案が出た。私もそれには賛成で「この選挙では、労働運動としてのかかわりが薄かったように思うが、実際どんな運動、選挙にかかわりがあったのだろう」といえば、「それを話せる人は誰かいないか」と問われ、すぐには思い浮かばず沈黙せざるを得なかった。
  労働組合、労働運動の政治・選挙活動といえば、一般的には「連合」の方針、動きであるとか「組織内候補云々」という話題程度である。ただ今回の選挙では、全労連は別として、連合は民進党が分解してしまったから、政党の支持は出さず、候補者個別に判断するとした。それによって加盟の各単産、単組は個別に「希望、立憲民主、無所属」それぞれの候補を応援することになった。
  連合愛知は、民進党の時に推薦を決めた7区の山尾志桜里を除く、14区の民進系の「希望、立憲民主、無所属」候補を推薦している。しかし、詳しくは分析できないが、連合愛知が、各候補均一に支援しているわけではない。端的な例は、中電労組が3区の近藤昭一、5区の赤松広隆を推すことはない。そこには「原発問題」があることは確かで、加えて旧社会党・総評系と、旧民社党・同盟系と色分けされているし、トヨタ労組(労連)の場合は、11区の古本伸一郎(希望)を推しているが、彼が組織内候補であることを除いても近藤、赤松を推すことはないと考えられる。
  さて問題はそこにあるわけではない。そのようなナショナルセンター加盟の単産・単組の動きは、静、動はあっても既定の動きに終始するであろう。では少数の「ユニオン」という自主、自立した上部団体を持たない(持つユニオンもあるが)組合組織と、未組織の労働者の動向というか、働きかけというか、「政治参加」と地域共闘を作り上げるにはどうしたらいいのか、という課題である。
  反安保法、共謀罪、沖縄問題などの集会で、個別ユニオンの旗は立つけれども「ユニオン共闘」という旗は立っていない。例えば、安保法が成立した9月19日を「1日共闘」として、「ユニオン、未組織労働者共同行動」の旗の下、市民集会・デモに合流していくことはできないだろうか。すでにその下地はある。「ユニオン共同行動」である。
  とここまでは、私自身が旗振りするわけではないので、この選挙を見ていて、労働運動の側からの「安倍退陣」「改憲内閣打倒」の動きが目立たなかったこと、「労働運動・地域共同行動と政治活動と選挙運動へのかかわり」は、いわば永遠のテーマであるので、その感想と意見を書いてみた。
  追記:期日前投票に向かうため、午後5時過ぎに自宅を出た。通常なら車で10分のところであったが、投票所の緑区役所周辺の道路は大渋滞を起こしていて、裏道を抜けてようやくたどり着いた。しかし今度は投票所も長蛇の列で20分ほど順番待ちをした。投票を終えて帰宅したのは午後6時30分頃だった。

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衆院選2017・秋の陣(10)

 期日前投票の勧め
 午前11時現在の気象省庁発表によると台風21号は、15 km/hで北東に進み、中心気圧は925 hPa、最大風速50 m/sとある。この地域の予報では、明日の投票日はほぼ1日中やや強い雨模様だ。
 窓の外に目をやると、細かい雨が音を立てずに静かに降っている。庭先の“水たまり”をみれば、その降りかたがよりはっきりする。これって検索してみたら、「霧雨」「小糠雨」に続く、あまり強くない雨がしとしとと降り続く「細雨(さいう)」だという。普段の認識では「小雨」であるが、「小雨」は、「あまり粒の大きくない雨が、それほど長くない時間降って止む雨」とあり、明日の夕方近くまで降り続きそうなので、やはり「小雨」ではなく「細雨」ということになる。
 ということで明日の投票日のお天気は、投票率が左右されることが多いので、大いに気になる。これまでの経過をみると、投票率が低いほど組織票を持つ自民党、公明党が有利とされ、「浮動票」頼みの政党、候補者にとって気が気ではない、ということになる。
 とりわけ「与野党横一線」と競り合っている選挙区では、「野党」にとって、自然現象にはなす術はないから、天気の回復を願うと同時に、「雨ニモマケズ、投票に行こう」と呼びかけるほかない。
 もう一つ「期日前投票」の呼びかけも一つの方策である。最近は、この期日前投票が増加傾向にあるという。その傾向を論ずる記事も散見されるが、「囲い込み」ということでは、以前から行われていたと聞く。例えば、投票所が遠い農山村地域、或いは、高齢者や、施設入居者で施設内に投票所が設置されていない所などでは、車で送り迎えするなどして、いってみれば「囲い込み」する陣営もあったと聞く。
 また、「休日は、どこかに出かけるから、早めに投票しておこう」という人も多いようであるが、こうした投票行動が、「投票行為だけ」で安直すぎる、という考えもあるようだ。
 とはいえここに至っては、選挙運動に手を尽くし、やれることはやってきた、とするなら、「四の五の言わず、投票に行ってくれ」ということになる。
 ということで私は、過去に一度だけ期日前投票をしたことがあるが、今回は、夕方に出掛けようと思う。ということもあって、携帯メールで数人の人に「雨ニモマケズ、投票に行こう」を呼びかけた。

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2017年10月20日 (金)

衆院選2017・秋の陣(9)

 7区“山尾さんに入れます”の声が届く
 愛知7区の情勢は、マスコミでは自民党候補がやや有利と伝え、インターネットでは「接戦」というのも散見される。「無党派層への浸透がカギ」は共通のようである。
 私は、選挙はがきの名簿を送り、一部の人に電話をし、カンパとして切手を送った程度の支援しかしていないが、この選挙に限って、珍しく3人の女性から、“山尾さんに入れます”“私も応援しています”という、電話、封書のお手紙、携帯メールが届いた。
  その一人は、長久手在住の女性で、私とは中学の同級生。電話で“これまで選挙に行くことは少なかったですが、今度は絶対行きます。山尾さんに入れることを『主人』と話し合っています。お葉書戴いて嬉しかったです”と。
  実はこの人とは、中学時代に同じクラスになったこともなく、それほど親しくしていたわけではないので、こんな電話を戴くなんて思ってもいなかったから“はがきを送っておいてよかった”と思った。また、例の週刊誌問題についても問題ではないと言い切ってくれた。やはりしっかり政治をしてくれる人を待ち望んでいるのだと思った。
  もう一人は、豊明市在住の中学の恩師。もう米寿に近いお歳になられたが、ヘルパーさんに車に乗せてもらって期日前投票にいくと書いておられた。先週の土曜日には、山尾事務所からお電話を戴いたとのことだ。
 そのお手紙の中で、「3区の近藤さんと山尾さんの二人は、接戦で勝つと思っていますよ」とお書きになり、また、「今回立憲民主党が立ち上がってどれだけの議席が得られるか注目しています。自民党と対抗の党だから、応援して新しい時代が来ることを願っていこうね」とお書きになり、「安倍退陣に追い込みたい気持ちは同じでした」と締めくくられた。
 昨日になって、携帯電話のメールに「私 山尾さんに決めています。お互いにしっかり応援しましょうね。」と、瀬戸の女性から。
 こうした反応だけなら、山尾候補への無党派層からの支持があって、女性離れも少ないように思われる。実際そうなってほしいものである。
 それにしても、このような想定外の反応で感じたことは、私の周辺だけかもしれないが、「無党派、女性」の関心度についてである。いや男性もそんなには変わりないのだが、意思表示を出すことは少ない。それにはそれなりの理由があるのだが、この社会、くらしの中で意思表示する意味は小さくないと私は考えるのである。
 私の場合、時には誤解されて伝わることもあるが、冊子を通じて、年賀状などを通じて“ぶれない”ことを意思表示してきた。“ぶれない”ことは、政治家だけのものでないと思う。

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2017年10月19日 (木)

衆院選2017・秋の陣(8)

