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2017年4月 9日 (日)

名古屋市長選挙(3) 告示

 諸党相乗りだから勝てるわけではない
 名古屋市長選挙が告示され、3人が立候補したが、事実上現職の河村たかしと5~6党(自民・民進・公明・共産・社民+自由)が支援するいわき(岩城)正光の一騎打ちである。
対抗するわけだから政策の違いは当然のことながら多々あるが、選挙というものは往々にして「人気・キャラクター」とか「キャッチフレーズ」に左右されることがある。特に決定的な「争点」が見えにくい時は、政策的選択というよりも人物的選択が先行しがちだ。
 では今回の名古屋市長選挙の争点・選択肢は何だろうか。まずは「河村人気×諸党相乗り」という構図がある。国政選挙の支持票を集約すれば、「諸党相乗り」側の有利は歴然としている。だからといって「いわき優勢」とは言い切れない。それは「河村人気」が、前回選挙から変わってかなり低下しているかどうか現時点では明らかでないからだ。
 次に「知名度」については河村が圧倒しているだろう。この知名度の不利をいわきがかわす手立ては、徹底した「組織戦」に持ち込むほかない。各党の大物幹部を呼び寄せても、いわきの知名度が上がるわけではない。私などむしろ逆効果さえ考えてしまう。“いわきより、蓮舫が見たい”みたいな。
 肝心要の「政策」についてどうか。これは多岐にわたるのでひとことで言えないが、「サプライズ狙いの河村×堅実な市政のいわき」という印象はある。とりわけいわきは、河村の下で3年間副市長を務めた実績は大きい。全くの素人でないことと弁護士という職業も有権者に案外“安心感”を与えているのではないだろうか。
 さて現時点で私が想い浮かべることは、河村が当選した場合、県政との関係修復、市民税減税、名古屋城天守閣の木造化、リニア新幹線などを推進するだろうが、曲折多くまた議会での対立、教育、福祉、子育てなの市政が停滞する可能性を感じる。そして落選すれば、直ちに次期衆院選に打って出るだろう。
 一方いわきが当選した場合は現政策プランを、時期を逸せず(スピード感をもって)遂行してほしいと思うが、「諸党相乗り」が解体して元の鞘に収まれば、現実的な与野党の関係が復活し、「岩城市長」は、その「党利党略」の渦中に巻き込まれる恐れがある。そこで岩城の手腕(政治力)が問われることになり、彼を支える強力なバックが必要となってくる。
 そして、いわきを支援する市民グループは、いわき当選の暁には、強力なバックアップ勢力として支え切らねばならない。そうした組織的な構想は、4月23日からすぐに起動することが望ましい。かなり“力量”のいる仕事であり、多くの有能な人の結集が欠かせない。そうした状況の推移を注意深く見守りながら、私自身がどうあるべきかを考えたい。

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