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2011年7月29日 (金)

浜岡原子力発電所の閉鎖を求める申し入れ

  ピースサイクル愛知&浜松
 27日の午後4時30分から、中部電力本店に出向き、「浜岡原子力発電所の閉鎖を求める」申し入れを行った。参加者は12人。
 この日、中電はどのような対応をするか注目していたが、私たちの要望に副って、部屋を用意し、要請事項にそれなりに答える対応であった。回答は、マスコミ報道以上のものはなく、例の18メートルの防波壁の建設などを例に「安全に努める」といった内容であった。ただ、やはり原発の「安全神話」が崩壊した事実の前では、「絶対」という言葉はもはや禁句となっており、使われることはなかった。また、参加者の「廃炉」を求める発言には、目をそらさず聞き入る風ではあった。
 私たちは、申し入れ書を読みあげ、同時に「浜岡原子力発電所の閉鎖を求める」48通のメッセージを手渡した。申し入れの文書は以下の通りである。浜松の仲間も連署した。

  中部電力(株)社長 水野 明久様
  今にして悔やまれるのは、1979年のアメリカ・スリーマイル島の原発事故、1986年のソ連(現ウクライナ)・チェルノブイリの原発事故は、3月11日の東日本大震災、東電・福島原発事故への“警告”だったかもしれないということです。
  そして私たちは、石橋克彦さんが提唱された“原発震災”の可能性、重大性をもっと真剣に、もっと謙虚に、もっと現実感をもってうけとめ、国の政策に反映させ、貴社をはじめとする電気事業者に提起し、原子力発電からの撤退を粘り強く迫るべきだったという思いが募るばかりです。
  この悔いさえ残る思いは、今も強くなることはあっても消えることはありません。中部電力さんは、どうお思いでしょうか。
  これまで政府も電気事業者も、危険であることを知っていればこそ、原子力発電の絶対的な安全性を強調してきたのではありませんか。しかし、その絶対的安全性が崩壊した今、そして何より、30年以内の発生の可能性が84%といわれる東海地震(東南海地震、南海地震の同時発生も)の、震源域真上にある浜岡原発の重大な危険性は、不可避とも言えるでしょう。
  それ故、菅総理の浜岡原発全機停止要請とそれを受け入れた中部電力の対応を私たちは高く評価します。
  このうえは、様々な困難を乗り越え、この日本のみならず、世界の先駆けとなる、電気事業者として、原子力発電からの撤退を決断し、その証となる「浜岡原子力発電所」の閉鎖の声明を出されてはいかがでしょうか。私たちは、それを強く望みます。
  本日、ピースサイクル愛知として以下の要請をします。
  
1、電源としての原子力発電をやめ、原子力発電所の新・増設計画を白紙に戻し、浜岡原子力発電所を閉鎖してください。できるだけ早く、その声明を発表してください。
2、冷温停止中にある核燃料、使用済み核燃料の安全管理を徹底し、いかなる状況の下でも、放射性物質の放出、流失、浸潤などがない処置を確実なものにして下さい。
3、放射性の濃度に関係なく、全ての核廃棄物は、厳重管理のもと、貴社の敷地内に保管してください。
4、原子力発電に代わる、再生可能なエネルギー源の開発、拡大に集中してください。過渡的には、石炭、石油、天然ガスなどの火力発電の採用も避けられませんが、CO2などの排出をゼロに近づける研究開発と投資も進めてください。
5、これらの問題は、国の政策、企業努力が大ですが、同時に市民の英知の結集も欠かせないと考えます。そこで、原子力の専門家ばかりでなく、「脱原発、卒原発」に向けた市民・市民団体などを加えた話し合いのテーブルを用意されてはいかがですか。そのためには、全ての情報を開示することが重要になります。
  以上について、ぜひご検討ください。          
                                                  以上。

                       2011年7月27日
                  ◇ピースサイクル愛知
                 <名古屋実行委員会>
                  ◇ピースサイクル浜松

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