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2014年2月21日 (金)

ユニオンと連帯する市民の会が発足

 総会で、4つの視点から発言
 トヨタ自動車本体から立ちあがった少数組合ATU(全トヨタ労働組合)を、市民の側から支えていこうという壮大な構想のもとで「ATUサポート市民の会」が発足したが、この6年の活動の中で、トヨタの巨壁の厚さ、高さを思い知らされた感はぬぐえない。しかし、同時に“だからこそ、とりわけこの愛知にあっては、トヨタと向き合う運動は避けられない”という意識を参加者は、今日の第7回総会で確認、共有したのであった。
 そして、「サポートする側、サポートされる側」という関係性から、共同・共有、連帯・交流を、水平の関係で進めていく、その中軸を労働運動、労働組合が担う一方、“労働者、市民”という分け隔てた位置付けではなく、“労働者は市民であり、市民も労働者である”ことを確かめ合ったのである。
 総会では、1、情勢として(1)特定秘密保護法反対運動(2)世界の運動(AFL-CIO)から学ぶ(3)連帯・共同が力! が提起された。またこの1年の「2、活動まとめと方針」として8つの課題、活動領域、活動団体が紹介された。そして、組織の名称変更が提起され、「ユニオンと連帯する市民の会」となったのである。
 その新たな会の活動として、(1)働く者が安心して暮らせる社会づくりを目指す共同の闘い。(2)ユニオンや市民諸団体と交流、連帯(ユニオン学校、労働争議相互支援など)(3)トヨタ生産システムの研究、講演会、学習会などの開催(4)機関誌「れいめい」、ニュース発行(5)会への入会呼びかけ(6)その他必要な活動。
 最後に、役員として、共同代表は、猿田正機さん(中京大教授)と中谷雄二さん(弁護士)、副代表に古木民夫さん(ジャーナリスト)、杉山 直さん(三重短大隼教授)、事務局長に近森泰彦さんが選出された。
 質疑討論では、それぞれの団体から活動報告や問題提起などが出された。APWSL愛知からは、療養中の代表に代わって私から発言をした。
  一つは、APWSLの活動、とりわけ活動誌「Action Report」についてであったが、もう一つは、個人的な考えだが、新たに踏み出す「ユニオンと連帯する市民の会」は、労働組合ではないし、労働組合を組織するための、活動家(オルグ)の集まりでもない中で(会則の活動で明記)1)ユニオンとどんな関係を築いていくのか。2)主として学習の場、情報発信が活動になるのでその充実化。3)昨今の政治状況から、労組の政治的、社会的役割が求められている。それを担う体制づくりが欠かせない。としたうえで、議論の中心軸となった「トヨタとどう向き合うか」という課題の優先度は高い、とした。
  自らの発言には自ずと“責務”も伴うので、大きな口はたたけないが、“沈黙”してやり過ごすより、発言を発奮材料、エネルギー源とするのも方策の一つ、そう思ってのことだった。少なくともこの1年は、今日の発言を源にして、がんばってみたいと思う。

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コメント

ATUはまだ健在。なぜならトヨタと団体交渉が始まるから。
トヨタの内部は世間とはかけ離れてる。世間の力で巨壁を破る突破口にしたいと考えてる

投稿: | 2014年9月25日 (木) 09時43分

現役社員の組合員に脱退され、東海合同労組へ加盟されている事実から、全く信用されていないという事が分かりますね。

投稿: 東海合同労組 | 2015年5月17日 (日) 08時52分

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