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2017年10月23日 (月)

衆院選2017・秋の陣(13)

  一喜ありて、多憂する結果に
 深夜、選挙結果の大勢が判明したのを見届けて、午前2時に就寝した。
 選挙とその結果の検証は後日にするとして、選挙結果を一言で言うなら「一喜ありて、多憂する結果」といったところか。
 まず「一喜」は、全国的に立憲民主党が躍進したことであり、東海地区の立憲民主党の候補者が比例復活も含めて全員当選したことと、さらに7区の山尾志桜里の当選が嬉しい限りだ。
  3区の近藤昭一候補の場合、前回選挙で自民党の池田に約1万票差で勝利したが、今回は2万2千票差をつけた。共産党などとの「野党共闘」が反映されたといっていい。立憲民主党での今後のリーダーとして活躍と、野党の結集への尽力を期待したい。 
  7区の山尾志桜里候補の場合、いろいろ取りざたされたが、議員・政治家としての本来あるべき “ひたむきさ、一所懸命さ”と“明確な政治姿勢と有権者に寄り添う”といったようなことが、難しい選挙の中で受け入れられた。このことは、本人の評価と共に、私には支援者と有権者の意識の高さを見てしまう。
 また自民党を追い落とした愛知5区の赤松広隆候補、12区の大西健介候補の当選、三重県の無所属の岡田克也、中川正春両候補の当選もよかったと思っている。
 こうしてみると愛知では全15区で当選者は、自民党8人、非自民系7名(前回は9対6)と拮抗した。地域的には、尾張、東三河で自民党が強く、名古屋と西三河では非自民系(立憲民主と希望系)が強いことが分かる。
 ここまでが「一喜」であるが、「多憂」は、文字通り多くある。まず何といっても「改憲勢力の3分の2越え」と「安倍の続投」を挙げることができる。このことの展開は長くなるので省くが、選挙結果から安倍がさらに増長するのか、安倍不人気(安部来るな、進次郎来てくれ)で、少しはブレーキがかかるのか、党内の安部一強に変化が出てくるのか見ていきたい。希望の党について今は何とも・・・。
  安倍与党が存続することになれば、原発の再稼働は続くであろうし、沖縄の辺野古新基地建設は止まらない可能性がある。安倍は朝鮮半島の情勢の沈静化の努力することなく緊張化に手を貸し続ける可能性があり、(トランプの了解なしで)「北朝鮮」のトップ会談に踏み切るだけの度量が安倍にあるだろうか?消費税、格差、働き方、・・・。
 共産党が結果的に議席を減らしたが、前回に引き続いて「野党共闘」の要の存在は示したといえる。問題は立憲民主党にしても共産党との関係では濃淡があって、とりわけ「連合」と共産党(全労連)の確執は何ともし難いものだ。
  その意味では労働界に新たな胎動が出てくるか再編の動きがみられるか注視したい、というより、この「連合」は、何とかならないものか、と私は思ってしまう。
 「一喜多憂」であるが、「一喜」はしばらくの間だけ。「多憂」は永続的・・・、今朝の思い付きであった。

