« 水曜フォーラム9月例会(1) | トップページ | 菅と小沢の代表選 »

2010年9月 2日 (木)

水曜フォーラム9月例会(2)

 消費税について、賛否あり
 参加者の切り口は多様であったが、その流れを私はこんな風に受け止めた。
 まず税収(課税)の在り方について“とーごーさん(10,5,3)”“クロヨン(9,6,4)”といわれる不公平税制の問題があって、その中でやはり高所得、高負担(個人だけでなく、法人税の累進課税の強化)は、当然だとして合意されたところだ。
 次に税金の使われ方の問題であり、無駄な公共事業や省庁で重複するものを取り除くことはもちろん、行政改革に聖域を設けないことも理解された。そしてさらに、「税金の国民への還元」というテーマが語られた。これは「高福祉、高負担」の議論の一角に通ずるものである。その一例として、経済学者・中谷巌氏が提唱する「還付金付き消費税」が紹介された。これは、「消費税を相当程度上げるが(たとえば20%)、それに伴い、全国民に一定程度の金額(例えば15万円、家族4人で60万円)を還付するという考え方」だという。
 仮に年間200万円の消費家庭では、40万円の消費税を払い、60万円の還付を受けるから、20万円が差額として得られる(消費税は、マイナス10%)。一方、高所得者が年間2000万円を消費するとすれば、400万円の消費税を払い60万円の還付を受けるから、340万円の納税(消費税17%に相当)となる。累進課税の一つの形である。 
 これはお金持ちからみれば不公平ということになろうが、可処分額が概算180万円と1660万円であり、これを見較べれば、高額所得者に文句はいわせない。ちなみに年間400万円の消費家庭では、20万円の納税で消費税は5%という計算になる。(という低所得者救済型の税制は、その国の政府の政策次第ということになるのだが)
 さて議論が進んで、結局「消費税増税に、賛成か反対か」ということになったが、その前に一つ付加すれば、条件付きというその中に、私も付与した「消費税は、福祉目的税とする」というのもあったが、「目的税というのはかなり怪しい」というのも一つの結論であった。つまり税金の使われ方は、闇の中にあって検証できない、というのである。
 そうして、本来「消費税、賛成か反対か」という二者択一の問題ではないが、あえてカウントすれば、9人中6人が、どちらともいえない、または条件付きを含め止む無し、3人が反対、ということであった。

|

« 水曜フォーラム9月例会(1) | トップページ | 菅と小沢の代表選 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 水曜フォーラム9月例会(2):

« 水曜フォーラム9月例会(1) | トップページ | 菅と小沢の代表選 »