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2017年10月11日 (水)

衆院選2017・秋の陣(2)

  社共がぶつかる愛知6区の場合
 総選挙の立候補の顔触れが揃った。その勢力図は大きくは「自公中心の改憲与党」と「希望と維新の第2保守」「立憲、共産、社民の野党連合」の3極といわれる。この愛知でもほぼ同じような構図となっている。
 自民党は全15区に候補者を立て、公明党は選挙区では候補者を立てず自民党を支援し、その見返りに比例で自民票の上積みを期待する。希望は7区8区12区を除く12区で候補者を立てたが、1区と3区は河村たかし率いる「減税」からの擁立である。希望と減税の合流は、河村のメンツと“立憲つぶし”という独善と野心が目に付く。また、7区8区12区は「無所属」であるが、選挙後の「希望入り」を見込んでいる節がある。8区12区の候補は「希望」の公認申請をしていたからだ。7区の山尾志桜里は、当選後も無所属であろうが、希望と会派を組むことはない。組むとすれば、立憲民主党か民進党を離党した「無所属」グループではないだろうか。
 さて「立憲、共産、社民の野党連合」で、唯一第6区で社民党と共産党の候補が一本化できずにぶつかることとなってしまった。市民グループも一本化に努力したのであろうが結実しなかったのかもしれない。
 この状況に至った結果をどう見るかは、二つに分かれるであろう。まず事の経過は、社民党の平山良平候補は、当初第1区から出馬を予定していたが、吉田統彦候補が立憲の公認となった段階で、野党共闘を優先して6区に変更したことによる。そこで一つは、あまりに告示直前で、既に選挙モードに入っていた共産党としては、田上光徳候補を下ろすことができなかったという見方。もう一つは、「立憲、共産、社民の野党連合」を最重要視するなら、1区で平山が決断したのなら、六区では共産が譲って候補者を取り下げてもよかったのではないか、という見方。
 社民党も共産党も、「比例区」重視で競合するから、譲るに譲れない背景があったと思われる。そうであってもやはりここは市民とともに追求してきた「野党共闘」を重視するのか自党の事情を優先するかの選択であった。そこでもう一つの見方を付加すると、安保法制、共謀罪などこの間の「アベ政治許さず」の運動では、平山の献身的な姿が印象に残る。何とか平山で一本化できなかったかと、私は思っているのである。

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