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2011年4月30日 (土)

「浜岡原発、現地からの報告】集会

 脱原発社会-新たな文明モデルとは?
  「福島原発事故の影響はどうなる?浜岡原発、現地からの報告」という集会があり参加した。開会の直前に会場入りしたときすでに満員状態であったが、私は壁際の椅子席に何とかもぐりこむことができた。テレビ局一社が取材に来ていた。報告は3つ。呼びかけ団体は4つ。
●講演1:放射性物質による被曝 ~内部被曝を中心に~ 講師:松井英介さん
(元岐阜大学医学部・放射線医学。日本呼吸器学会呼吸器専門医。日本肺癌学会及び日本呼吸器内視鏡学会特別会員。主な関連著書:『国際法違反の新型核兵器)「劣化ウラン弾」の人体への影響』(2003耕文社)。
●講演2:福島原発事故により放出された放射性物質の農作物などへの影響 講師:大沼章子さん
(元愛知県衛生研究所所員 永年環境放射線の調査を行なう。
●講演3:浜岡現地から 講師:松谷 清さん
(新潟県柏崎市生まれ。静岡大学工学部中退。87年から静岡市議会議員を3期12年務める。「浜岡原発とめよう裁判の会」共同代表。「虹と緑の500人リスト運動」共同代表、川田龍平参議院議員の政策秘書などを経て2009年から再び静岡市議会議員。ブログ:
http://blog.goo.ne.jp/matsuya-kiyoshi/ まつや清の日記。 )
◆ 呼びかけ団体:核のごみキャンペーン・中部/不戦へのネットワーク/東海民衆センター・名古屋生活クラブ
 それぞれパワーポイントを使ってのお話であったが、前2者は、やや専門的な内容で、データの数字、普段耳にしない用語が頻出してついて行くのが大変だった。消灯の下でメモも取れなかったのは残念。
 松谷さんの話は、原発震人災を受けての、市民の側からの運動の紹介と自らの体験といったところ。話は「希望に向かって」として、5つのことが柱であった。
1)若者たちとの連帯・・・賛成でも反対でもないという若者と、どう切り結ぶのか。
2)幅広い連帯・・・脱原発首長の連携、経済界との連携、海外との連携。河村たかし名古屋市長を動かして中電に申し入れをさせよ、とも。
3)チェルノブイリ後の脱原発法制定の挫折・・・政府の原発14基の新規建設の見直し、更新を認めない、他。
4)原発震災との向き合い方・・・(チェルノブイリ)脱原発調査団の形成、他。
5)いくつかの課題
①浜岡原発停止・新仮処分申請。
②住民投票・国民投票。
③原発事故の損害賠償・復興財源。
④新たな文明モデル。
 話の中で、浜岡原発については即時停止が基本であるが、「東海地震が来るまで」「バックチェックが終わるまで」「津波対策ができるまで」といった段階を踏んだ考え方もあることを紹介していた。「東海地震が来るまで」については、日程は定められないから、実質的に「即時」ということになると私は判断した。
 また、「新たな文明モデル」について言及はなかったが、思うに「脱原発社会-中長期的な電力シフト-再生エネルギー」というのもあれば、現実的な「核汚染列島(社会)での暮らし百年」もあるし、「政治・経済・国際関係」そのものの変革とそれへの積極的参加。「情報公開の徹底」と「業界紙」と化したマスコミを何とかしなければならないだろう。
 ぎっしり詰まった3時間半であって、何が得られたかは定かではないが、もう一度資料を読み直してみようと思う。 
(原発震人災を考えう・9) 

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