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2014年8月24日 (日)

下北半島行動

 六ヶ所村現地の夜と朝
 前夜の交流で、私も含めてほぼ全員が、自己紹介やら核燃への思いを語ったが、ほとんど覚えていない。宿泊・交流会場となった「牛小舎(うしごや)」の雰囲気に慣れていなかったこと、名前も顔も十分どころかほとんど認識できていなかったせいであろうと思う。初参加の者にとって「名札」があったなら、もう少し近づけたかなと思った。
 7時に起床、朝食。そして散歩に出た。宿舎の300メートルか500メートルくらいの所に、風力発電の風車6基が立っていた。なだらかな丘陵地の中にある辺り一帯は、大根畑もあるがとうもろこし畑が中心。散歩していてふと人家の庭先を見ると、道路側にコスモスが咲き、やや奥まったところにまだ紫陽花が咲き残っていた。初夏と初秋が重なるという私には‘珍風景’に見えた。気温はどのくらいかわからないが、暑くはないが、Tシャツでいても寒いということはない。名古屋の5月初旬くらいの気候かな、そう感じながら宿舎に戻った。

 むつ市での交流と学習
 午前8時、全員で記念写真を撮り、出発。今日明日は、」自転車走行はなく、長距離を車移動となった。
 最初に、東通り原発から20キロ圏内にあるむつ市で「核の‘中間貯蔵施設’はいらない!下北の会」の人たちと交流し学習した。これについてはレジュメを戴いていて、いくらか記憶が戻ってきた。交流の場所は、田名部祭りを彩る山車のモニュメントのある ‘むつ来(か)さまい館’で(来さまいは、東北の言葉で‘お越しください’の意味)、代表の野坂さんから最近の動きについて報告を戴いた。関根浜港近くにあるという「リサイクル燃料貯蔵(株)=RFS」の現地での反対運動、金銭疑惑の経過、市長選の経過、市の避難計画のずさんさなど。「・・・100年から200年この地に住み続けてきた住民に、1万年、10万年単位の核物質と付き合うことの‘現実感’をどう伝えるか」という話は、原発、核廃棄物の問題では共通した思いだろう。
 核廃棄物をむつ港から陸あげし、工場まで運び入れるにあたって、反対運動の阻止行動に業を煮やして、専用道路を作った話とその道路を、またRFSのビジターハウスなどを外から見学し大間に向かった。長距離にして長く、多いアップダウンのこのコースを、自転車隊は大間から六ヶ所まで走ったというから凄い!

 大間原発建設地を見る
 ここで閑話休題、‘大間といえば’あなたなら「原発?それともマグロ?」‘それは、マグロでしょ!’は私もです。ですから、やや遅めの昼食は、マグロのお店に入った。いろいろあるメニューから私は、‘マグロだけ丼’を注文。厚めの中トロと赤身がたっぷり。‘東京築地市場で食べたマグロ丼とはかなり差があるなあ’とつぶやきながらマグロを堪能した。もうないとは思うが、今度来たらやはり刺身で一杯やりたいなあ・・・。この大間は、本州の最北端といわれそのモニュメントがあった。その前での写真を誰か送ってくれないかなあ。
さてこの日は、大間のマグロがメインではない。
 J-POWER(電源開発株式会社)の大間原発は、ウラン燃料だけでなく、MOX燃料を全炉心に装荷できることが特徴だという。それだけに「MOX燃料利用の軽水炉による、中期的な核燃料リサイクルの中核的担い手である」とされる。現在原子炉は入っておらず、建屋の8割方が完成しているが、核燃サイクルを止めることによって、この大間原発の建設を中止させ、当面の策として最新の「コンバインドサイクル」火力発電への転換も、代替案として提起できるのではないか、は、素人考えであろうか。
 広大な敷地、周囲の強固な柵の中にあって、建物本体には近寄れない。そこで海岸に出て海側から近づいたが、十数メートルの高台にあるから、下から見上げる感じ。海岸沿いに公道があったが、それも買収したのか、敷地内立ち入り禁止の立て看板があって通行止め。だから、海岸堤防の上を歩いていくほかなかった。
 この大間原発から30キロ圏に津軽海峡を挟んで函館市がある。市をあげて大間原発の建設凍結訴訟を起こし、自治体としての訴訟として注目されるが、訴訟は一つの手段であり、時間もかかる。その間に建設が再開されるかもしれない。だから安倍政権打倒、原発推進勢力の駆逐なくして、脱原発、反核燃運動の成就はない。やはり、住民運動、市民運動が大きく全国的な政治運動に進みえないとこの危機は回避できない。そう確信させ、私もそのオルガナイザーの一人になったのかな、と思った昨日今日の、下北半島・核地帯の見聞であった。
 明日は、六ヶ所村長、日本原燃社長、青森県知事あての要請、申し入れ行動が主の一日となる。

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