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2017年1月21日 (土)

第38回ユニオン学校

「過労死」と「労働災害」をなくすために
 2017年になって初めての行動(外出)となる第38回ユニオン学校に参加した。
  テーマは、「過労死」と「労働災害」をなくすために-労働運動の先輩たちに学ぶで、元名古屋水道労組(名水労)のYさんが1時間ほど報告をされ、その後質疑が交わされた。
 労働現場では、労働災害、職業病、過労やパワハラでの「自死」など、労働者の身の安全が脅かされる要素があるが、安全衛生管理で未然に防ぐことと、発生した場合の緊急処置体制をとっておくこと、事故、災害に遭遇してしまった場合の心身障害への補償、生活補償、亡くなった場合の遺族補償を必ず行わせせること、そして何より原因の究明と責任の所在を明らかにして、しっかり歯止めをかけて繰り返さないことである。
 そうした対応、役割は、労働組合の大きな仕事なのであるが、NTTの高橋まつりさんの自死に見られるように、“一体労働組合は何をしていたのか”“現場の状況を把握する努力を怠っていたのではないか”と言わざるを得ない。
 私の知る「全電通労組」ならきっと、もう少しましな対応をしていたであろうが、「NTT労組」となってからはすっかり骨抜きにされてしまったのか。知人のかつての全電通労組役員に一度聞いてみたいものだ。
 さて今日のユニオン学校は、1960年代から約半世紀、名水労の「労働災害」の闘い、とりわけ1970年代からの「下水道工事」での下請け労働者の死亡事故多発に向き合った組合役員の庄司さんの足跡、実績、その姿勢などが紹介された。
 「労働運動の先輩たちに学ぶ」としても現在では、職場での分断・差別、管理・監視など企業の態度は巧妙かつ高圧的であり、企業の大小にかかわらず、「労基法あってなきもの」というのは珍しくない。ただ、「賃金闘争」と決定的に違うことは、「命」にかかわること、「法規制・諸制度」の活用の余地があることだ。そうした観点から「職場での闘い」に、ある程度“勇気”を与えてくれた今日の講演ではなかったか。
 次回は2月25日で、私が指名を受けている。テーマは「少数派労働運動の闘い~名古屋労組連の活動を振り返って」であるが、今日の話と重なる部分もあった。「少数派組合」あるいは「活動家」にとって、「労災職業病闘争」は、有力な活動戦略の一つであるからだ。

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