 選挙後を問うメールを受けて
 ある人から以下のようなメールを戴いた。まだ支援候補の追い込みの期間中であり、結果を見ていない段階で「どのように選挙後の状況を判断されますか」と問われても、確たる見解を答えるのは難しい。だが一方で早めに議論の素材を提供する、問題を提起し「次に備える」ことは、一般的にそうともいえないかもしれないが、グループ内では欠かしてはならない課題でもあるから、現時点での私の見解を試みてみようと思った。以下が戴いたそのメール。
  (前文を略す)
  ・・・民進党の希望の党への合流劇によって、有権者の受け皿がなくなるとの必死の訴えに枝野氏たちが応えて「立憲民主党」を立ち上げました。野党第一党になるのではないかと思われます。立憲民主党は早い時期に暫定体制から政党としての組織体制をつくるために大会の開催に動くでしょう。民進党から無所属で当選した議員や参議院で残っている議員たちとの関係も問われます。さらに、枝野氏が「ボトムアップの草の根民主主義を踏まえた立憲民主党にしていきたい」と表明されていますが、この提案がどのような形で具体化されるかも問われます。 
 この時、私たちが考えなければならないこと何でしょうか。立憲民主党を支持して党員やサポーターになる方々が多くなることは大変重要です。しかし、支持した大半の市民たちが直接立憲民主党に参加されることはないでしょう。これまでの選挙では、選挙後は政党が勝手に判断することを認めて、関わることを求めてきませんでした。しかし、今回は違うと思います。直接立憲民主党に関わらなくても「立憲民主党を応援する会」(仮称)のような支持者のネットワークとその後の党と議員との連携が求められると思います。有権者が政党、議員と連携しながら育ち、ボトムアップの直接民主主義によって政党も成長していくことが求められます。いかがでしょうか。
 市民連合の存在は、野党との連携ですから、少し位相が違います。市民連合の拡大も大きな課題です。この2つの課題をどうつくりだすのかで、これまでの市民(有権者)と政党の関係を大きく変えていく契機にできればと考えます。どのように選挙後の状況を判断されますか。

 問はこの二つと受け止めた。
1)政党と有権者(市民)との関係、ここで立憲民主党だが、枝野氏が「ボトムアップの草の根民主主義を踏まえた立憲民主党にしていきたい」と表明したのに対し、有権者(市民)は、この党の躍進が私たちの望む政治に近づいていくことを確信し、党員、サポーターとして加わるだけでなく、支持、支援する一般の有権者(市民)の輪を広げ、共に立ち上がったばかりのこの政党を創成していくには、どのような方策があるのか。
2)ここ2~3年程の国会周辺、官邸前での市民の大結集は、大きな可能性を予感させた。その中心の一つが「市民連合」であった。この愛知でも組織された。そうした在野の運動を活性化して広げていくことは、大きな課題だ。
 
 これから先、もっと思考を深めていかなければならないが、現時点で考えたことは、
1)戦後、多分1950年代後半だと思うが、私の(故)長兄が日本社会党に入党し、地区(当時の愛知郡鳴海町)の社会党の支部組織結成に参画したと記憶する。そしてほぼ同時期に、多くは知らないが労組員を中心に党員を増やす一方、地域に互助会のような党員以外の一般の人も参加した地域組織「鳴海勤労者共和会」を発足させ、党の支持基盤を作って社会党の隆盛期をつくっていったと思う。
  そうした「政治活動」とはいえないとしても、地域住民の自発的な何らかの「草の根」の交流の場を作っていくことは、「草の根民主主義」の一つの形だと思う。これを実践し続けているのが共産党だ。その展開には、党及び直系の団体の機関誌の定期購読者を募る、或いは党のかかわりには濃淡があるから、それに対応する様々な「グループ活動」が用意されている。党の組織活動とは関係なく、自立した活動をしている党員もいる。それらを見る限り、野党ではこの党ほど、「党活動」を実践しているところはないと思う。
 さらに大切な方策としては、やはり地方議員を増やし、育てていくことだと思う。地方議員は、地域住民と接する最前線に位置しているから、一人の議員が「10人のボランティアスタッフ、100人の後援組織」をもてば、かなり幅広い活動が展開できるのではないかと考える。その場合、党勢拡大ばかり追求することなく、「無所属」議員との連携を大切にしたいものだ。
 そしてもう一つ重要な要素として、「学習活動」を挙げることができる。学習といっても様々だが、立憲民主党の場合は、とにかく「立憲・平和、リベラル政治」の骨格として、「理念、綱領」または、それに近いもので政治目標が理解されやすいもの、政策的内容の学習討論による成案、検証、成熟のサイクル化。それは、同時に「活動家」の輩出の機会でもあると考える。「立憲リベラルの会○○(地域名)」ができれば。
2)今度の選挙では、市民運動組織として、「市民連合」と「市民と野党をつなぐ会」が、事前に与党自民党に対抗する候補者の一本化をめざし、愛知全15区で「野党共闘」の成立に奔走した。
  1区、3区、5区で、「野党共闘」が成立したが、民進党が「希望の党」に合流する、といった直前の方向転換で、4区のように当初構想が崩れた選挙区が出た。中途のまま選挙戦に入った地区も多かったようだ。
  私は、この両組織に直接かかわっていないので、MLからの情報しか得ていない。従って、どの程度の人たちが参加し関わっているのか、また「野党との連携、共闘への仲介」までで、選挙運動には、組織的なかかわりを持たなかったのかどうか。いずれにしても私はよく知らないといった方がいい。選挙後については、何らかの総括的な場が設定されるのではないかと思っている。
  質問に「市民連合の拡大も大きな課題です」とあるが、ここに集う大半は「若い人たち」であり、私たちの「世代」のかかわり方に戸惑うところがあって、私は賛同者の一人にすぎない。ですから「課題」というより「期待」しているといった方がいいかもしれない。

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2017年10月18日 (水)

衆院選2017・秋の陣(7)

  浸水著しい「希望の党」船を遠望する
 まず、情勢を見ておこう。朝日新聞社の17、18日、衆院選に向けた世論調査(電話)を実施した結果は、比例区の投票先を、政党名を挙げて聞いたところ、自民党が34%(3、4日実施の前回調査は35%)と堅調。立憲民主党が13%(同7%)に伸び、希望の党11%(同12%)を上回った。公明党7%、共産党5%、日本維新の会4%などが続いたという。
  また、中日新聞は、「希望の党は苦戦が続き、五十議席程度と公示前勢力(五十七議席)を下回ることも想定される。」とした。
  そこでなぜ、この時点で私が「希望の党」に触れるのか、であるが「小池の正体、この党の正体見たり!」と言下に切り捨てても構わない。とにかく、3区の近藤昭一が勝って、立憲民主党が大きく伸びればいいといえばそうなのだが、それではこの選挙の「大儀とは何だったのか」が霞んでしまうではないか。即ち「大儀とは、自民党を追い落とし、安倍を退陣させる」ではなかったか。
  残念で、けしからんことではあるが、民進党が事実上解体したことで、改憲与党との対決に「野党共闘」が構想され、市民運動の働きかけもあって、ある程度の与野党の対決構図が出来上がりつつあったのが崩れてしまった。
  そんな中、マスコミの報道から拾った情報をみれば、東京を中心に「自民VS希望」の選挙区のほとんどで自民が優勢だという。その理由は二つ。一つは、希望の党の自滅であり、もう一つは野党の一本化ができていないということだ。
  例えば「愛知4区」を見てみよう。立候補者は西田敏子(共産・新)、牧 義夫(希望前)、工藤彰三(自民・前、公明支持)となっており、前回選挙では工藤彰三(自民) が 66,213票、牧義夫(維新)が47,291票、刀禰勝之(民主)が36,285票、高橋祐介が(共産)21,828票であった。この数字を見る限り、仮に牧義夫が共産党を含む「野党統一候補」として、立憲民主党から立候補したなら、維新の会・減税の「希望の党」が、候補者を擁立したとしても、結果論ではあるが、勝利の展望が開けたのではないか。
  つまりここで言いたいことは、今回の場合は、西田敏子(共産 新)、牧義夫(希望 前)、工藤彰三(自民 前)の3人の闘いである。こうなると「安倍打倒・野党共闘」を進めて来た市民運動の側は、「野党統一候補」の戦略が立てられず、西田か牧かの選択を迫られ、言うまでもなく西田敏子に行きつく。
  だが、少し離れてみてみると、折角「野党統一候補」のお膳立てを進めて来たのに、希望の党に行ってしまった牧なんて許せない、西田に行くしかないではないか、となるのだが、元々民主党の地盤が強い名古屋の場合、共産党の西田が、牧も工藤も超えることは考えにくい。
  自民党を倒すためには「ダメな牧、許せない希望」であっても、次善の策として、「牧義夫で一本化」という選択はなかったのか、という問い返しである。
  4区の人たちが熱心に議論をし、「牧義夫」は応援しないと決めたことは、これまでの経緯からして当然の帰結ではある。それでもこの選挙の「大儀とは何だったのか」が依然として残るのではないか。こうしたケースが全国で起きていて、それが「自民堅調」ならしめ「希望の失速で、安倍はニンマリ」と来た日には、何とも気持ちが悪く落ち着かないのである。
  元をただせば牧義夫という人物がこういう状況にならしめた訳で、彼は民主党・民進党、市民運動を信頼していなかったからかもしれないが、最終的には本人の決断一つということではあっても、牧の場合に限らず、13区の大西健介にも言えるのだが、私たち市民の側が、変えさせる、引き寄せる力を持つ事の大切さを、改めてこの問題は教えているのではないか。
  にわか作りで、腕の悪い船大工が作った船、そして船頭がとんでもない「希望の党」という名の船の浸水は激しく、沈没しかねないが、今は遠望するのみである。

