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2012年8月 6日 (月)

67回目の広島原爆の日

  忘れず、繰り返さず、何かをすべし
 今朝の8時15分、私は一昨夜からの腰痛に耐えかねて、目覚めてはいたが、テレビを見る気力すらなくしていた。整形外科で痛み止めの注射を打ってもらって少し楽になった。そこで「被爆地・広島」を、いつ頃から自覚したのか、記憶を辿ってみたが判然としない。そこで、保存していた1960年4月からの「生活日誌」をひもといてみたら、8月6日、その日には「原爆記念日」として250字ほどの書き込みがあった。
 要旨は、「日本人にとって忘れられない日」「原水爆はすぐ放棄すべきだ」、原水協に対抗する新たな運動組織「核禁会議」への冷ややかな目、といったところ。
  あれから半世紀以上、私は、“忘れず、繰り返さず、何かをすべし” がどれほどできたであろうか。
  ともあれ、ピースサイクル愛知から、8月3日付で、松井一實広島市長宛の平和メッセージを送った。以下がその全文である。

 私たちは、広島、長崎に平和メッセージを届けるピースサイクル(愛知)です。今年で27年目を迎えました。そして、27年目を迎えたいま、あの2011年3月11日の、東日本大震災、東京電力・福島第1原子力発電所の事故による「汚染列島、被曝社会」を目の当たりにして、日本という国として、日本人として、大きく「変わる、変わらねば」の岐路に立っていると強く意識しないわけにはいきません。
 同時にそれは、「全ての核兵器の廃絶と恒久平和の実現を」めざす運動が、「原子核発電」も含めた「全ての核の廃絶」へと進むべきであると示唆しているとも言えます。
  そうした多くの人々の思いとして、去る7月15日、名古屋で「原発のない社会を!関電・大飯原発再稼働反対」の1000人集会が開かれました。翌16日には東京で、同種の17万人集会が開かれました。広島の地でも取り組まれたのではありませんか。
  それは「脱原発」の世論が今なお持続し、いっそう高まっていることの反映です。しかも、参加した人たちの多くは、若者であり、子どもを抱えた若いお母さんたちと報じられています。このことは、「脱原発」を望む声、行動が広範かつ一過性のものでないとも言えます。「ノーモアフクシマ」の声は、「ノ―モアヒロシマ、ノーモアナガサキ」と固く結びついていると信じています。
  さて昨年の広島平和式典において菅直人首相は、日本国政府を代表して、「日本国憲法を遵守し、非核三原則を堅持する」ことを誓いました。
 また、核兵器廃絶にむけて政府としての取り組みとして2010年に、日本が国連総会に提出した「核兵器の全面的廃絶に向けた共同行動」と題する決議案は、米国を含む過去最多の90か国が共同提案国に加わり、圧倒的な賛成多数で採択され、さらに同年の核不拡散条約(NPT)運用検討会議で得た合意を着実に実施するため、核兵器を持たない国々の地域横断的なグループである「核軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)」を立ち上げた、とのことですが、併せてこうも述べました。
  「・・・我が国のエネルギー政策についても、白紙からの見直しを進めています。私は、原子力については、これまでの『安全神話』を深く反省し、事故原因の徹底的な検証と安全性確保のための抜本対策を講じるとともに、原発への依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を目指していきます。」と。
 貴職におかれまして、市長就任2年目にあたりますが、就任時における所信表明で述べられた「対話・ビジョン・実行」が、広島市の「平和への思いを共有するまち」づくりにも向けられているものと確信します。大いに期待するところです。
 更には、「平和市長会議」の会長という要職にあって、世界の都市と都市とが緊密な連携を築き、核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起し、核兵器廃絶を実現させるとともに、人類の共存を脅かす飢餓、貧困、難民、人権などの諸問題の解決、さらには環境保護のために努力することによって世界恒久平和の実現に寄与するという、崇高な目的達成の、そのリーダーでもあります。
 さて貴職は、8月6日の平和記念式典に臨まれるわけですが、広島市長という立場からだけなく、自ら思いを込めて「広島平和宣言」をお書きになり、読み上げられることと思います。そこには是非、「エネルギー政策の転換」だけでなく、「原子核発電所」の廃止を盛り込んでいただきたく、「広島平和宣言」が、全ての核の廃絶につながるものになることを切望するものです。
 最後に、貴職のますますのご活躍と、平和への取り組みを期待しております。

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