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2011年12月 9日 (金)

水曜フォーラム12月例会・4 外交そして抑止力

 それぞれの意見
 いつもの例会だと、テーマに対する意見が、レジュメを出す人も2~3人はいて、議論も活発なのだが、今回に限って、レジュメは報告者と私だけ。「沖縄」は、それほどに重い課題ではあるのだ。そして、先の戦争を振り返るとき、あるいは日米安保の問題を考えるときには、必ず接点を持つ課題でありながら、卑近なものとして捉えているかといえば、必ずしもそうではない、というところもあるのだろう。
 私が、「こうした外交力の積み重ねと高まりがあってこそ、『沖縄問題』解決の扉が押し開かれることになると私は信じる。」と結論付けたところ、「外交技術だけで解決できるだろうか」という反論が出た。私は「外交は“技術”だけではない。国として総体であり、ASEANの存在、ASEAN+3、といった広域の中での位置を重視し、主体的な外交を進めることにある」とした。
 またHさんは、4つの視点を述べた。①日安保の有効性(締結時から今日の状況まで検証すべき)②沖縄の問題は避けて通れない。③自衛力は必要(核は安上がり?)④国民の自立(沖縄に米軍基地がある限り独立国にあらず)。
 Hさんは、明確な「核武装論」を述べたわけではないが、「中国、北朝鮮が核を保有している以上、抑止力として持つ」ということだろうと思う。
 そこで「抑止力」についての議論が少しばかりあった。しかし、それぞれ準備、構えがなく、いつか別の機会に議論しようということになったが、「核」だけでなく「沖縄に米軍が基地を持ち、駐留し続けること」が本当に「抑止力になっているのか」という問題意識は共有した。
 「地位協定」の問題、「思いやり予算」などでいつも思うことなのだが、日本政府・外務省は、もっとアメリカと外交交渉すべきだ、という点でもみんな頷いたところであった。
 また少し別の角度から参考までに、「世界のGDP比率、2009年と2030年の予想値」が紹介された。それは、中国、アメリカ、日本の数値で、これから先、アメリカ重視か、アジア重視かの視点も含まれるものと思われた。 
 それによれば、「中国8,3%⇒23,9」「アメリカ24,9%⇒17,0」「日本8,8%⇒5,8」(内閣府推計2011年1月19日)であった。 完

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