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2017年10月17日 (火)

閑話休題・夏去りて秋来る

 くらしが変わる、政治も変われば・・・
 ここ数日は晴れの天気ではあるが、朝晩は冷え込んできた。そうなれば当然、日々のくらしもそれに対応していくことになる。「(半)主夫」としては、気温の変化に敏感にならざるを得ない。
 まずは着衣である。Tシャツは収納待ち状態に、長そでのシャツが取り出され、半袖シャツと共存していて気温によって選ばれる。家内で羽織る薄手のカーディガンもハンガーにかかるようになった。外出に「合いのブレザー」を用意した。
 食事にソーメンがなくなった。昨日スーパーマーケットに行って食品棚を覗いてみたら、「冷やし中華」が見当たらなかった。「わらびもち」もなかった。そうかといって「鍋物」や「シチュー」は、未だかなと思うのだが、夕食のメニューに迷うと「カレーライスかシチューにしようかな」と思ってしまう。お味噌汁が定番になったのも、秋を感じさせる一つだ。秋刀魚(さんま)はまだ食していない。“高い!”の一言。その代わり、果物が豊富になってきた。リンゴは1年中出回っているから常食にしている。(動脈硬化症の対応策として、リンゴ、納豆、トマト、青魚を採用)
 これからは「具」を色々変えた「鍋物」が主流になっていくが、「豚汁」「けんちん汁」も定番となる。「味噌煮込みうどん」は、既存のものを使うが、きのこ類、ネギを多めに加える。「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」もあるにはあるが、牛肉を避けているから、シーズン中は2~3度程度。それも息子一家と食事を共にする機会が動機となる。
 入浴も少し変化している。まず湯温は40度で変わらないが、湯量を少し増やして長湯となった。湯上りの冷水での清拭は湯に変わり、扇風機は、最初の5分から10分程度でOFFに。
 洗濯物の渇きが悪くなって、曇り日などの日は、夕方に取り込んでも翌朝まで室内干しをすることもある。パジャマはまだ夏もののまま。
 それでもまだ変わらぬものが私にある。枕元に置いている「団扇」である。湯冷めが遅いからであるが、団扇片付け秋深まりて冬来たる、である。
 それにしても、安倍退陣の政治の変化を期待したい秋到来である。

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2017年10月15日 (日)

衆院選2017・秋の陣(6)

 各党の選挙公約を点検する
 今日の午前10時に、立憲民主党の枝野幸男代表が緑区・徳重に来られるという情報と誘いの電話ももらったがパスした。『・・・党員だったら、行かねばなるまいなあ』とふと考えたが、APWSL愛知の冊子「ACTION REPORT」の執筆編集作業と、29日締め切りの「ピースサイクル全国会議」の報告文書、11月11日からの全国会議に持参する愛知の報告書の作成が気になっており、併せて同時発行の「ミニ詩集」も視野に入れていたというのがパスした理由。
 それで今日は一日引きこもりで、全国会議の報告書を仕上げ、岡崎、豊田、日進、名古屋の各地区と個人あてに「原案」を送付した。意見を戴いて修正したものを東京の事務局に送る段取りである。
 その間、改めて各党の選挙公約を調べてみようと検索したところ東京新聞に<比べてみよう公約点検>が連載されていたのでそれを一読、コピーして保存した。今後の立憲民主党の政策の検証・考察の参考にするつもりだ。
 東京新聞の連載は、今日現在(1)憲法 改憲5党 主張には差、(2)安保法 運用・修正・廃止の三様、(3)消費税 増税するのか、使い道は、(4)原発 再稼働推進か反対か、の4項目。この先も続くかどうかはわからないが、「経済・アベノミクス」「沖縄米軍基地問題」「トランプ政権、中国、『北朝鮮』などの外交問題」なども考えられるが、選挙の「争点」という点で網羅はされないのかもしれない。
 さて、立憲民主党の「政策パンフレット」というのが手元にあるが、急ごしらえのせいであろう、全8ページで項目の列挙に近い簡素なものだ。「マニフェスト」というより、チラシの「増補版」に近いが、その分、読みやすくはなっている。従って、具体性や予算の裏付け、政策遂行のロードマップに欠けるところがあるが、その点では、私自身が「記述試験」を受ける感じで“肉付け”していく、提案、対案が出しやすいともいえる。
 選挙の結果で政界はどうなるかわからないが、「立憲民主党」が当面の野党結集・共闘の軸となって2019年の参院選に向かって水路を開くには、「市民の意見」は重要な要素であろうと思うので、何とか付き合っていきたいと考えているところである。(マスコミの選挙中盤の情勢が出始めているが、芳しいとは言えない・・・)

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2017年10月14日 (土)

衆院選2017・秋の陣(5)

