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2010年9月28日 (火)

リニューアル「労働情報」

 800号の歴史に付き合う
 「労働を 生活を 社会を変える」をキャッチフレーズに、1977年4月15日創刊(同年2月25日に準備号刊)の「RJ 労働情報」が、10月1日号で800号を迎え、それが今日届いた。
 この号では、「800号記念特集」が組まれているが、創刊当時の状況から今日至るまで、30年余りの歴史をかすめるように思い起こさせる寄稿もあって、創刊当初からの読者であり、一時期、名古屋支局を任されたこともある私にも、本誌とは別の「私家版800号史」がないわけではない。多分、全国で同じように感じ、思いを抱いている人も多かろうと思う。
 ということは、創刊当時から編集発行、支分局を担った人、そして読者の多くは60歳をはるかに超え、鬼籍に入られた人も少なくないということでもある。
 800号から、文字が少し大きくなったことで、B5サイズからA4に変わり、表紙などのデザインも一新された。それもあるが、やはり内容での進化がどうであるかということになる。冒頭の「労働を 生活を 社会を変える」というフレーズも、当初からあったわけでなく、特に「生活」が加わることによって、誌の表情というか、服装(よそおい)というものに変化が生じたように思う。それは「労働情報」の持つ、労働運動、労働争議、組合・ユニオン活動という領域から、社会・生活領域にスタンスを広げるものだった。2004年ころには「在宅介護8年を終えて」とか、「食のグローバル化と命」といった記事も散見された。ただやはり、この領域は扱いづらいのであろう、系統性、継続性はないように思われた。
 また、少し前の「中国人研修生事件」のルポとか、継続して記事となってきた国鉄問題、沖縄からの知られざる現地報告、海外からの労働短信など、価値ある内容もあって、これまで購読を続けてきたが、取材に限界があるのであろう、内容が首都圏に偏るという傾向は否めず、地方にいて読者を拡大するという点では寄与できて来なかった。
 「労働運動誌より情報誌」という位置付けが、これからも基軸であろうが、マスコミやインターネット情報と重複していたり、鮮度が落ちた情報では見放される。情報が運動の現場で生かされる、勇気づけられる、そんな相互関係になればと思うが、時流、争議現場の推移は単純でないから、簡単ではないだろうが。私のできることは、些少だがカンパすることくらいかな。
<労働情報:毎月1日、15日発行、1部税込525円、年間10400円>

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