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2010年9月 6日 (月)

国鉄闘争の終結と国労

 組合組織はどうなるのであろうか
 雇用問題を残して、23年にわたる「国鉄闘争」の終結を、改めて国鉄新聞(号外:国鉄闘争に連帯する会版:最終号・8月20日付)は伝えている。つまり、支援組織の実質上の解散である。
 和解内容については、一組合員の立場からすれば、納得できるものでないであろうことは、想像するに難くない。にもかかわらず、受け入れざるを得ないのは、外堀、内堀も埋められ、「国鉄闘争」という天守閣のみを残していては、籠城戦すらも闘い得ない状況であり、これ以上の戦略が見いだせなかったということであろう。
 一支援者、
というのも憚れる、私の関わり方からすれば、和解=終結についてあれこれをいう気持ちはないが、終結後の国労の行く末が気になるところだ。
 かなりはっきりしていることは、もう5~6年もすれば、闘争開始時30代であった組合員のほとんどは、定年退職してしまうであろうことだ。JRになってからの新入社員が、国労にどれほど加入したかは知らないが、決して多くはないだろう。その組合員が国労の組織を引き継いでいくことはかなりきついに違いない。つまり、1047名の解雇撤回闘争の終結は、ひょっとして国鉄労働組合の解散への秒読みの始まりなのか、と思ってしまうのである。
 JR(旧国鉄)には、JR各社ごとに組合があり、その他にも「千葉動労」のような組合もあるが、その実態を私は知らない。けれど多数組合はともかく、少数派組合は、この先定年退職者を抱え、高齢化=組織数の減少という、大小の“津波”を受け続けることになる。
 1970年代に跋扈した、官民どの「少数派労働組合」も、同じ状況であろう。私もその中に抱合される一員ではあったが、一足先に退職し、定年年齢も超えてしまって今がある。現場から離れて10余年、支援、助力も薄れつつある。それでも何かできることがないかなと思って、ミニコミ誌などを出しているが、なんだか寂しい気はしているのである。

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