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2011年8月 6日 (土)

66年目の広島原爆忌

 松井 一實広島市長へのメッセージ
 例年のごとく、ピースサイクル愛知から、新市長になられた松井一實広島市長宛に、メッセージを送った。内容はそれほど変わるものではないが、今年は3・11福島原発事故を入れることとした。
 「私たちは、8・6広島、8・9長崎という『許すまじ原爆』の、そのメモリアルデーを痛苦の思いを込めて、強く記憶にとどめてまいりました。それは地球上から核兵器がなくなるまで続くでしょう。
 そして、あの3月11日の、東日本大震災、東京電力・福島第1原子力発電所の事故による『汚染列島、被曝社会』を迎えて、私たちは、広島、長崎の被曝体験が、『原子力の平和利用』の名の下に生かされなかったことは、痛恨の極みといわざるを得ない現実に向き合っていると考えます。
 私たちは、家族を失くし、職を失い、いまなお、ふるさとを追われ、避難を余儀なくされている人たち、原発事故の収束作業に、被曝の危険を冒して作業に従事されている人たちに思いを致し、同時に、政府、東京電力の“不作為”とも思える事態のいっそうの深刻さに怒りを覚えます。その怒りは、核兵器と同じように原子力発電もまた、人類と共存できない、廃棄すべきものという地点に至っています。
 暑い夏、それは私たちにとって『熱い夏』なのです。
 今年で26年目を迎えた「ピースサイクル」ですが、6月の「沖縄ピースサイクル」を皮切りに、全国での取り組みが始まり、私たちが参加する [東海道・山陽道コース]の本隊は、7月26日に、豊橋で静岡(浜松)の仲間からリレーを受け、陸上自衛隊豊川駐屯地を訪問し岡崎市へ。27日には、岡崎を出発して豊田市、みよし市、日進市を訪問しました。そして名古屋市へとつなぎ、その日の夕刻、中部電力本店にて「浜岡原子力発電所の閉鎖」を求める申し入れをしました。更に、28日には、名古屋市、愛知県、航空自衛隊小牧基地を訪問して申し入れをし、その日の午後に岐阜の仲間に引き継いだところです。(中略)
 ・・・この「NPT会議」における合意は、核兵器の廃絶を願う全世界の人々の期待に応えるには、決して十分なものとは言えませんし、2009年 4月 5日の、オバマ米国大統領がプラハにて「核兵器のない世界」を目指すという演説がありましたが、本年7月の「未臨界核実験」が明らかになったように、その期待は尻すぼみになった感さえ致します。・・・(中略)
 松井市長におかれましては、8月6日の式典には市長として初めて臨まれるわけですが、広島市長という立場からだけなく、自ら思いを込めて「広島平和宣言」をお書きになり、読み上げられていることと思います。そこには是非、「エネルギー政策の転換」だけでなく、「原子核発電所」の廃止を盛り込んでいただきたく、「広島平和宣言」が、全ての核の廃絶につながるものになることを切望するものです。
 最後に、貴職のますますのご活躍と、平和への取り組みを期待しております。
     2011年8月6日 ピースサイクル愛知

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