 近藤昭一候補の緑区個人演説会
 10日に、近藤事務所で戴いた「街宣総合計画」は、まだ詰め切れていないもの(0案)であったが、その中で規模の大きい個人演説会は、会場の確保もあり、天白区(12日・日映文化ホール)、緑区(13日・JAみどり本店)、昭和区(16日・昭和区役所)と決まっていた。
 昨夜、その緑区会場へ出かけた。7時開始であったが30分前に着席し、まず会場のキャパを数えてみた。椅子が300席余あり、最終的にはほぼ満席で追加の席もあったから、300人余といったところか。
 進行は3期目の岡本康宏名古屋市議、元は近藤昭一の議員秘書だった若手。私と目が合った時“ブログ読んでいるよ”と声をかけられた。
 午後7時開会で、最初に近藤昭一後援会の三田会長が、支援と必勝を訴え、続いて連合愛知の豊田弘副会長(情報労連・NTT)が、“近藤候補はリベラル政治の中心的存在、安倍政治と対峙する中心的な政治家”などと今後さらに活躍を期待するといったような支援のあいさつがあった。続いて緑区選出の市議、県議の後援会会長が応援のあいさつ。
 次に、最初は松本守市議(名鉄労組出身の1期目)が立ち、“街宣中、通りがかりの人から近藤候補への声掛けが多かった”という報告などあれこれ話をされたが“近藤候補を男にしよう”とか“新党立ち上げでは、近藤先生は親分だから、子分の私はそれに従う”といったやや不規則発言があった。どなたかが指摘した方がいいだろう。
 県議10期の中村友美県議は、さすがに弁舌も滑らかで、近藤候補は、1996年の衆議院総選挙に愛知3区から出馬し落選したが、重複立候補していた比例東海ブロックで復活し、初当選したいきさつを紹介し、また近藤昭一を表して“本心で生きる人、議員としての務めを大事にし、青写真をもってエネルギッシュに活動、その意思は変わらず継続して今がある”といったような人柄を紹介していた。さらに情勢は(自民の池田と)接戦であり、応援者一人一人の運動が必要であると訴えた。
 最後に斎藤嘉隆参院議員が、選対本部長の立場から、まず近藤候補の人柄(真面目、ぶれない、優しい、弱い人への目線など)から入って、希望の党ができて、立憲民主党に参加するまでの“苦悩”を代弁し、“彼は信念を曲げず、あえて茨の道を選んだ”と高く評価した。そしてこの選挙で安倍は、「消費税の増税分から、幼児教育無償化や私立高校授業料の実質無償化などと、勝手に変えて」解散理由を後付けしたとも述べた。
 また、安倍政治が問われるべきものは、(悪法)安保法、共謀罪、盗聴法などであり、「森友・加計学園」の真相解明である。恐らく選挙後には加計学園の認可がおりるだろう・・・。(ここで近藤昭一候補が登場)
                    ◇
 午後7時35分頃、大きな拍手の中で迎えられ、元気に壇上に立った近藤昭一候補は、支援、参集のお礼を述べるとともに、まず前原代表の提案「希望の党」への合流について、いろいろ考え悩みもしたが、最終的には「全員参加」の前提が崩れたことが大きいとした。本来ならここでは希望の党は、「改憲に賛成、安保法容認で、これは認められない」が先に来てもよさそうだが、それならそれですっきりしたことだろう。
 だが私が推測するには、近藤には、この選挙では「安倍退陣」が第1義にあって、勢いのある「希望の党」と合流すれば、与野党逆転の展望も拓かれるかもしれない。それに「原発ゼロ」では一致している、そんなところが近藤に一時の思考時間を生じさせたのではないか、またある意味で批判を控えたのは、希望の党へ流れていった“仲間”への心情も察してのことかもしれない。
 私は、同じ民進党の辻元清美がいち早く「無所属」を宣言した時の“潔さ・決断の速さ”と、近藤昭一の“慎重、多面的な配慮”をつい比較してしまうが、それは“リーダー”としての一つの要素が含まれていると思うからである。
 そして近藤は、合流条件を示され、それを見て、ついに意を決した・・・。立憲民主党が立ち上がった段階では既に吹っ切れていて、立憲民主党からの立候補の記者会見では晴れやかな気持ちで臨んだことだろう。
                     ◇
 安倍政治を許さない、安倍の退陣の求める理由は枚挙にいとまがない。側近、お友達を優遇する政治姿勢、それは組閣だけでなく「森友・加計学園」問題で端的に表れた。その上の真相を隠し解散まで踏み切った。
 安倍の“危険思想”の根源はいうまでもなく、憲法9条を含む「改憲」である。それはこれまでその“外堀”を埋めるような、「特定秘密保護法(2013年12月成立)」、「集団的自衛権行使容認の閣議決定(2014年7月)」「戦争法(平和安全法制整備法2015年9月)」「盗聴法(通信傍受法2016年5月)」などを成立させた。
 こうした一連の問題を取り上げた近藤候補は、「立憲主義、平和主義」の危機、破壊であるとした。そして近藤は、「60年安保」の10数万民衆の国会包囲を彷彿させる国会前、官邸前での、連日にわたる大結集を見て、安倍の退陣には理がある、国民の要求だと確信したという。そして自民党と違うきっちりとした旗を立てる必要を強く感じ、それが枝野の新党「立憲民主党」に参加の底流にあったと語った。
 近藤候補の話はさらに続いた。まず国の骨格というか立ち方を「軍事大国対環境重視」という表現を用いた。もちろん“さきがけ”が出自の近藤は「環境重視」である。民進党は立憲民主党と希望の党に分かれたが、この環境重視は変わらないと。
 税金の使い方、経済についても幾つかの例を引きながら問題点を示した。安倍の経済政策の柱は「アベノミクス(金融・財政政策・民間の成長戦略)」といわれるが、デフレから脱却はならず、その多くは成果を上げておらず“その途上にある”などと言い訳を続けている。株価が上昇しても、企業の収益が向上しても、内部留保だけが増え続け、働く者の賃金は上がらず、格差は広がるばかりと指摘。近藤は「格差をなくすのは政治」「国民が主役でなければならない」と、安倍自民党との違いを語った。
 そして最後に選挙後についての「再結集」にも触れた。その内容は不明だが、立憲民主党の伸びと、希望の党の動向、参院民進党の判断、民進系無所属議員の動向がその要素であろう。
 私は「立憲民主党」が、野党再結集の軸になってほしいと願うが、元の「民進党」再現では、その大儀はなし得ない。恐らく大枠としては、「中道左派結集」といったところだろうが、「右派、左派」といった表現は嫌われるかもしれない。
 午後8時過ぎ、熱のこもった近藤候補の演説が終え、ガンバローを三唱して散会した。
 一言:「後援会」中心の個人演説会は、票固め、拡大に有効だが多くは高齢者。新党が結成され、この国の未来を託すには、若い人の参集、市民運動との連携が不可欠。そのための場所、構想、実働グループが必要。懸案事項である。
 

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2017年10月13日 (金)

衆院選2017・秋の陣(4)

  「希望の党」について考える
 マスコミはもちろん、インターネットでの選挙記事は、選挙情勢の分析、多くは各党の獲得議席数なのだが、その結果からくる「戦後」の予測まで出始めている。一つは与党の安定多数の獲得による安倍政権の動向であり、それは安倍政権の継続ということもさることながら、憲法改正作業がどこまで進むのか、消費税の10%引き上げの扱い、財政再建の問題を含むアベノミクスの目論見が果たして成就するのかどうか、大山鳴動して鼠一匹の「北朝鮮問題」とトランプ政権下の米軍に組みこまれる自衛隊の動向、止まらない原発再稼働等々、気になる政治課題は多いが、そもそも解散総選挙に大儀がなかったこと、「森友・加計学園問題」の真相は明らかにされず、それらが安倍のアキレス腱になっていることで、「安倍はいつ辞めるか(後継に託すか)」も話題の一つらしい。
 その一方で安倍の窮状を“救済”しているのが野党のもたつき、とも言われているようだ。確かに、民進、共産、自由、社民の野党4党が、次期衆院選に向けて「原発ゼロを目指す」「憲法9条改悪」阻止や、安全保障関連法の白紙撤回も盛り込んだ政策合意を発表した「4党合意」が発展して「与野党の全面対決」の様相が実現していれば、「森友・加計学園問題」などで安倍の支持率低下もあって“いい勝負”ができる可能性はあったかもしれない。だがそうであれば、安倍はこの時期に解散をしたかどうかわからない。安倍には「森友・加計学園問題隠し」という不純な動機を抱えていたことは事実であろうが、「希望の党」の出現に危機感を抱いたことも解散に踏み切る動機だったに違いない。
 そこで、現在の「希望の党」の状況を脇に置くとして、私は、9月28日のブログ「衆議院解散総選挙へ」の中で、「希望の党」について、「安倍退陣の千歳一遇のチャンス」と迫られれば、好き嫌いでは決められない、と書いた。今となっては「希望の党」が、野党を分断する「刺客」になってしまった「与党の補完勢力」といえなくもない。また立憲民主党が結成されて一部には“近親憎悪”があるかもしれないが、だからといって「希望の党惨敗=与党安定多数」という結果がいいということにはならない。私は当初、安倍政権打倒には希望の党を「毒を以て毒を制する」という位置づけをしたが、そのような感覚、目線は市民感覚でないと考えて表現を控えた。
 言うまでもないが、愛知の1区、3区、5区では立憲民主党と希望の党がぶつかっており、それが与党有利に働きかねない。当然立憲民主党の側は、自民党と同時に希望の党とも徹底的に闘い抜かねばならない。こうした構図の選挙区では「希望の党」は、自民党の別動隊といっていいだろうが、大枠として「自民対希望」という選挙区では、たとえそこに共産が絡んでいたとしても、情勢分析で「自民対希望は、五分の闘い」であるなら、“自民党よりまし”という判断もあるのではないかと思うのである。
 また仮に、選挙結果(希望の議席が伸びない)によって、希望の党の存続の危機が訪れた場合、たとえ一部であっても、立憲民主党として受け皿になることが予想される。そのことも考慮して立憲民主党の選挙戦略・戦術は立てられたと思うが、市民の側としても、この選挙に集中しつつ「大局観」を描くことは、持続的な運動にとって必要ではないかと思うのである。

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2017年10月12日 (木)

衆院選2017・秋の陣(3)

