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2011年7月 7日 (木)

水曜フォーラム7月例会・2

  名古屋市議会の現状と展望
 次に、「議員」についてであるが、これも機会あるごとに言ってきたことが多い。
  まず議員の「資質」について考えたが、それは、立候補にあたっての「公約」と、任期4年間の実績を検証するほかないと思う。世襲、選挙基盤の継承、知名度だけの議員かどうかは、つまるところ有権者の選択眼によるといっていい。むしろ議会活動だけでなく、市民運動、NPO活動、ボランテアなどに興味と関心、参加の姿勢からも議員の「資質」を測ることはできると思っている。端的にいえば、後援会バス旅行オンリーは、守旧派の典型であろう。
  第2に、「議員は政治家たるべし」というのが私の主張。地方議会の議員であっても、政治的信条、主張をもっているかどうかは決定的である。
 議員を地域の利益代表、世話役程度にしか認識しない、利用しない風潮は、有権者の側に大きな問題があるが、票のためにそれに迎合する議員も少なくない。そのような役割もないとは言わないが、地方議員も「政治家」であるという自覚が、社会問題を惹起させ、民度を高め、強いては町の発展、危機意識、危機管理にも有効となると思うのである。
  また、議員は、理想的すぎるかもしれないが、バランスの取れた各界・各層、各年代、両性からなる10人のブレーン、100人の支持者を活動の基礎におければいいと思う。議員の個人的な力量は政治の世界では必須であるが、地方議会にあっては、「民意」をすくい上げる意味では、ブレーン、支持者の知恵と情報は欠かせないであろう。
  最後に、議会における無党派市民の議員、女性議員の一定数の存在は、健全な議会のバロメーターと私は見ている。地方議会の議員の構成を改めて見てみること、北欧など外国の例などと比較してみるのもいいだろう。
  そして「有権者」についてであるが、結論だけをいえば、議会制民主主義は、一票の力を信じて有権者が育てるものという認識が欠かせないと思う。選挙においては、しがらみを解き放して議員の「正」を評価し、「負」の部分を見極める、その種の“審美眼”をもつことだと思う。また、時代に沿った議会改革は必要で、議会外での、直接請求、請願、意見書運動も有効である。
 更には、選挙区の議員に意見を寄せる、議員の話を聞く機会を持つことも有効であろう。何より一市民として、市民運動、労働運動、住民運動、NPO、ボランティア活動などに参加することだと思う。
  そして思う。いまや「大量消費、飽食の時代」は終わりつつあり、新しい価値観に目覚めるべき時だと。 
(続く)

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