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2011年8月24日 (水)

六ヶ所村ピースサイクル2011(3)

  日本原燃社長にメッセージ
 毎年、以下のようなメッセージを送り届けてきたが、実は「日本原燃」という会社の実態については、仲間から情報とインターネットで検索して知る程度で、これまであまり深く考えたことがなかった。
  福島原発事故で、「脱原発」が正面に座ることになって、この会社の行方が気になりだした。その存在と雇用や地元への影響などである。検索では、電事連加盟各社が株主(出資者)になっていて、その限りでは民間企業であるが、電気事業、特に原発は「国策」であるから完全に民間企業とは考えにくいし、だからと言って特殊法人でもなさそうだ。
  それはそれとして、国(政府)はこの会社の経営にくちばしを入れられるかどうかが知りたいわけだ。仮に政権が、脱原発の方針に舵を切って「日本原燃の工場閉鎖」を決めた時、素直に従うかどうか。法的根拠をめぐって裁判となり、それが長期化して、結局閉鎖されないまま、重大事故が・・・、とならなければいいのだが。
  また、「原発死守」の手段として、外国資本の手に渡ることはないのだろうか。地震などの自然災害以外に、外的要因によって、核燃料関連施設が破壊されるような事態にならぬよう、国家レベルでの警備、警戒はされているのかどうか。
 そんなことを考えながら、以下のメッセージを送ったのであった。
            日本原燃(株)社長 :川井 吉彦様
           ピースサイクル愛知からのメッセージ
 私たちは、ピースサイクル愛知です。
 (前文略)さて、私たちピースサイクルの仲間が、毎年この時期に貴社をはじめ、青森県、六ヶ所村を訪れるようになって久しくなりますが、その都度この愛知からもメッセージを託してきました。
  貴社に対しては、「危険な再処理を即時中止し、1日も早く再処理工場の稼動停止、閉鎖をして下さい」「技術がおぼつかないガラス固化体の製造は危険です。やめて下さい」「全ての核兵器の廃絶を求めます。核兵器の中軸をなすプルトニウムは、どんな過程を通してであれ、作ることは認められません。止めて下さい」などの要請をして来ました。
  そうした経過があって、3月11日の東日本大震災であり、東京電力・福島原発の事故でした。仮にも、「東日本大震災」と同じ大津波が「むつ小川原港」あたりを押し寄せていたらどうなっていただろう、再処理工場は無事であっただろうかと、想像するだけで身の毛がよだつ思いにかられました。
  不幸この上ない3月11日の大震災であり、加えての「福島原発震人災」でした。もはや、あれこれの議論は先送りしてでも、全ての原発を停止・廃炉とすべきです。そうなれば、核燃料サイクルも不要になります。
 私たちは、「国家石油備蓄基地、原子燃料サイクル施設、風力発電施設などが立地し、現在は、国際核融合エネルギー関連施設建設の準備が進められている」という六ヶ所村に対しても、また、さまざまな許認可の権限を有する青森県に対しても、再処理工場の閉鎖などを求めました。それは、東北地方全体、さらには日本全体、太平洋を含む世界の「安全・安心」を考えた時、もはや、一切の「核」から手を引くべきだと考えたからです。
  貴社が、国策としてのエネルギー政策の一端を担っているとの自負、義務を自覚されているなら、今こそ、日本の国のため、そして人類の生存のために、そうした事業から撤退すべきと考えます。それが子々孫々への、現代の私たちの努めではないでしょうか。
 そこで私たちピースサイクルでは、以下の要請を致します。
            記
1、核燃料サイクルは破綻しました。速やかに核燃料サイクルの要(かなめ)、再処理工場を閉鎖し、事業から撤退してください。            
2、福島第1原発の大事故は人災であり、原子力安全委員会および原子力保安院の企業優先姿勢が事故を招いたことは明らかです。大陸棚外縁断層、出土西方断層の調査をすでに危険だと指摘している学者・専門家と共同の調査を行い、国民にその結果を情報公開してください。
                      2011年8月15日
 

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