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2010年10月10日 (日)

京都にちょっと

 いつも行くが、行かないところへ
 夕方、知人と会うため大阪に行く約束があった。場合によっては1泊になるかなと思って、それなりの用意をして出かけることにしたが、例によって“ちょっと道草、寄ってみよう”と思い、10時過ぎに家を出た。
 午後の出発だったのを思いつきで変更したので、何も準備なしで飛び出していた。車中で思いを巡らし、“京都の、いつものコースにするか”と気軽に考えて、京都駅から地下鉄に乗り、四条烏丸で下車した。ここから四条河原町まで地下遊歩道が繋がっているが、今回は途中の「大丸」のある所から地上に出て歩いた。正月3が日ほどではないが、歩道が狭いこともあって、混雑していた。暫くして利用することも多い、京都セントラルインを通り過ぎた時、京料理風といっていいのか「たごと」が目に入ったので、まだ昼前であったが、吸い込まれるように入ってしまった。
 食べる話はまたにして先を急いだ。八坂神社では、神楽殿で結婚式が行われているところで、斎主が神前で祝詞を奏上し、三々九度の杯を交わす儀式の最中であった。“他人の結婚式だ、何が面白いか”と思い、一瞥して円山公園の坂本龍馬、中岡慎太郎の銅像前に出た。しばらく見つめ、そこから隣接する知恩院に行った。ここまではいつものパターンであった。
 知恩院では、2011年(平成23年)の、「法然上人800年代遠忌(だいおんき)」を前にして、建物の新築、増築工事が行われていた。それを見やりながら今日は、いつもと違って、三門横にある庭園に入ってみた。
 入るとすぐ池があって、その中央に観音石像が建っていた。また小さな枯山水の庭、友禅庵(茶席)、華麓庵、白寿庵(茶席)といった庵(いおり)を回ったが、名園数ある京都では特別秀ている、とはいえないなと思いつつ、つぎに「女坂」を通って御影堂(みえいどう)前に出た。広い場所に団体客も多い中、スピーカーを通して読経が続いていた。私は知恩院の象徴的建物であるこの御影堂には寄らず、一度は覗いてみたいと思っていた「方丈庭園」をひたすらめざした。
 この方丈庭園は、東山を背景とする回遊式庭園であるが、それほど広いものではなかった。やはりここも、名園数ある京都では特別に秀ている、とはいえなかった。ただ長年の望みがかなえられたこともあって、それに満足感を得た感じであった。庭内勢至堂横から坂を上がると山亭庭園に出るが、ここは庭園といっても特別なものではなく、知恩院では一番高いところにあって、京都市内が一望できる、そんな場所であった。全体として高層ビルの少ない風景であるが、10数階建てと思われるマンション風建物が一つ目についた。こういうものには規制をかけてほしいと思った。
 帰路は、まだ緑の濃い木々の中、階段を上ったり下りたりしながら、やはり“来るなら、紅葉の時期かな”と思ったものだった。時間を気にしながら、知恩院から青蓮院に向かったが、ここでの拝観の感想は、別の機会としたい。
 河原町三条から京都市役所前に出て、そこから地下鉄に乗って京都駅に出て大阪に急いだ。
 (追い書き)

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