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2010年8月 9日 (月)

田上 富久長崎市長への平和メッセージ 

秋葉広島市長への平和メッセージと同主旨のものであるが、長崎原爆忌に鑑みここに掲載する。

平和へのメッセージ
 

 梅雨時の、集中豪雨による洪水、土砂災害が九州、四国、中国地方をはじめ全国から伝えられていたかと思えば、梅雨明けと同時に、例年にない暑さが、日本列島を包み込んでいます。
 暑い夏、それは熱い夏、そして灼熱地獄の長崎、広島の原爆を思い起こさせずにはおきません。65年目の夏もまた、私たちは思いも新たにして、長崎に、広島に思いを馳せています。
 長崎市主催の「被爆65周年原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」開催にあたり、私たち「ピースサイクル愛知ネット」から、平和へのメッセージをお届けいたします。
 8月9日、長崎市民、そして全国民にとって忘れることのできない被爆65周年を迎え、原爆の犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、この悲劇、罪深きことを再び繰り返さないために、今を生きる私たちは、世界の恒久平和を実現するために努力を続けていきたいと思っています。
 さて、今年で25年目、四半世紀の節目を迎えた「ピースサイクル」ですが、6月の「沖縄ピース」を皮切りに、全国での取り組みが始まり、私たちが参加する [東海道・山陽道コース]の本隊は、7月26日に、豊橋で静岡(浜松)の仲間からリレーを受け、陸上自衛隊豊川駐屯地、岡崎市経由、豊田市、みよし市、日進市、名古屋市へとつなぎ、28日には、名古屋市、愛知県、航空自衛隊小牧基地を訪問し、その後に岐阜の仲間に引き継いだところです。
 
 ところで、核兵器廃絶の動きにつきましては、本年5月にニューヨークで「NPT 再検討会議」が開かれましたが、その中の大きな課題「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の問題は、2008 年4 月の「NPT 再検討会議準備委員会 ジュネーブ(スイス)」における同文書の発表から始まったものと記憶しております。
 そしてその流れは、2009年5月18日、ノーベル平和賞受賞者17人が連名で、「ヒロシマ・ナガサキ宣言」を発表。6月17日、衆参両議院において日本政府に核兵器廃絶に向けた取組強化を求める決議が全会一致で採択。7月07日、オバマ米大統領とメドベージェフ露大統領が、第一次戦略兵器削減条約(START1)の後継条約で戦略核弾頭数の削減、新たな核軍縮条約を締結するという共同宣言を発表。8 月には、長崎市で第7 回平和市長会議総会が開催され、10 月には、国連総会での活動を活発に行い、本年5 月「NPT 再検討会議 ニューヨーク(アメリカ)」に至ったものであります。
 この「NPT会議」における合意は、核兵器の廃絶を願う全世界の人々の期待に応えるには、決して十分なものとは言えませんし、オバマ大統領への期待は尻すぼみになった感さえ致します。
 しかしながら、NPT再検討会議の最終文書が、核兵器禁止条約に初めて言及した点は評価され、また去る7月29日の、核兵器禁止条約締結に向け、2011年の国際会議開催を各国に求めることなどを柱とした「ヒロシマアピール」が採択されたように、あるいは、6日の広島原爆の日の平和記念式典に、潘基文国連事務総長やルース駐日米大使が初参列する点など、また一歩前進したと受け止めることができます。

 田上市長におかれましては、今年も8月9日の式典で、長崎市長という立場からだけなく、自ら思いを込めて「長崎平和宣言」をお書きになり、読み上げられていることと思います。私たちもその「宣言」に接するにつけ、新たな認識と決意を覚え、勇気をかきたてられてきました。
 最後に、貴職のますますのご活躍と、核兵器の廃絶、平和への取り組みを期待しております。

             2010年8月3日
        ピースサイクル愛知ネットワーク

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