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2012年4月24日 (火)

詩とファンタジー 2012年「春萌号」

 被災地の子どもたちの詩
 第18号は「春萌号」で、前号に続く、「東日本大震災を受けての、『手のひらを太陽に』つなごう 心と心プロジェクト」で、被災地の人々から寄せられた、「希望」「つなぐ」をテーマとした詩の入選作が掲載されている。
 大半が12歳前後、小学6年生か中学1年生といったところ。少しはものを見る目を持ち始め、感性も育ち、敏感に受け止め、表現することのはじらいがまだない、そんな年齢だからであろうか。
 小学6年生男児の作品「ロックンロールのおくりもの」の冒頭が、「好きなように生きていくんだ」で始まる。このフレーズの強烈さを見て私は、この後がどのように描かれようとも、これがすべてかなと感じた。
 “好きなように”の、この解き放たれた気持ちは、「被災」という悲しみを既に乗り越えているかのようだ。目線がしっかり前に向いているし、何かをとらえている気さえさせる。
 “生きていくんだ”には、強い意志が表れているが、小6の子供の言葉にして、言葉以上の響きが伝わってくる。あるいは、被災した風景を、出来事をしっかり見て、心に焼き付けているからかもしれない。
 前号の「冬晶号」は、各方面の寄付によって、2000部が贈られ、この作品の載った「春萌号」は、2191部が被災3県の小中学校に贈られたという。
 なお、もう一つの特別企画は、宮沢賢治の「春と修羅」であるが、これも被災地への応援とは無縁ではなさそうだ。

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