 序盤の情勢と選挙運動を考える
 マスコミの世論調査の結果には差があり、幾らか社の方針も加味されている(調査方法も含めて)のではないか、という疑いもない訳ではないが、これまでの経過をみると、ある程度の精度を保っているように思われる。
 その数値の結果についてはここでは省くが、「自民党堅調、希望伸び悩み、立憲に勢い」「与党300越えを伺う」と言った表現をみると、やっぱり「こんな出鱈目な安倍内閣になぜ同調する人が多いのか」と考えてしまう。
 これもマスコミなどから拾ったものであるが、「若者の保守傾向」という分析があり、街頭インタビューでの若い層の反応も、そうした傾向で扱われているように感じられる。
 1970年代の学生運動、青年労働者の反戦運動などが盛んであったころの「世代」の私たちからは、“考えられない”といいたいところだが、実際は必ずしもそうではなかった。確かに“仲間たち”と地域・街頭に出て活動する一人である時は、“自民党なんて資本家の手先、米帝の走狗だ、○○政権を打倒して労働者の解放と政権を!”をそれこそ本気で叫んでいた。
 ところが職場に帰ると周りは老若問わず「第2労務課の御用組合に“だんまり”であり、組合の役員選挙では対立候補への支持は少数で、その他は高率で信任投票」という結果に終始していた。そうした傾向にあえて説明はいらないだろうが、ある高齢の、いわば“良識派”の先輩は、“1割2割がけん引するか、会社人間のどちらか、後の6割は長いものに巻かれろ、だ。少数だからといっていじけることはない”と励ましてはくれたが、この「反体制の闘いと、6割の“大衆”獲得の両面の運動には悩まされた」というのが私の述懐である。
 ま、それはそれとして「立憲民主党に勢い」は、そのまま伸びていって「野党第1党・第3極」の地歩を築いてほしいものだと思う。さらに民進党系の無所属と合わせて60議席獲得くらいまで行けば、与党の過半数割れは難しいかもしれないが、それは安倍に厳しい世論の「風」が吹いていることを強く印象付けるのではないか。改憲論議にも、ある程度ブレーキをかけられるのではないか、とやや楽観的だが期待をしたい。
 さらに、それはそれとして、7区の山尾選対の状況の一部が入ってきている。例えば「運動員は・・・無所属の女性議員たちが(多くを)占めています」「(無所属だから)市民たちが自由にできるので楽しい側面があります。ミニ集会も次々に入ってきています。」「(自民党と)1対1になったので、山尾さんが嫌いでも、では自民党にいれるのかと考えれば共産がいないことは大きいです。」
 山尾志桜里候補の当選があってこの努力が報われるというものだが、こうした「無所属議員、女性議員」と市民が一体となって取り組む選挙スタイルに、私は民主主義の「選挙運動の原型」をみる。ここに、動員型ではない、自主・自立したユニオンの労働者が加われば、自民党や公明党などとの「組織戦」にも対応できるのではないかと思うのである。そして「いろんな人がいて、いろんな考えの人がいて、自由に意見を述べ、何も強制されない」というような「多様性」と同時に、共通、共感するこの国、この社会、このくらしの行方を示す「バックボーン」「キャッチフレーズ」がほしいとも考える。太くて輝く、それでいて弾性、鋼性を合わせ持った「ベクトル」のような指針(政策論)である。政権交代を主張の一つに入れるなら、それを「政党任せ」では、前に進めない気がしているのである。

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2017年10月11日 (水)

衆院選2017・秋の陣(2)

  社共がぶつかる愛知6区の場合
 総選挙の立候補の顔触れが揃った。その勢力図は大きくは「自公中心の改憲与党」と「希望と維新の第2保守」「立憲、共産、社民の野党連合」の3極といわれる。この愛知でもほぼ同じような構図となっている。
 自民党は全15区に候補者を立て、公明党は選挙区では候補者を立てず自民党を支援し、その見返りに比例で自民票の上積みを期待する。希望は7区8区12区を除く12区で候補者を立てたが、1区と3区は河村たかし率いる「減税」からの擁立である。希望と減税の合流は、河村のメンツと“立憲つぶし”という独善と野心が目に付く。また、7区8区12区は「無所属」であるが、選挙後の「希望入り」を見込んでいる節がある。8区12区の候補は「希望」の公認申請をしていたからだ。7区の山尾志桜里は、当選後も無所属であろうが、希望と会派を組むことはない。組むとすれば、立憲民主党か民進党を離党した「無所属」グループではないだろうか。
 さて「立憲、共産、社民の野党連合」で、唯一第6区で社民党と共産党の候補が一本化できずにぶつかることとなってしまった。市民グループも一本化に努力したのであろうが結実しなかったのかもしれない。
 この状況に至った結果をどう見るかは、二つに分かれるであろう。まず事の経過は、社民党の平山良平候補は、当初第1区から出馬を予定していたが、吉田統彦候補が立憲の公認となった段階で、野党共闘を優先して6区に変更したことによる。そこで一つは、あまりに告示直前で、既に選挙モードに入っていた共産党としては、田上光徳候補を下ろすことができなかったという見方。もう一つは、「立憲、共産、社民の野党連合」を最重要視するなら、1区で平山が決断したのなら、六区では共産が譲って候補者を取り下げてもよかったのではないか、という見方。
 社民党も共産党も、「比例区」重視で競合するから、譲るに譲れない背景があったと思われる。そうであってもやはりここは市民とともに追求してきた「野党共闘」を重視するのか自党の事情を優先するかの選択であった。そこでもう一つの見方を付加すると、安保法制、共謀罪などこの間の「アベ政治許さず」の運動では、平山の献身的な姿が印象に残る。何とか平山で一本化できなかったかと、私は思っているのである。

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2017年10月10日 (火)

衆院選2017・秋の陣(1)

近藤昭一候補出発式に300人余
 天白区・地下鉄植田駅近くの植田公園に、真夏のような暑さの中、支援者、報道関係者など300人余りが結集して、午前9時30分から、衆議院愛知3区・立憲民主党から立候補した近藤昭一の出発式(出陣式)が始まった。
 出発式、選挙事務所が近藤候補の居住地「昭和区」でなく「天白区」に設置されているのは、地理的に昭和区と緑区にはさまれた真ん中に位置するからであろうと思う。また、3区のうち天白区が他区に較べ、やや弱いという戦略上の意味もあろうと、私は推測している。
 式は、選対を取り仕切る斎藤嘉隆参院議員があいさつに立ち、立憲民主党結成のいきさつにも触れて、近藤候補必勝を訴えた。3区内の名古屋市議、県議の紹介、連合愛知、後援会会長と続き、枝野幸男党首から檄電、最後に“がんばろう”を三唱して、近藤候補の乗る街宣車を拍手で送りだして式を終えた。
 この場の印象を私なりに言えば、夢、理想等何かを求める、追いかける時間もなくあれよ、あれよという間の、「立憲民主党」という新党結成であったのか、そうしたことの「高揚感」はなく、また、新党にふさわしく「若い人」の登場といったような“サプライズ”もなく、近藤候補の性格そのままといって言い、淡々としてそれでいて、参加者を包み込んでいたのは、“大丈夫だ”という安心感・自信みたいなものがあったような気がする。それは油断、気の緩みをうかがわせるものではなく、多分に近藤昭一という人柄によるものだと思う。こういうところに落とし穴がある、とよく言われるが、私はそれとは違う、支援者の結束からそう感じたのだった。
 散会後私は、選挙事務に立ち寄り、選挙はがきなどを手渡し、ポスターと街宣スケジュール表を受け取って帰宅した。そして、第7区の名簿作りに取り掛かった。もはや、選挙はがきの郵送でのやり取りをしている時間がなく、関係者から、名簿を送ってくれれば、選対で宛名書きをするということになったのである。
 そこで、同級生を中心にピックアップした。39人が対象となったが、そのうち15人は、普段のお付き合いがないことを符号で示し、余裕が出た場合の「予備名簿」とするように注釈をつけた。また、差出のコメント欄には、「渦中の人ですが、このまま有能な女性政治家を潰してはならないと思います。きっと立ち直り、私達の未来を切り開いてくれます。」を書き入れた文書を添付した(そのままはがきにプリントできる仕様)。
 一連の“事件”があって、多少は“もや”がかかっているであろうし、瀬戸市(一部を除く)、尾張旭市、長久手市、日進市、東郷町、豊明市、大府市という、名古屋市の東半分を取り囲む細長い広大な地域を「無所属」というハンディを抱えての運動は、山尾志桜里とその仲間たちにとって厳しいものがあろう。連合の支援もない(実態は知らない)から、市民中心であろう。ただ強みは、尾張旭、長久手、日進、豊明に山尾志桜里応援団の「無所属」の有能な女性議員がいることだ。私の中には3区と7区は同じ視野の中にある。

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2017年10月 9日 (月)

