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2014年7月28日 (月)

ピースサイクル2014(5)

  初の小牧基地ゲート内での申し入れ
 PC愛知の3日目は、名古屋市、愛知県、空自小牧基地の3か所で申し入れを行い、午後に岐阜ピースの仲間にリレーして全日程を終了する。但し、小牧以西について愛知から、各務原市役所まで自転車で1名、さらに米原まで1名と彦根まで私が伴走者として同行した。
 午前9時から名古屋市への申し入れは、自転車隊の6人と街宣車搭乗の4人(この中には、初めて参加した緑の党東海のKさんも加わった)、計10人が参加し、名古屋市側からは職員3人が対応した。申し入れ項目は多岐に亘ったが、市側の対応は丁寧ではあるが内容では必ずしも‘真摯’とは言えなかった。広島、長崎両市長への「平和メッセージ」が出せない理由の根拠は薄いといえる。
  これは愛知県も同じであるが、どちらかといえば1988の名古屋五輪誘致(失敗)をはじめ、愛知万博開催、デザイン博、COP10、あいちトリエンナーレなどイベントで世界に発信することには熱心だが、こと「平和・軍縮・環境・歴史」などに関してはやや腰が引けている感じがするのである。河村市長の「原発反対、だが(電気喰い虫)リニアは来てちょ!」であり、「南京大虐殺はなかった」発言である。また大村知事も環境問題には関心をお持ちのようであるが一方で設楽ダム容認である。どちらも価値観の「基軸」がそもそも私たちと違うといってしまえばそれまでだが、「地方自治の未来を拓く」「国政への影響、少なからず」の気概ある市政、県政を望みたいものだ。
 愛知県への訪問は9時40分ころから始まって、約30分の申し入れ入れと若干の質疑が行われた。申し入れ項目の内容に沿って担当部署からそれぞれ主任、主査、課長補佐クラス15人が向き合った。そうした対応は名古屋市よりも前向きであるが、回答の内容はやはり期待したものは出てこない。例えば、リニアの問題では「航空機のエネルギー消費量に比べリニアの消費エネルギーはかなり低い」という説明をしていた。PC参加者からはすかさず「そんな比較論は意味がない。エネルギーに関していえば、かつての公害問題で工場廃水の汚染問題については、当初は濃度規制であったが、水で薄めるというインチキが横行したので総量規制になった。電気も同じであり、リニアの大量の消費電力が問題であって、いわば、総量規制の観点からこの問題をとらえている」と反論された。
  いずれにしても大都市圏の、市民・住民と「首長」の距離は長く、溝は深いといえるかもしれない。
  午前10時30分過ぎ、6人の自転車隊が県庁を出発、街宣車から、男性のIさんと女性のKさんが、ピースサイクルからの訴えを流して一路小牧基地に向かった。
 さて今年の‘異変’と言ったら基地関係者には失礼かもしれないが、空自小牧基地での申し入れの時のことだった。これまでは一貫して、基地内には一歩たりとも入れない、ある年には、ゲート前に二重の柵をめぐらすこともあり、申し入れはゲート前と決まっていた。それが炎天下であれ、雨であれ、である。だが今年は、岐阜ピースも加わって17~18人ほど全員が冷房の効いた室内で向き合った。街宣車も堂々と入構した。まあ、これが正常だとは思うのだが。
 申し入れについての、例えば自衛隊の海外派兵中止、オスプレイを導入しない、パトリオットPAC3の撤去等は、対応した某三佐が言う基本的には国の決定に従う、という域から出ないものであった。
  自衛隊は典型的な上意下達型の組織体だからそうならざるを得ないことはわかる。その意味では、自治体と違うところから、申入れがいいのか、要望がいいのか、質問重点がいいのか、私たちの側にも研究の余地がありそうだと、個人的な感想を持った。 
 愛知からのリレーを受け、午後1時に出発した「岐阜ピース」は、空自岐阜基地、各務原市、岐阜市をそれぞれ訪問し申入れを行った。詳細は岐阜にお任せするが、全員無事に宿泊地のお寺に到着し、近くの銭湯で汗を流し、居酒屋で交流の場を持った。宿泊は、金華山・岐阜城の麓のお寺であった。
  (追い書き)

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