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2010年5月28日 (金)

防衛庁、都庁、東電、国会

 国会ピースサイクル・全国行動
 恒例となったピースサイクルの春の行動「国会ピース」が取り組まれた。
 最初の訪問先は、市ヶ谷の防衛省で、申し入れの内容は焦眉の課題である「米軍普天間基地の即時・無条件閉鎖を求め、沖縄県内移設に反対する」という要請であった。要請文の中には、普天間基地問題に関連して「日米安保条約の見直し、破棄をすること」も盛り込まれた。これは本質的な問題であると理解してはいるが、この運動の中では、掘り下げた議論はしていない。29日の議論で私は、別の観点から問題提起をした。
 東京都・教育委員会では、石原都政のもと、過酷を極める「日の丸・君が代処分」に対する抗議が主たるもの。例えばこんな例もあった。3月31日で定年退職の教員に対して、3月30日付で「停職1か月」の処分を下したのである。何を考えてのことだかは知らないが、少なくともこの教員は、一般的に行われている定年後の「非常勤・再任用教員」には採用されなかった。
 東京電力では、これも昨年とほぼ同じ内容であるが、一つは、柏崎・刈羽原発6・7号機運転の強行再開、1号機再開の動きへの説明を求め、抗議。新潟沖地震で耐震性の信頼が大きく揺らいでいる原発は、どの電力会社でも共通する「耐用年数」「核廃棄物処理」「プルサーマル・プルトニウム」等々の問題が解決できないまま、エネルギー需要を名目に運転再開、続行、新規建設を目論んでいるのである。
 確かに電力会社だけでは解決できない「国策」としての原発問題であるが、太陽光発電など自然エネルギーを活用する方法が進まないのは、発電量だけでなく「採算性」も大きい。東電が、現在の全発電量の中で原発依存度を高める計画を持っていることに私たちの危機感は募るばかりであった。
 鳩山首相・岡田外務大臣あての申し入れは、「日本軍性奴隷制度-『慰安婦』被害者が、一人でも多く生きているうちに謝罪と補償を、世界と日本の世論に従うこと」であった。これについては、対応した民主党・岡崎トミ子参院議員も長く取り組んできたとのことで、解決に向けた努力が約束された。
 もう一つの鳩山首相宛てのものは「米軍普天間基地」問題で、普天間基地の即時閉鎖・返還を求めた。この問題については、さすが、というか党・内閣と一議員としての立場には微妙な違いでもあるのか、岡崎トミ子、山根隆治両参院議員とも歯切れが悪かった。
 午後五時半を過ぎ、鳩山首相の普天間基地移転問題に関する記者会見の時間が迫る中、この日の全行動を終えた。この後、普天間基地をめぐる集会が二か所で予定されていて、それぞれ自主参加ということで散会した。私は、APWSL(アジア太平洋労働者連帯会議)の関東運営委員会にオブ参加するため、地下鉄・東京メトロ・半蔵門線・永田町駅に向かった。 
(追い書き)

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