世間は3連休というが

 選挙関連に集中
 7日土曜日は「山口二郎政治講演会」と選挙特集を組んだ「C&Lリンクス愛知」の印刷・製本作業。8日日曜日は、約60部の発送作業で一日が過ぎた。そして今日は、午前中に作業を続行して投函を終えた。午後からは近藤昭一候補の選挙はがきに取りかかり、それで一日が過ぎようとしている。これが私の3連休。
 選挙はがきは、明日の出発式への“手土産”であるが、午後4時現在30枚程度、何とか60枚書き終えたい。選挙はがきには、「日本のリーダーになって欲しい。立憲民主党ができて、安倍政治と対等に争える政党の登場を待ち望んでいたので心強い。党と近藤さんを応援します。」と書き添えた。
 また、「C&Lリンクス愛知」には、以下のあいさつ文を添えた。「ようやく秋めいてきました。お元気のことと拝察いたします。「○○の秋」の○には何でも入りそうで、楽しみがいっぱいと思っていましたが、衆議院が突然解散して総選挙となり、この方面に関わる者にとって“○○の秋なんて言っておられない”状況となりました。
  私の場合、民進党のサポーターですのでいつものごとく、党員ほどの拘束力はないと思いつつ、やっぱり“一言、二言言わせてください”となり、この「C&Lリンクス愛知」第78号を緊急発行することに執着しました。原稿はほとんどがブログに掲載されたものです。
  昨年7月の参院選挙が、私にとって運動の“第一線から退く契機”と思っていましたが、状況はそれ許してくれないようです。“安倍さんはやめてほしい”という、その機会が巡ってきて、また、待ちに待っていた「立憲リベラルの党=立憲民主党」が立ち上がって、本誌発行を後押ししてくれました。(10月8日)」
  この作業を終えてからは、選挙運動の行動日程をにらみながら、ピースサイクル全国会議の資料作りと、資料を探し出して少し「立憲リベラル」について学習してみようと思っている。

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2017年10月 8日 (日)

立憲民主党デビュー

 時宜にかなった山口二郎政治講演会
 この日の、リベラル政治懇話会主催の「山口二郎政治講演会」は、8月の段階で企画されたものであり、山口二郎氏を講師に迎えることができ、立憲民主党結党直後の、総選挙直前の集会を設定できたのは幸運であり、グッドタイミングであった。
 講演の冒頭で近藤昭一氏と赤松広隆氏(代理の鳴海県議)のあいさつがあり、講演途中に山尾志桜里氏が駆け付けて、それぞれ会場から大きな拍手が送られた。
 参加者は80人前後と思われたが、どちらかといえば(私も含め)男性高齢者の労組OBが多いように思われた。「野党共闘」に取り組んできた市民運動関係の人の参加がもっとあっていいとは思ったが、幾つかの企画がバッティングしていたことも影響しているのだろうと推測した。
 山口氏の講演は、安倍の衆院解散(安倍の目論見)から始まって、「希望の党」の結成の経過、狙い、小池代表(都知事)の政治姿勢、この党の命脈まで、そして「立憲民主党」の結成と「立憲デモクラシー」の具体的な登場に至るまで、つまり、現下の政治情勢全般を読み解く貴重な集会であった。参加できなかった人には、『・・・この機会を逃したのは、もったいなかった』と、内心思ったのだった。
 山口氏の話をまとめきるのはメモ程度では難しいし荷が重いので、抜き書きの箇条書きにしてみた。
1、山口氏自身、9月27日~28日の段階では「希望の党」結成に関して安倍打倒のための「呉越同舟」という希望的観測を持っていた。
2、同日民進党両院議員総会で全員揃っての「合流」が承認された。(小池と前原とに事前にどんな合意があったか)
3、29日~30日、小池は安保法制、憲法改正などを理由に「選別、排除」を明確に打ち出した。これは前原のミスリード、合流になぜ焦ったのか。(民進党のままでは惨敗を喫する)結果として合流やその手続き(口約束)で小池の軍門に下った。
4、小池の大きな失敗を挙げるとすれば、(現段階で)首相候補(首班指名)不在の新党という茶番。メディア支配という過信とイメージの流布。
5、10月2日午前、前原から小池に電話、結局前原の党内リベラル派の排除は、想定の範囲内だったのか?いや小池に騙されたのだ。3者会談に一人、神津連合会長の怒りがそれを表していたという。(希望の党は、仏の右翼、トランプ路同じ、極右ポピュリスト政党)
6、同日、民進党内の排除組、拒否組が新党に動く。政治における信念、節操を重んじる「立憲民主党」結成へ。日本の政党政治における「リベラル」の必要性。(それを担うのが新党)
7、立憲民主党は、立憲主義という、古典的な価値を総括し、その上でリベラルの旗をこの日本でどう立て切れるのかが問われる。そのことは、“希望の党は、1年以内に瓦解する”という想定の下に、立憲民主党は、野党第1党に成長するということである。
8、現在日本の政治にとって大きな危機状況下にある。例えば(安倍の)① “自己愛”の強いリーダーの跋扈。②批判に対する「耐性」の消滅。③虚言、デマをためらわない、嘘を問われても恥ずかしいと思わない。④事実と虚構と区別ができない反知性。
9、いやな時代の本質、例えば、①戦争のできる国になった日本。②メディアの抑圧と情報の隠蔽。③国民にたいするガ画一化と道徳の押し付け(結婚しろ、子どもをつくれ、活躍しろ、など前時代的な)
10、専制国家の日本、それは「法の支配(法治主義)から、人(為政者)の支配へ」であり、例えば①権力者の私的な支配が国家全体を覆う。②人の支配とは、あるものをなかったことにする、など。③政府内部における規律の崩壊。④「罪刑法定主義の否定」例えば、「共謀罪」がこれに当たる。
11、厚顔無恥の安倍政治、例えば①奇襲解散による政権の維持、②3分の2の確保による改憲の実現、③安倍の策略が実現すれば、日本の立憲民主主義は、回復できないほどの深手を負うことに。
 この後も、「リベラルとは何か」「立憲民主党の役割」などまだまだ続いたが、書き留められなくなった。
 終了後の懇親会の席でも議論は続いた。
① 民進党・参議院は当面、立憲民主党と併存していく。2019年の参院選挙の時に判断が求められる。福山哲郎参院議員(京都)は、立憲民主党に移り幹事長となった。
② 参議院議員は、前原を解任すべきだ。
③ 愛知の場合、現職は大塚耕平、斎藤嘉隆、伊藤孝恵の3氏。2019年は大塚耕平が改選となる。もう一人をどのように擁立するか注目。
④ その他いろいろ。
 私は、立憲民主党の党員かサポーターかの選択を迫られているが、同時に参院選挙については、希望の党が存続していれば、立憲民主党と棲み分けることになると推定。その時大塚耕平はどっちなのだろうと思うのだが、彼は立場を明確にしないのだという。どっちにしても女性を候補者に推したい。人選を早めに進めるべきだと思う。

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2017年10月 6日 (金)

衆議院選挙特集を編む

 C&Lリンクス第78号
 慌ただしく、総選挙の特集を組んだ「 C&Lリンクス第78号」を執筆、編集し、明日発行の運びとなった。いつもなら、2~3日おいて再点検して印刷に入るのだが、今回は一発勝負となった。明日の「リベラル政治懇話会」主催の「山口二郎講演会」に間に合わせたいことと、告示前に発送を済ませたいという思惑からだ。
 内容は、ほとんどブログのものからの転載。元々ブログそのものは、こうした冊子を出すための原稿となるものであることと、冊子はパソコンを使わない人向け、という意味もあるから、重複しても構わないわけだ。
 内容は、巻頭詩「平和」/齢七十路の、おもらし記・9/近藤昭一候補を、この国の行方・政治の最前面に/巻頭詩点描/参議院選挙2017・秋の陣-「立憲リベラル政党」の創成の時代へ /「ツネじじい通信」/山尾志桜里“事件”かく思う/資料「立憲フォーラム」設立趣意書 /資料「原発ゼロの会」について。 以上であるが、添付資料として「シネマ散歩・緑の会」のニュースを同封することにした。
 ここまでが選挙前の一仕事。10月10日午前9時30分からの「近藤昭一候補の出発式(地下鉄植田駅前)」に参加して、「私の選挙戦」が始まる。
 ついでながら、愛知4区では、これまで「野党共闘」で候補者の一本化をめざしてきた「市民と野党をつなぐ会」などの努力が水泡に帰した。民進党の牧 義夫が「希望の党」の公認として立候補することが決まったからだ。
 牧は、元々生活の党・維新の党であった。民進党になってからも前原支持であり、当然の成り行きといえるかもしれないが、要は政治家として信条、政策からの判断が問われたのだから、安保法制、改憲に賛成する希望の党への参加は、「野党共闘-候補者の一本化」をめざしてきた市民の反発を受けて当然である。当選は難しくなったのではないだろうか。また連合愛知はどう判断するのかも注目したい。

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2017年10月 4日 (水)

衆議院解散総選挙へ(6)

