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2012年6月23日 (土)

仲井眞沖縄県知事へのメッセージ

  ピースサイクル愛知から
 6月23日は、沖縄戦終結の日。沖縄のみなさんにとっては永遠に忘れ難い日であり、私たちにとっても単に“記念日”として記憶するだけでなく、心の中の「平和の礎(いしじ)」であり続けねばならない。
 ピースサイクル運動が、広島、長崎の被曝を忘れず、また繰り返さないために「全ての核の廃絶」を一方の柱として、もう一方に「沖縄」を軸とした「反戦平和」を掲げているのは、感慨深いだけでなく、この拠点の正当性を深く感じるところだ。
 今年も「沖縄ピースサイクル」が21日から始まって、今日の県民集会に合流す予定だ。そこで、毎年送っている、沖縄県知事あてのメッセージを一行に託した。
  愛知からのメッセージ
  私たちは、ピースサイクル愛知です。私たちの仲間の手を通じてメッセージをお届けします。
  最初に、直近の問題として、日米両政府が沖縄・宜野湾市の米海兵隊普天基地に本年7月中にも垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを配備しようとしている問題です。これにつきましては、知事さん、宜野湾市長をはじめ、沖縄県民みなさんの強い反対意思が固められており、私たち本土での配備阻止運動とが強く結ばれれば、必ずや配備を阻止することができると確信いたします。
  さて、少し時間を戻して考えますと、沖縄米軍基地の削減、撤去の方針は、「国策」であり、全国民の求めるところです。政権交代でその可能性が高まるかに見えましたが、現状は失望させられる状況ばかりです。
  2010年の暮れには、防衛省が「新防衛大綱」に陸上自衛隊の定員を、現行の15万5千人から2千人増員、増員分は事もあろうか沖縄の陸上自衛隊を現行2千人から倍増し配備しました。
  同年12月22日早朝、防衛省・沖縄防衛局はわずか人口160名の沖縄県東村高江に100名以上を動員し、ヘリパット建設のための工事を強行しました。
  一方、普天間基地の沖縄移設問題は、現在は見通しの立たない状況へと押し返していますが、政府、そして森本敏新防衛相は、基地建設の方針を堅持したままです。
  いまさら言うまでもなく、沖縄県民のみなさんと私たちの願いは、多くの犠牲者を出した悲惨な「沖縄戦」に続く、戦後67年の基地被害、米軍・軍属による事件、事故からの解放と、今なお、74%に及ぶ在日米軍基地、施設の縮小、撤去による負担軽減です。辺野古の新基地建設や高江のヘリパッド建設が沖縄の負担を、むしろ増大させることは誰の目にも明らかです。
  そうであれば、日米地位協定の見直しを含め、「沖縄問題」すべてについて、現状からの後退は許されず、今日から明日へ、負担の軽減から、解放へと進まねばなりません。先の沖縄県議会議員選挙の結果は、それの意思表示だったと、私たちは受け止めております。
  そこで私たちは、政府に対して以下の要求をします。そして知事の賛同と共闘を望むものです。
1、政府は、沖縄の74%の不公平な基地負担の軽減にむけて、「普天間基地の無条件即時撤去・返還」に速やかに取り組むべきです。
2、政府は、日米地位協定を見直し、憲法に基づく沖縄県民の人権を回復すべきです。
3、政府は、高江ヘリパッドの建設は即時中止すべきです。
4、沖縄の振興策は、基地問題とは別に設定し、着実に進めるべきです。
5、日米両政府は、危険極まりないMV22オスプレイの沖縄配備を撤回すべきです。
6、日米両政府は、沖縄県を中心とする南西海域での、中国との緊張関係を高めるのではなく、外交努力によって和らげる努力を今こそ集中すべきです。
 私たちは、ピースサイクル運動の一つとして、以上の要求を政府に突き付け、要求実現に向けて努力していきます。(後略)
 それにしても、未だ沖縄ピースサイクルに参加できていない私にとっては、心残り大である。“来年こそは”を繰り延べる時間は、少なくなっている。

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