« 水曜フォーラム・5月例会・1 | トップページ | 水曜フォーラム・余話 »

2011年5月11日 (水)

水曜フォーラム・5月例会・2

  これからを考え、続編は「第3の社会論」へ
 今日の私の意見発表では、資料としてこのレジュメと「C&Lリンクス愛知・第66号」を提出した。しかし、やはり現状認識の域から出るものでなく、思いつきのもので未完のまま、以下を提起した。
●日本における脱原発社会へのロードマップ
①「第3の社会(制度)論」があるかどうかの結論は得ていないが、その項目の一つに「核の脅威からの解放と脱原発社会は同一線上にある」というのはあげていいだろう。
②核兵器と原子力発電は、同じ「核」の脅威であるという教育を普及させる。
③政府が策定している「エネルギー基本計画」を撤回させる。原子力によらない新たなエネルギー計画に英知と人と予算を集中させる。
④エネルギー消費には限度がある(無限ではない)という生活感覚を普遍化させていく。
⑤現在の政治、社会の在り方、私たちのくらしは、やっぱり問い直されなくてはならない。(未完)
 以上である。
 さて、参加者からどんな意見、提起があったかといえば、「現状認識」の切り口にもいろいろあったが、「これから」を拾い出してみると、項目、抜粋だけで説明は省くが以下の通りである。
①・・・日本の経済成長は、原発安全神話と非正規雇用労働者や女性差別の上につくられてきた。こうした社会構造を、脱原発と公正な社会へ転換するのは今しかない。
②日本再生のテーマは、Ⅰ、日本は今後、どんな国の形をつくっていくのか。Ⅱ、エネルギーをどうやって手に入れていくのか、に集約されると思う。
 Ⅰ、についていえば「高福祉、高負担の国に変えていく」ことだ。これは、高負担に耐えられない貧困層を切り捨てるものでなく、全体として生活レベルは下がるけれども、「生きていくに必要な環境-生活費、住宅、福祉、医療、教育」は保証される。
 Ⅱ、ついていえば、「脱原発をやりぬく」ことだ。これは「日本が世界の『脱原発のエネルギー・リーダー』として地位を獲得できるチャンスでもある。」付言すれば、原子力(原発)の利権にまみれてきた自民党に較べ、「浜岡原発をとめた民主党が政府であるのは、日本として幸運」だった・・・。
③日本再生への基本的視点として(1)単なる復旧、復元で終わらないこと。(2)時代の転換点として捉えること(国のかたち、社会の姿、人々の暮らし方、の根源的見直し)(3)これ迄の日本の方向性であった点の論議を深めること⇒「均衡」均衡ある国土の発展の画一性重視の転換。⇒「集中」中央集権、東京一極集中からの転換⇒「効率」“もっと、もっと”からの訣別。他・・・。

 こうした議論を踏まえ、次回の6月例会は、「第3の社会論-どういう日本にするのか」というテーマになった。このテーマについては、このフォーラムの発足時点で私が提起した課題であったが、「結論」に当たると考えてきたので保留してきた経緯がある。従って次回は、このフォーラムの「中間的まとめ」として位置付け、過去のテーマを検証してみたいと思う。

|

« 水曜フォーラム・5月例会・1 | トップページ | 水曜フォーラム・余話 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 水曜フォーラム・5月例会・2:

« 水曜フォーラム・5月例会・1 | トップページ | 水曜フォーラム・余話 »