選挙前に考えたことのまとめ
 シリーズ「衆議院解散総選挙へ」を、状況が時々刻々と変わっていく中で、その時点での思いつくままを書いてきた。そこには「私の場合」が軸であって、ああすべきだ、こうすべきだ、という“呼びかけ”を主眼としたものは控えた。また、ブログではアップしているから不特定多数の人の目には触れる状況にはなっているが、それとは別に個別宛にメールで発信した。アドバイスも期待してのものだった。
 希望の党が掲げる衆院選公約の骨格が今日になって判明したらしいが詳細は先のこととのこと。速報によれば「消費税増税の凍結」、「2030年までに原発ゼロ」を目指す、憲法改正では「9条を含め議論を進める」、知る権利や地方自治の分権を明記、ということで正式には週内に発表するという。
    選挙戦の構図は?
 これで選挙の構図がマスコミ的言えば、「自公」「希・維」「立・共・社」になったといえるかもしれない。だが、「希・維」が「保守」を明言し、「憲法改正」で足並みをそろえている以上、公明も希望も維新も「自民党の補完勢力」と規定することにそんなに違和感はない。とすれば「自公・補完連合」と「市民(運動)と野党連合」の対決であり、個人的には、まだ政策が明確にされてはいないが立党の経緯から、立憲民主党の「立党・スタートダッシュ」の選挙戦と考えている。これが今回の私の選挙の基本姿勢である。
   立憲民主党と市民力に期待
 選挙戦では「争点」を明確にし、それの政策を明らかにする必要がある。それについては、シリーズの(1)で、森友・加計学園疑惑は「謙虚に、丁寧に」説明責任を果たさないまま、憲法に基づく野党の臨時国会開催要求に応じないで、「北朝鮮」の核・ミサイルをこことばかりにトランプに追従、最大利用して、「危険だ、危機だ、国難だ」と騒ぎ立て、挙句の果て、民進党の混乱、「都民ファースト」の国政参加の準備不足という勝手な思い込みによって、極側近以外あずかり知らぬところで衆議院を解散した安倍の“独りよがり解散”と書いて、少なくともこの選挙を実施する意味がどこにあるのか、“もっとやるべきことがあるだろう”というのが第1義としてある。その裏返しは「もはや安倍に政治を任せるわけにはいかない、“自公は時効”だ。少なくとも、市民(運動)と野党連合が政治的キャスティングボートを握ることをめざす」その原動力、推進力にならねばならないのは「市民力(市民運動)」である。
   市民(運動)の選挙戦略と戦術
 いよいよ選挙戦ともなれば、まず人的にも、物的にも「量」は大きな要素である。政党には政党の組織力があり、一定の資金も確保されているから、選挙そのもの態勢は容易に作ることができよう。だがその組織力、資金力には各党に大きな差があって、とても対等とは言えない。そこで中軸になりうるのが「市民」であると思う。確かに共産党の動員力は、公明党とせり合うものがある。それも大きな力であることは確かだ。あえて違いを言えば、公明党=創価学会の動員は熱心だが戸別訪問の“お願い”だけだ。共産党支持者の場合は「党の方針、指示」の下にあって、無党派層への浸透力がいつもカギとなっている。
 では、無党派市民についてはどうか。実際には把握できるものではないが、このような運動に参加する市民の多くは動員ではなく自主的なものであり、それだけに意気投合し、環境(雰囲気)が整い、“居場所・仕事”が得られれば、大きな力になるというのが私の経験的見方。
 さらに、選挙運動はパターン化されていることが多く、街頭宣伝と大量参加、名簿集めと電話作戦、無党派層中心に選挙はがきの集約、法に触れない程度の個人面接などがある。それらも創意工夫によって、効果に違いが出ると考えられる。例えば幟などをかざす“桃太郎”作戦にしても、場所や時間に加え、アピールの仕方は“市民アイデア”に期待したいし、演説の場でも、ネクタイ組よりも「市民の声」が新鮮さを生み出すことは珍しくない。選挙はがきも労働組合などはまず組織の名簿から始まる(組織内固め)が、市民の場合、友人、知人、同級生などおよそ組織とは無縁な領域に届く場合があるから貴重だ。
 こうして、あれやこれやしているうちに選挙が始まる。まず“何をなすべきか”を素早く見つけることが、支持候補者の強力な支援となる。さて私の場合は・・・。 
                                              (このシリーズは、了)
    11回リベラル政治懇話会
  9月に入り秋を感じるようになってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「立憲デモクラシーの会」共同代表である山口二郎氏をお迎えして政治講演会を開催することとなりました。多くの方にご参加を頂きたく存じますので、皆さまのお声かけ、拡散の程よろしくお願いいたします。
◇日時:10月7日(土) 14:00~
◇場所:ワークライフプラザ・れあろ 6階大会議室(金山駅南口から3分程度)
◇参加費:500円(会場代等)
※連絡先    高木ひろし (愛知県会議員)
                (事務局)   小山 昌子  (大府市会議員)
                      竹内 宏一  (元愛知労組会議事務局長)

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衆議院解散総選挙へ(5)

  緑の党のサポーターとして
 私は「民進党」のサポーターであったと共に、緑の党のサポーターでもある。だからといって「二重国籍」の意識は持っていない。端的にいえば「民進党リベラル派」と「緑の党」の基本政策に共通項を見出したから、双方にエールを送ってきたのである。それは例えば、社民党に対しても同じような向き合い方であるが、社民党の場合「党」というより「議員、党員」をみることが多い。昨年の参院選挙では、選挙区は斎藤嘉隆(民進)であったが、比例では福島瑞穂に投票した。故坂喜代子さんが2009年に社民党から比例東海で立候補した時、全面的な支援活動を行った。共産党の場合は「反自民非共産」が基本的なスタンスであるが、絞り込んで党員であっても「個人」で意気投合すれば、行動を共にする。愛知における労働運動では、どこよりも濃密な関係を維持している。
 その緑の党が、10月3日「立憲民主党の結党を歓迎します。」という見解表明を出した。「・・・希望の党の誕生と民進党の事実上の解党・合流は、『リベラル』政治勢力の不在をもたらし、これまでの『野党共闘』の枠組みも成立しなくなるため、多くの市民が投票先を失うところでした。立憲民主党の結成は、巨大な右派勢力と共産党との間に存在すべきリベラルな政治空間を拡大し、それに期待する多くの市民の受け皿として、大きな意義を持ちます。」
 そして緑の党として以下の基本政策を示し、野党共闘の戦線に参画するという。
(1)脱原発・再生可能エネルギーの推進
(2)民主主義の尊重―憲法9条改憲に反対し共謀罪廃止をめざす
(3)持続可能な社会―公正な税負担で格差と貧困をなくす
 緑の党内には、“自前の候補”を出すべきだ、という意見もあるようだ。政党(政治団体)としては原則的にはそうあるべきだが、状況はそれを求めていない。サポーターとしての私の意見は、「新党・立憲民主党を全力で支援し、その共同行動の中で、相互に政策を磨き、活かし、学ぶべきものは学び、経験を豊富にする機会」としてとらえる。さらに「立憲・平和、リベラル政治」の潮流形成に参加していくことで党の成長を図ったらどうか、というものである。
 緑の党・東海本部の「衆院選挙対応策」については、検討され、方向が決まっているのかもしれないが、まだ明らかにされていない。「希望の党」の第1次公認候補者が発表されたのだがから、早急に態度表明すべきだ。「党・政治団体」と市民運動と違うところは、こんな時の即応性にある。愛知においては少なくとも「1区、3区、5区、7区の○○候補者を支援する」といえないものか。(すでに終えているかもしれないが)どうやら、そうするには「政策協定」を結ぶことが原則らしいから、すぐにはできないのかもしれない。いずれにしても情報はタイムリーに出してほしいと願っている。

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2017年10月 3日 (火)

衆議院解散総選挙へ(4)