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コメント

安倍政権、自民党安泰に、世論調査で予想された通りで落胆はしたものの、これから改憲の旋風が吹き荒れるのかと思うとその怒りに眠れませんでした。23日になって
幾つかの選挙区で、野党共闘の効果が出たとしり、多くの「恥知らず」の議員を落とせたことに、小さな希望を見ました。報道ステーションでは、「各政党の比例区得票率」で33%の自民党が6割の議席を盗ったことを挙げました。ネットでみると48%の得票率で75%の議席と出ています。小選挙区制と地方別比例代表制もオカシイと思っています。「全国比例区」が生きていれば、東海地方比例区の立憲民主党の名簿が足りなくて自民党に譲ることはなかったのにと腹が立ちます。愛知の意識の高さは日頃の活動の結果でしょう。敬意を表します。近藤候補のことはこのブログで知りました。山尾しおりさんは、国会での活躍に注目していましたし、週刊誌の報道の仕方に疑問を持っていました。これからの活動に期待しています。
十月初めに、ニュージーランドの国政選挙があり、選挙結果にも、その選挙制度にも、国会議員定数が120であり、地方議会の議員は無所属で20人程度だということも知りました。国政は政党が、地方自治は、政党から離れてその地方の利益や発展を決定するということのようで、しかも地方議会での議員の発言権は全員に3分が保証されているとか。もともとイギリスの統治国でしたが、この国には、世界で初めてのことが3つあることに改めて気が付きました。①女性参政権②マオリのパリハカ村で実行された「非暴力平和主義」③非核地帯宣言。 また、先住民マオリはが今も誇りを持ち続けているのは、イギリスとの植民地戦争で1840年に
和親条約である、「ワイタンギ条約」を結び、その不平等性を150年かけてたたかい続け1995年にエリザベス女王に謝罪させ修正させた実績があるからだと思います。また、イギリスにならって、当初2院制を敷いていたのを、1950年?に1院制にしたことも、今の日本の参議院の存立意義が疑問視される時には、学ぶことがあると思います。人口420万の国で、南極に近い南島と細長い北島で構成され、最大都市は北島の北よりのオークランドですが、首都は、その中間点のウエリントンに置かれていることもこの国の賢さと合理性を感じます。ラグビーの試合前にはマオリの伝統のハカが演じられますが、私は北島の小学校にいた時毎週金曜日に
全校生徒128人が集まるアッセンブリーの始まる時に、
歌われる(強制 起立ではない)ニュージーランドの国歌を聞いて驚きました。なんと一番はマオリ語なのです。そして二番が英語なのです。内容はイギリス国歌に似ていますが、ここにもマオリを尊重する姿勢を感じました。マオリ語と日本語は、音がとても似ています。数の数え方が日本語と同じだと言われたことがキッカケですこし勉強しました。11は 10プラス1 
英語のようにeleven, twelve ではないのです。文字は
英語のアルファベットとほとんど同じで、しかもローマ字のように読めばいいのでした。もう少し長くいたらもっと勉強できたのですが… 最後に、供託金が1政党2万円台で、国会議員の報酬は400万円位だったと思います。この国はイギリスからだけではなく、ヨーロッパや太平洋の島々から移民してきた人も多くて、マオリは日本人と似ているので私には優しく、またあまり文法的に正しいとは言えない英語もとがめられないようでした。four と for が同じ音なので、綴りはどうでもいいという人もいました。また must of been
という文法的にはあり得ない英文を書いているので注意しようとしたら、「これでいいんだ」と副校長も兼任している教師がいいいました。NZで困るのは、時間の感覚とか約束とか文書の大切さが日本とは全く違うことでした。都会はともかく大部分がカントリーサイドなので、約束時間は、週末とか 明日とかで終わりでした。人が少ないので、公共交通機関があまり発達していないので、中学生でも車で通学していました。
イギリスと同じく、右ハンドル、左側通行なので、日本人には楽です。レンタカーの80%は日本車です。
日本で車の運転に自信のなかった友人は、2日目から
いそいそワクワクと運転したがりました。あまりに横道にそれてしまいましたが、原発ゼロの、労働党と緑の党の連立内閣が出来たニュージーランド、是非個人旅行をお薦めしたいです。 道がまっすぐなので私は今までに2度スピード違反で罰金を払いました。 それ以後は、貧乏なので絶対交通違反はしない、と誓っています。 愛知県 愛知憲と読んでいます。

投稿: キャサリン | 2017年10月24日 (火) 11時06分

キャサリンさま。
ご意見をお寄せ下さりありがとうございます。
貴重な体験をお持ちになり、、幅広い活動をなさっておられる方と推察しております。
今回のこのご意見について、当方発行(編集)の冊子に転載したいと思いますが、いかがでしょうか。
但し、印刷日が月末と迫っており、ご承諾がそれに間に合えばですが。
この地の今朝は、青空が広がっています。冬物を陰干しに出そうかと思っています。

投稿: | 2017年10月26日 (木) 09時57分

すみません! 読んでいただけて嬉しいです。参考になったり知見を広めるところがあればいいのですが、まだ本名を出す勇気がありません。
ご存知のように、ニュージーランドに新しい労働党の女性党首が「首相」になったというニュースが入っていました。インターネットで検索してください。
実は、明後日、ニュージーランドに出発します。Hopelessの国からHopefulの国へというと怒られそうですが。オークランドからウエリントンへ行き、南島のクライストチャーチに行き10日すごし、ICANのメンバーや
「世界平和の鐘」の方にもお会い出来そうです。自分一人の考えで行動しているので、あまり力にはなれないのですが、何かを学んで少しは元気になって帰ってきたいと思っています。今回は私の76歳の誕生日の記念旅行です。クライストチャーチからオークランドへ戻ってから
日本から来る友達と私が知っている絶対気に入るあまり有名ではないところを10日間トヨタカローラを借りてドライブします。旅行前はいろいろ整理するので忙しいですが、すっきりします。スマホにブログを登録しました。 私のスマホは格安スマホですが、昨日、メールが「音声入力できる」ことを発見しました。
日本語だけですが。英語でやってみましたが、発音悪いのか、聞きとってくれませんでした…。これからもいろいろ学ばせてください。NZは春です。ではまた。

投稿: キャサリン | 2017年11月 1日 (水) 16時28分

キャサリンさま。
当方では二つの冊子の編集を任されていまして、一つは10月31日に印刷を終えました。もう一つは11月1日の予定が6日になりましたので、投稿されたものを「キャサリン」名で採用させて戴きました。ご了解ください。
その編集には、併せて「ニュージーランドに労働党政権」という一文を添えて編集しました。
なお当方では、ウェブ上ではメールアドレスを公開しておりませんので、ご連絡が必要な場合は、何らかの方法を考えてみます。

投稿: | 2017年11月 4日 (土) 23時52分

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