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2016年9月12日 (月)

続・政治を考える市民の会の活動を終える

  その成果と今後を考える(2)
 少し振り返ってみると、2015年11月22日に「市民の会」の総会があった。そこに参加した私は、その日のブログに「・・・学習会、講演会、シンポジウムを積み重ねながら、街宣活動を続けたとしても、有権者にはよく見えないのではないか。しかもその活動は主として名古屋中心である。もしできることなら、『投票に行こう!』キャンペーンも『落選運動』も、『アベ政治は許さない』も、『県内一巡のキャラバン』を組織するのも一案だ。」だと記した。
 その後、私は運営委員ではないが、運営委員会に参加して「キャラバン」の提案をして採用された。すでにその構想は私の中では進んでいて、2016年3月18日の会議で「呼びかけ」が決定し、3月31日の「相談会」へと進んだ。
 この時点で「キャラバン」は実行委員会として立ち上げることになり、中心メンバーに3人を派遣することとし、「市民の会」は、「キャラバン」の主催者団体ではなくなった。そしてその後の活動として、立候補予定者に公開質問状を出し、それをもとに「落選運動」とするとした。この公開質問状については、直接関わらない私からコメントするのはおこがましいとは思うが、立候補者が出揃うのが遅くなったことで公開が遅れたこと、また、回答は予測できていたことで、その効果のほどは大きくないとみた。むしろ、あとから考えれば、共産党の須山候補は、憲法問題、原発問題では明快であり、一方選挙では須山と競り合うとみられていた民進党の伊藤候補は、原発問題で「脱原発」を曖昧(党の方針に沿った回答)にした。その結果、市民運動の側の多くは須山支援に回ったと思う。だが、そのことが結果として伊藤陣営に選挙戦略の方向を決定づけさせたのではないか。憲法問題はともかく原発問題を選挙で「争点化」しない。それは、連合愛知の中で伊藤選対の中心組合であったと思われる中電労組などとの方針と合致して、連合愛知の票を斉藤嘉隆候補と按分することになり、事前予想に反して4議席目を射止めた。加えておくが、当然のことながら伊藤孝恵は、自らの立候補に至る“何がしたいか”の抱負と決意を持っていた。その憲法や原発とはやや離れた「子育て」などの生活、福祉に重点を置いた戦術(加えて彼女の資質)が功を奏したといえる。
 さて選挙運動には関わらないとした「市民の会」ではあるが、この参院選挙を通して、あるいは選挙結果をから「憲法改悪を許さない」「脱原発」という政策実現に向けた会としての目標が、どこまで進んで、何を獲得して、何が課題として残ったか、そして3年余の活動の幕を引いて、「。」でいいのか、という一定の「総括」が、今回の「(解散)総会」の位置づけであったと思う。 
(続く)

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