 「立憲民主党」の建党に寄与できるか
  「立憲民主党」いいではないかと思う。「立憲」という言葉は言い古されてはいるし、明治時代に大隈重信が率いた「立憲改進党」というのがあって、新鮮さがあるとは言い切れないが、それは政治に興味と関心を持ち続けてきた人にそうであっても、巷では「“りっけん”ってなに?」がまだまだ多いのではないかと思う。それに“りっけん”という言いきりの語感が私には心地よい。「民主党」もけちのついた名前ではある。ではあるが「民進党」になった時の落胆を思うと私にはこの「復活」はむしろ歓迎したい気持ちである。それにやっぱり「民主」という言葉は「立憲」という言葉とセットであるような気がするのである。
  いまさら思うのであるが、かつての「民主党」には、「立憲リベラル」という言葉が“透かし”で入っていたのだが、やや隅っこにあって目立たなかっただけ。それを「希望の党」という光が当たって浮き彫りになってきた、そういうことだと思うのである。
 ま、それはそれとして今の緊急課題は「立憲民主党の政策(柱)」「国政の設計図、未来図」であり、選挙における「争点」を明らかにすることであろう。本来それらの完成があっての「立党」であらねばならなかったが、安倍の「9・25衆議院解散宣言」という「奇襲」に加えて、「小池新党」の「雷撃」であれば、準備不足はやむを得ない。むしろ、そのことでの“嘆き、負い目”に陥ることを避け、攻勢的な言動に移るべきであろう。それは一にも二にも街頭へ出ること、即ち「有権者」の前に姿を現すこと、直接訴えることである。
 さて、「私の場合」に戻ろう。
 昨日、元衆院議員の人からメールを戴き、その返信に「・・・私は『立憲リベラル』の党、今回は『立憲民主党』ということになりますが、この『立憲・平和、リベラル政治』という潮流づくりに何とか腐心、集中してみたいと思っています。これはかねてからのものですので、そういう位置からの発信を続けて行けたらと思っています。」と書き送った。書き送った後でちょっと後悔した。「立憲・平和、リベラル政治」という言葉だけが先行していて、検討材料すら揃えていないからだった。以前の「リベラル政治懇話会」で、「立憲フォーラム」の関係者から、若干の資料をもらい、数枚の趣旨文書も手元にあったのだが、引っ越し後は所在不明になったままであったからだ。
 それに意欲と気力、体力が伴うかどうかの危惧も少なからずあり、“小風呂敷すら”も広げたくはないが、やはり「目標」を持つこと、定めることが大事。結果としてそれが「建党」に寄与できればと思うのである。
 (続く)

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2017年10月 2日 (月)

衆議院解散総選挙へ(3)

 個人としての決断はいかに
 永田町周辺の状況は煮詰まりつつあるようだが、私に入ってくるMLの市民の側の見解、行動は、一部の人のメールに過ぎないが、かなりの部分を代弁しているといっていいかもしれない。その概要は①これまでの運動のコアの部分「安保法制廃止」「野党共闘」の観点を維持する。②「希望の党」から選別排除され、或いは自ら不参加を宣言した予定候補者と接触し、①をベースにした政策を確認し支援していく。③民進党・リベラル派の新党結成に期待する空気が生まれつつある。というのが私の受け止め方だが、「市民連合」「市民と野党をつなぐ会」の中心近くにいないので、多少違うところがあるかもしれない。しかしそれは、私にとって問題ではない。
 昨日の「衆議院解散総選挙へ(2)」で私は、近藤昭一さんついては、希望として「いずれ新党を結成めざすが、今回は無所属で選挙戦に臨む」という見解を示し、近藤さんにも送った。
 現時点では、「僅差落選の比例復活がないというリスクが伴う一方、“背水の陣”を敷くことによって支持者の活性化が得られる可能性が高い。」として「無所属」を推したが、これはなかなか難しいかもしれない。そこには「無所属」としての扱われ方があまりにも差別的な現実があるからだ。「僅差比例復活」がないこともあるが、そもそも「無所属」では、比例に候補者を立てられない。政見放送も排除される。選挙運動資金の面でも党(政党助成金)からの支援がなくなるから、厳しいものになる。
 このように考えると「新党結成」が有力な選択肢となることは容易に想像できるが、私があえて「無所属」を選んだ理由は先に書いた通りであるが、もう一つ付け加えたい。
 私が民進党のサポーターであることは書いた。(緑の党のサポーターでもあるが)そこで党員ではなく何故サポーターなのかについては、端的に言えば「その政党を丸ごと容認、支持しているわけではないから」である。基本的には変わることはないのだが、支持政党、応援議員(候補者)の選択は私自身にあって、党の拘束を受けない立場を維持する、ということなのだ。(応援はするが、自由な発想、発言は手放さない)
 この論理からすると、党員でない場合、応援団として外から「新党をつくれ」と言えても、組織的・政策的にどこまで関与できるか、(関与しないこともあるだろうが)また党員としての権利・義務、帰属意識についてもあいまいさが残ることの不安定さが、私には受け入れがたいのである。逆に言えば、「新党をつくれ、私も党建設に加わる」という決断なしでは、どうしても言いそびれてしまうのである。
 “党員にならなくても、やれることはいくらでもあるではないか”“市民運動には市民運動のスタイルがある”“あまり堅く考えない方がよい、人が寄りにくくなる”とまあ、あれこれ考えるのであるが、「立憲リベラル」の新党が結成されたなら、私流ではあるが、やはり(無党派市民から)「活動家的党員か、市民運動的サポーターか」の選択をもう一度考えてみようと思っている。 (続く)

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2017年10月 1日 (日)

衆議院解散総選挙へ(2)

 民進党・リベラル派の選択
 状況は時々刻々変わっていき、情報は途切れ途切れでしかも、当事者からのコメントは入ってこない。それ自体がこんにち的な状況であるから、自分でできる想定をもって結論に近づけていくほかないし、「主体性」を持つということでもあろう。人の発言をもってあれこれ言うより、参考程度にして「私ならこう考える」ことが、重要ではないか。
 民進党の大転換は、「前原主導」ではあるが、先の代表選挙で「前原×枝野」という構図であったことから、「リベラル派」にとって、党を支えきるという一面と代表選挙での政策論争を重視すれば、リベラル派はいずれ何らかの決断を迫られることは、チラリ程度かもしれないがかすめたのではないだろうか、というより、私は「新組織構想」が必要ではないかという意見を、随分前のことであるが近藤昭一議員に語りかけたことがあった。それは現在の「リベラル政治懇話会」が、一般に公開される以前のことであるから、年月は経ってはいる。つまり民主党・民進党の危うさは、素人目にもわかるものであるから、議員は当然自覚していたことだろう。だがその論理は「分裂、分派」の烙印を押されかねないので、当時としては近藤さんも答えようがなかった、というより“NO、そういう時期ではない”が答えであった。私は、それはそれで納得したのだった。
  ※「リベラル政治懇話会」は、それまでの食事をしながら政治的な「学習と懇親会」というべき、有志の席であったのだが、2015年に弁護士・元参議院議員 大脇 雅子さん、元犬山市長・元衆議院議員 石田 芳弘さん、衆議院議員 近藤 昭一さんを呼びかけ人として、再出発した。
                               ◇
 さて現時点で民進党・リベラル派はどんな選択肢があるのだろうかと考えた時、1)無所属で立候補する。2)新党を結成する。3)民進党籍を要求して「民進党」で立候補する、の3択であろう。いやこの混乱というかるつぼの中にはとてもいられないということで「政界引退」者も出てくるかもしれない。
 絞り込んで「無所属か新党か」の二者択一だとすれば、慎重な検討が求められる。「無所属」の場合は、僅差落選の比例復活がないというリスクが伴う一方、“背水の陣”を敷くことによって支持者の活性化が得られる可能性が高い。
  一方「新党」結成の場合、新鮮なイメージを出し切れないまま有権者の「また分裂か」という“嫌気”を誘いかねない。しかし、勝ち切ることが第1条件ではあるが、日本の政治史に、例えば「立憲リベラル党」の立党を刻むことができ、「立憲・平和」「原発ゼロ社会」「個人の尊厳・格差のない社会」などの、この国の行方の「選択肢」を提示して展望を持つことができる、というメリットを私は想定する。
 現時点での私の結論というか希望は、「いずれ新党を結成めざすが、今回は無所属で選挙戦に臨む」ということになる。第3の選択肢「民進党で」がないわけではないが、あまりに
手垢が付き過ぎてしまった。 (続く)
【参 考】
                               第11回リベラル政治懇話会
  9月に入り秋を感じるようになってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
  今回は、「立憲デモクラシーの会」共同代表である山口二郎氏をお迎えして政治講演会を開催することとなりました。多くの方にご参加を頂きたく存じますので、皆さまのお声かけ、拡散の程よろしくお願いいたします。
◇日時:10月7日(土) 14:00~
◇場所:ワークライフプラザ・れあろ 6階大会議室(金山駅南口から3分程度)
◇参加費:500円(会場代等)
   ※連絡先    高木ひろし (愛知県会議員)
 (事務局)   小山 昌子  (大府市会議員)
             竹内 宏一  (元愛知労組会議事務局長)
  ●最新の政治情勢が聞くことができるものと期待しています。

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